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久しぶりに仕事で訪れた石川県ですが、初日は到着が遅い時刻になってしまったため、そして二日目は豪雨でホテルから外に出るのが面倒になってしまったがために、“北陸の海の幸”を堪能することは叶っていませんでした。
そうこうしているうちに石川県を離れる日がやって来たわけで、27日(水)は次なる目的地となる大阪府への移動日です。

ただ、石川での取材が順調に進んだため、当初の予定では水曜の午後に移動開始のつもりだったのが、午前中からの移動という余裕あるスケジュールになりました。そして偶然ですが、金沢市にいたのはまさしく“お昼ごはん時”だったのです。
そこで急遽、金沢市でお昼ごはんを食べていくことに。助手席のカメラマン氏がi-Phoneを駆使してよさそうな廻転寿司の店を発見、暖簾をくぐってみました。


訪れたのは「もりもり寿し」の藤江店。店名はファニーな感じですが、店の雰囲気は廻転寿司にしては高級感を訴えているような感じ。メニューを見ると、単なる安さが売りというタイプの店ではなく、品質にこだわった本格的な“寿司屋”であろうと想像出来るものでした。
お得なランチメニューもありましたが、せっかくなのでお好みスタイルでチョイス。写真は左が「生ほたるいか」、右が「白えび(富山特産)」と、しっかり北陸らしい海の幸もラインナップされていたので、美味しくいただくことが叶ったのであります。このほかでは、「のどぐろ」や「ぶり」なども堪能出来ました。「ぶり」は炙りやトロの部分など、4～5種類がメニューに並んでいたりして、さすがは廻転寿司発祥の地らしい激戦区という印象。ホントに北陸は廻転寿司もレベルが高いのであります。


念願叶って海の幸を堪能した後は、一路関西まで移動。
北陸自動車道 → 名神高速というリレーですが、北陸道では福井県内で寝台特急「トワイライトエクスプレス」とすれ違いました。大阪から札幌に向かうダークグリーンの車体は格調高い感じでしたが、たぶん間近で見ると径年劣化が酷いのかな、とも思ったりします。いずれにしても一度は乗ってみたいものですが、果たして乗車の夢が叶うのと、廃止されるのはどっちが先になることやら。


連休直前の高速道は混雑も特になく、順調に大阪入り。夕食をどうしたものかと思慮した結果、宝塚市で通りすがりに見かけた「炭火焼鳥専門店 まさや」に入ってみることに。
焼鳥屋さんというと店内は煙がもうもうと立ち込めていて、ビールジョッキを片手にした中年男性の巣窟･･･、というイメージが無きにしも非ずですが、このお店はそんな雰囲気とは無縁。店内にはジャズが流れていて、シックで落ち着いた感じです。お客さんも女性同士という方も多いようで、こうした雰囲気も人気なのか首都圏にも進出を始めているそうです。
味の方も文句無し。秘伝のタレとやらが各テーブルの上に置いてあり、これをちょっとつけて食べることを店としてはお薦めしているそうで。試してみたら、たしかに美味しい。ただし秘伝のタレはニンニクが相当きつく効いているので、このタレの美味しさを共有できるカップルには、真実の愛があるだろうと思います。


ところでこのお店で食事をするために、近くにあったコインパーキングに車を停めました。
一帯にはいくつかコインパーキングがあったのですが、こちらの業種も激戦区のようで料金の安さ合戦は相当なもの。私が停めたところは入庫から30分間は無料となっていました。近所にはスーパーマーケットもあり、ちょっとした買い物なら駐車料金をタダで済ませられてしまいます。そこまでして駐車場は商売として成り立つのでしょうか？

そんな駐車場でちょっと驚いたことが。
社用車1号機(日産フーガ 350XV)の全幅は1,795mmありますが、どうやらこの近隣では軽自動車の全幅は1,000mm程度しかない模様です。
いくら“軽自動車専用”のスペースを謳っていても、さすがにこの横幅では停めることは出来ないと思いますが･･･。