
2泊した「
ホテル函館ロイヤル」を規定時刻いっぱいの午前11時にチェックアウト。昨日付のエントリにも記したように、ハードウェアの古さは正直なところ隠せないですが、地元の老舗ホテルとしてサービススタッフのレベルは決して悪くない印象です。立地はやや目立たない場所にありますが、比較的安価なプランも用意されているので、覚えておいて損の無いホテルかと思います。
チェックアウト後は社用車1号機(
日産フーガ 350XV)で、函館で最初の“ミッション”をこなすために移動。そのミッションとはみやげ物の調達、アイテムは「甘納豆」です。函館と聞いて甘納豆を思い浮かべる方はまずいないかと思います。事実、観光客が店を訪れての土産需要というのは、売り上げ全体の中で僅かな部分のように想像出来るからです。
訪れた店は五稜郭駅の近くにある「
石黒商店」。雑穀問屋として創業、平成元年に市内で唯一残っていた甘納豆店を引き継いで“はこだて甘納豆”というフレーズを冠して、甘納豆専門店として営業を続けています。店内には餅や最中の和菓子も数種類はありますが、ショーケースにズラリと並んでいるのは甘納豆。9種類の豆から作られた甘納豆は保存料や着色料を一切使っておらず、豆本来の美味しさを楽しめる上品な甘さとなっています。
私自身、全国あちこちを訪れてきていますが、さすがに甘納豆専門店というのはこの店が初めて。今回は“しろぶぅさん”の強い要望により、食べきりサイズのパックと和菓子がセットになった「お試しセット」と、甘納豆各種の詰め合わせを購入しました。
ミッションを無事に終えた後は、社用車1号機にガソリンを満タン給油してから、昨日に続いて「
オートサービスたかはし」を訪問。今日は社用車1号機に、ちょっとだけ手をかけてもらう案件を抱えての訪問でした。
実は洞爺湖でのラリー取材、その2日目に“事件”は起きました。朝一番のSS11を撮影後、サービスパークへと戻るために競技車両が走ったステージを通って帰途についたのですが……。DAY1から合計で3回のリピートステージとして設定されていたグラベル(非舗装路)ステージは、ウェットコンディションだったこともあって深い轍が掘れてしまっていました。
もっともグラベルの道が似つかわしくない
日産フーガ 350XVですが、走破性能は意外と悪くありません。ボディこそ大柄ゆえにメディア用の駐車スペースが限られる場合はステージへの乗り入れを遠慮することが多いですが、前後オーバーハングは意外と短めですし、ステアリングの切れ角も大きめなので思った以上に小回りも利きます。後方や左側面前方についてはモニターカメラも備わっているので、これは狭い林道でも便利。FR(後輪駆動)のグレードなので4WD仕様には劣る面もありますが、これまで各地のラリーステージを取材で訪れて難儀したということはありません。
事実、今回もSS11進入の段階でそこそこに轍は掘れていましたが、そこは巧くかわしてやることで難なくメディアポイントに到着。駐車スペースは急な上り坂だったのですが、ここも特にバンパーやアンダーボディを擦るようなこともなくクリアしていました。
ところが最後の最後で油断したか、轍に入らないようにライン取りしながらゆっくり進んでいる過程で、ちょっとラインを外してしまってタイヤを轍に落としてしまいました。このためにエンジンの下回りに装備されているアンダーカバーの一部を破損してしまい、めくれあがるような感じになってしまっていたのです。
そこで「
オートサービスたかはし」では前後2ピース構造となっているアンダーカバーの後ろ側を取り外してしまうことに。果たしてガレージジャッキでフロントを持ち上げてみると、カバーがめくれ上がっているのみならず、当然ですがボディの下回りは泥だらけ。さらにフロントメンバーの中などには砂利や泥が入り込んでおり、放水で取り除いてみると小さなバケツに一杯分くらいの砂利や泥を洞爺湖から“お土産”として持ってきていたことも判明しました。
走行距離から言えば帰京後にはディーラーでエンジンオイル交換をお願いすることになるのですが……。
2011年8月4日付のエントリでも記したように、ディーラーの担当者は当方のちょっと特殊な仕様環境を理解されていますが、さすがに今回は呆れられてしまうかもしれません。
日産フーガ|アンダーカバー(リアピース)取り外し
Posted at 2011/09/14 16:21:29 | |
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日産フーガ (Y50) | 日記