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2011年10月18日 イイね!

冬の準備も考える季節

冬の準備も考える季節季節は秋になり、各地からは収穫や祭りなどの話題が届くようになりました。つい昨日まで厳しい猛暑にさらされていたようにも思えてしまいますが、9月いっぱいを以て「クールビズ」を終了させたという企業や官公庁も多く、間違いなく季節は秋へと移り変わっています。

しかし、北国からはこんなニュースも。

●北海道・旭川市で初雪 史上2番目の早さ
日テレNEWS24  2011年10月3日 11時08分

同日、旭川市では観測史上2番目となる113年ぶりの早さで初雪が観測されました。また、滝川市では市街地でも雪が降り積もったということです。

気象庁が9月22日に発表した12月から2月にかけての冬期間の予報解説資料によると、北・東・西日本の日本海側では、平年と同様に曇りや雪または雨の日が多いとのこと。北日本の太平洋側では、平年よりも曇りや雪または雨の日が多く、東・西日本の太平洋側は平年同様に晴れの日が多いとされています。
気になる降水(降雪)量については、北日本の太平洋側が平年並みから多めの予想。日本海側は北・東・西日本ともに平年並み、ただし低気圧や寒気の入るタイミングによっては、北日本で一時的に大雪となる可能性があるとのこと。

振り返ってみると昨冬は大雪のニュースが目立っていました。
1月から2月にかけては東京でも降雪がありましたし、2010年の年末には福島県での豪雪によって300台以上、年末から年始にかけては鳥取県で同様に豪雪によって1000台もの車が立ち往生する事態も発生しています。

このように、雪に対しては自動車ユーザーとして何らかの備えが必要になりますが、その最も基本と言えるのがスタッドレスタイヤの装着。残念ながら東京をはじめとした非豪雪地帯ではその意識も低いようで、冬期間にスタッドレスタイヤに履き替えている車の率はそれほど高くありません。
確かに北国を訪れることが無ければ、年に数日あるかないかの降雪に備えてスタッドレスタイヤを用意するのは金銭的な面から躊躇してしまうことでしょう。しかし、降雪時に絶対に車を動かさないというのであればまだしも、チェーンすら装着しないで夏タイヤのままで走ろうとするドライバーが多いことには、呆れを通り越して怒りすら覚えてしまいます。

何度も記していることですが、自動車という1トンを軽く超える鉄の塊を、人間が自らの足では絶対に出せない速度で走らせるということの本質を、改めて考えてみるべきでしょう。その上で夏タイヤで少量であっても雪のある道を走ることが如何に危険であるか。それは30km/hや40km/hという市街地レベルの速度域ではもちろん、さらにそれより低い15km/hや20km/h程度であってもコントロールを失い、歩行者や自転車に甚大な被害、最悪は死に至らしめる可能性が極めて高いということです。

雪が降ったら夏タイヤの車では絶対に走らない。最低でもチェーンを装着した上で、安全を確保できる速度を遵守すること。万が一、出先で雪に降られた場合は、車で無理に帰宅しようとしないこと。これらを厳守できないのであれば、冬の間はせめてスタッドレスタイヤやチェーンといった当たり前の冬の備えを整えることが、自動車を運転するものに課せられた義務であり責任です。

また、自動車で年末年始に帰省を予定している方々は、絶対にスタッドレスタイヤを装着すべきです。
例えば比較的降雪量の少ない地域に向かうとしても、その行程中に雪が降る可能性の高い地域を通過することもあるでしょう。私も年末年始に行っている長距離ツーリングで、九州や四国、中国地方に関西と、あらゆるところで雪に遭遇していますが、夏タイヤのままで見るからに危なっかしい走りをしている車を嫌というほど目にしています。
数万円単位の出費は決して小さいものではありませんが、それをケチってしまったがために同乗している大切な家族や友人、恋人などを事故に巻き込んでしまう可能性があります。また、自損事故を起こして物損だけで済んだとしても交通事故は嫌な思い出になってしまいますし、万が一に他人を巻き込んでしまい死傷させてしまった場合に、負うべき責任は行政・司法・民事と想像を遥かに超える内容となり、自分はもちろん周囲の人や被害者とその関係者の人生を大きく狂わせてしまいます。
これらは冬に限らず交通事故を起こしてしまった場合に必ず直面することですが、ならば冬に車を運転するものの責任、そして義務として、しっかりとした備えを整えることが当たり前であり、それすら出来ないのであれば自動車を運転する資格は無いと言わざるを得ません。

こうしたことを理解していただいた上で、しっかりスタッドレスタイヤや最低限でもタイヤチェーンを備えていただき、それらは価格だけではなく性能をきちんと吟味して生命を預けるに相応しいアイテムを購入していただきたいと思っています。
 
Posted at 2011/11/01 20:40:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車全般 | 日記

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