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2012年に入り、ぼちぼち今年のモータースポーツカレンダーも全体像が見えてきた感もしている今日この頃。現状の予定では昨年同様に国内でふたつのシリーズを追いながら、日程との兼ね合いを見計らいつついろいろな関わりのあるカテゴリーの現場には、なるべく足を運んでいこうと思っています。

そこで3月後半くらいから稼働率が上昇してくるのが、長距離出張専用機でもある社用車1号機こと日産フーガ 350XV。既に当ブログでも記しているように総走行距離は19万km台に突入しており、このままの調子でいけばゴールデンウィーク前後くらいに20万kmの大台に乗ることになりそうな気もしています。

高速道路の定速巡航がほとんどゆえ、都心の渋滞を頻繁に経験して距離を重ねている個体よりは車への負担も小さく、コンディションは距離の割りには上々です。しかし、やはり距離を重ねることで消耗・摩耗が進む箇所も少なくありませんから、定期的なメンテナンスに加えてこれからは“予防交換”という観点からトラブルを未然に防ぐメンテナンスも必要になってくるところ。
そこで、今年のメンテナンス計画をちょっと考えてみました。

まず基本中の基本であるエンジンオイルとフィルターの交換については、従来通りに4,000kmを目安に実施していく予定です。さらに5万kmを目安としているATF(オートマチック・トランスミッション・フルード)は、前回の交換が158,750kmの時でしたから、21万kmを刻む前にはこちらも交換しておく予定を立てています。
細かい消耗品ではエアークリーナーエレメントやエアコンフィルターなどがありますが、こちらは昨年11月の継続検査(車検)で新品に交換しているので、当面は大丈夫でしょう。

走りに直結する部分として気になるのはブレーキパッド。前回の交換は2009年秋の継続検査時、この時の走行距離は125,347kmで前後ともに新品に換えていますので、11月の法定12ヶ月点検まで持つかどうかは、随時残量を確認しながら必要に応じて交換という流れになりそうです。
もうひとつタイヤについては、サマータイヤは2011年の春先に新品の「ADVAN dB(デシベル)」を装着しており、このタイヤでの走行距離は23,168km。先日スタッドレスタイヤに交換した際にチェックしてみましたが、摩耗については途中でローテーションを行ったことも功を奏して全く問題なし。残溝量などから、もう1シーズンは使えるという判断をしています。

さて、問題となるのはちょっとした“大物パーツ”について。
昨年末にショックアブソーバーと付随するブッシュ類は交換しましたが、次に控えているのはオルタネーターやウォーターポンプといったあたりです。前者は既にディーラーでリビルド品を使っての交換にかかる費用の見積もりも取ってありますが、やはりここが壊れると身動きできなくなってしまいますので、出張が本格的に増える前に交換しておいたほうが安心です。また、これと同時にバッテリーも新品を投入しようと思っていますが、実は大きな声ではいえませんが車体を購入してから今までバッテリーを交換したことがありません。稼働率が高く、かつ高速道路の長距離巡航が多いという使い方ゆえに、思った以上に長持ちしているようです。

ウォーターポンプについては悩ましいところで、一般的には10万kmを超えたあたりで行うタイミングベルト交換のついでに作業するケースの多い箇所ですが、なにしろVQ35DE型エンジンはタイミングチェーンを採用しているので、“ついで”の元となる作業がありません。ゆえに19万kmを超えるまで無交換のままで来ており、特にトラブルの兆候も感じられないので使い続けていますが、安心感という面ではそろそろ交換しておきたい箇所であることも事実です。

これらオルタネーター＋バッテリーとウォーターポンプについては、春先を目処に予算とも相談しながら交換を行い、安心して2012年の本格的なモータースポーツシーズンインを迎えようという段取りを組んでいこうと思っています。