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2012年02月27日 イイね!

3年ぶりの函館・冬紀行 (1)

3年ぶりの函館・冬紀行 (1)北海道・函館。異国情緒あふれるこの街は全国的に有名な観光スポットも多く、一年を通じて多くの観光客が足を運ぶ地。
しかし、そんな函館も2月の下旬から3月にかけてはややオフシーズン的な様相が強く、逆に言えば飛行機や宿泊の料金も比較的リーズナブルで、意外なお薦めシーズンであるようにも思います。

私自身、夏冬問わず何度か足を運んでいる函館。今回は当ブログでも「函館・冬の味わい紀行」としてご紹介した2009年の冬以来、3年ぶりに冬の函館を訪れてみました。

折しもこの冬は記録的な豪雪のニュースが全国から聞こえてきていますが、函館方面も例外ではなく。幸いに滞在した3日間は好天に恵まれましたが、市内にはおよそ20年ぶりという大雪の影響により、あちこちに高く積み上げられた雪の山が見受けられました。道路も除雪がやや遅れ気味のようでコンディションは良くありませんでしたが、函館の場合は市内をバスに加えて路面電車が網羅しているので、車が無くても観光しやすいという点が大きな特徴になっています。



■まずは欠かせない地元の味でランチ!

東京国際空港を定刻の7時35分に離陸したJAL(日本航空)の朝一便・JL1161便は、当初は条件付きのフライトとなっていましたが、無事に函館空港に定刻通りの8時55分に到着。前夜の便は悪天候によりフライトがキャンセルされたものもあったため、機材は当初予定のボーイング737-800からキャパシティの大きいボーイング767-300へと変更されていました。

無事に到着してレンタカーを受け取った後は、早朝便ゆえに朝食がまだだったことから、昼食も兼ねた“ブランチ”を摂ることに。ということで向かったのは五稜郭公園を一望できる五稜郭タワーの斜め向かいにある「ラッキーピエロ」の五稜郭公園前店。
こちらは地元で親しまれているハンバーガーチェーン、地産地消を掲げて独創的なメニューでも人気を集めている有名店です。作り置きはせず、冷凍物は使わず。
いつでも出来立ての美味しさを楽しめますが、今回もメニューの中から人気No.3のトンカツバーガーをチョイス。柔らかでゴマの風味も効いたパンズには、二段のカツがはさまれています。カツのハンバーガーと言うと、時に噛み切るのに苦労するものもありますが、「ラッキーピエロ」でそんな心配は無用。サクッと揚げられたカツは、噛むとジューシーな美味しさが口の中いっぱいに拡がります。これで380円は、食べずに函館を後にするのがもったいない一品です。

 【ラッキーピエロ 五稜郭公園前店】
函館市五稜郭町30-14 (五稜郭タワー斜め向い)
営業時間  10:00 ~ 24:30
駐車場  6台分完備

TEL : 0138-55-4424


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■食後は正当派のフランス菓子でティータイム!

食事を終えて時間があれば、五稜郭公園がお薦めです。幕末から明治維新の史跡である「箱館奉行所」は復元工事も完了し、五稜郭が単なる戦争遺産ではなく、本格的な西洋式城郭として函館の地を治める重要な役割を担っていたことを学べます。

さて、歴史の一端に触れた後は、午後のひとときを本格的なフランス菓子とともにティータイムで過ごすのがお薦め。
ペシェ・ミニョン」は五稜郭地区にあるデパートにサロンを出店していますが、ここは乃木町にある本店の方に足を運んでみてはいかがでしょうか。そのロケーション、実際に足を運ばれると驚かれるかもしれません。ごく普通の住宅街、その中に民家と軒を連ねて瀟洒な店舗が佇んでいます。

店内に足を踏み入れると、ショーケースには色とりどりのケーキ、そして焼き菓子などが並べられています。そのどれもが正当派のフランス菓子。初代オーナーは大学を卒業して23歳でケーキ職人としての道を歩み始め、そこで出会ったフランス菓子に感銘を受けてパリへと修行に出たのです。そして1992年に生まれ故郷の函館で「ペシェ・ミニョン」をオープン。
ちなみに店名はフランス語で「小さな罪」という意味で、併せて「甘いもの好き」という意味も持っている言葉なのだそうです。

店の奥にはサロンがあり、こちらで紅茶やコーヒーと一緒にフランス菓子を味わうことが出来ます。ケーキはもちろんショーケースから自由に選べ、ケーキ2個とドリンクのセット(1,260円)がお薦め。サロンには暖炉も用意されており、窓の外の雪と赤々と暖炉で燃える炎の対比が冬の北海道ならではの雰囲気。静かでリラックスした空気に包まれてのティータイムを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 【ペシェ・ミニョン】
函館市乃木町1-2
営業時間  10:00 ~ 19:00 (サロン 11:00 ~ 19:00/L.O.18:30)
定休日  水曜日 (祝日の場合は営業)
駐車場  無料専用駐車場あり

TEL : 0138-31-4301


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■居心地のよいホテルに早めのチェックイン!

今回宿泊するのは、金森赤レンガ倉庫に隣接するベイエリアに建つ「ホテル&スパリゾート ラビスタ函館ベイ」。このホテル、個人的には2008年の開業直後にたまたま宿泊して以来、すっかり気に入って何度も利用している施設です。年間に100泊近く全国でホテルを利用していますが、そんな自分にとって今のところ国内ベストワンと自信を持ってお薦めできるホテル。

その証拠に、というわけではありませんが、旅行・ホテルの口コミサイト「トリップアドバイザー」では、この「ホテル&スパリゾート ラビスタ函館ベイ」が日本のホテルランキングで総合6位、朝食のおいしいホテル・国内1位という高評価を得ています。
近年は“ステマ”という言葉が流行っているように口コミサイトの信憑性にも疑問が生じるケースがありますが、少なくとも「ホテル&スパリゾート ラビスタ函館ベイ」については自信を持ってお薦めできるクオリティが今もしっかり保たれています。

そんな施設での“ホテル・ライフ”を楽しんでみるのが、今回の旅のテーマ。そこで規定の15時に早々とチェックイン、今回はホテル側の計らいで部屋をツインルームのシングルユースにアップグレードしていただいたので、広々とした空間を独り占めすることも叶い、夕食までの時間をゆったりと過ごすことにします。

 【ホテル&スパリゾート ラビスタ函館ベイ】
函館市豊川町12-6
チェックイン 15:00 / チェックアウト 11:00
部屋設備 : 高速有線LAN、シャワー、冷暖房、冷蔵庫、テレビ、ほか
建物設備 : 天然温泉大浴場、マッサージコーナー、バーラウンジ、レストラン

駐車場 : 70台収容・平地 (500円/泊)
TEL : 0138-31-4301


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■百万ドルのディナー!

函館と聞いて、まず真っ先に“夜景”を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
イタリアのナポリ、中国の香港と並んで、“世界三大夜景”のひとつにも数えられる函館の夜景。その美しさは、しばしば“百万ドルの夜景”という表現でも伝えられますが、確かに何度見てもその美しさは息を呑むものがあります。

そんな夜景を観るには、函館山ロープウェイを利用するのがベスト。特に標高334mの函館山は夏期の夕方から夜間にかけてはマイカーの通行が禁止されていますし、冬期は降雪や路面凍結があるので終日通行止めとなっています。
ロープウェイのゴンドラはオーストリア製の125人乗りで、麓から山頂までを約3分間で結びます。運転間隔は10分が基本なので、それほど待たずして乗車することが可能。麓駅には駐車場も用意されていますし、往復の乗車料金は大人1,160円と決して高額でもありません。

そして、山頂駅には「レストラン ジェノバ」が用意されています。このレストラン、本格的なコース料理からお手軽なアラカルトまでメニューも豊富。もちろん眺望の良さは文句無し、全面ガラス張りゆえに食事をしながら“百万ドルの夜景”を思いっきり楽しむことが出来るのです。
食事のみならず、女性に人気のスイーツや、各種アルコールも用意されているので、カップルでも家族連れでも楽しめるスペース。また、山頂駅にはさらにイベントスペースも併設されており、こちらでは結婚式を行ったりすることも可能とのこと、函館で夜景をバックに結婚式というプランも面白いかもしれません。

 【函館山ロープウェイ】
函館市函館山 (山頂駅、レストラン)

ロープウェイ営業時間
 夏期 (4/25-10/15) 始発 10:00、上り最終 21:50、下り最終 22:00
 冬期 (10/16-4/24) 始発 10:00、上り最終 20:50、下り最終 21:00

ロープウェイ乗車料金
 普通運賃 大人(中学生以上) 往復 1,160円、片道 640円

レストラン・ジェノバ 営業時間
 夏期 (4/25-10/15) 10:00 ~ 21:45 (平日は11:00オープン/L.O. 21:00)
 冬期 (10/16-4/24) 11:00 ~ 20:45 (L.O. 20:00)


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■冬の静かな夜を過ごす“隠れ家”

素晴らしい夜景を眺めながらのディーナーを楽しみましたが、「レストラン ジェノバ」は冬期については営業終了が21時と少々早めの時刻。
そこで、車で来ていたノンアルコール派の友人に甘えるかたちで、函館駅からちょっと離れたところにある“隠れ家”へのお誘いをありがたく受けることにしました。

向かったのは万代町。函館駅前から国道5号を数分走ったところにある万代こ線橋交差点の近くに、その“隠れ家”はありました。地図で言えば函館駅と五稜郭駅のちょうど間、というロケーションでしょうか。残念ながら市電は近くを走っていないので、駅周辺からはタクシーでの利用が便利かと思います。

店の名は「CAFE・BAR QUATTRO」。
マスターとして店に立つオーナーは、過去に筑波サーキットでワンメイクレースにも出場したことのあるクルマ好き。空間の余裕のある店内はL字型のカウンターに10人程度が座れ、さらにテーブル席や個室も用意されている充実ぶりです。

メニューは、アルコールはウィスキーやブランデー、ワインなどの洋酒にはじまり、日本酒やビールなど幅広く取り揃えられています。もちろんアルコールに弱いという方や、食事を楽しみたいという方でも、ノンアルコールドリンクや、ノンアルコールカクテルの用意があるので心配はいりません。
そしてこの店は“CAFE・BAR”と謳っているように、単にお酒を提供するだけではありません。パスタをはじめ、季節の食材も活かした色々なフードメニューが充実しており、レギュラーメニューに加えてその日のお薦めがボードに掲示されています。食材、特に魚介類については期待を寄せたくなる函館の地、特に地元の舌が肥えた皆さんに満足してもらえるメニューを用意しているのですから、味は折り紙付きと言えるでしょう。

また、カウンターの一角にあった“生ハム”は絶品。これは自家製とのことで、ちょうど良い塩加減と熟成した奥の深い味わいが、この夜にオーダーしたカルヴァドスと良く合いました。
もちろんアルコールを楽しむのであれば、帰り道はタクシーや運転代行を使うのがルール。もっとも、オーナーとは車やモータースポーツの話題で大いに盛り上がれること間違いなしですから、車が無くても楽しい夜を過ごすことが出来るでしょう。
 
 【CAFE・BAR QUATTRO】
函館市万代町9-25

営業時間  17:00 ~ 23:00


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Posted at 2012/03/04 02:21:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・観光ガイド | 日記

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