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2012年02月28日 イイね!

3年ぶりの函館・冬紀行 (2)

3年ぶりの函館・冬紀行 (2)今回の函館紀行で二泊するのが、ベイエリアに建つ「ホテル&スパリゾート ラビスタ函館ベイ」。2008年4月1日に開業、赤レンガ倉庫群に隣接する好立地で周辺環境にマッチする煉瓦風のシックな外観が特徴のホテルです。

私自身、開業から間もないころに初めて利用して、その施設とサービスの充実ぶりからすっかり気に入ったホテル。年間に100泊ほどシティホテルからビジネスホテルまでを全国各地で利用していますが、今のところ私の中では総合的に満足度日本一のホテルであると自信を持ってお薦めできます。
同じようなことを感じた人は決して少なくないようで、ホテルや旅行に関する口コミ情報サイトの「トリップアドバイザー」によると、日本国内のホテル総合ランキングで堂々の6位、朝食の美味しいホテルランキングでは見事に全国1位に選ばれたとのこと。

最近は“ステマ”なる言葉も耳にする機会が増え、口コミサイトの情報に対する信頼性に疑問符が生じるようになってきてもいますが、少なくとも私自身が何度か気に入って利用している経験からして「ホテル&スパリゾート ラビスタ函館ベイ」の満足度の高さは自信を持って事実であると言えるところ。

そこで、函館地域に多々ある観光スポットの紹介については、前回の2009年に掲載した「函館・冬の味わい紀行」に譲り、今回は「ホテル&スパリゾート ラビスタ函館ベイ」でのホテルライフを中心とした二日目の模様をお届けします。



■これが日本一の朝食だ!

日本一に選ばれた「ホテル&スパリゾート ラビスタ函館ベイ」の朝食。ホテル2階にある「北の番屋」という食事処が会場になりますが、大きな窓から朝日が差し込む明るい会場には、とても多くの食材がズラリと並んでいます。
こちらはブッフェスタイルなので、もちろん好きなものを取り放題。和洋それぞれが用意されていますが、やはりメインは和食。

入口からすぐのところでは函館名物のイカにはじまり、ジャガイモ、鮭、シシャモなどが炭火で焼かれており、早速食欲を刺激してきます。そして次に待っているのが、人気の海鮮勝手丼。この日はイカ、マグロ、エビ、イクラなどが用意され、お碗に盛ったご飯の上にたっぷりと載せていただけます。

このほかには、人気の駅弁としても有名なイカ飯のミニサイズ、道南の特産品である松前漬、漁師料理のひとつである三平汁などなど、焼き物、煮物、いろいろなメニューが用意されており、正直なところ一度の朝食では全種類を食べきることは難しいほどです。
また、食後のデザートには白玉あずきやミルクプリンなどがスタンバイ。ドリンクは一般的なメニューに加えて、大沼地区で育てられるジャージー牛からとれる山川牛乳や、道民に長年親しまれている乳酸菌飲料・カツゲンもラインナップされています。

ホテル&スパリゾート ラビスタ函館ベイ」を利用するなら絶対に欠かせない朝食。予約の際は、よほど早朝に出発しなければならない事情が無い限りは、朝食付のプランを選ぶことをお薦めします。



■居心地の良い部屋で、名物を昼食に

朝食が終わって、もう昼食の話題というのも少々気が早すぎるような気がしますが……。
前述の通り、ホテルは観光名所も多いベイサイドという立地。「金森赤レンガ倉庫」や「はこだて明治館」など見どころも多くありますので、天気が良ければ散策に出かけてみてはいかがでしょうか。

その散策で、ぜひ立ち寄りたいお店がふたつ。
まず最初にご紹介するのは、地元密着型のコンビニエンスストア「ハセガワストア」です。“ハセスト”の愛称で親しまれているこのお店、市内や近郊に14店舗を展開していますが、ホテルからはベイエリア店が至近です。

予備知識なしに入店すると、ちょっと驚かれることでしょう。なにしろ店内では休むことなく肉の刺さった串が焼かれているのですから。
これこそが当地出身の人気アーティスト、「GLAY」の影響もあって全国的に知られるところとなった「やきとり弁当」を作っているところなのです。

白いご飯の上に、焼きたての“やきとり”を載せたお弁当。ただし“やきとり”と銘打ってはいますが、その正体は豚ロース肉。北海道では函館や室蘭などで、豚肉を使った“やきとり”が一般的に食べられています。
購入する場合は、カウンターに備えられている注文票にある希望の商品欄に数量を書き込んで店員さんに渡せばOK。あとは焼き上がるのを数分待つだけです。なお、味はタレと塩、塩ダレ、うま辛ダレの4種類があるので、そこはお好みで選んでみてください。さらに単品の購入も可能なので、巧く組み合わせてお気に入りの“マイ・やきとり弁当”を生み出すことも可能です。

 【ハセガワストア ベイエリア店】
函館市末広町23-5
営業時間  7:00 ~ 23:00
定休日  無休
駐車場  あり

TEL : 0138-24-0024


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■昼食後のおやつには、老舗の和菓子を

ハセガワストア」に加えてもう一軒、ぜひ立ち寄りたいお店が「栄餅本店」です。ホテルから700mほど歩いた旧電車通り沿いにあるお店は、創業1900年という老舗の餅屋さん。
店内のショーケースには道明寺の桜餅や草餅、大福、串団子などが並べられており、店の奥でひとつひとつが手作りされている様子も見て取ることが出来ます。

この店の特徴は素材へのこだわり。添加物は一切使用しておらず、自ら炊きあげた自家製の餡や、昆布ダシからしっかり取って作られる醤油だれなど、手作りならではの美味しさへのこだわりを強く感じられるものです。

いくつか購入して昼食後に食べてみましたが、やはり何といっても餅が美味しい!
また、道明寺の桜餅は桜の葉の香りが心地よく、上質な餅とちょうど良い塩梅の餡とのマッチングが絶品です。なお、桜餅というと関東以北では長命寺が一般的ですが、北海道の主流は道明寺。特に函館は歴史的に北前舟の交易で栄えたという背景もあり、北陸を経由して関西方面の食文化も多く伝えられていることから、道明寺が親しまれています。
ただし、こちらの「栄餅本店」には長命寺も用意されていますので、食べ比べをしてみるのも一興。美味しい桜餅で一足早い春を楽しむことが出来ました。

 【栄餅本店】
函館市栄町5-13
営業時間  8:00 ~ 19:00 (日曜・祝祭日は18:00まで)
定休日  毎週水曜日
駐車場  あり

TEL : 0138-22-5482


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■函館山を望む、絶景の露天風呂!

散策と買い出しが終わったら、再び「ホテル&スパリゾート ラビスタ函館ベイ」に戻ってノンビリとホテルライフを楽しみましょう。

そして15時になったらぜひ足を運びたいのが、最上階に用意されている天然温泉。施設名称に“ホテル&スパリゾート”とあるように、この施設は温泉も人気の秘密なのです。
“空中楼閣”を称しているこちらの温泉は、茶褐色のお湯で塩分が強め。試しに舐めてみると、明確に塩味が舌先に伝わってきます。そして浴槽は函館山に向かって全面ガラス張りの内風呂に加え、屋外にも広い岩風呂と一人でノンビリと楽しめる源泉掛け流しの樽風呂・陶器風呂・檜風呂が用意されています。

2月末ということで風はキリリと冷たいものの、だからこそ露天風呂の温かさが心地よいリラックスタイム。湿式・乾式両方のサウナも備わっていますので、まさに施設名称に冠されているように“スパリゾート”を満喫することが出来ます。

さらに湯上がりには“涼み処そら”でノンビリした時間を過ごせます。こちらにはサービスでアイスキャンデーが用意されていますので、部屋に戻るのを急がずに火照った身体をクールダウンしていくのがベスト。
また、“夢語”と名付けられたスペースでは上質なエステも体験できます。主に女性が対象になるかと思いますが、手軽なハンドトリートメントから本格的なリンパドレナージュまでメニューも多彩。たまの休日、疲れた身体をリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

なお、各客室には部屋着と館内着がそれぞれ用意されています。館内着はお風呂やエステ、朝食会場にそのまま着て行ってもOK。
そしてお風呂に行く際には、これまた各部屋に用意されているバスケットと大浴場用タオルが重宝します。前述の通り天然温泉は茶褐色の湯なので、大浴場用として茶色のタオルが部屋での洗顔やシャワー用とは別に備わっています。このタオルに加えて、ちょっとした風呂道具や着替えを持っていくのに便利な手提げカゴも用意されてあたりに、嬉しい心配りを感じることができます。



■風呂上がりのひとときを、美味しいコーヒーと過ごす

お風呂をあがり、涼み処で火照った身体も落ち着いたら、部屋に戻って夕食までリラックスタイム。そこで先に買い求めた老舗の餅をおやつにいただこうかと思いますが、このホテルではこんな場面で嬉しい備品が全ての客室に備えつけられています。

それがコーヒーセット。一般的にビジネスホテルであっても部屋にコーヒーが用意されていること自体は珍しくありません。もっとも、その内容には単なるスティックコーヒーがサービスとして備わっていたり、簡易ドリップタイプが有料サービスとして用意されていたりと様々ですが、「ホテル&スパリゾート ラビスタ函館ベイ」ではワンランク上のサービスが待っています。

それがコーヒーミルを初めとしたセット一式。手回し式のミルで用意されている豆を挽き、本格的なドリップコーヒーを客室で思い思いに楽しむことが叶います。
豆は函館の老舗「函館 美鈴」のもの。1932年に創業した北海道で最も古いコーヒー専門店であり、本物の味と香りを今日まで守り、伝え続けてきている名店です。

そんな老舗の選んだコーヒーを自ら挽き、淹れたコーヒーの味はまた格別。
今回はさらにオリジナルアレンジとして、朝食会場でも供されていた山川牛乳を「ハセガワストア」で調達してきて、カフェオレに仕立ててみました。香り高いコーヒーと北海道らしい濃厚な牛乳のハーモーニーは、これまた絶品。ゆったりと落ち着いた時間を過ごすホテルライフを、こうした様々なサービスや備品で充実させることができました。



■夕食は賑やかな横町で楽しもう!

ゆっくりと流れる時間を過ごしていたら、あっと言う間に日は暮れて夕食の頃合いとなってきました。
そこで出かけたのが、函館駅からもほど近い「函館ひかりの屋台・大門横町」です。大門とは明治から昭和初期にかけて函館で賑わいを見せていた大森遊廓の入り口にあった巨大な門のこと。昭和の函館大火で焼け落ちてしまいましたが、函館の中心街を表す名称として今にその名が伝わっています。

横町は元々、駅に近い繁華街として賑わっていましたが、全国各地で見られるドーナツ化現象などの影響もあって、一時は寂れた雰囲気が色濃くなってしまっていました。しかし近年になって賑わいは戻りつつあり、その中心的な存在ともなっているのが、小ぎれいな飲食店が軒を連ねる「函館ひかりの屋台・大門横町」なのです。

こちらには現在、26店舗が軒を連ねています。お店はどれも個性的で、小さいながらも専門店色の濃いものばかり。気軽にハシゴもできますので、函館ならではの海鮮や寿司はもちろん、焼き肉やホルモン、中華やおでん、さらにはシメのラーメンまで、いろいろな美味しさを楽しむことができます。

そんな中で私が気に入って何度も足を運んでいるのが、横町の案内所前にある「焼きとん&ちょいのみ 箱館バル」というお店。こちらは函館から車で一時間ほどの距離にある森町の特産品、“森町SPF豚”を美味しくいただけるのが特徴です。

つくねやウインナーにはじまり、各部位の“焼きとん”や串カツなど、レパートリーは幅広いものがあります。写真はそのうちのひとつですが、ケチケチしないで大きめにカットされた上質の豚肉が炭火で美味しく焼き上げられ、秘伝のタレの香ばしさも食欲をそそります。
また、ラム肉も臭みが無く美味しいものを提供しており、ハーブ焼きはそのまま食べても良いですし、白いご飯との相性も抜群です。

美味しい豚を堪能して、スポーツカー好きなオーナーとの会話も弾み、最後にはデザートとして駒ヶ岳牧場の濃厚なアイスクリームをいただいて、この日の夕食も充実したものとなりました。

 【焼きとん&ちょいのみ 箱館バル】
函館市松風町7 大門横町内
営業時間  17:00 ~ 25:00
定休日  無休

TEL : 0138-23-3203


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■ゆったり過ごした一日の締めくくりは、夜景と美味しいカクテルで

夕食を終えて「ホテル&スパリゾート ラビスタ函館ベイ」に戻ったのは22時すぎ。なんとなくまだ床につくにはちょっと早い感じもする時刻なので、一日の締めくくりとしてホテル12階にある「シェリーズバー」に足を運んでみます。

このバー、もちろん高層階にありますから、函館の夜景も堪能することができます。控えめな照明の店内には大きな窓に向かって眺望の良い席が並んでいます。もちろんボックス席も用意されていますし、バーテンダーさんとの語らいを楽しむのであればカウンター席というチョイスも悪くないでしょう。その時の気分や同伴者によって、いろいろなスタイルで楽しむことができるお店です。

この夜は数日続いた雪によって、函館の街並みは真っ白な新雪に覆われているという感じ。雪の夜は街も静かで、お隣の「金森赤レンガ倉庫」のライトアップも楽しみながらのバー・タイムを過ごします。

メニューはスタンダードなものからオリジナルまで多彩なカクテルを中心に、40種類のスコッチウイスキーなど豊富なラインナップ。もちろんカクテルといえばバーテンダーさんのセンスに任せて、オリジナルをリクエストしてみるという楽しみもあります。また、お酒がちょっと苦手という方にはノンアルコールドリンクが用意されていますし、ノンアルコールカクテルも希望に沿って作ってもらえますので安心です。

この日のオーダー、写真の左はフレッシュオレンジジュースとマンゴージュースなどを組み合わせたノンアルコールカクテル。そして右は冬期限定のオリジナルカクテル三種のうちのひとつで、紅茶リキュールをベースとした「シフトオブウィンター」。紅茶の香りが心地良く、スッキリと飲みやすいカクテルで寝る前に傾けるグラスとしては最適な感じでした。
なお、冬期限定カクテルはこのほかにも、ラムベースの「冬物語」と、日本酒ベースの「ダブルベリーミスト」がラインナップされており、いずれも3月いっぱいの期間限定販売。お値段も各1,000円と手頃なので、函館を訪れた際にはぜひこちらで夜景と美味しいカクテルをお楽しみいただきたいと思います。
 
 【ホテル&スパリゾート ラビスタ函館ベイ】
函館市豊川町12-6
チェックイン 15:00 / チェックアウト 11:00
部屋設備 : 高速有線LAN、シャワー、冷暖房、冷蔵庫、テレビ、ほか
建物設備 : 天然温泉大浴場、マッサージコーナー、バーラウンジ、レストラン

駐車場 : 70台収容・平地 (500円/泊)
TEL : 0138-31-4301


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Posted at 2012/03/06 01:37:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・観光ガイド | 日記

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