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2012年03月16日 イイね!

猶予はおよそ5年間

猶予はおよそ5年間今やすっかりカメラといえばデジカメのご時世ですが、私がデジカメを初めて購入したのが2000年の秋。以来、写真撮影は業務のひとつにもなり、デジタル一眼を使うようになって10年近くが経ちました。
モータースポーツや新車の写真は仕事の一貫として撮影していますが、趣味的な要素が強い被写体としては鉄道や航空機も撮影しています。もっとも、これらも時として仕事に活用出来るので、資料写真の撮影という側面も強い部分はありますが。

航空機については軍用機よりも民間機を好むがゆえ、全国の飛行場に時間を見つけて足を運んでは色々と撮影しています。その場合、機体そのものを撮影するのはもちろんですが、シチュエーションとして好きなのは飛行場のターミナルビルを背景にして撮影するパターン。関西や神戸、北九州のような海上空港では難しいですが、できる限り滑走路をはさんでターミナルビルの反対側にある撮影スポットへと赴き、離着陸の場面をターミナルビルを背景にして撮影したカットがウチのサーバには多く収蔵されています。

こうして全国各地でいろいろな航空機を撮影してきましたが、未だにしっかり撮影できていない機体というのも存在しています。その代表格は純粋な民間機ではありませんが、ちょっと気になるニュースが報じられました。

●政府専用ジャンボ機退役へ、後継に787浮上
YOMIURI ONLINE (読売新聞)  2012年3月16日 14時41分

航空自衛隊千歳基地にある特別航空輸送隊が運用している、特別輸送機 B-747-400
一般的には“政府専用機”と呼ばれ、内閣総理大臣をはじめとした要人輸送や、緊急時の在外邦人輸送といった重責を担っている機材です。

民間機としてもお馴染みの“ジャンボ・ジェット”ことボーイング747のダッシュ400型をベースに、機内には総理などの執務室や会議室、秘書官室、随行員室、記者会見席などをレイアウト。事務機器や衛星電話をはじめとした通信機材も設置され、“空飛ぶ首相官邸”としての機能を有しています。

現在2機が配備されている、特別輸送機 B-747-400が導入されたのは1991(平成3)年のこと。主要先進国の一員として遅ればせながら必要性が高まっていた政府専用機を導入した、というよりは、'80年代以降の大幅な対米貿易黒字を解消する策の一貫として国としてアメリカから大きな買い物をしたうちのひとつ、という感じの経緯も導入の背景には有りました。
余談ですが'80年代後半には、衆参両院の議長専用車としてアメリカ車が導入された記憶があります。車種は正確には覚えていないのですが、確かビュイックのパークアベニューあたりではなかったかと。当時は左ハンドルのアメリカ車に対して、警察当局が警備上の問題から導入に慎重な意見をつけていた、という報道があったとも記憶しています。

いずれにせよ、日本も保有することになった“政府専用機”ですが、導入から既に20年の歳月が流れました。
そして今回の報道では、25年の節目となる2018(平成30)年度で退役させ、後継にはボーイング787の導入が検討されているとのこと。大型機メーカーとしてはヨーロッパのエアバス社も思い浮かぶ所ですが、整備性という面では民間航空会社に委託することまで視野に入れた場合、同型機が多く使われている機種のほうが費用的な面も含めてベターな選択となるでしょう。

この機体はなかなかお目にかかる機会もなく、残念ながら未だにきちんとした撮影が出来ていません。
過去、2008年8月21日付のエントリに記したように、一度だけ完璧なシャッターチャンスに恵まれたことはあったのですが……。完全に油断していてエアバンドもウォッチしておらず、それどころかカメラすら用意していない中での不意打ちだったので、1枚もその姿を撮影することは叶いませんでした。

ちなみに写真は同年7月に行われた「北海道洞爺湖サミット」のために飛来していた、アメリカの大統領専用機・VC-25と副大統領や国務長官が搭乗するC-32
これらの機体は大統領搭乗中など任にあたっている際に使われるコールサイン、「エアフォース・ワン」と「エアフォース・ツー」という呼び方が広く知られています。
残念ながら、こちらも写真ついては走っている車内から撮ったものなので、電柱などの影に隠れてロクに写ってはいませんが……。

ちなみに日本の特別輸送機 B-747-400についても、任務中は主務機が「ジャパニーズ・エアフォース・ワン」、副務機が「ジャパニーズ・エアフォース・ツー」というコールサインで呼ばれています。

退役まであと5年ほどとなった「ジャパニーズ・エアフォース・ワン」と「ジャパニーズ・エアフォース・ツー」。なんとか退役前に機会を見つけて、しっかりとその勇姿をカメラにおさめておきたいと思っています。
 
Posted at 2012/03/19 23:46:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 航空・鉄道・海運 | 日記

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