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2012年03月19日 イイね!

怒りを覚えた、“あるもの”を備えた車

怒りを覚えた、“あるもの”を備えた車それは先日、都心へと車で出かけたときのこと。
首都高速の料金所、ETC専用レーンへとアプローチしていくと、隣の一般レーンに入っていた珍しい車が目に留まりました。私はETC搭載車ゆえにノンストップで通過、時を同じくして隣のレーンにいた車もスタート、私の方が数十メートルは先行していました。

そのまま料金所を出ると道は2車線に集約されていきます。ごく普通に片方の車線に向けて車を進めていくと……。
なんと、先程の車が後方から猛加速をかけてきて、ウィンカーも無しに私の車の鼻先をかするように前へと割り込んできました。かなりスレスレな感じでの割り込みだったので、さすがに危険を感じてパッシングの後にロービームのライトを点灯。すると前に入ったこの車、車体を左右に振って抗議の意志(?)を表してきました。

その後は60km/h制限の首都高速道路で全開加速、あっと言う間に遥か先へと進んでいったのです。
しかし平日の日中ということで交通量もそれなりにあり、かつ路線的には中・大型トラックの姿も多く見られました。当然、こうした平穏に走っている周囲の車に行く手をさえぎられる件の車。すると、あろうことか乗用車やライトバンに対しては、後方から見ている限りで車間距離を2m以下に詰めて、いわゆる“煽り行為”を始めたのです。

たまらず先行車が車線を変えて前方が空くと、遠目にもわかるほどの違反速度まで加速して先行。
ところが今度はトラックに行く手をふさがれ、さらに隣の写真にもトラックがいてどうにもならず。ところが2台のトラックの間に出来た僅かな隙間に車体をねじこみ、こうした蛇行運転を繰り返しての暴走行為を続けていきました。

こういった輩は、残念ながら全く見なくなることは無いでしょう。普段であれば、「馬鹿はどこにでもいるものだ」と思い、同時に自分自身や周囲の車が事故に巻き込まれなかったことを幸運に思うだけかもしれません。
しかし、この日の車に対しては、私は決定的に激しい怒りを覚える理由がありました。

件の車、もしかすると運転者を特定出来てしまうかもしれませんが、今回ばかりはあえて詳細を記します。
車種は日産マーチの初代、しかも前期型。この懐かしい個体であったことが、そもそも最初に目に留まった理由でした。横浜ナンバーをつけたこの車、私の前に割り込んできたときに、リアウィンドゥ越しに車内の“あるもの”を確認出来たことで、怒りを覚えるに至ったのです。

その“あるもの”とは、ロールバー。4点式か6点式、いずれかは明確に判別出来ませんでしたが、確実にあれはファッションバーではなくモータースポーツ競技部品としてのロールバーが備わっていました。
車両の外観から、この車がラリーやジムカーナ、ダートトライアルといった公認競技参戦車両なのか、それともサーキット走行会への参加程度に留まるものなのかは分かりません。もちろん、たまたま競技仕様ともとれる車両を、モータースポーツとは何の関係も縁もないドライバーが運転していただけのことなのかもしれません。

しかし、やはり現実的には、何らかの形で公認競技やサーキット走行といった、モータースポーツを愛好しているドライバーだったのではないかと思います。

こうした競技仕様のナンバー付車両を、一般公道で運転することについて回る責任や義務を、この時のドライバーは残念ながら全く理解していなかったようです。多少の知識がある第三者が見たときには、「やはりモータースポーツは暴走族と変わらない」という印象を抱かれても、全く反論のしようがない酷い運転だったのは明らか。
たった一人の不見識な馬鹿者のおかげで、愛車で楽しめる参加型のモータースポーツ全体が社会から白い目で見られ、ひいてはスポーツドライビングをこの本人が趣味としているのであれば、自分自身の首を締めることにつながっているという、至極単純明快なことすら理解出来ないのでしょうか?

あえて厳しく言いたいと思います。
件のドライバーのように、競技車両で一般公道を暴走し、周囲の車に危険や迷惑を及ぼすような馬鹿者には、モータースポーツをする資格は一切ありません。それどころが、あのような運転を日常的に繰り返しているのであれば、自動車を運転することそのものについて、直ちに止めるべきです。
このような馬鹿者が、一日も早くモータースポーツの世界、そして安全な交通社会から消えてなくなることを、切に望む所です。
 

※写真は本文とは関係ありません。
Posted at 2012/03/22 23:40:38 | コメント(24) | トラックバック(0) | モータースポーツ | 日記

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