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昨夜から淡々と西を目指して、社用車1号機(日産フーガ 350XV)を走らせての列島横断。午前4時頃には名神高速道路の吹田JCTを通過、中国自動車道を順調に進んで午前8時30分ころに目的地であるTSタカタサーキットに到着。
この週末は、こちらを舞台にして開催される全日本ジムカーナ選手権・第2戦の取材撮影です。

実は私、TSタカタサーキットにやって来たのは初めて。まずは主催関係者の皆さんにご挨拶、この土曜日に行われる公開練習の走行シーンをコース内で撮影するべく、注意点などをお聞きします。
感じとしてはミニサーキットそのもの、コースの中には若干の高低差もあり、これが逆に写真的には面白い絵を撮れるポイントにもなりそうな感じです。

折しも西日本には発達した低気圧が接近しており、決勝が行われる日曜日は暴風雨という嫌な天気予報も出ていました。今回のミッションは参加している全車を同じアングルで撮影する、いわゆる“全車撮り”。そこでコース内で一カ所からいろいろな方向を狙えそうなポイントに陣取り、とにかく133台の出走全車(公開練習は数台が欠場しましたが)を雨が降り始める前に撮影するべく、午前8時30分にスタートした公開練習1本目から撮影を開始。

幸いに雨が降らないどころか、時には眩しい陽差しもコースを照らした公開練習の1本目。もっとも、撮影においては明るさがコロコロ変わり、角度によってはいきなり逆光がきつくなったりと大変な面もありましたが、5方向を狙えるポイントからひたすらにシャッターを切り続けます。
コースを走るマシンを追って、自分自身がカメラの一脚を軸にしてグルグルと回りながらマシンを追っかけたため、いつもとは違う疲れにも襲われた撮影。しかし無事に全車の撮影をコンプリート、まずは今回必須のミッションを完了できて一安心。

2本目の走行が終わったら、ひとまず三次市へと移動して予約しておいたホテルにチェックイン。実は今回の取材は比較的最近になって行くことを決めていたため、近場のホテルはどこも満室でした。最悪は広島市内かと諦めてもいたのですが、今週になってキャンセルが出たのが空室を確保することに成功。
そのホテルですが、ちょっと意外だったのはJCBカードが使えなかったこと。割安な料金のビジネスホテルや、温泉旅館などではクレジットカード使用不可というところにも泊まったことがありますが、一般的なホテルで、ましてやMASTERカードやAMERICAN EXPRESSカードが利用できるのにJCBカードは使えないというのは珍しい。少なくとも日本国内のホテルで、JCBカードを使えなかったのは私にとっては今回が初めてです。

チェックイン後は軽く買い出ししたお弁当で夕食を済ませたら、明日も朝が早いですしここまで徹夜でやって来ているので、早々に就寝。
ちなみに掲載した写真は昨年のN2クラスチャンピオンである朝山崇選手のホンダインテグラ。マシンこそキャリーオーバーですが、昨年以上に本格的に“黄色く”なりました(^^;。実は会場に到着して一番最初に出会ったのが朝山選手、やはり何かと縁があるディフェンディング・チャンピオンさんです(^^)。