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2012年06月03日 イイね!

全日本ラリー選手権 第3戦・3 (白河・棚倉 → 郡山)

全日本ラリー選手権 第3戦・3 (白河・棚倉 → 郡山)3泊4日の福島出張、2泊目で利用したのは国道4号沿いに立つプレミアイン白河。ここは近年、福島でのラリー取材における常宿としている施設で、小さいながらも独立した湯船を持つバスルームが各部屋に備わっていることが大きなポイント。特に全身土埃まみれ、雨が降ればビショ濡れになってしまうラリー取材・撮影において、ホテルに帰ってから自由気ままに湯船に浸かることが出来るというのは、とても大きなメリットになります。

このホテルを早朝にチェックアウト、同じ宿を利用した取材陣がコンボイを組んで林道のSS(スペシャルステージ)へと移動。幸いに、この時に向かったSSは競技に使う林道をスタート地点からオンコースで入ってメディアポイントに向かうかたちではなく、脇道からアクセス出来るタイプの設定となっていたので、少しだけ朝の時間に余裕があったのは幸いでした。天気予報では雨の心配もありましたが、無事に1本のステージを雨に降られることもなく撮影。ただし、アクシデントにより道を塞いだ車両が現れたことから後半ゼッケンはスルーとなってしまったのは残念でした。

1本を撮り終えたら、サービスパークへと戻ります。頑張ればもう1本を撮影することも可能でしたが、フィニッシュした選手の表情を抑えるには時間的に厳しい感じ。そこでほとんどのメディアはサービスパークに帰り、おのおの競技を終えて戻ってくるクルーを待ち構えたり、サービスパークに隣接しているショートのギャラリーステージで走行シーンを撮影したり。
このように、ラリー取材は行程の組み立てについての自由度がとても高く、一方で厳しく定められているステージ進入時刻や、広範囲に渡る移動距離を勘案して、取材者が個々にプランニングして行動しなければなりません。ここがサーキットレース取材と大きく違うところで、まず最初に取材の目的や必要とする写真の内容をしっかり決めておいた上で、あとは競技の状況に応じてアレンジしていくという取材手法が求められます。もちろんサーキットレースでも同じように動くのですが、前述のように行動範囲の広さと時間の制約が、ラリーではより高度な取材プランニングを求めてくるのです。

さて、競技の方は終盤、激しいスバル・WRX STI同士の戦いとなりました。
写真の「CUSCO ADVAN GRB」、柳澤宏至選手/中原祥雅選手組が怒濤の猛追撃を展開、勝負は最終SSで決着することに。結果、惜しくも0.8秒届かず優勝にはあと一歩届かなかったものの、CUSCOがプロデュースするWRX STIの戦闘力が参戦を重ねる毎に飛躍的に向上していることを改めて実証しました。
また、Day1でトラブルからデイ離脱してしまったものの、Day2では復活した鎌田卓麻選手/竹下紀子選手組のWRX STIも、驚異的な速さを披露。Day2に7本設けられたSS、そのうちの実に5本でステージベストをマークする韋駄天ぶりで、きっちりとデイポイントを獲得してきました。こちらは次戦、6月29日から7月1日にかけて北海道で開催される「2012 ARKラリー洞爺」での走りにも期待が高まる結果でした。

表彰式なども終わって、無事に取材を全て完了させたら、郡山市へと移動。急な依頼となってしまいましたが、パンクのトラブルシューティングとして2本を新品に交換するためにタイヤショップを訪問。プロフェッショナルなメカニックさんの手によって手際よくタイヤ交換を行い、その後はホテルアルファーワン郡山東口にチェックイン。
1階にあるコンビニエンスストアで飲食物を調達したら、明日の昼間で部屋に引き籠もっての制作作業をスタートさせます。
 
Posted at 2012/06/18 20:57:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | モータースポーツ | 日記

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