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2007年05月06日 イイね!

もてぎチャンピオンカップレース 第2戦 (もてぎ → 水戸)

もてぎチャンピオンカップレース 第2戦 (もてぎ → 水戸)ホテルツインリンク」で目覚めて窓のカーテンを開けると、昨日とは打って変わってどんよりした曇り空。
昨夜のうちに確認した天気予報では"豪雨"となっていただけに、やや気乗りしない中で「もてぎチャンピオンカップレース」の取材がスタート。

まずは公式予選の模様を撮影&取材。
この段階では雨は小降り。
とはいっても先日の仙台で得た教訓があるので、カメラの防水対策を強化して撮影に臨みます。
そのために「ホテルツインリンク」で便利なアイテムをゲット。初めて使ってみたのですが、なかなか良い防水アイテムでした。

時間が経つに連れて雨足は強まり、決勝レースは完全なウェットコンディション。
4つのカテゴリーが行われましたが、どのレースでもスピンやコースオフが発生、荒れ気味の展開となりました。
それにしても、またもや雨合羽の"上下"を着用して取材に臨むことになろうとは・・・。

14時すぎにはレースも終了。あとはコース上では走行会が行われるので、これは取材に関係ないこともあり今年から発足したワンメイクレース「LOTUS CUP JAPAN」のホスピタリティテントで昼食をご馳走になることに。

LOTUS CUP JAPAN」はロータス・エリーゼSのナンバー付レース車両によるワンメイクレース。
スポーツカーとしての素性は今更言うまでもないロータス・エリーゼS、ドライバーさんからは「とても乗りやすい」という声が聞かれました。

こうしたワンメイクレースは他にもいくつかメーカーやインポーター主導で開催されていますが、何といっても唯一"本格スポーツカー"で競い合うのが「LOTUS CUP JAPAN」。
今季は今回の開幕戦を含めて全4戦のカレンダーが組まれていますが、今後西日本地区での開催など発展が期待されるカテゴリーです。

16時すぎ、プレスゼッケンなどを返却してツインリンクもてぎを出発。

本来ならば東京に戻るところですが、今回はどうしてもブロードバンド回線環境への必要性があり、時間との兼ね合いから水戸市内に滞留することに。
ネットカフェなどの活用も考えましたが、作業時間を計算するとホテルに籠もってもコストはそんなに変わりませんし、なによりホテルの方がじっくり仕事も出来るということで、水戸市内に後泊することと相成りました。
Posted at 2007/05/06 23:37:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | モータースポーツ | 日記
2007年05月05日 イイね!

もてぎチャンピオンカップレース 第2戦 (東京 → もてぎ)

もてぎチャンピオンカップレース 第2戦 (東京 → もてぎ)今日から一泊二日の日程で「もてぎチャンピオンカップレース 第2戦」の取材。
午前中から汗ばむ陽気の東京をお昼前に出発、午後イチでツインリンクもてぎに到着。

大型連休ということで昨日は富士スピードウェイSUPER GTが開催されていました。
そちらは現場には赴かなかったものの、なんとなく平日に制作作業を進めて週末に出張(レース)というリズムの生活が続いていたので、連日のレース開催はリズムが狂ってしまいます(^^;。

今日は「もてぎチャンピオンカップレース 第2戦」の練習走行日、パドックではスーパー耐久などでもお会いすることの多い関係各位も多数いらっしゃいました。

取り敢えずプレス受付などの事務手続きを済ませて、東コースパドックへ。そうです、今回の大会はフルコースではなく東コースでの開催です。

パドックでは明日に向けた準備などなど。クライアント氏と諸々の確認事項や細かい事項の対応などを進めて夕方にパドックを撤収。

そして今回の宿泊は諸般の事情もあって、なんとサーキット敷地内の「ホテルツインリンク」。
ここは都心の高級ホテルにもひけを取らない上質なホテルです。
宿泊するのは3年ぶりくらいでしょうか(^^;。

嬉しいことにLAN回線が各部屋に完備されていたので、チェックイン後はしばし制作作業。
夕食もホテル内でということになり、「サーキットの狼」などで有名な池沢早人師さんらとご一緒に中華を食して歓談。

食後は明日に備えて早寝・・・、とはいかず、日本から遠く離れたアルゼンチンの地で開催されている「FIAプロダクションカー世界ラリー選手権(P-WRC)」の模様をチェックしていたのですが、気がつけば時計は午前2時すぎを表示していました。
Posted at 2007/05/06 22:26:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | モータースポーツ | 日記
2007年05月04日 イイね!

初めての「Edy」

初めての「Edy」大型連休も後半に入り、帰省や行楽に向かう人はもちろん、既にUターンによる交通機関の混雑が始まっているというニュースも流れるようになりました。

今日は富士スピードウェイではSUPER GTの第3戦が開催されていますが、天候にも恵まれたことから公式発表で54,800人、昨日の予選も31,500人と大変な人出だったようです。
ということは帰りの渋滞も相当なものが予想されますね・・・。

レースについてはライブタイミングなどで情報を確認していましたが、大波乱の展開となったようです。
赤旗中断もあった中で、nismo勢が見事なワン・ツー・フィニッシュを飾り、今季初優勝を勝ち取りました。

そのようなレース状況のチェックもしながら、レギュラーの制作作業を夕方まで続けた一日。

夜は久しぶりに某氏と会食、レースやビジネス談義。

そして、その会食に向かう途中で、私は初めての経験をしてみたのです。

それは「初めてのEdy」。
既に電子マネーは何ら珍しいものではなくなりましたが、ようやく使うに至りました。

元々縁遠かった理由は、航空会社の選択にあります。
このブログでも何度か記しているように、私は"日本航空(JAL)派"。
Edy全日空(ANA)との結びつきが強いので、あまり使う機会が無かったのです。

とはいえ、一応はANAカードは持っているわけで、そこにはEdy機能もついています。

そして今回、自動車税などの支払い時期を迎えたことも会って、コンビニエンスストアで支払っている諸税や公共料金などについて、払えるものにはEdyを使ってみようと思い立った次第。

先日ヨドバシカメラパソリを購入、自宅でEdyにチャージしてサークルKで初体験。

「シャリーン」という音と共に、無事に支払い完了。

しかしネット上の簡単な操作で万単位のお金が動き、カードをかざすだけで支払い完了というのは、なんとも"お金を使った"という実感が沸きませんね・・・。

使った分は支払用の銀行口座に同じ額面をきちんと入れておかないと、後で痛い目を見そうな気がしてしまいます(^^;。
Posted at 2007/05/05 02:18:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 取材・業務雑記 | 日記
2007年05月03日 イイね!

【試乗インプレッション】 ルノー グラン・セニック (3)

グラン・セニック」のインプレッション、最終回は"ミニバンの肝"ともいえるシートアレンジメントや室内の使い勝手を検証してみましょう。



グラン・セニック」は2-3-2の3列シートを備え、乗車定員は7人となっています。
限られた全長ゆえに3列目シートはエマージェンシー的な要素を含んでいますが、それでも短時間であれば余程大柄な方でなければ大人でも充分に乗れる程度の空間は確保されています。

そして当然、7人分全てのシートにしっかりとした3点式シートベルトと高さ調整式のヘッドレストが備わります。
また、リアシートはISO FIXチャイルドシートに対応していますので、子育て中のファミリーも安心して使うことが出来ます。



シートアレンジメントの多様性や使い勝手の良さは日本製ミニバンの"お家芸"でもありますが、なかなかどうして「グラン・セニック」も負けていません。
3列目席は日本ではお馴染みになった床下収納式。植毛されたフロアボードの下に、左右独立したシートが収納されています。使用時はレバー操作で女性でも簡単にシートを起こすことが出来ます。



一般的には通常は写真の状態、つまり3列目席を床下に格納しておいてステーションワゴン的に使われるケースが多いのではないでしょうか。
余程の大家族でない限りは3列目席はそうそう滅多に使うものでもないでしょうし、逆にちょっとした買い物なのでラゲッジスペースを活用する場面の方が多いように感じます。

写真にもあるようにトノカバーが備わるので荷物を搭載したときのプライバシー保護も万全。
ラゲッジスペースについては3列目席を使用した状態でも200リットル、3列目を収納すれば550~650リットルという空間が用意されます。なぜ3列目収納時の容量が一定ではないかというと、2列目席にはスライド機構が備わっており、前後に120mm(中央席は150mm)の調整幅があるのです。



日本のライフスタイルではそうそう無いかもしれませんが、大型のレジャー用品を積んで出かけたり、休日にちょっとサイズが大きかったり、多量の買い物をするようなシチュエーションは、フランス生まれのクルマ達がもっとも得意とするところ。

グラン・セニック」の場合は3列目の床下収納に加えて、2列目も"背もたれ倒し"→"座面ごと前にはね上げ"→"椅子の取り外し"という3段階のラゲッジスペース拡大方法が用意されています。
しかも3列目が左右独立であったのと同様に、2列目席も左右と中央の3分割独立式。荷物と乗車人数の組み合わせが多様化して、色々なシチュエーションに対応出来るように配慮されています。

日本ではなかなか取り外した車の椅子を置く場所が無いかもしれませんが、2列目席を全て取り外した最大のラゲッジスペース状態でその容量は1920リットル。
日常生活においてこれ以上のスペースを必要とすることは、そうそうあり得ないのではないでしょうか。



さらに嬉しいことに「グラン・セニック」のリアゲートには開閉式ガラスハッチが備わっています。
ちょっとした荷物の出し入れに便利ですし、比較的非力な女性にとってはリアゲートの開け閉めは面倒なもの。
また、例え電動式のリアゲートが奢られたとしても、小さな物を取り出すのには大げさですし開閉の待ち時間も長い。車庫事情などで車体後部のスペースに余裕が無いと、開けることさえもままならない。
そんな日本的な事情を考えてみても、このガラスハッチがどれほど便利なものかを想像するのは難しいことではないでしょう。
 
 
さて、このように見てきた「グラン・セニック」。
私としてはもっとミニバンを求めるユーザーから注目を集めても良いように感じてなりません。

日本製のミニバンとは違いが多いことも事実。エンターテイメント的な装備は皆無ですから、子供が「友達の家の車では後ろでDVDを見られるよ」と言い出すと、お父さんとしては返す言葉が無いかもしれません(もっともメーカー純正設定が無いだけで、社外品対応は出来るでしょうが)。
また、車体のあちこちにカメラがついていたりもしません。その代わり、運転席からの見晴らしは良く、ミラーを含めた後方視界も良好なドライバーズシートが待っているだけです。ちょっとしたメーカーの気遣いとしては、バックソナーは装備されていたりもします。

収納という面では運転席まわりのユーティリティに不満が出るかもしれません。
もちろん助手席前にはエアコンの風を導いて飲み物を冷蔵できる機能を備えたグローブボックスがあります。
前席中央にはシャッター付センターコンソールボックスとカップホルダー。前席下にはシートアンダートレイ、床面にもアンダーフロアボックスが備わります。

しかし、日本車のように「キーレスの鍵はここ、携帯電話はここ、財布はここ・・・」という感じではありません。
キーについてはキースロットがありますが、携帯電話や財布の置き場には一瞬迷ってしまいます。

シートアレンジメントの多様性は日本車を凌ぐほど。
仲間の人数と荷物の量に合わせて、可能な限りのアレンジパターンが用意されているので「荷物を載せるために人を乗せない座席まで倒す」とか「人を乗せるために一体型座席を起こして座面に不安定な状態で荷物を載せる」などということはないでしょう。

安全面を見ると、ユーロN-CAPというヨーロッパの厳しい衝突安全試験で最高点の5つ星を獲得していることが大きなトピックです。
さらにABSやブレーキアシストは当然として、6つのエアバッグや乗員数/積載量に応じて適切な前後へのブレーキ力配分を行うEBD、悪天候下などでのスピン防止に効果的なESP(エレクトロニック・スタビリティ・プログラム)などを装備していあMす。


バカンスの国・フランス。
休日になるとそれぞれの家庭が思い思いのスタイルでレジャーを楽しむお国柄。街中でのショッピング、トレーラーを牽引して出かけるキャンプ、大きなツールを使うスポーツなどなど。

対する日本は例えば大型連休でも「どうやって過ごそうかな?」と悩んでしまって、テレビの行楽番組や観光ガイドブックを見るファミリーが多いことでしょう。

なんというか、日本の場合は車の使い方ひとつとってもオーナーの自由な裁量範囲が少なく、メーカーのお仕着せが強いように感じます。
先程のユーティリティの項でも触れましたが、車内での手回り品の収納にしてもメーカーがあらかじめ想定してポケットを用意、そこをオーナーみんなが同じように使っている。

それは確かに便利です。携帯電話や財布、カード類などある程度同じようなサイズのものがきちんと収納できるので、車内の整理整頓が進みます。
一方の輸入車ではそういった面はあまり考慮されていないとも言えるでしょう。
ただ、では使い勝手が悪いのかというとそんなことはありません。
グラン・セニック」にしても必要以上どころか充分なボリュームのポケッテリアがありますし、シートアレンジメントやラゲッジスペースの使い勝手は日本車に全く引けをとりません。

しかし、メーカーの押し付けがないんですよね。
「これだけの空間、スペースを用意しました。充分でしょう?使い勝手も色々考えて作りました。あとはオーナーの皆さんがライフスタイルや価値観に合わせてご自由にお使いください!」
という感じでしょうか。

そのままの状態で活用する人もいれば、自らのアイディアを活かす人、DIYでちょっとした工夫をしてみる人など、色々なオーナー像が垣間見れます。

こうした面は日本とフランスの文化の違いなのかもしれませんが、ちょっと独創性があると自負するお父さんには、是非フランス生まれのミニバンで新しいライフスタイルを開拓して頂きたいと思います。

気になる価格はベースグレードで2,798,250円、グラスルーフ仕様でも3,090,150円(ともに消費税込)と、思ったよりも安価ではないでしょうか。
お薦めは圧倒的にグラスルーフ仕様。開放的なルーフに加え、アロイホイールの装備のみならず、センターコンソールボックスやドアポケットもグラスルーフ専用装備。エアコンもフルオートになるなど、価格差以上の満足度があるでしょう。

今や日産とのアライアンス関係にあるルノー、ゆえに日本国内でも全国にディーラー網が整備されています。
輸入車ということでメンテナンス面も気になるところですが拠点数の多さは安心感につながり、本当の意味でどこまでも長い距離をドライブ出来る楽しみが得られるというものです。
また、万一のトラブルに備えては3年/6万kmの長期保証に加え、有償で保証期間を最大2年間延長できます。
さらにトラブル発生時に修理から宿泊・代替交通手配までサポートしてくれる「ルノー・アシスタンスサービス」が新車登録から3年間無料でついてくるので、日本車と何ら変わらない条件で日々のカーライフを楽しむことが出来るでしょう。
2007年05月02日 イイね!

【試乗インプレッション】 ルノー グラン・セニック (2)

ルノー グラン・セニック」のインプレッション、第2回は走行性能などを中心にお届けしましょう。



エクステリアも個性的な「ルノー グラン・セニック」ですが、インテリアもなかなか興味深い造形となっています。

デジタル表示のセンターメーターを採用したインパネは運転席の正面にメーターナセルが鎮座していないので、広々した印象。
メーター自体の視認性も悪くなく、大きめのスピードメーターはもちろん、タコメーターもデジタルのバーグラフ表示式。もっともその見栄えは"未来的"というほどではありませんが。
シルバーの加飾プレートが奢られたセンターパネルにはエアアウトレット、エアコン操作部、そしてCDプレーヤー一体型AM/FMラジオが配されます。
また運転席側にはエンジンスタートボタンとカードキースロットを装備。その昔はこうした部分が左ハンドル仕様のまま導入されたことも輸入車では珍しくありませんでしたが、きちんと右ハンドル対応されています。

トランスミッションはマニュアルモード付きの4速オートマチックのみを設定。いわゆる"インパネシフト"形状なので扱いやすく、積極的なマニュアルでのギア選択による走りも楽しめます。



エンジンは排気量1998ccの直列4気筒、DOHCで可変吸気バルブタイミング機構付。
最高出力は98kW(133ps)、最大トルクは191N・m(19.5kg-m)というスペックですが、トルクについては2000rpmで最大トルクの90%を絞り出す実用型エンジン。
ちなみに燃料はプレミアムガソリンが指定されており、燃料タンク容量は60リットル。
スペックをもう少しご紹介すると、車両重量はベースグレードで1560kg、グラスルーフ仕様は1620kg。つまりパワーウェイトレシオはベースグレードで11.7kg/ps、グラスルーフ仕様は12.2kg/psとなります。

さて、実際にドライバーズシートにおさまってみると、明るく見晴らしの良い空間がそこには広がっています。
フロント/サイドともに大きなグラスエリア、そしてシェードを開けるとグラスルーフからも太陽の光が室内に降り注ぎます。
その室内は気品と明るさを巧くバランスさせたベージュでコーディネートされているので、自然と室内の誰もが華やいだ気持ちを抱くのではないでしょうか。
 


カードキーをスロットに挿入してスタートボタンを押すとエンジンが目覚めます。
次にA/Tセレクターレバーを「P」から「D」へとシフトしますが、この時点でパーキングブレーキは自動的に解除されています。
写真のように運転席左下にレバーは備わりますが「電動パーキングブレーキ」を備えているので、エンジンを切ると自動的にパーキングブレーキが作動し、「D」もしくは「R」にシフトするとリリースされる仕組みになっています。
 
スタートさせてみると、2人乗車では全く不足のないスタートダッシュを見せてくれます。
この時の試乗ではあまり都心部を走る機会は無かったのですが、先にも記したように低回転域でトルクフルなエンジンゆえ、ストレスなく走ることが出来るでしょう。

空いた高速道路に乗り入れてみると、とても安定感のある走りを体験できます。
もっとも、ノイズについてはもっと抑えてほしいというのが本音。大きめのドアやリアゲート、ダブルサンルーフなどボディの開口部が多いこともありますが、日本製の中・上級ミニバンにはこの点では一歩及びません。
また、決してパワー的に余裕しゃくしゃくというわけではなく、更にミッションもやや古典的と言わざるを得ない4速仕様のため、追い越し加速や多人数乗車時には高回転までエンジンを使うケースもあるでしょう。
そんな時にやや盛大になるノイズは少々残念なところです。



装着タイヤサイズは205/60R16、グラスルーフ仕様の場合はアロイホイールが標準装備となります。
この時のクルマにはミシュランの「ENERGY」が装備されていました。
ここは各オーナーさんが自らの行動範囲や運転パターンに合わせて、タイヤを好みのものに変えてみても良いかもしれません。
もっともフランス生まれのルノーですから、心情的にはシューズもフランス生まれのミシュランで揃えたい気持ちにもなりますが。

試乗の中では急な峠越えも体験。
やはりパワー的には不足を感じる場面が無きにしも非ずでしたが、それよりも感心したのはフットワークの高さ。
最近ではドイツ寄りになったと言われるフランス車の乗り心地ですが、やはり"しなやか"なフランス流儀のフットワークは健在でした。
日本では一時期、車高の高い車が増えるに従ってコーナーリング時のロールを抑えることにやっきになったメーカーもありましたが、実はロールには「良いロール」と「悪いロール」があるものです。

この辺の細かいところはプロのレーシングドライバーさんやテストドライバーさんに語っていただくのが一番なのですが、私のようなレベルのドライバーでも多くの車種を乗り比べるとハッキリ気づかされます。

つまり「ロール」というものは自然の法則によるものなのですから、それを一切許容しないというのは無理があるはずです。
事実、ロールを徹底的に抑えることが売り文句の足回りを備えた某高級セダンを試乗した時に、クローズドコースで200km/h近い速度でのコーナーリングをしたときも見事に車は地面に吸いつくように駆け抜けました。
しかし、室内には当然の如く旋回Gがかかっているわけで、運転していて何とも気持ち悪さを感じたものです。つまり「無理に押さえつけた"悪いロール"」はコーナーを駆け抜けても歓びが無かったのです。

閑話休題。

ということで「ルノー グラン・セニック」には良いロール感があります。
ゆえに峠道を走ることは苦にならないのですが、如何せんややアンダーパワーであることと、それに輪をかけてミッションが4速という点が残念でなりません。
 
まとめてみると走りや乗り心地については次のような感じでしょうか。


■気に入った点
明るく開放的で居心地のよい室内。運転視界も良好。
しなやかな乗り味。

■残念な点
高速移動や峠道ではもう少し欲しいパワー。
4速仕様のオートマチック。

プロフィール

各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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