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2007年07月27日 イイね!

アクティブAFS

アクティブAFSウチの社用車1号機を日産フーガ 350XVに代替えして三週間ほどが過ぎました。

1997年式の三菱ディアマンテ 30M-SEからの乗り換えということで、装備レベルなどが一気に最新レベルのものに様変わり。
三菱ディアマンテ 30M-SEは現在の基準からしても装備が充実したクルマでしたが、やはり安全装備などは10年もの時間で大きな進化を遂げていることを今回の代替えで改めて実感します。

そんな新装備のひとつ「アクティブAFS」をご紹介しましょう。
これは夜間走行のコーナーリングや交差点の右左折において、進行方向をきちんと照らし出そうという安全装備です。

AFSとはアクティブ(アダプティブ)・フロントライティング・システムの略。近年、上級車種を中心に国内外の新型車に普及が進んでいます。

自動車は夜間、ヘッドライトで前方を照らし出して視界を確保していますが、構造上どうしても旋回時には進行方向を照らし出すのがワンテンポ遅れる格好になってしまいます。

そこで照射角度や配分を変更することで、進行方向をきちんと照らし出そうという装備です。
アイディア自体はそれほど新しいものではありませんが、日本では法規制の関係もあって普及がなかなか進みませんでした。古くはSW20型トヨタMR2がフォグランプのリフレクターをステアリングに連動させて動かすことで配光分布を変動させるという装備を用意したことがあります。
また、一時期普及したウィンカーに連動する補助灯「コーナーリングランプ」もその基本概念は似たものと言えるでしょう。

さてAFSですが、フーガの場合はキセノンランプを採用したロービーム自体が動きます。上下の光軸を適正化するレベライザーのほかに、左右にプロジェクターレンズを動かすスイブルアクチュエーターがロービーム左右に備わります。
一方で、同じ日産でもティーダや、トヨタのクラウンなどではAFS専用のランプを備え、これを状況に応じて点灯させています。

私の場合は夜間走行の機会が非常に多いのでAFSは大変重宝しています。
ステアリング操作と走行速度に応じてヘッドライトの配光分布が最適に左右に変化するので、山間部などはもちろんですが、街灯の少ない地方の市街地などでもかなり有効な装備であると実感しています。

作動そのものはクイックで、注意して見ていれば目視でも作動を確認することが出来ます。
もっとも少々初期の作動が過敏な動きに見えなくもないですが・・・。

こうした安全装備には一層の普及を望みたいですね。
Posted at 2007/07/31 23:11:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日産フーガ (Y50) | 日記
2007年07月26日 イイね!

新兵器

新兵器先日の「第14回 十勝24時間レース」では公式ウェブサイトや公式ブログの運営を行いましたが、その際に新兵器を投入しました。

現地での運営・取材は私とウチの社員、そして写真担当者の3人で行ったのですが、お互いの連絡に無線機を使うことで、より情報の正確性と迅速なサイトへの反映を図った次第。

写真がその無線機。
無線機器大手メーカーの「アイコム(icom)」製、業務用簡易無線機です。

一般的には無線機というと免許や申請が不要の「特定小電力無線」が思い浮かぶところ。
買ったその時から使える手軽さが最大の特徴であり、私も以前は使っていました。
しかし出力は小さく、通話エリアは数百メートル程度。建物などの遮蔽物にも弱いため、サーキットや屋外での自動車の取材では少々物足りない面もあるのが正直なところです。


そこで今回導入した「業務用簡易無線」。
こちらは各地の総合通信局に無線局の開設申請を行い、許可を受けることで使えるものです。
書類手続きが必要であり、その際には申請料もかかります。また、許可を受けた後は電波利用料も納付しなければなりません。

その代わりに特定小電力とは比べ物にならないほどの利用価値が生まれます。
何といっても出力が大きく(今回導入した機種は5W)、通話範囲が格段に広くなります。
電波は決められた割り当ての中で使うので、場合によっては混信の可能でもありますが、私の場合は5波を割り当てられているので、その中から場所場所で混信しないチャンネルを選んで使うことが出来ます。


第14回 十勝24時間レース」で早速使ってみましたが、広い十勝スピードウェイの敷地内は全て通話エリアとしてカバー。
それもそのはず、5Wという出力はサーキットのオフィシャルやレスキューで使っている無線と同じレベルなのです。

帰京後も新車取材時に使ってみましたが、横浜の都市部で数キロ離れていても通話することが出来ました。建物内と屋外でも通話出来たので、文句なしの性能です。


この装置一式、実はインターネットオークションで入手しました。
新品を買うと無線機1台だけで20万円近い価格と言われていますが、今回は無線機3台+充電器2台+ハンディマイクスピーカー3台で中古とはいえ相当にお買い得な金額でした。

この"新兵器"、これから相当に活躍してくれそうなアイテムです。
Posted at 2007/07/27 23:01:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 取材・業務雑記 | 日記
2007年07月25日 イイね!

RAI'S 日産グロリア捜査課指揮車

RAI'S 日産グロリア捜査課指揮車毎度お馴染みの「変わったミニチュアカーコレクション」から1台をご紹介。

ミニカーショップ ヒコセブンからリリースされる「RAI'S」シリーズの最新作がこれです。

「警察本部刑事部捜査課指揮車」。
ごらんの通りベース車両はY34型の日産グロリア、250Sというグレードです。

いつものRAI'Sシリーズ同様に、この車種は実際の警察に配備されています。
商品の箱書きでは「警察本部」とありますが、警視庁に全く同じ車種が存在しています。



特徴は、一見するとハイヤーのような外観。
ボディは黒塗り、トランクリッドにはアンテナが複数備わっています。



この角度で見ると、特徴を良く現しています。
ルーフ中央の赤色回転灯はマグネット取り付け式で、ルーフに備わる脱落防止ピンに引っかけて固定します。
この回転灯の電源コードが運転席側から出ているのもリアリティの高い部分。なぜならこの覆面車両はハイヤーよろしく「運転手付き」の状態で使われることが多いからです。
良く見ると、前後シートにはレースのハーフカバーが装備されている点まで実物をしっかり再現しています。



ここまでの説明で、おおよそどのような車両なのか察しがついたでしょうか。
つまりこの車両は、警察幹部を乗せるためのもので、重大事案発生時などに後席に幹部がおさまって、運転手役の警官1名とともに現場に臨場するのです。
そのため、小さな事案では姿を見せることはありません。


まぁ相も変わらずマニアックな車種選定と、とことん突き詰めたリアリズムが「RAI'S」シリーズらしい抜群の仕上がり具合を見せてくれたモデル。
ますますこれからのシリーズ展開に期待したくなる一品でした。
Posted at 2007/07/26 23:48:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミニチュアカー | 日記
2007年07月24日 イイね!

安全運転教育施設

安全運転教育施設本日のニュースリリースの中から、ひとつご紹介。
本田技研工業からの発表です。

●新「鈴鹿サーキット交通教育センター」をオープン
-2007年7月24日

内容をかいつまんでご紹介すると、以前から行われていた鈴鹿サーキット内にある「交通教育センター(STEC)」の改修工事が間もなく完了し、8月2日に新装オープンするというものです。

国内のサーキットではこの鈴鹿サーキット交通教育センター(STEC)」のほか、ツインリンクもてぎの「アクティブセーフティトレーニングパーク(ASTP)」、富士スピードウェイの「モビリタ」といった実践型の安全運転研修施設が併設されているところもあります。

写真はツインリンクもてぎの「アクティブセーフティトレーニングパーク(ASTP)」ですが、広い敷地で運転の基礎から上級テクニックまでを学べるようになっています。
低μ路やウェット路面もあり、雪道や豪雨といった滑りやすいシチュエーションでの車の挙動を体感したり、いざというときの対処方法を机上の理論ではなく実体験を通じて体得することが出来るのが最大の特徴です。

こうした施設での経験は日常の安全運転に役立つのは当然ですし、やはり一度経験をしているか否かで、いざという場面での対応には大きな差が生じることは間違いありません。

私も仕事がらこのような施設などでスクールを運営したり時には教える側に立つこともありますが、例えば今では当たり前になっているABS(アンチロックブレーキ)も経験したことが無いという方が大半です。

もちろん使わないにこしたことはありませんが、折角の安全装備も正しい動作はどういったものか、どのような効果があるのか、などという知識を経験を通じて持っていなければ宝の持ち腐れ。

私自身がインストラクターをつとめた経験では、例えば女性などは最初はABSを効かせるブレーキングに驚き、怖がっていることが多いのですが、実際に運転操作をしてもらって安全なコース内であることを理解してもらった上で動作を繰り返し行っていく内に、きちんとABSを効かせてステアリング操作で危険を回避して停止することが出来るようになります。
この経験は、いつかもし同じような危険な場面に遭遇したときに、必ずや役に立つことでしょう。

このような実践型安全運転教育は日本においては全く普及していないのが悲しい現実です。
紋切り型に「安全運転」を唱えるのではなく、自動車免許を保有して運転している人たちの技量と知識を正しく高める努力は、行政や警察、自動車メーカーなどが一体となって進めていくことが急務であると言えるでしょう。
Posted at 2007/07/26 23:05:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車全般 | 日記
2007年07月23日 イイね!

新型・マツダ デミオ

新型・マツダ デミオ本日は新車の取材日。
朝から曇り空で時折小雨もぱらつく生憎の空模様、取材は想定外の事態も発生して波乱の展開となりましたが、なんとか夕方までに予定していたメニューをほぼ終了させられました。

今回の取材対象は去る7月5日に発表・発売された新型の「マツダ デミオ」です。

マツダ デミオの誕生は1996年。
飾り気のないキュービックスタイルは"道具"に徹した感じもあるクールなもので、初代の"ワゴンR"にも通じる雰囲気を持っていました。
この初代は飾り気の無さが逆に存在感を際立たせる結果となり、一躍マツダを代表するコンパクトカーとしての地位を確立。

2002年8月にフルモデルチェンジを受けた二代目。
折しも同年4月からマツダは新しいブランドメッセージに「Zoom-Zoom」を採用して本格的な展開を始めており、軽快なリズムのコマーシャルで鮮烈な印象を受けたという方も多いことでしょう。
車の方も「開放感」をキーワードに走る楽しさも訴求、デザイン面でも道具一辺倒の様相だった初代よりは躍動的なものになりました。

そしてこの夏、5年ぶりのフルモデルチェンジを受けて誕生した三代目。
ごらんの通り、まず印象的なのはこのクラスの日本車としてはスバ抜けているデザインセンスです。
複雑なラインを多用して適度なボリューム感と軽快感を巧みにバランス。
悪い意味でコンパクトカーらしい「薄っぺらさ」や、無理なボリューム感の演出による「ボッテリ感」とは無縁です。

このデザイン、骨格の面ではガッシリ系で男性的。しかし随所の意匠に曲面や曲線を織りまぜることで、女性でも全く抵抗なく乗れるスタイリッシュなコンパクトカーになりました。

佇まいとしてはデザイン面だけを見れば、ライバルはヨーロッパ勢という印象です。

今回の取材ではほとんど走らせる機会がなかったので、今日のところはデザインのお話しに留めておきます。
またドライブする機会でもあれば、別の角度からレポートしたいと思っています。

プロフィール

各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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