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2007年12月28日 イイね!

七坂八峠

七坂八峠【2007年12月28日 16時00分/兵庫県美方郡新温泉町居組】

国道178号はいよいよ兵庫県鳥取県に差しかかってきました。

この県境付近、なかなか痺れるようなワインディング、というか"つづら折り"の道のりとなっています。

俗に「七坂八峠」と呼ばれているそうですが、その名の通り、回り込むようなタイトターンが連続し、かつ短い距離で相当の標高を一気に登っていきます。

今回は雨模様ということで、一層慎重なドライビング。
これがより寒さが本格化して雪が降ったり路面が凍結するようなことになれば、かなり危険なルートとして避けることを考えた方が良いほどの難所です。

連続するタイトターンは特に大型車には相当酷なものと思われ、実際に私が走行している間も、対向車に大型トラックやバスの姿は一台もありませんでした。

地域の願いとしては山を貫くトンネルの着工らしく、着工促進を謳う看板も見かけました。

"道路特定財源"が何かと話題になっている昨今ですが、全国各地を走り回っているとたしかに「無駄な道路」も数多くあると感じていますが、一方でしっかり予算を配分して整備しておく箇所もまだまだ残されていると思う次第です。


 【2008年12月9日 追記】
交通の難所として知られていた「七坂八峠」ですが、2008年11月24日に「鳥取豊岡宮津自動車道」の一部となる「東浜居組道路」が開通し、同日から供用が開始されました。

延長3.5km、トンネルと橋で「七坂八峠」を貫いたことから、移動時間がそれまでの10分から4分に短縮。それ以上に、狭く曲がりくねった道を通らなくて良くなったことから、一年を通じての安定した生活道路確保を実現したことで、人や物のさらなる交流活発化や、地域防災・救急の面からも存在意義の大きな道路の開通です。

これによって県境越えの安全・快適性は大きく高まりました。しかし「東浜居組道路」開通後も「七坂八峠」は存続されます。これは新道に対するバックアップ的な位置づけを考えると正しい選択。ところが通行量の激減に伴い、廃棄物の不法投棄が増えるといった新たな問題が生じているようです。

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Posted at 2007/12/29 23:50:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2008年 山陰&九州 | 日記
2007年12月28日 イイね!

天空を貫く鉄路

天空を貫く鉄路【2007年12月28日 15時40分/兵庫県美方郡香美町】

国道178号は香美町の中心部を抜け、一旦山側でいくつかのトンネルを抜けます。

そして直角に近い右コーナーを抜けた先に、鉄道ファンにはお馴染みの光景が待っていました。

餘部橋りょう(余部鉄橋)」。

JR山陰本線、鎧駅と余部駅の間にかかるこの鉄橋は、鉄道ファンなら知らない人はいない定番スポットです。

1909年に着工、1912年に完成した鉄橋は、地上からの高さが41.5mもあり、まさに「天空を線路が貫いている」ような感じです。
また、11基ある橋脚は高く空に向かってそびえ立ち、しっかりと橋を支えています。この光景、地上から見上げると、その迫力に驚くとともに、このような壮大な橋を造り上げた方々の英知とご苦労がしのばれるものです。

しかし、1986年のまさに今日、12月28日に強風のために鉄橋を通過していた回送列車があおられて転落、真下にあった建物を直撃して建物内にいた5人と列車に乗務していた車掌の合わせて6人が死亡、建物内の6人が重傷を負うという悲惨な事故が発生してしまいました。
この事故以降、強風対策が見直されて運行中止の基準となる風速が改められました。

この橋もそろそろ古さが隠せなくなってきたこともあり、2010年の完成を目指して現在の橋よりも7m内側に新たに架橋することが決まっています。
既に工事ははじめられており、橋の下には工事関係の機材も搬入されていました。

ということで、現在の姿を眺められるのもあと僅か。架橋工事が本格化すると、バックに日本海が拡がり、赤い橋梁を列車が通過する光景に、工事現場が重なることになってしまいます。

このため、一目見よう、写真におさめようという方が鉄道ファンに限らず多くこの地を訪れているようで、雨模様となったこの日もカメラやビデオ片手の観光客の姿がありました。

かくいう私もその内の一人。
返す返すも天候に恵まれなかったのは残念でなりませんが、この目で偉大なる建造物をしっかり見ることが出来たのは貴重な経験になりました。


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Posted at 2007/12/29 23:49:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2008年 山陰&九州 | 日記
2007年12月28日 イイね!

洗車道路

洗車道路【2007年12月28日 14時40分/京都府京丹後市久美浜町河梨】

無事に給油を終えて、再び国道178号で西を目指します。

この地域は日本海側というロケーションゆえ、冬場には降雪や路面凍結もあるようで、その対策のために道路には散水設備が所々に設けられています。

その散水設備には二種類あり、ひとつは道路中央のセンターライン部分に散水孔が設けられているパターン。

そしてもうひとつは、橋梁部での路面凍結を防ぐことが目的と思われるもので、こちらは左右の路肩部分に散水装置が設けられています。

この左右から水が出ている装置、その勢いがなかなか元気。
確かに道路幅全体にしっかり効果を出すためには、道路中央部に向けて勢い良く水を出してやらなければ意味がありません。

それにしても、なかなか勢いの良い水の出し方。

まるで洗車機の中を走っているような感じで、ボディの左サイドにはしっかりと路肩から放たれた水がかかります。


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Posted at 2007/12/29 23:47:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2008年 山陰&九州 | 日記
2007年12月28日 イイね!

1スティント終了

1スティント終了【2007年12月28日 14時00分/京都府京丹後市峰山町新町】

国道176号→国道312号と走って到着したのは京丹後市
元々は丹波国の中心地であったといわれる地、その市街地はロードサイド型の店舗も多く、なかなか賑わっている感じでした。

ここでセルフ式のガソリンスタンドを見つけたので、出発以来始めての給油。

オドメーターは47547kmを刻んでいましたので、走行距離は706km。
80リットルの容量を持つ燃料タンクが呑み込んだハイオクガソリンの量は56.10リットル。

計算すると東京からここまでの燃費は12.6km/Literとなります。

13km/Liter台に突入させられるかと淡い期待も抱いていましたが、名神高速に入って間もなくの渋滞や、雨による抵抗損失の増加などが影響したようです。


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Posted at 2007/12/29 23:46:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2008年 山陰&九州 | 日記
2007年12月28日 イイね!

片道4分間の小旅行

片道4分間の小旅行【2007年12月28日 13時00分/京都府宮津市字大垣】

天橋立」眺望スポットである「傘松公園」には、麓から丹後海陸交通株式会社が運営するケーブルカーかリフトで往復出来るようになっています。

さすがにこの日は雨模様だったのでリフトは稼働を止めており、ケーブルカーでの往復となりました。

乗車料金は往復大人640円、400mある片道の乗車所要時間は4分ほど。
麓の府中駅では傾斜度合いが線路とケーブルカー車内で微妙に異なるので、なんとも不思議な違和感を覚えます。

運行は原則的に15分間隔。往復でも僅か8分間ほどの短い乗車時間ではありますが、なかなかケーブルカーに乗る機会というのもありませんから、ちょっとした楽しいひとときを過ごせます。

ちなみに写真では分かりにくいかもしれませんが、線路の脇に階段状の通路が両駅間を結んでいます。
最初は勝手に「万一の故障時などに乗客が避難するためのものか?」と思いました。
確かにそのような意味合いもありますが、実は運行に携わる方々の通路として毎日使われているのです。

これは復路で乗車した車両の車掌さんにお聞きしたのですが、2両の車両はお互いがつながっており、これが交互に上下する「交走式」のために、必ず毎朝山頂から麓に向かう車両の運転士さんと車掌さんが始発乗務のために、徒歩で山を登るそうです。
さらに終電で山頂まで乗務した運転士さんと車掌さんは、逆に毎日徒歩で下りてくることになっているのだそうです。

この路線で最も勾配がきつい場所は461パーミル、車掌さん曰く「一息で登り切るのは無理で、2回くらい途中で休憩します」とのこと。
また同線は通年運行のため、冬場に積雪があってもやはり徒歩で上り下りするのだとか。ケーブルカーの場合は線路が雪に覆われていない限りは、基本的に運行することが可能だそうです。

この年末年始は余り天候に恵まれそうに無いので初日の出を拝むのは難しいかもしれませんが、丹後海陸交通株式会社では元旦の午前6時30分からケーブルカーを運行するとのことです。


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Posted at 2007/12/29 23:44:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2008年 山陰&九州 | 日記

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各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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