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2008年02月04日 イイね!

【試乗インプレッション】 マツダプレマシー

【試乗インプレッション】 マツダプレマシー久しぶりのインプレッション記事を書いてみようと思います。

今回ご紹介するのはマツダの「プレマシー」。
1999年春にデビューした初代は5ナンバーサイズで特に短めの全長に三列シートをレイアウトしたコンパクトなミニバン(言葉としては変な感じですが・・・)の先駆けとなりました。

2005年春、6年の歳月を経て現行型となる二代目にスイッチ。ボディサイズは一回り大きくなり、全幅が1.7mを超えたことから"3ナンバーボディ"になりました。またエンジンラインナップは初代の排気量2000cc/1800ccに対して、二代目は排気量2300cc/2000ccとされ、走行性能の向上を図っています。
またリアドアはそれまでのヒンジ式からスライド式に変更されたのも大きなポイントです。

2007年1月には一部モデルに直噴ガソリンエンジン(DISI)と5速オートマチックを搭載。同年9月にはマイナーチェンジを施し、5速オートマチックは2輪駆動の全モデルに設定を拡大しました。

まず全体的な印象としては、似たようなクラス(サイズ、三列シート、スライドドア)になるトヨタ自動車の「アイシス」や日産自動車の「ラフェスタ」と比べると、やや"大味"な印象を受ける部分もありますが、総じて良い出来ばえにあると言える商品力を誇っています。

走りについてはパワーに余裕のある2300ccエンジンはもちろんですが、日常的な使い方と高速道路を淡々と走るような一般的なシチュエーションにおいては2000ccエンジンでも不足を感じることは無いでしょう。
ここには5速オートマチックの採用が効果を発揮している面も大きいようです。この点は走行性能のみならず燃費性能にも差が生じる部分ですから、中古車も含めて購入を検討する際は、年式によってオートマチックが4速のものもあるわけですから気をつける必要があるでしょう。

ちなみにライバル勢はCVTを採用しています。CVTの方が燃費性能では絶対的に有利ですが、どうしてもコストは高くなってしまいがち。装備の差もあるにせよ、若干「プレマシー」の方が安価なプライスタグという印象です。
なお「プレマシー」の4輪駆動モデルは4速オートマチックとなりますので、4輪駆動についてはCVTを採用しているライバル勢の方が価格差を考えても走行/燃費の両性能面からお薦めとなってしまいます。

室内は拡がり感のあるデザインですが、遊び心や華やかさはあまりありません。この「プレマシー」はヨーロッパ市場も"主戦場"となっていますが、特にドイツで評判の良いマツダだけに、善くも悪くもドイツ車の風味も感じられます。

使い勝手で気になるのはポケッテリア。
運転席まわりにちょっとした小物を収納するスペースが不足している感じもあります。例えば財布や携帯電話など、日常的に持ち歩くものについては、すんなり収まるスペースというのが欲しくなるものです。

キャビン全体の使い勝手はなかなか高い実力を見せてくれます。
今回は朝から夜まで300kmほどを走りましたが、ドライバーズシートは長時間乗車でも疲れ知らず。
リアは二列目席は2人乗りに割り切った感じで、中央席は"補助席"という位置づけです。これによって4人の大人が前後左右全ての席で快適に移動できる点は大きな特徴になります。
三列目席はさすがにエマージェンシーの域ですが、それでも以外に全長が短い割りにはライバル勢と同等かそれ以上の空間が用意されています。
もし5~6人乗車するのならば、二列目の中央席を使うよりは三列目席を使った方が快適ではないかと思います。

プレマシー」の特徴のひとつに全長の"短さ"がありますが、この点は三列目席後ろのカーゴスペースにしわ寄せがきています。つまり、三列目を使用している場合のカーゴスペースは奥行きが短く積載能力は決して高くありません。

こうした条件を考えると、基本的には通常は三列目席を収納してステーションワゴン的に使うユーザーさんにお薦めです。実際にはこのクラスのミニバンユーザーの大半がそうしているのではないかと思いますが。

その上で先に記したように一列目&二列目の居住性はなかなか高いので日常ユースでの本質的な快適性を求める向きには打って付け。
さらに言えばスライドドアの開口面積が広いので、実は二列目席はもとより三列目席へのアクセス性能も非常に高いものがあることも隠れたポイントでしょう。

一般的に考えた場合、夫婦+子ども二人の家族にとって日常ユースではまず不満が出ることはないでしょう。その上で子どもがチャイルドシートを使うような年齢であれば別ですが、小中学生クラスであれば夫婦の両親を乗せるような場合でも、子どもたちを三列目、両親を二列目に乗せて食事などに出かけるような使い方にも充分に対応してくれるでしょう。こうした場面で三列目席への出入りや、高齢者の二列目席への乗降において広いドア開口面積は便利(ただし、若干サイドシルが高めですが)。
また、子どもがチャイルドシートを使うような年齢であったとしたら、広い開口部はお母さんが子どもを乗り降りさせる際にも有用でしょう。

ライバル比較で言えば、開口面積の広さだけでいえば左側センターピラーレスの「アイシス」が圧勝。しかし私自身残念ながら検証するに至っていないのですが、このボディ形式は長年使っていく上での経年劣化について不安もあるのではないかと思います。
ラフェスタ」はCVTミッションながら安価なプライスが魅力。ただしスタイリングについては途中のマイナーチェンジで大がかりな"整形"を受けたりして、少々完成度が低いような感じも受けてしまいます。

結果的には二代目で"3ナンバー"になりましたが、まだ都心部でも日常ユースの許容範囲にあるボディサイズといえる(全高のみタワーパーキングには対応しませんが)、このクラスのミニバンモデル。
"zoom zoom"を標榜するクルマ造りも浸透、デザインの統一感も全社的に整ってきたマツダの「プレマシー」は、今改めて注目に値するクルマであると認識しました。

ただ、個人的に私の周りだけなのかもしれませんが、ディーラーの販売力が弱いのはライバルメーカーに対して未だに一歩遅れているところ。
値引き重視の販売姿勢にあるお店やセールスマンも多く、結果的にリセールバリューも高くないのはマツダの全車に共通する弱点ゆえ、メーカーとして一層のブランド力向上と販売教育の徹底が望まれるところです。
2008年02月03日 イイね!

雪の日は資料収集

雪の日は資料収集節分の日を迎えた関東地方は、本格的な降雪に見舞われました。

日付が3日に変わるころには「予報で言うほどの雪にはならないか?」と思っていたのですが、朝になってみると見事な銀世界。

仕事も一段落ついた午後、社員嬢が予約注文しておいた"巻き寿司"を取りにつれて行ってほしいというので、YOKOHAMAice GUARD BLACK iG20を装着してある社用車1号機(日産フーガ 350XV)で出動。

しかし折角の機会、出かけたからにはちょっとした"収穫"も期待出来るのではないかと、都心方面を走ってみることに。
道路交通情報によると首都高速道路は埼玉県や神奈川県で通行止めになっているものの、都内は2号線以外は特に規制も無い模様。

交通量の少ない首都高速道路を走り、助手席の社員嬢に資料となり得る写真を撮影を指示。
こうした写真は後々、制作業務などでとても有用な素材となり得るものです。

そうこうして都心を後にしている途中で思ったのが、本格的な雪道における道路の除雪・排雪風景の写真が無いこと。
その他にも本格的な雪道や冬のカーライフにまつわる写真素材はさすがに関東にいると集まらないものも多いので「この冬は時間を見つけて北海道にでも撮影に行ってみようか?」なんていうことも考えてしまったのでした。
Posted at 2008/02/04 03:41:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | 取材・業務雑記 | 日記
2008年02月02日 イイね!

予算配分の難しさ・・・

予算配分の難しさ・・・カレンダーも2月に変わり、さすがに正月気分もすっかり抜けて世間は年度末モードに向かっているような気がします。
それを実感するのが「増加した道路工事」というのもどうかとは思いますが・・・。

いずれにしても年度末に向けて何かと忙しくなる方も少なくないでしょうし、2008年度に向けての色々な動きというものもあるわけです。
当方のような小さな個人事務所レベルであっても、クライアントさんとの予算や企画についての打ち合わせなどが必要となるわけです。

そして一方では確定申告の時期でもあり、こちらも個人事業主などにとっては忙しさを倍増させる大きな要因になります。
もっとも確定申告については私の場合は信頼できる税理士さんに一切をおまかせしているので、楽々だったりするのですが・・・。

とは言え、なんとなくこの時期は"売上"とか"経費"、"納税額"などについて関心が高まるもの。
そんな中で考えたのが、これから購入する高額商品について。

まず社用車1号機(日産フーガ 350XV)、2号機(三菱ランサーエボリューションVII GT-A)ともにタイヤが必要。
1号機は3月中頃を目処に夏タイヤに交換しますが、その際に新品が必要です。2号機は通年夏タイヤですが、摩耗が進んでいるので交換を要するのです。

次にカメラのレンズ。
これはどうしても急を要するものではないのですが、写真撮影を主な生業とする"カメラマン"ではないものの、写真撮影が業務上必要であることから、やはり良いレンズというのが欲しくなるものです。

そしてノートパソコン。
こちらは事務所にある一台がトラブルを起こしているので、近い内に購入することになりそうです。

ウチでは出張が多いことからノートパソコンのみを仕事で使っています。そして現役マシンとして活躍しているのは全てPanasonicLet's note

そもそもは海外出張を控えて私が2003年秋に購入したのがきっかけですが、とにかくモバイル性能が高いことが気に入っているポイント。
頑丈なボディ、長持ちする電池、当時から無線LANを標準搭載している点などなど。
さらにウチで導入している機種はマルチドライブ内蔵型なので、出先でCD-ROMやDVD-ROMを読み書きできるのは大きなメリット。

私が使っている機種は2003年秋に購入したCF-W2ですが、一度だけHDD故障による交換を行なった以外はノントラブル。今でも性能的にも何ら問題なくメインマシンとして全国各地に持ち歩きバリバリ使っています。

もちろん全てが100点というわけではなく、ビジネスモバイルに特化しているためエンターテイメント性はほぼ皆無。
スピーカーはモノラルですし、テレビチューナーも搭載していません。
しかし音声はヘッドホンを使えばステレオで楽しめますし、テレビは携帯電話でも見ることが出来るご時世ですから、それ程気になることでもありません。

そんなわけで間もなく発売されるLet's noteの春モデル導入を検討しているのですが・・・。

そのお値段は社用車2台分のタイヤ代にも匹敵するんですよね・・・。
Posted at 2008/02/04 03:14:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | 取材・業務雑記 | 日記
2008年02月01日 イイね!

2008年が徐々に始動・・・。

2008年が徐々に始動・・・。昨日付のエントリでは「モータースポーツはオフシーズンだからブログのネタも不足気味」と書きました。

その翌日付けのエントリでこんな事を書くと二枚舌のようかもしれませんが、着々と2008年のモータースポーツシーズンも始動してきています。

先の週末、1月25日(金)から27日(日)にかけては「FIA世界ラリー選手権(WRC)」が開幕戦を迎え、伝統のモンテカルロラリーが行なわれました。
この一戦ではシトロエンのセバスチャン・ローブ選手が強さを見せて史上最多となるモンテカルロでの5勝目を飾りました。

この後、「FIA世界ラリー選手権(WRC)」はスウェーデンに舞台を移し、2月8日から10日にかけて第2戦が開催されます。

この他の主要なモータースポーツカテゴリーは3月になって開幕というパターン。
その中で3月に入って早々に開幕戦を迎えるのがツーリングカーレースの世界最高峰カテゴリーである「FIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)」です。

これまでにもWTCCについては度々ご紹介してきましたが、とにかく日本ではお目にかかることの出来ない白熱した超接近戦が魅力のレース。

一日で50km程度のスプリントレースを2レース行い、第一レースの結果を受けて第二レースでは上位8台がリバースグリッドでスタートを迎えるという仕組みを採用しています。
またウェイトハンディ制度もあるので、毎戦ウィナーを予想するのがとても難しいレースでもあります。私も毎戦欠かさず見ていますが、なかなか順位予想は当たってくれません(^^;。

参戦車両はBMW、シボレー(GM)、セアトがワークス体制を含め主流となります。昨年まではアルファロメオも参戦していましたが、残念ながら2007年限りで撤退してしまいました。
しかし楽しみなニュースも。昨年までアルファロメオを走らせていたチームが新たに他のチームとパートナーシップを組み、ホンダアコードでの参戦を発表したのです。
ドライバーはアルファロメオで昨年シリーズ3位に食い込んだジェームス・トンプソン選手、WTCCでは史上二人目となる同日開催の2レース制覇も成し遂げただけに、2008年もチャンピオン争いの一角を占めることが充分に期待されます。

そしてWTCCといえば身近なところでは2008年に日本初上陸を果たすことも大きなニュース。
開催日は10月25日(土)・26日(日)、舞台は岡山国際サーキットでシリーズの第21戦/第22戦が行なわれます。

岡山国際サーキットは過去にF1も開催した国際コースながら、観客とコースの距離感が近いという特徴があります。
また、色々な観戦ポイントが比較的まとまっているので、短いスプリントレースでもちょっと移動することで多彩な場面を生で楽しむことが出来るでしょう。

もちろんWTCCの本番では安全確保のためにフェンスの増設などもされるかもしれませんが、他の国内主要サーキットよりは圧倒的にWTCCの魅力を体感できるコースであることは変わりないでしょう。

関東地方などからは岡山国際サーキットまで観戦に出かけるのは時間的/費用的な負担も小さくありません。
しかし、必ずや行って損の無い"ホンモノのバトル"が、まさに目の前で繰りひろげられることは間違いありません。

今日はWTCCにも関係した取材をしてきたのですが、私も今から10月の「WTCC日本初開催」を楽しみにしています。
Posted at 2008/02/04 02:49:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | モータースポーツ | 日記

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