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いよいよカレンダーも水曜日ということで週の半ば。
この週末は北海道・更別村の十勝インターナショナルスピードウェイで「第15回 十勝24時間レース」が開催されます。

ということで、今年初めての十勝インターナショナルスピードウェイ入り。
当方では「第15回 十勝24時間レース・公式ウェブサイト」と、「公式ブログ」の制作運用を受託しているので、特に決勝レース中に行う公式ブログでのリアルタイムレースレポートに向けてのセッティングを行います。

セッティングは大きく分けて「作業スペースの構築」「インターネット通信環境の確保」「段取りの打ち合わせ」という感じですが、打ち合わせはこれまでも電話やメールで頻繁にやりとりしているので問題なし。
作業スペースは例年使っている部屋があてがわれたので、机や椅子のレイアウトを整え、部屋に射し込む太陽の光を和らげるためポスター類を貼って完了。
いつも問題なのはインターネット通信環境の確保で、昨年もこれに相当の時間を費やしました。
ところが今年はサーキット側のインターネット環境が変わったため、何の問題もなくLANケーブルをパソコンに接続するだけで通信することが出来ました。

ということでセッティングは比較的あっけなく終了。

ちょっと時間の余裕もあったので、タイヤサービスのトランスポーターをパドック内で撮影してみました。
大型車はサーキットでもなかなか撮影する機会やロケーションがないので、貴重なカットです。

ちなみにチームの搬入一番乗りは「PETRONAS SYMTIUM BMW Z4M COUPE」。早々にトランスポーターから機材をピットに搬入して設営をスタートしていました。
しかし事実上、今日の段階で設営に着手したのはこのチームのみ。明日、大半のチームは設営を行いますが、不安定な空模様が気になるところです･･･。

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昨年同様に私は「Rally Hokkaido」と「十勝24時間レース」を取材するため、帯広に連泊中。

実は今回、取材で訪れる競技会場でとてもお世話になっている関係諸氏も同じパターンで仕事をされているために、「Rally Hokkaido」終了後も居残り組となっていました。

火曜日は皆さんも特に予定はなく、適当にその辺をレンタカーでブラブラしてみるというお話しだったので、地元出身者として案内役を買って出ることにしました。

ということでお昼前に社用車1号機(日産フーガ 350XV)で皆さんの宿泊しているホテルに向かって合流。
そのまま1号機に皆さんをお迎えして、まずは2分走ったところにあるお店で昼食にお蕎麦を食べることに。

食後、行き先の候補として挙がったのは上士幌町の「ナイタイ高原牧場」、私も久しぶりの場所なのでご案内することに。

長年十勝に住んでいた身としては、なんてことはない大規模な牧場という感じですが、やはり北海道の雄大さや大自然を象徴するような場所でもあるので、皆さん喜ばれていたようでなにより。

ご一緒したのは3名、そのうちのお一人は生憎持ってきていたデジカメが故障したということなので、私のデジカメをお貸しすることに。掲載した写真は「ナイタイ高原牧場」でN氏が撮影した牛の群れです。

続いて車を走らせて向かったのは池田町の「ワイン城」。こちらも十勝では昔から定番の観光スポット、到着すると大型バスが何台かいましたが、観光客の大半は中国・台湾の方々でした。

ワインの試飲を皆さんに楽しんでいただいたあとは帯広市内へ。
夕食は「Rally Hokkaido」の参加チーム関係者の方とも合流して、市内のレストランへ。
お店は私のような地元出身者にとっては親しみある有名店ですが、たしかにここは観光客にも人気のスポットという一面がありました。
しかし帯広駅から少々離れているため、モータースポーツ関係者は訪れる機会が無いようで、何度も帯広・十勝を訪れている面々も初めての来店だったとか。
リーズナブルに美味しい肉料理とお酒を満喫できたので、ここでも皆さん喜んでいたようでなにより。

ホテル周辺に帰って、飲み足りない(暴れ足りない？)面々はネオン街へと消え、私は若手ラリードライバーさんと二人で、居酒屋に入ってちょっとだけ飲み直し。
おかげでラリーについてやドライバーさんの思い、意気込みなど楽しいお話しをたくさんお聞きできた有意義な時間を過ごすことが出来ました(^^)。

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競技会明けの月曜日は、毎度のごとく制作作業に朝から夕方まで追われます。

自分自身で取材した「Rally Hokkaido」はもちろん、国内外で開催されたモータースポーツイベントの情報が続々と入ってきます。

もちろん中には自分自身で執筆も行うものがあるのですが、実は今日の月曜日は今年のシーズン中でも集中的に関係するカテゴリーが開催された翌日にあたります。

ということで「Rally Hokkaido」取材の疲れも全く抜けきらない中、朝から怒濤の制作作業。
前日に買っておいたパン2つを昼食に、完全にホテルの部屋で引き篭もり。
飲み物については長期滞在の身ゆえに既にスーパーマーケットでの事前買い出しをしており、紙パックや大きなペットボトルを部屋の冷蔵庫に貯蔵中。紙コップも買ってある万全の体制です。

なんだかんだとやっているうちに時間は過ぎ、無事に夕方になって納品作業までを完了。

ようやくひとヤマ超えたことから、温泉でリフレッシュすることにして夕食を兼ねた外出。
地元の人しか知らないような"食堂"でおなかを満たしたあとは、昨日まで「Rally Hokkaido」のヘッドクォーターとなっていた十勝幕別温泉 グランヴィリオホテルの「華のゆ」へ。
ここは元々の料金設定からしてリーズナブルですが、今回は20時以降の入館だったので貸しタオルセット込みで650円！

世界にふたつしかないモール温泉、4日前に訪れた「ホテル大平原」に続いて2回目の入浴となりました。

ちなみに写真は本文とは全然関係ないですが、北海道で見かけた警察車両シリーズの第二弾。
日産ティアナの速度取締レーダー搭載仕様です。最近は東名高速の神奈川エリアで覆面仕様をよく見かけますが、首都圏で白黒制服仕様は見ないですね･･･。

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熱戦が続く「Rally Hokkaido」の競技二日目。
昨日の豪雨は少なからず競技に影響を与えたようで、特に全日本選手権の上位陣は軒並みトラブルやアクシデントで後退するという波乱の展開となりました。

この日も朝から本別方面で撮影。
お昼にサービスパークへ戻ってからは全日本選手権勢のサービス風景を撮影したり、関係各位とお話ししたりと、比較的まったり過ごすことに。

そして夕方、各車が再び北愛国交流広場に戻り、締めくくりとなるギャラリーステージ、1.20kmの「OBIHIRO 2」が行われます。
ここではAPRC(アジア・パシフィック・ラリー選手権)勢の走りを背景にギャラリーを絡めて撮影、スケジュールの関係で全日本勢の撮影は断念してセレモニアルフィニッシュへ。

APRCで優勝を飾ったのは田口勝彦選手、僅差の2位にCUSCOの柳澤宏至選手、3位に同じくCUSCOのディーン・ヘリッジ選手という結果になりました。
またAPRC登録外で参戦していた新井敏弘選手が総合優勝。

一方の全日本選手権は波乱の大会を"人生横向き"の北村和浩選手が制覇。先週の全日本ダートトライアル選手権で優勝を飾った勢いは北海道でも衰えることなく、全日本ラリー選手権初優勝を飾りました。

またJN2クラスでは関根正人選手が久しぶりの全日本選手権優勝を獲得。今年から設立されたJN1.5クラスでは大井こずゑ選手が、こちらも嬉しい全日本選手権初優勝を飾りました。

ちなみに大井選手が駆る三菱コルトは、花柄模様が目を惹くデザイン。リエゾンやギャラリーステージでは、特に子供たちから大人気の存在でした。

セレモニアルフィニッシュ終了後はメディアセンターへと移動して打ち合わせや資料収集、全日本選手権の表彰式を取材。

その後、次の予定があるので大急ぎでホテルへと帰りますが、途中で昨日に続いて「カレーショップ インデアン」で夕食。
ここまでの夕食、焼き肉×2回＆カツカレー×2回･･･。

予定時刻に間に合うようにホテルの部屋に帰ると、そこから先は果てしないお仕事モードに突入したのでした。

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今日から「Rally Hokkaido」の競技がスタート。
二日間で18本のSS(スペシャルステージ)が設定されていますが、最初のSS1は陸別町の林道とダートコースを組み合わせた2.73kmのギャラリーステージ「RIKUBETSU 1」となります。

早朝5時に帯広市内を出発、陸別まで移動。
20年以上帯広には住んでいましたが、その間に陸別を訪れたのは2回だけ。
それが取材業務で2年連続で訪れることになるとは(^^;。

SSで一通りの撮影が終了したら、再びクルマで移動。足寄、本別方面をまわってリエゾン(一般道の移動区間)風景などを撮影します。
リエゾンでは観戦客や地元住民の皆さんが沿道でラリーマシンに向かって手を振ったり小旗を振って声援を送ります。クルーたちもこれに手を振って応えるのですが、こうした風景こそラリーの醍醐味。
サーキットレースとは異なる、地域に根ざした大会運営、そして地元の皆さんが気軽に応援できるモータースポーツがラリー、これぞ"モータースポーツ文化"といった感じです。

午後には再び陸別に戻ります。
どこで撮影しようか？と考えていると、色々お世話になっている雑誌編集者の方から「Rally Hokkaidoで陸別に来たら、リクベツジャパーンを撮らないで帰っちゃダメでしょ」というアドバイス。

実は昨年は取材スケジュールの組み立てが上手くいかず、陸別名物のウォータースプラッシュ「リクベツジャパーン」を撮影していなかったので、では今年はリベンジしてみましょうということで撮影ポイントへ。

撮影ポイントの間近までステージアクセス許可を得ているメディアのクルマならば行けるルートも教えてもらったのですが、その道の入り口に行ってみると獣道度の高いルート。
ということでこのルートは諦めて、少々歩くコースで撮影ポイントに到着。

ポイントではベテランカメラマン氏とご一緒したのですが、空がだんだん暗くなってきます。
そして遂に雨が･･･。
「降ってきましたねぇ」
なんて軽口を叩けたのはほんの5分ほど、雨足は一気に強まり辺りも暗くなってしまいました。
それでも何とか撮影していたのですが、雷は近くで鳴るわ、雨足は更に勢いを増すわでギブアップ。
APRC(アジア・パシフィック・ラリー選手権)車両を数台撮影したところで撤収、ズブ濡れになって帯広へと帰還。

途中の移動ルートは前を見るのも大変な豪雨、やはりこの天候急変によって終盤ステージを含めて今日は3つのSSがキャンセルになってしまいました。

サービスパークに立ち寄ったあとはメディアセンターで地元新聞社の方と打ち合わせ。
その後はホテルに帰る途中で急ぎの夕食、明日も朝が早いので早寝することに。
ちなみに今日の夕食は「カレーショップ インデアン」、帯広で急ぎの食事はここに限ります。

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