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2008年08月16日 イイね!

情報格差

情報格差昨日のニュースで次のような報道がありました。

●光回線活用に本腰 開発局4200キロ開放 過疎地普及へ市町村に貸与
北海道新聞 2008年8月15日 8時48分

国土交通省北海道開発局は、緊急通信用として北海道内に敷設した光ファイバー網の回線について、市町村への貸し出しを行なうと発表しました。

今や都市部ではブロードバンドが当たり前の存在となり、「株式会社インプレスR&D」が2007年6月に発行した「インターネット白書2007」によると日本のブロードバンド普及率は同年3月現在で50.9%となっています。

しかし一方でいまだにISDN回線のみという地域も少なくないのが現実であり、ブロードバンドの普及はテレビやラジオのように限りなく100%に近づけるのは難しいのではないかと予想します。

そんな"情報格差"の多い地域のひとつが北海道。ブロードバンドを望んでいる人の数は少なくなかったでしょうから、今回の発表に期待を寄せている地域も多いかと思います。

例えば「十勝インターナショナルスピードウェイ」がある更別村は村の中心部半径4km以内にはADSLサービスが2005年から供用されていましたが、それ以外の地域ではブロードバンドは使うことが出来ませんでした。

それが昨年夏に総務省の「地域情報通信基盤整備推進交付金」の交付が決まり、現在では無線LANを使ったブロードバンドが整備されています。
これにより住民がインターネットを利用して様々な情報を得たり発信出来るようになったほか、企業・経済活動でも大いに役立っています。

さて今回の国土交通省北海道開発局による決定は地域間の"情報格差"解消に向けて大きな効果が期待されるところ。

ですが、今のタイミングでの発表には、いささか"裏の目的"も感じざるを得ません。

既に皆さんご承知の通り、国土交通省北海道開発局は官製談合事件の発覚などによって廃止が検討されています。
地元では反対の声が大きくなっているようですが、大局的に見た場合に廃止はやむを得ないところでしょう。

こうした情勢の中で、やや唐突に発表された今回の光ファイバー網開放貸与計画。
実際には数年前からこの光ファイバー網については開放を求める声が一部にあったのですが、緊急時の利用前提での敷設などを理由に国土交通省北海道開発局は耳を貸さずにきていました。

なんとなく地域のため、というよりは役人の保身が見え隠れする今回の発表内容。
しかも"貸与"には1メートルあたり年間16円という利用料金案も設定されており、永年的な収入源の確保も目論んでいるように感じます。

光ファイバー網の開放による"情報格差の是正"は何としても実現してもらいつつ、国土交通省北海道開発局は廃止も含めた徹底的な効率化に向けての検討を、本件とは別のところで進めてもらいたいと考えます。
 
Posted at 2008/08/18 01:02:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2008年08月15日 イイね!

マチのチカラ

マチのチカラ今日のニュースで、ちょっと気になって目に留まったものがありました。

●横浜市、47年ぶり不交付団体に 普通交付税算定額発表
-2008年8月15日 11時41分 asahi.com (朝日新聞)

総務省がこの日発表した、各地方自治体に配分する2008年度の普通交付税算定額についてのニュース。

普通交付税は地方交付税制度の核とも言える部分で、全国の都道府県や市町村(特別区を含む)に対して、決められた算定方法によって導かれた額が国庫から交付されます。
ただし、この制度は地方自治の財政均衡化などが目的のため、算定結果によって"豊かな財政状況にある自治体"と判断されれば交付されません。逆に"厳しい財政状況にある"となれば交付されます。
その算定は毎年行なわれますので、自治体の財政状況が変化するに従って、交付団体と不交付団体も変化します。

さて、今回は横浜市などが不交付団体になると発表されました。つまり財政が健全化されたことの証でもあるわけです。
確かに横浜市の場合は2008年8月1日と一年前を比べても人口が2.2万人ほど増加しており、個人住民税や固定資産税の収入が増えたという発表内容を裏付けています。
中田宏 市長は全国的にも注目される政策を推し進めるなどしており、日産自動車が来年には本社を「横浜みなとみらい21地区」に移転するなど、更なる財政の健全化が期待されます。

一方で残念ながら交付団体になってしまった自治体も全国で15あるのですが、その中でちょっと気になったのが山口県和木町

失礼ながら初めて耳にする地名、今回の発表で交付団体になるということは、それまでは不交付団体だったのですから財政事情が良かったということです。
その理由が気になって調べてみると、人口6,675人の小さな町でありながら、幼稚園・小学校・中学校の給食が無料という驚くべき政策が実行されています。
さらに幼稚園の保育料は月額5千円で3歳児保育も実施しており、遠距離向けの無料送迎バスも運行。
留守家庭の小学生は放課後預かってくれるそうですし、中学生はオーストラリアへのホームステイを行なっており費用の半額を町が負担してくれます。
さらに上水道・簡易水道の普及率が100%、下水道普及率も99.5%という充実ぶり。

山口県の東端にある小さな町は、想像以上に住民サービスの手厚い、財政事情に恵まれた自治体であるようです。
しかし面積は10平方キロメートルほどの小ささ。東京都港区の半分ほどしかありません。

ところが沿岸部に「新日本石油麻里布製油所」と「三井化学岩国大竹工場」が立地、内陸部にも「日本大昭和板紙・和木事業所」といった工場が操業しています。

これら法人からの税収が、豊かな財政事情を支えていたのでしょうが、昨今の原油価格高騰などによる業績の悪化を受けて税収も伸び悩み、その結果として和木町も交付団体に転じたということのようです。

しかしこうした大企業を誘致していることは自治体にとって大きな強み。財政面の安定税収はもちろん、居住人口や就職先の確保などにつながるだけに、自治体が如何に自らの地を企業にアピールできるかは将来的な生き残りにもつながる重要な項目になるでしょう。

さて、この他の不交付団体を見ると、和木町のように大手企業の進出が果たされた自治体がやはり多数を占めています。
自動車関連で言えばトヨタ自動車三菱自動車工業の関連企業が多い愛知県の市町村は多くが不交付団体ですし、愛知県そのものも東京都とともに都道府県ではふたつだけの不交付団体です。
マツダが本社を構える府中町広島県で唯一の不交付団体。

日産自動車は本社は東京の銀座ですが、栃木工場がある栃木県上三川町九州工場がある福岡県苅田町がともに不交付団体です。

本田技研工業の関連では製作所がある埼玉県狭山市三重県鈴鹿市栃木県真岡市熊本県大津町が不交付団体。
特に大津町は県内唯一の不交付団体ですし、町の公式サイトに本田技研工業の広告バナーが置かれているなど深いつながりを感じさせます。
なお、同社製作所がある中では唯一、静岡県浜松市のみが交付団体となっていますが、公共工事などが要因となって余り財政事情は良くないようです。

さて、このように自動車などの工場や製作所といった企業誘致によって財政が潤っている自治体がある一方で、別のものを誘致して財政が潤っているところも全国には多数あります。

北海道で唯一の不交付団体である泊村をはじめ、青森県六ヶ所村東通村宮城県女川町福島県では大熊町などの4町村。

日本海側では新潟県刈羽村聖籠町福井県敦賀市おおい町

九州に入ると、佐賀県玄海町宮崎県木城町といった自治体です。

これらは発電所を有しており、原子力や火力、水力発電所を抱えていることから国からの「電源地域振興促進事業費補助金」をはじめ、電力会社からも含めて様々な形での予算支援が行なわれます。
これにより財政が潤い、不交付団体でいられるというものです。

ただし、今回の発表では石川県志賀町福井県高浜町は、ともに町内に原子力発電所を有していますが、交付団体に転じてしまいました。
また、他にもいくつかの原子力発電所を抱える自治体が、交付団体に名を連ねています。

これまで原子力をはじめとして多くの発電施設を有する自治体を実際に訪れてきましたが、これら受け入れを決めた自治体があるから都市部をはじめ全国に安定した電気の供給が行なわれています。
各自治体の財政健全化に向けた努力は絶対に必要という前提の上で、やむを得ない事情などで発電所を擁する自治体の財政が悪化したのであれば、特に手厚い支援があって然るべきではないかという思いもしています。
 
Posted at 2008/08/16 01:39:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2008年08月14日 イイね!

RAI'S R33型日産スカイラインGT-R

RAI'S R33型日産スカイラインGT-R最近ご無沙汰気味になっていた"ミニチュアカーネタ"ですが、久しぶりに宅配便が新作を届けてくれました。

ミニカーショップ ヒコセブン」のRAI'Sシリーズ、2008年夏の新作はR33型・日産スカイラインGT-R。

全国の警察本部でダントツの"GT-R好き"として知られている「埼玉県警察」が導入した高速道路交通警察隊の車両です。

バージョンその1は白黒ツートンの制服仕様。1995年型、つまりはR33型デビュー間もなく導入された一台です。東北自動車道の岩槻分駐隊に配属されたコールサイン"854"がモデル化されました。

そしてバージョンその2は1997年型ですから、マイナーチェンジ後のモデルです。

埼玉県警察」といえばR32型を皮切りに、このR33型、そしてR34型までを制服/覆面の両仕様で導入し続けたことで一部に知られています。

またGT-R以外でもY33型日産シーマやV35型日産スカイラインのエクストロイドCVT車などユニークな車種を独自の県警察予算で導入してきています。
特に日産車の導入実績が多いのですが、地元販売会社の特販部門が積極的なのでしょうか(?_?)。
 
MiniCar|RAI'S日産スカイラインGT-R(R33)1995埼玉県警察高速道路交通警察隊車両
MiniCar|RAI'S日産スカイラインGT-R(R33)1997埼玉県警察高速道路交通警察隊車両
 
Posted at 2008/08/15 23:50:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミニチュアカー | 日記
2008年08月13日 イイね!

経県値向上

経県値向上昨日まで三泊四日で出かけた「2008年・夏のロングツーリング」。

今回の主な目的地は「青森県」、下北・津軽半島をそれぞれ一周する沿岸ルートを周遊して、県内には二泊しました。

また東京への帰路は日本海側を南下して新潟まで出るという寄り道ルートを選んだため、「秋田県」にも一泊する行程となりました。

これらを、6月17日のエントリでもご紹介した「経県値&経県マップ」に反映させてみました。

>>『NorthStar』さんの経県値&経県マップ【2008年8月13日現在の経県値】

これまで宿泊経験の無かった青森・秋田の両県に宿泊したことから"経県値"がアップ。
また、記憶違いで"訪問のみ"としていた「埼玉県」には「所沢市」在住の友人宅に泊まったことがあるので修正。
その結果、合計値はそれまでの177から182に5ポイント増えました。

マップの方も三県が赤く塗られたことから、かえって宿泊経験がいまだに無い県が目立つことに。

通過のみの「岩手県」、訪問のみの「滋賀県」、そして何と言っても未だに足を踏み入れたことが無い「福井県」。

果たして今年中にはこれらの県にも宿泊する機会があるのでしょうか(?_?)。
 
Posted at 2008/08/15 22:48:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2008年08月12日 イイね!

2,351kmを走破して夏のツーリング終了

2,351kmを走破して夏のツーリング終了【2008年8月13日 3時30分/東京都町田市原町田】

国道17号は関越自動車道と並行して走っています。

「まぁ、そのうち高速に乗りましょう」なんて思いで淡々と国道を走行、"米どころ"として全国にその名を知られる「魚沼市」や「南魚沼市」を通過して、山間部へと進んでいきます。

湯沢町」はウィンターリゾートのイメージが強いですが、夏も観光・避暑地として人気のようで、夜遅い時間にも関わらず近隣ホテルへの宿泊客や別荘の住人でしょうか、コンビニエンスストアは意外なまでの盛況ぶり。

湯沢町」の中心部をすぎると国道17号は峠区間に入り、火打峠を超えた先が苗場地区。こちらもリゾート地として有名ですが、この地区にはコンビニエンスストアは無いようで、静かな夜という趣でした。

この先はいよいよ県境の三国峠。高速道路を利用していれば関越トンネルで貫いてしまう山々を実感しながらの走行ですが、思っていた以上に乗用車はもちろん大型トラックの通行量も多めです。
道はところどころ幅の狭い箇所もありますが、少なくとも夏の現在は"難所"というほどではありません。
ただし見通しの悪いワインディングが続きますので、こうした道に不慣れな方は素直に関越自動車道を利用したほうが良いでしょう。事実、私が通過した際にもレンタカーや初心者マークをつけた車が、険しい峠道走行と次々に迫り来る大型トラックに困惑した様子で走っていましたが、見ているこちらが不安になってくる状況でした。

0時30分に県境を超えて群馬県に入り、ようやく関東に突入。
国道17号に沿う「猿ヶ京温泉」や、脇道を奥に入った先にある秘湯「法師温泉」の存在が少々気になりつつも、なにしろ時刻は深夜ゆえに先を急ぎます。

そして2時頃に前橋市の前橋ICから関越自動車道に入り、そのまま圏央道、中央自動車道を経由して東京都町田市に帰着。

新潟から町田までの最終スティントは399kmを走行してハイオクガソリン33.9Literを消費、燃費は11.77km/Liter。峠越えもありましたが、バイパス路でのクルージングや峠道でも効率的な運転を心がけた効果があったようです。

今回のトータルでは2,351kmを走行(燃料給油距離ベース)、212.25Literを消費。総燃費は11.08km/Liter、一般道走行が距離の半分近いわりにはなかなか良好な数値であったかと思います。
 
 
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Posted at 2008/08/15 14:37:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2008年 東北(下北・津軽) | 日記

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各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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