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2009年03月06日 イイね!

函館・冬の味わい紀行 (3日目・前編)

函館・冬の味わい紀行 (3日目・前編)いよいよ函館滞在も最終日。

これまでの二日間は市内の観光スポットを巡ってきましたが、昨日の"前編"にも記したようにここまでの行程は路線バスや路面電車などの公共交通機関を利用することで訪れることが出来るものでした。

そこで最終日は折角借りたレンタカーもあることですから、ちょっと足を伸ばしてのドライブを楽しむことにします。

訪れたのは2月、滞在中には雪も降りました。冬の北海道ドライブは雪道に慣れていない方には余り積極的にお薦め出来ませんが、幸いに道南地方は道内でも寒さがそれほど厳しくない地。
北海道は幹線道路の除雪体制もしっかりしているので、最低限の注意事項に留意すれば、冬のドライブも満喫することが出来るのです。



■朝は美味しい地元の幸から

昨日同様に「ホテル&スパリゾート ラビスタ函館ベイ」での朝食から一日をスタート。

ビュッフェスタイルの朝食は内容の一部が日替わりとなっているので、連泊でも飽きることはありません。

海鮮勝手丼をメインとしたメニューから仕立てた二日目の朝食が写真の内容。
丼はイクラ、とびっこ、イカ、エビ、そして昨日は無かったマグロを載せてみました。

揚げ物はコーンの包み揚げ、チキンナゲット、カニクリームコロッケ。
玉子焼きと筑前煮は、朝御飯らしい品々です。そして名物"いかめし"と"たこわさ"。
汁物は、いかのすり身団子汁。

このようにバラエティ豊かな朝食でお腹を満たした後は、居心地の大変良かったホテルをチェックアウト。少々名残惜しい感じがする中でホテルを後にします。
なお今回の宿泊はホテルの公式ウェブサイトから手配しましたが、シングルルームの朝食付きプラン。
3月以降についても同様のプランが設定されており、"連泊がお得♪函館満喫プラン【朝食付】"は8,000円~9,500円となっています。



■全国区になった地場コンビニへ

早速目的地へ向けてスタート・・・、の前に、ドライブ中の飲み物やおやつ、そしてついでに気が早いですが昼食も調達しておきましょう。

そこで立ち寄ったのが「ハセガワストア」。
函館市内と周辺に14店舗を展開(2009年3月現在)している地場のコンビニエンスストアですが、"ある商品"のおかげで今や全国区の知名度を誇るお店になりました。

ホテルの間近には"ベイエリア店"がありますので、ここに立ち寄り。もちろん宿泊滞在中も何かと重宝するお店なので、その存在を知っておいて損はありません。

 【ハセガワストア・ベイエリア店】
北海道函館市末広町23-5
電話番号  0138-24-0024

営業時間  7:00 ~ 23:00
駐車場  店舗前に3台分程度あり



■日本の農業史、そして自動車史に名を残す偉人

国道228号で函館のお隣、北斗市へ。
2006年に2町合併によって誕生した新しい自治体ですが、函館のベッドタウンとして発展を続けています。

市境周辺はロードサイド店舗などがある典型的な都市郊外の様相ですが、それも更に西へ進むと国道は片側一車線の対面となり、ローカルムードが色濃くなっていきます。

そして江差当別駅&郵便局を過ぎたら、国道を離れて少し寄り道。
まず立ち寄りたいのが「男爵資料館」です。

ここは明治から大正、昭和と三つの時代で多くの功績を残した川田龍吉男爵を記念した資料館。
川田男爵の功績は大きくわけて三分野にわたります。

まずは経済分野。
三菱グループの祖である岩崎弥太郎氏の命を受けて1877(明治10)年イギリスに留学、船舶機関術を習得して帰国。
帰国後は三菱製鉄所や日本郵船を経て、造船業の横浜ドック社長に就任。その後、不況で業績が低迷していた函館ドックの専務取締役となり、経営再建に尽力しました。

次に、これが最も知られているところであろう農業分野。
函館に赴任した川田男爵は「アイリッシュ・コブラー」という病害に強い品種のイモの普及を図ります。これは"男爵イモ"と呼ばれるようになり、現在に至っています。
川田男爵は函館ドックを退社してから北海道の農業近代化に大きな貢献と実績を残しています。

最後に、これは功績というものではないかもしれませんが、川田男爵は日本の自動車史にもその名を残しています。
1901(明治34)年、横浜ドックの社長だった男爵はロコモビル製のS2S型蒸気自動車を購入。日本で初めての"オーナードライバー"となりました。

男爵資料館」にはこうした功績を示す貴重な資料を数多く展示しています。
日本初のオーナーカーであるロコモビルも復元され、動態保存されています。

ちなみに男爵がロコモビルを購入したのは「衝動買い」だったそうです。
その背景には"女性に格好良いところを見せたい"という、いつの世の男性にも共通の想いがあったようです。

なお、この資料館は冬期休館。ゆえに残念ながら今回は館内を見学するには至りませんでした。

 【男爵資料館】
北海道北斗市当別4-3-1
電話番号  0138-75-2894

営業時間  9:00 ~ 17:00
営業期間  3月 ~ 11月
休館日  営業期間中は無休
入館料金  大人 500円、小・中学生 300円

付帯施設  レストラン「龍杉創」
駐車場  無料駐車場完備



■豊かな自然の中で流れる厳粛な時

男爵資料館から近いところに、もう一カ所有名なスポットがあるので、こちらも是非立ち寄っておきましょう。

「トラピスト修道院」。

初日に訪れた「トラピスチヌ修道院」と混同されてしまう方も少なくないようですが、"トラピスチヌ"は女子修道院であるのに対して、こちらの"トラピスト"は男子修道院です。

男女の違いはあるにせよ、厳格な戒律を守りながら"祈り、働け"の精神で日々を過ごされている神聖な地であることは変わりありません。

美しい並木の先に院の建物が建つ美しい風景の地ですが、元々は荒野だったそうで入植した修道士の方々が大変な苦労をされて院を建設されたとのこと。
修道院では酪農や農業を手がけており、これは道南地域の酪農業発展にも大きく貢献しました。

そして現在でも乳製品の製造は続けられており、バター飴やクッキーは函館・道南土産の定番として高い人気を誇っています。
修道院の脇には売店があり、こちらで乳製品を購入することも可能です。

 【トラピスト修道院】
北海道北斗市三ツ石392
電話番号  0138-75-2139

見学方法  館外からの見学は自由。
院内見学  月曜のみ14時から。男性のみ限定、事前に往復はがきで予約が必要。

売店営業時間  8:30 ~ 16:20
駐車場  無料駐車場完備



■北海道最南端の岬から青森を望む

二カ所のスポットに立ち寄った後、再び国道228号を西進します。

木古内町知内町福島町を経て、いよいよ目的地である松前町に入ります。

そして松前町に入って間もなく現れるのが「白神岬」。ここが北海道最南端の地です。

国道沿いの岬は駐車場を完備。北海道最南端の地を示す石碑や看板も設けられていますが、売店などの観光施設は無くひっそりとした印象です。

しかし天気に恵まれれば津軽海峡の先に本州を望む素晴らしいパノラマを楽しめます。駐車場も広めですから、愛車で訪れた際には石碑を交えた記念写真を撮影することも可能です。
なお駐車場は随道(トンネル)の出入り口直近から出入りするかたちになりますので、入る際は早めのウィンカー、道路に出る際は念入りに通行車輛がいないことを確認することが必要です。

また、近くには「白神岬灯台」や、津軽海峡を監視している海上自衛隊・松前警備所などがあります。



■好天の下、無事に松前到着!

函館からおよそ100km、立ち寄りを除いた実質所要時間はおよそ2時間少々というドライブを経て、無事に松前町の中心部に到着。

早速「松前城」を訪問します。
街を見下ろす丘の上に建つ城は1854(安政元)年に完成。
蝦夷松前藩の中心であり、後年は戊辰戦争において旧幕府側の土方歳三が率いる軍によって落城させられるなど、歴史の大きな節目となった城でもあります。

この城は北海道という寒冷地に建てられたこともあり、寒さ対策が色々と施されています。「切り妻屋根」や「亀甲積石垣」などですが、これらも大いに見どころになります。
なお、天守は1949(昭和24)年に火災で消失、現在の天守は再建されたもので、内部は資料館となっています。

近隣にはこのほかに松前藩時代の街並みを再現した「松前藩屋敷」もあります。
こちらは交易やニシン漁で栄えた松前の歴史を感じられる施設で、手作り体験イベントなども開催されているようです。

 【松前城 (松前城資料館)】
北海道松前郡松前町字松城2
電話番号  0139-42-2216

入館料金  大人 350円、小人 230円
開館時間  9:00 ~ 17:00 (最終入場 16:30)
開館期間  4月10日 ~ 12月10日
駐車場  無料駐車場50台分


 【松前藩屋敷】
北海道松前郡松前町西館68
電話番号  0139-43-2439

入館料金  大人 350円、小人 230円
開館時間  9:00 ~ 17:00 (最終入場 16:30)
開館期間  4月8日 ~ 11月上旬 (期間中無休)
駐車場  無料駐車場あり


●ルートマップ|ホテルラビスタ函館ベイ → (ハセガワストア) → 川田男爵資料館 → トラピスト修道院 → 白神岬 → 松前城
 
Posted at 2009/03/08 05:45:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・観光ガイド | 旅行/地域
2009年03月05日 イイね!

函館・冬の味わい紀行 (2日目・後編)

函館・冬の味わい紀行 (2日目・後編)路面電車の小旅行で湯の川地区を訪れ、ちょっとした散策を楽しんでから再び電車に揺られて函館駅前まで戻ってきました。

駅周辺は、駅舎そのものが装いを新たにしていることに加え、周辺にビジネスホテルが多数新築されたことから、この十年で大きく様変わりしているという印象です。

そして駅の脇には観光名所として名高い朝市があります。
しかし個人的には余りお薦めする気になりません。この日も昼過ぎの時間帯でしたが、脇を通りすぎようとすると店員が歩道に出て"客引き"まがいのことをしていました。
全国各地でこのような"観光客主体の市場"を見てきましたが、余り印象の良かったところはありません。それは食事をするにしても同様で、地元密着型の店舗よりは割高、かつ通り一辺倒の観光客向けメニューというところが多いようです。

ということで今回はあえて朝市には立ち寄らない行程を組んでいるのです。



■青函連絡船が今も静かに時を過ごす

函館駅前電停から徒歩5分ほど、駅の脇を抜けて海沿いに出ると姿を見せるのが「函館市青函連絡船記念館 摩周丸」。
これまでにも函館山や八幡坂からの眺望において存在感を見せていた船は、往年の青函連絡船。

1908(明治41)年から1988(昭和63)年まで、80年の長きに渡って函館と青森の間に就航、北海道と本州間の物流はもちろん文化・経済的交流に大きな貢献を果たしてきました。

1988年の青函トンネル開業に伴い役割を終えた連絡船ですが、なにより青函航路に就航する他の航路と大きく違っていたのは"鉄道連絡船"であり、かつ"鉄道車輛輸送船"という存在だったことです。

ご承知の通り、青函連絡船を運航していたのは旧・国鉄(日本国有鉄道)であり、後にはJR北海道。
鉄道を敷設できない海上区間を結ぶ航路は、函館側と青森側それぞれの優等列車などと接続を考慮したダイヤが組まれており、連絡船を経由することで北海道から本州までスムーズな移動が出来るようにされていました。

また青函連絡船には鉄道車輛も積み込まれており、北海道と本州を結ぶ鉄道での貨物輸送にとって無くてはならない存在でした。

このように北海道と本州を結ぶ"大動脈"だった青函連絡船ですが、80年の年月には悲しい歴史も含まれています。
中でも1954(昭和29)年の洞爺丸台風では5隻が沈没、1,430人もの犠牲者を出してしまっています。

函館市青函連絡船記念館 摩周丸」は航路廃止まで現役船として活躍した摩周丸の船体を係留、内部を記念館としてこうした青函連絡船の歴史や仕組みなどを紹介しています。
パネルや模型展示はなかなか興味を惹くものばかり。現役当時の船室には椅子席もそのままに残されており、自由に座ることが出来ます。

多くの展示物の中で、個人的には"飾り毛布"に感心しました。これは船内の寝台室の清掃や準備を担当していたボーイの方々が編み出したもので、季節に応じて花などに見立てて毛布を折り上げたものです。
これについては、ぜひ皆さんも実際に足を運ばれてみて、その妙技から生まれた"作品"を鑑賞していただきたいと思います。

この摩周丸では操舵室や通信室が一般公開されています。
ともにそれぞれ専門の説明員の方がいらっしゃいますので、現役当時の様子や苦労話などのエピソードをお聞きすることも出来ます。
もちろん操舵室の各装置について教えていただいたり、運航の仕組みも分かりやすく解説していただくことができます。

通信室ではモールス信号について解説していただけ、実際に説明員の方とモールス信号での交信を体験することが出来ます。

部屋いっぱいに備えられている通信機材が圧巻ですが、「最新技術で造られた通信設備を使えば、この部屋いっぱいの設備は机の上に載せることが出来る程度にコンパクトになります」という言葉が、技術の進歩を実感させてくれました。

 【函館市青函連絡船記念館 摩周丸】
北海道函館市若松町12番地先

●摩周丸 主要諸元
 全長 132メートル  幅 17.9メートル  大きさ 5,374総トン(函館市による公称値)

●営業内容
 夏期開館時間  8:30 ~ 18:00 (4月から10月)
 冬期開館時間  9:00 ~ 17:00 (11月から3月)
 ※最終入場は閉館の1時間前、特別開館時間営業日あり

 休館日  12月31日 (この他に臨時休館あり)

 入館料  大人 : 500円  小・中・高校生 : 250円

●駐車場
 函館市営桟橋駐車場 (200円/1時間)
 函館駅西駐車場 (100円/30分)



■瀟洒な洋館に近代史を訪ねる

摩周丸を見学した後は、再び路面電車で元町エリアに移動。
次なる目的地は函館山の麓に建つ瀟洒な洋館「旧函館区公会堂」です。

1910(明治43)年に建てられたここは、ブルーグレーの外壁とイエローの柱やバルコニーが美しい荘厳かつ洒落た洋館。

1907(明治40)年の大火よって町会所が失われ、代わって計画されたのが公会堂の建設。当初は資金難で計画が難航したものの、米穀商などで財を成した相馬哲平氏(初代)が5万円を寄付、これを基にして無事に完成しました。
当時の5万円という金額ですが、当時タバコのゴールデンバットが1箱5銭。現在は1箱140円ですから、単純に2800倍。
これをひとつの基準とすると5万×2800で、現在の価値にして1億4千万円程度という計算が成り立ちます。

旧函館区公会堂」は歴史を感じさせる外観も見応えがありますが、折角ですから公開されている内部も見学してみましょう。

二階建ての内部はやはり格調と気品あふれるもので、文明開化を経て入ってきた西洋の建築様式美を日本の職人が巧みに自らの手で昇華させた様を感じることが出来ます。
1911(明治44)年には当時は皇太子だった大正天皇が函館を訪れた際の宿舎として使われ、その際に設けられた専用のトイレと風呂や、滞在の拠点となった部屋なども公開されています。

また大広間では現在もコンサートなど様々な催しが行われていますが、歴史を紐解いてみると先に紹介した"洞爺丸台風事故"の海難審判もここで行われたそうです。

写真がその大広間ですが、舞踏会など社交の場としても函館の発展を支える場所であったようです。
一緒に訪れたウチの社員嬢も、そんな往年の華やかさを感じ取ったのか、ダンスのポージングで記念撮影。

なおここでは優雅なドレスの貸衣装サービスも用意されています。
レンタルは1,000円/20分間(入館料別途)。ヘアメイクサービスも用意されるとのことなので、気品あふれる記念撮影を楽しむことも出来るでしょう。

 【旧函館区公会堂】
北海道函館市元町11-13
電話番号 : 0138-22-1001

夏期公開時間  9:00 ~ 19:00 (4月から10月)
冬期公開時間  9:00 ~ 17:00 (11月から3月)

休館日  12月31日 (ほか臨時休館あり)

入館料  大人 300円  学生・生徒・児童 150円
※他施設との共通入館券もあり。

最寄り電停  市電 末広町
駐車場  無し (基坂沿いに有料駐車場あり)



■正統英国調にティータイム

公会堂見学を終えたら、基坂を下って次なる目的地である「函館市旧イギリス領事館」へ。
1859(安政6)年から1934(昭和9)年までイギリス領事が着任していた函館、長崎や神戸などと同じく盛んな交易が行われてきました。
ゆえにこれら港町と同様に現在も異国情緒あふれる街並みや香りが残っているわけですが、その象徴的な建物のひとつが旧領事館です。

ここは最近まで改修工事が行われていましたが、3月1日にリニューアルオープン。
箱館開港にまつわる資料展示や、領事執務室など当時の様子を今に伝える空間となっています。

さらに庭園には17種の薔薇があり、噴水と併せて英国の格調を感じさせる美しいものとなっています。

そして領事館の建物内にはグッズショップとティールームが併設されています。

ティールームはアンティーク調の落ち着いた雰囲気で、大きな窓からが薔薇に囲まれた庭園を望むことも出来るそうです(もっとも2月の訪問でしたから薔薇はありませんでしたが・・・)。

ということでここで一息ティータイム。昼食代わりにパウンドケーキやサンドイッチもセットになった"アフタヌーンティーセット(1,050円)"などがお薦めです。
紅茶は多くの種類が用意されており、ポットサービスで供されますので、3杯程度を時間とともに引き立っていく香りとともに楽しめます。

なおこの旧領事館に隣接する場所に民間の有料駐車場がありますので、車の場合はまずこの駐車場に車を停めてから、旧公会堂、そして領事館と巡ってみるのが良いでしょう。

 【函館市旧イギリス領事館】
北海道函館市元町33-14
電話番号 : 0138-27-8159

夏期公開時間  9:00 ~ 19:00 (4月から10月)
冬期公開時間  9:00 ~ 17:00 (11月から3月)

休館日  12月31日、1月1日

入館料  大人 300円  学生・生徒・児童 150円
※他施設との共通入館券もあり。

最寄り電停  市電 末広町
駐車場  無し (基坂沿いに有料駐車場あり)



■歴史ある倉庫で北海道の名産品をゲット!

旧領事館でのアフタヌーンティーを終えたら、ベイエリアでショッピングを楽しんでみてはいかがでしょうか。

明治時代に建てられた赤レンガ造りの倉庫群は函館の発展と繁栄の象徴。
現在では「金森赤レンガ倉庫」や「BAY HAKODATE」として、ショッピングモールなり観光客を集めるスポットになっています。

ここには美術館やホール、グッズや土産物を扱う物販店、そしてビアホールをはじめとした飲食店などが多く入居しており、函館はもとより有名な北海道土産を購入することが出来ます。

もちろんショッピングのほかに、元々が倉庫という煉瓦造りの建物自体も充分にみる価値のあるもの。
建物を一周すると、あちこちで"絵になる風景"を見つけられますので、記念撮影にも絶好のロケーションであることは言うまでもないでしょう。

 【金森赤レンガ倉庫/BAY HAKODATE】
北海道函館市末広町14-12
電話番号 : 0138-23-0350

●金森美術館
 営業時間  10:00 ~ 18:00
 休館日  毎週火曜日(祝祭日の場合は営業)
 入館料  一般・大学生 400円、中・高校生 300円、小学生 200円
 ※公式ウェブサイトより入館優待券のプリントアウト可。



■二日目の夕食は、北海道を代表する肉料理で

そろそろ日も暮れてきて夕食の時間が近づいてきました。
昨夜は函館ならではの新鮮な海の幸でしたが、今日は朝食でも海鮮をいただいたので、夕食にはお肉をチョイスすることに。

北海道でお肉と言えば・・・、やはりジンギスカンで決まりでしょう。

ということで、ホテルや金森倉庫群から徒歩圏内にある「松尾ジンギスカン五稜郭末広店」へ。
滝川市が発祥の「松尾ジンギスカン」は、今や北海道を代表するジンギスカンのブランド。
函館のお店はフランチャイズのようですが、臭みのない柔らかなラム肉を秘伝のタレに漬けたあの美味しさは不変です。

ちなみにこのお店、店名に"五稜郭"と入っていますが立地的には五稜郭から遠く離れたベイエリア。元々は五稜郭にあったお店が、最近になって現在の場所に移転したためにこのような店名となっているようです。

ここでは90分で2,100円の"食べ放題コース"を注文。
専用の鍋で野菜を煮て、肉を焼く。"松尾"ならではの美味しいラムは食が進みますので、女性でも食べ放題コースを選んでおいて損はないでしょう。

 【松尾ジンギスカン五稜郭末広店】
北海道函館市末広町15-10
電話番号 : 0138-24-0397

営業時間  11:00 ~ 22:00 (L.O. 21:30)
定休日  無休

駐車場  店舗前に3台分

●ルートマップ|青函連絡船 摩周丸 → 旧函館区公会堂 → 旧イギリス領事館 → 金森赤レンガ倉庫 → 松尾ジンギスカン



■ライトアップされた函館の"街夜景"を撮る!

夕食を済ませてあとはホテルに帰ってノンビリするだけ・・・。
でも、この夜が天気に恵まれていたならば、そのままホテルに帰ってしまうのは少々もったいないような気がします。

函館は"夜景"が美しい街。山からの眺めはもとより、特に市内の元町やベイエリアにはライトアップされた魅力的な建物が数多く存在しています。

そんな建物を巡っての夜景見物や写真撮影というのは、天気に恵まれたのであればぜひ楽しんでいただきたいところ。


今回まずご紹介するのは「ハリストス正教会」。
ここも函館観光では定番のスポットですが、今回はここまでご紹介していませんでした。もちろん日中に訪れる時間があれば、ぜひ立ち寄っていただきたい場所のひとつです。

夜間もライトアップされた教会は清廉かつ荘厳な印象で、被写体としても魅力的な存在です。
夜景撮影で訪れる際は、三脚とワイドレンズをお忘れ無く。


続いては「函館市地域交流まちづくりセンター」。
この建物は1923(大正12)年に創建された、丸井今井呉服店函館支店だったものを再利用しています。
経済的に発展する街には、当然小売業者も進出してくるわけで、ここもやはり函館の発展と繁栄を象徴している建物のひとつです。

さらにここには東北以北で日本最古の"手動式エレベーター"も残されているのだとか。

写真撮影にあたっては電車通りに面しているために架空線が少々うるさい感じもしますが、これもまた函館らしい風景のひとつ。
巧く通過する路面電車もフレームに入れられれば、旅情あふれる写真になるかと思います。


ここからは先にご紹介した「金森赤レンガ倉庫」周辺での撮影をご紹介。

倉庫群を撮影するにあたって最も美しいカットを手に入れられる場所として知られているのが、海沿いの道にかかる「七財橋」という小さな橋。
石造りの小さなアーチ橋は、それ自体が趣あるものですが、この橋の上から俯瞰気味に眺める赤レンガ倉庫群は格別に美しいものです。


さらに橋の上からは、倉庫群の間を流れる水路を望めます。
この水面に灯が映ってゆらめく様も、またなかなか美しい光景。

そこで撮影に勤しんだわけですが、この橋での撮影は周囲の状況を充分に確認して行うことが必要です。

なぜなら短く狭い橋なのですが、車の往来は決して少なくありません。
道幅が狭い上に、アーチ状の橋なので車の側からは見通しも良くないため、不用意に立ち止まって撮影していると思わぬ事故に遭う危険性があります。

撮影や見学にあたっては、こうした事情から充分にご注意の上、お子さん連れの場合などは決して目を離すことの無いように、また撮影などが終わったら速やかにその場を離れるようにした方が良いでしょう。


赤レンガ倉庫群も、昼間とはまた違った表情を見せてくれます。

明治から大正にかけての浪漫を感じさせる街並みは、夜景もまた見応えのあるものですから是非カメラにおさめてみたいところ。

しかし場所的には海沿いですから、冷たい風も容赦無く吹きつけてきます。
今回訪れたのは2月、寒さも一年で最も厳しい季節。
風と寒さに悪戦苦闘しながらの撮影となりましたが、気温が低い屋外の撮影では電池の消耗がとても早いので、予備をポケットに忍ばせておいた方が良いでしょう。

また撮影後にはカメラの結露対策も必要。屋内に入ってからはカメラを放置せず、結露が確認されたらマメに拭き取ったり、乾燥剤やエアコンを活用するなどのメンテナンスが必要です。


■一日の締めくくりはカクテルと楽しいおしゃべりで

路面電車での小旅行に始まり、函館の観光スポットをあちこち巡ってきた二日目。
夕食以降は夜景見物を楽しみましたが、屋外での写真撮影などで身体も冷えきってしまいました。

そこで「ホテル&スパリゾート ラビスタ函館ベイ」に帰ってからどうするか。

天然温泉大浴場で身体を暖めるのも良いですが、ここのお風呂は夜通し入浴できますので、そんなに急ぐ必要もありません。
もちろん時間の余裕があればお風呂で芯から暖まることをお薦めしますが、もうひとつの暖まり方として「バー・ラウンジ」を訪れることを提案します。

12階にある「シェリーズバー」は、ここからも夜景を楽しめる素晴らしいロケーション。宿泊客や観光客のみならず、地元の方々も多く訪れるという人気のスポットです。

こぢんまりとした店内にはカウンターとボックス席。
夜景を楽しむのであればボックス席ですが、ここはあえてカウンター席がお薦め。
バーラウンジはお酒を味わうことに加えて、バーテンダーさんとの会話も楽しみのひとつと言えるからです。

オリジナルカクテルや40種類が用意されているスコッチウィスキーで身体を暖め、バーテンダーさんとの会話で心も暖まります。
お二人のバーテンダーさんは、若い方は生粋の"函館っ子"。地元ならではの隠れたスポット情報などもお聞き出来ますから、ぜひ函館の夜を美味しいお酒とともに過ごしていただきたいと思います。

●ルートマップ|松尾ジンギスカン → まちづくりセンター → 七財橋 → 金森赤レンガ倉庫 → ホテルラビスタ函館ベイ
Posted at 2009/03/08 01:24:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・観光ガイド | 旅行/地域
2009年03月04日 イイね!

函館・冬の味わい紀行 (2日目・前編)

函館・冬の味わい紀行 (2日目・前編)今回の函館・道南紀行では、初日に空路函館入りした直後に手配しておいたレンタカーを受け取って、移動のアシとして使っています。

しかし、実は函館市は道内の主要都市では札幌市と肩を並べるほどに公共交通機関が発達している街。

函館バスなどの路線バスに加えて、情緒あふれる「函館市交通局」の路面電車も市内主要地区をカバーしています。

これらは地元のみなさんのアシとして定着しており、"パーソントリップ調査"の結果を見ても函館市は道内他都市よりも自家用車依存度が低いことがわかります。

もちろん観光で訪れる人にとっても使いやすく、かつウェブサイトなどを通じて利用に関する便利な情報発信も行われているので、これは見逃せません。

そこで二日目は「函館市交通局」の路面電車で小旅行に出かけてみることにします。



■まずは"海鮮勝手丼"で腹ごしらえ

今回宿泊しているのはベイエリアに昨年オープンした「ホテル&スパリゾート ラビスタ函館ベイ」。
ここをお薦めする理由は前々回のエントリに記しましたが、朝食メニューの充実ぶりも大きな選択理由のひとつです。

朝食は2階にある「北の番屋」というレストランが会場。
好きなものを好きなだけ選べる"ビュッフェスタイル"ですが、その品揃えの豊富さと新鮮さ、美味しさには舌を巻きます。

参考に私が選んで仕立てた朝食を写真でご紹介。
メインは"海鮮勝手丼"、この日は新鮮なイクラ、サーモン、イカ、エビ、とびっこが用意されていましたので、丼にアレンジ。もちろん刺身定食風にいただいてもOKです。

おかずは焼き物が、焼き鮭とイカのポッポ焼き。揚げ物はザンギと呼ばれる鶏のから揚げ。
さらに地元名物から、いか飯と松前漬、さらに茹でじゃがいも。
汁物はカニ汁、飲み物は北海道限定販売の乳酸菌飲料であるカツゲンでまとめてみました。

もちろんこれはほんの一例。洋食系メニューも豊富ですし、ワッフルなどの甘いものも用意されています。
そしてビュッフェスタイルですから、好きなだけ美味しい朝食を楽しめるというわけです。

ホテルのサイトでは朝食付きパックが用意されていますが、余程朝の時間に余裕がない方以外は朝食付きで予約するのが絶対にお薦め。
函館といえば朝市などでの朝食も考えられるところですが、変に"観光地化"した朝市は余りお薦めする気になりません。地元の友人達もここは同意見のようでした。



■路面電車でGO!

美味しい朝食でお腹を満たして一息ついたら、いよいよ路面電車の旅に出発です。
まずはホテル最寄りの「魚市場通電停」へ。徒歩で5分程度ですが、冬期は歩道や横断歩道が凍結している可能性もあるので、急がずに向かいましょう。

ここから湯の川方面行きの電車に乗りますが、日中は5分程度の間隔で運行されていますので、停留所でそれほど長く待つこともありません。
やって来た電車には車輛中央部の中扉から乗車、その際に整理券を受け取ります(後述する1日乗車券等の利用者は除)。
降車は前扉から、整理券と運賃を支払う「後払い方式」となっています。

路面電車に乗って改めて思うのが、市民の足としてしっかり定着しているという事実。
夕食のおかずを何にするかで盛り上がっていた二人連れの女性は"市民の台所"として知られる中島廉売に近い堀川町電停で降りていきました。
雪の朝となったこの日、ゴム長靴姿の中年男性二人連れは、威勢のよい"浜言葉"で馬の話題で盛り上がっています。そんな二人は案の定、函館競馬場の目の前にある競馬場前電停までの乗車。
さらに市民会館前電停で降車したのは楽器を抱えた学生さん。これから発表会なのか、それとも練習に訪れたのか。

こうして市民生活の一端を垣間見ながら、終点の湯の川電停まで約35分の小旅行。

そして終点に到着して降車となりますが、ここでお薦めが「市電1日乗車券」。
大人600円で一日乗り放題となるオトクな乗車券です。

市電の運賃は距離に応じて200~250円の範囲で4段階が設定されています。
魚市場通~湯の川間は250円。単純往復ですと500円ですが、今回は復路に湯の川~函館駅前(240円)、さらに再び函館駅前~魚市場通(200円)と二回に分けての乗車を予定しています。
こうなると一日乗車券購入の方がオトク。さらにこの乗車券には観光案内マップやスタンプ帳ページが綴られていますし、デザインもちょっと洒落ているので記念品にも最適。

ということで降車時に運転士さんに申し出て購入。終点ですからさほど慌てることなく購入叶いましたが、さすがに今乗ってきた電車に折り返し乗車というのも芸がないので、ひとつ手前の湯の川温泉電停までを徒歩で散策してみることにしましょう。



■市民に愛される人気の団子

湯の川電停から湯の川温泉電停までは約500m、急ぎ足でなくともそれほど時間を要する距離ではありません。

この500mの間には、ぜひとも立ち寄りたいお店がありますのでご紹介しましょう。

「銀月」。

お餅と和菓子のお店で創業40年以上、函館市民はもちろん道南各地からも遠路はるばるお客さんがやって来るという人気のお店です。

たしかに私が訪れた時も午前中であるにも関わらず店内は多くのお客さんで賑わっていました。それも観光客の姿は皆無、地元のみなさんが次々にこの店の名物である焼き団子を買い求めているのです。

そこで私も団子と豆大福、豆餅を購入。

では名物の団子を写真でご紹介しましょう。

右から順に"黒ごま"、"醤油"、"餡"、"きな粉餡"。きな粉餡というのは珍しいかと思いますが、きな粉の風味や香りも楽しめるお薦めの逸品です。
ちなみに団子は1本84円という安さ。4種類を各2本ずつ購入しても672円です。

また併せて購入した二品、私は豆餅をいただいてみましたが、これもなかなかの美味。素朴な風味で豆のほんのりした甘みが良い感じでした。

なお団子は早々に売り切れることもあるようなので、午前中に訪れるのがお薦めです。

 【餅とお菓子 湯の川 銀月】
函館市湯川町2丁目22-5
電話番号  0138-57-6504

営業時間  8:30 ~ 18:00
定休日  日曜日

駐車場  店舗隣に無料駐車場2~3台分有り




■アクセス性に優れた名湯・湯の川温泉

団子を買い求めてから少し歩くと「湯の川温泉」です。

ここは道南を代表する温泉街のひとつで、いくつもの温泉ホテルや旅館が軒を連ねています。
ところで全国各地に温泉街は幾多ありますが、空港から車で5分、路線バスや路面電車でもアクセスできるというところは、ここ「湯の川温泉」だけではないでしょうか。

温泉街のホテルには、日帰り入浴営業を行っているところもあります。
また公衆浴場も4~5軒はあるようなので、こちらの湯を楽しんでみるのも良いかもしれません。ただし公衆浴場の中には、とんでもなく熱い湯のところもあるようです。

時間的に本格的な入浴は難しいのであれば、無料の足湯を楽しんでみてはいかがでしょうか。
電車通りの交差点脇にある足湯は、手軽に湯の川温泉を楽しめるスポットです。
もちろん利用は無料、足湯に浸かりながら先に買い求めた団子と自動販売機で調達したお茶で一服、なんていうのも良いかもしれません。

 【湯の川温泉】
>> 温泉旅館協同組合 ウェブサイト

=日帰り入浴 営業施設(温泉旅館組合サイト掲載分)=
ホテル雨宮館
 大人 400円、6:00~23:00、タオル(大・小)貸出有

ホテルかもめ館
 大人 650円、6:00~24:00

湯の川観光ホテル祥苑
 大人 1,130円、10:00~19:00

新松
 大人 400円、14:00~21:00

湯元 啄木亭
 大人 700円、14:00~21:00、タオル(大・小)貸出 200円

ホテル万惣
 大人 800円、16:00~20:00

湯の浜温泉ホテル
 大人 1,000円、13:00~19:00




■路面電車に揺られて北海道の玄関口へ

湯の川電停から再び路面電車に乗車します。
函館市交通局の路面電車は新旧色々な車輛が在籍していますが、往路で乗車したのは710形という現役で三番目に古いタイプ。
そして今度は1993年にデビューした2000形という比較的新しい車輛に乗車しました。
この他にも函館市交通局には元・東京都電や、最新鋭の低床車輛などもありますので、乗り物好きには興味をそそるところかもしれません。

往路を引き返すかたちで進んできた電車は、函館駅前電停に到着。JR函館駅の目の前にある停留所は、さすがに乗降客数も多く賑わっています。

ここで電車を降りて、次なる目的地に向かいます。

なお函館駅と言えば古くから"北海道の玄関口"として知られてきた地。
その昔は鉄路から青函連絡船への乗り継ぎ駅であり、どことなく最果て感のある駅舎が旅情を感じさせていました。

連絡船が廃止されてからは、新たに青函トンネルを経由して鉄道が北海道にやってくるようになりましたが、"北の玄関口"というポジションは以前と同じ。
ただ、2003(平成15)年に約60年ぶりに新築された駅舎となったため、最果て感はすっかり薄れています。

 【JR 函館駅】
・路線
 函館本線、津軽海峡線、江差線

・館内付帯施設「PiAPO(ピアポ)」
 ダイニングレストラン和華 (和食&中華)
 ブォン・ヴィアッジョ (パスタ&グラタン)
 アットカフェステーション (喫茶)
 ポッポ (土産品&弁当)
 ブックショップステーション (書籍)
 自由亭 (とんかつ)
 コンビニキヨスク函館 (コンビニ)
 函館のにぎり寿司 青葉鮨 (寿司)
 駅弁 みかど (駅弁)
 はこだて明治館 函館駅店 (ガラス製品・オルゴール)

・駐車場
 函館駅西駐車場 (乗用車136台収容、100円/30分)



●ルートマップ|ホテルラビスタ函館ベイ → 湯の川電停 → 銀月 → 湯の川温泉電停 → 函館駅
 
Posted at 2009/03/07 22:54:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・観光ガイド | 旅行/地域
2009年03月03日 イイね!

函館・冬の味わい紀行 (1日目・後編)

函館・冬の味わい紀行 (1日目・後編)ホテルでちょっと贅沢な"日中の展望露天風呂"を楽しんだ後は、いよいよ函館観光の"定番中の定番"を満喫してみましょう。

それが「夜景巡り」。
函館では「函館山」から市内を一望出来る大パノラマ夜景に加え、元町地区などに点在する歴史的な建物群のライトアップも大きな見どころです。

ただし天候によってはフレキシブルにスケジュールを変更することも必要。

今回組み立てた行程では、二泊三日のうち初日と二日目の夜にそれぞれ"夜景見学"の時間を設けていますが、初日の天候が悪ければ「函館山」を二日目にまわして行程を組み換えればOK。

天候に大きく左右されるスポットは、滞在中に何度か訪れることが出来るのであれば状況に応じて組み換えられる日程を組んでおくと良いでしょう。



■世界三大夜景を満喫しよう!

もはや函館観光では定番中の定番となっている「函館山からの夜景見学」。
私自身、この夜景を目にしたのは今回が初めてではありませんが、やはり何度見ても息をのむような美しさに魅了されるものです。

山頂へのアクセスには「函館山ロープウェイ」がお薦め。
レンタカーや自家用車でのアクセスは、11月中旬~4月中旬の冬期は通行止。また夏期でも17時~22時はバスやタクシーのみ通行可という規制が行われています。

そこで「函館山ロープウェイ」ですが、料金は往復で大人1,160円。少々値が張る感じもありますが、山麓駅の近くには無料の駐車場が用意されています。ただし観光シーズンになると大型バスや観光客の車で満車になることも珍しくないので、遅くとも日没の1時間前には訪れると良いでしょう。

参考までに函館の日没時刻も掲載しておきます。

月/日1日10日20日
1月16:1716:2616:37
2月16:5217:0417:16
3月17:2717:3817:49
4月18:0218:1218:23
5月18:3518:4518:55
6月19:0619:1119:15
7月19:1619:1419:07
8月18:5618:4518:31
9月18:1117:5617:39
10月17:2017:0516:49
11月16:3216:2216:13
12月16:0816:0716:09
※参照 : 海上保安庁・日月出没時刻方位サービス

なお山頂は風が強いことも多いので、夏場でも上着を持参したほうが吉。
山頂には室内からガラス越しに夜景を楽しめる展望室もありますが、やはりその美しさは"生の眼"で直接眺めたいものです。

また夜景を眺めながら食事を楽しめるレストランやティーラウンジもありますし、北海道各地のお土産が揃うショップも併設されていますので、早めに山頂を訪れて日没までの時間をこうした施設で過ごすのも良いでしょう。

夜景の記念写真撮影は、日没30分前くらいから始めるのがお薦め。徐々に空が濃紺色に変化、それに伴い街灯りが宝石箱のように煌めいていく様を時間を追って撮影すると良いでしょう。
出来れば三脚があったほうがベター。混雑時は周囲の方の邪魔にならないよう配慮することも忘れずに。なお風が強いことが多いので、"重り"をぶら下げるフックが付いている三脚を持参して、コンビニ袋に飲料水のペットボトルを入れたものを下げるなどすれば安定感が増します。
もうひとつ夜景撮影ではセルフタイマーを活用するのも写真の仕上がりを良くしてくれます。シャッターを押す際のブレを防止する手っとり早い対策のひとつです。

ちなみに掲載した写真撮影では三脚とセルフタイマーは使いましたが、三脚の"重り"が無かったために強風で相当にブレが生じてしまいました・・・。

 【函館山ロープウェイ】
山麓駅 : 函館市元町19-7
夏期営業時間  10:00 ~ 22:00 (4/26~10/31)
冬期営業時間  10:00 ~ 21:00 (11/1~4/25、年末年始除)

往復運賃  1,160円/大人(12歳以上)、590円/小人(6~12歳)

乗車時間  約3分
運転間隔  10分間隔 (混雑時は5分間隔)

駐車場  函館市観光駐車場(58台)、ロープウェイ駐車場(65台)




■八幡坂に"夜の姿"を訪ねる

ホテルへのチェックイン前に訪れた「八幡坂」を、函館山夜景見学の帰りに再び訪れてみましょう。
するとどうでしょう。昼間とはまた違うロマンティックな表情を、この坂は見せてくれるのです。

ということで函館山での夜景撮影に活躍したカメラを再び取り出して、「八幡坂」の夜景もぜひカメラにおさめておきましょう。

ここでのポイントは眼下の函館湾で静かに時を過ごしている「青函連絡船 摩周丸」がライトアップされているので、これをしっかり写すこと。
さらに坂の頂上からやや下った場所で、山を背にして左側の歩道に陣取ると、画面右奥に「五稜郭タワー」も同じフレームに入れることが出来ます。

そしてシャッターを切るタイミングですが、坂の下にある信号機が"黄色"のうちがチャンス。こうすると信号機の灯が周囲の街灯などと似た色合いになって一体感を演出できます。
ちなみに掲載している写真は信号が"赤色"なのでタイミング的にはベストではありません。縮小サイズでは余り気にならないかもしれませんが、大きなサイズで見ると信号の赤色がどうにも目立ってしまいます。



■地元でも人気の店で海の幸を満喫!

夜の帳もすっかり下りましたが、夜景を満喫した後はお楽しみの夕食タイム。
函館らしく"海の幸"、そして"北海道の味"を堪能するために、ちょっと足を伸ばしてみることにしましょう。

向かった先は元町地区から車で15~20分ほど走ったところにある美原地区。
五稜郭方面から北上する道道347号と、道道100号(産業道路)が交わる"美原3丁目交差点"の近く、幹線道路から一本入ったところにある「居酒屋きのくに」です。

地元の友人に昨夏連れていってもらった店ですが、とにかく超がつくお薦め。

生け簀には新鮮な魚介類が豊富に揃っており、その日に水揚げされた函館名物の"イカ"は、透き通った新鮮さ。独特の甘みと歯ごたえがたまりません。

さらに道南地方の郷土料理「ごっこ汁」。"ごっこ"とはホテイウオという深海魚のことですが、ゼラチン質が豊かで女性に好まれそう。素朴な醤油系の汁物は夜景見物などで冷えた身体を芯から暖めてくれます。

もちろん「カニ」や「ホッケ」など定番メニューも豊富。カニはぜひとも「毛ガニ」を味わっていただきたいところです。

お酒もビールやサワー類はもちろん、焼酎や日本酒を数多く用意。
もちろん車で訪れた際はドライバーは飲酒厳禁、訪れる全員がお酒を楽しみたいというのであればタクシーやバス、路面電車などの公共交通機関を利用しましょう。
なお路線バスでは函館バスの「亀田支所前」下車となります。

 【居酒屋きのくに】
函館市美原1-11-11
電話番号  0138-43-3781

営業時間  17:00 ~ 24:00 (L.O. 23:00)
定休日  不定休

駐車場  店前に30台程度収容の平地コインパーキング有。


●ルートマップ|ホテルラビスタ函館ベイ → 函館山 → 八幡坂 → 居酒屋きのくに → ホテルラビスタ函館ベイ
Posted at 2009/03/07 20:37:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・観光ガイド | 旅行/地域
2009年03月02日 イイね!

函館・冬の味わい紀行 (1日目・前編)

函館・冬の味わい紀行 (1日目・前編)今回から、先に訪れた北海道函館市を中心とした道南紀行をご紹介していきたいと思います。

実際に訪れた流れをベースに、より楽しみやすいように行程を組み立ててみました。
冬の北海道といえば「雪まつり」や「ウィンタースポーツ」が観光の中心ですが、この時期に函館市を訪れる理由は、"冬の味覚"と"澄んだ空気"にあります。



■利便性に優れる函館空港からスタート

函館市を訪れる上での"玄関口"となるのが「函館空港」。
このほかにも本州からは青函航路を使った船旅や、青函トンネル経由の鉄道というアプローチ手段もありますが、今回は最もスタンダードな空路で函館入りします。

本州と函館を結ぶ空路は2009年2月現在で1日9往復。ANA(全日空)JAL(日本航空)に加えて、AIR DO(北海道国際航空)の三社が就航。
AIR DOANAは共同運航便も設定しています。

今回は東京(羽田)を早朝6時40分に出発する朝一便を利用。定刻は8時ちょうどに函館着ですが、折しもこの日は北海道地方に発達した低気圧が接近して交通機関は大混乱。
幸いに函館は影響が小さく、空港の除雪終了を待って無事に着陸となりました。

到着後はレンタカーを借り受け。ターミナルビルから送迎車で約3分ほどの場所に、主要レンタカー会社の営業所が密集しています。



■空港に最も近い"聖なるスポット"

レンタカーを借り受けたら、まずは空港に最も近い函館観光では外すことの出来ない"定番スポット"に向かいます。

「トラピスチヌ修道院」。

1898(明治31)年に設立された女子修道院です。今でも70名ほどの修道女たちが、戒律を守っての生活をしている神聖な場所です。
その生活ぶりを見ることは出来ませんが、施設の前庭は一般開放されています。整備された庭からは格調ある建物を望め、ルルドの泉や聖母マリア像などを拝観できます。
前庭の見学は無料ですが、神聖な場所ですから大声を出したりすることの無いように要注意。

また売店では修道女の方々が造られたロザリオやお菓子、美しい修道院の風景をあしらったポストカードなどが販売されています。

車で訪れるにあたっては、道道83号の上湯川町交差点からアプローチした場合、最初に出てくる「市民の森駐車場」は無料。ただし修道院までは登り坂を数百メートル歩く必要があります。
次に修道院のすぐ手前には民間駐車場があり、やって来る車を誘導しています。ここは駐車料金300円。
しかし更に先に進んで修道院入口先を右に折れると市営駐車場があり、こちらは200円。「市民の森ビジターセンター」の先にありますが、こちらが距離と料金のバランスから言って最もお薦めです。

なお「函館空港」からの車での所要時間は15分ほどです。

 【トラピスチヌ修道院】
函館市上湯川町346
開門時間 8:00 ~ 夏期17:00/冬期 16:30
休日 12月30日 ~ 1月2日

売店・資料館
夏期 8:10 ~ 17:00
冬期 8:20 ~ 16:30




■"歴史が動いた"北の城郭を訪ねる

最近はテレビドラマの影響もあってか、幕末から明治維新にかけての日本史に注目が集まっているようです。
先に訪れた福島・会津の地はドラマの舞台としても脚光を浴びているようですが、一連の戊辰戦争が終結したのは、ここ函館の地です。

榎本武揚や土方歳三ら旧幕府軍勢力が北海道に新天地を求め、五稜郭を無血開城させたのが1868(明治元)年。蝦夷共和国としての独立を宣言しますが、新政府軍が黙って見過ごす訳もありません。
翌年には攻勢を本格化させ、北海道に上陸進軍。幾多の激しい戦闘を経て着々と旧幕府軍を追い詰め、五稜郭に篭城していた榎本武揚らに降伏を勧告。1869(明治2)年5月18日に五稜郭は開城、蝦夷共和国は半年ほどで歴史から姿を消しました。

このように戊辰戦争における最終曲面の舞台となったのが五稜郭
江戸幕府13代将軍・家定の命によって、対外的な開港を果たした函館周辺の防衛強化を目的として建造された日本初の西洋式星型城郭です。
現在は公園として整備されており、現在は「箱館奉行所」の復元工事が2010(平成22)年の完成予定で進められています。

そして五稜郭の全貌を見たいのならば「五稜郭タワー」がお薦め。
2004年には107mの高さを誇る現在のタワーが完成。旧タワーが60mの高さでしたから、見晴らしは格段に良くなりました。

展望室は2フロアになっており、内部には箱館戦争にまつわる展示がされています。福島の会津を訪れて間もなくの函館訪問という流れであったため、より興味深く展示内容を見ることも出来ました。

五稜郭タワー」に専用の駐車場はありませんが、すぐ近くにある「函館市芸術ホール・北洋資料館・道立函館美術館 駐車場」や「函館市五稜郭観光駐車場」を利用できます。
前者は2時間まで200円、以降30分毎に100円。後者は1時間まで200円、以降30分毎に100円です。
なお「トラピスチヌ修道院」からの車での所要時間は15分ほどです。

 【五稜郭タワー】
北海道函館市五稜郭町43-9
夏期営業時間 8:00 ~ 19:00 (4/21~10/20)
冬期営業時間 9:00 ~ 18:00 (10/21~4/20)

展望料金 大人840円、中・高校生630円、小学生420円

TEL : 0138-51-4785




■函館名物でのランチ、どちらを選ぶ?

五稜郭見学の時間帯は、ちょうどランチタイム。そこでタワーと公園を行き来する合間に昼食を摂ることに。ここでは函館ならではの"名物"から、二つの選択肢をご紹介しましょう。

まず一つ目は函館の老舗洋食店「五島軒」。大人の味わいを楽しめる伝統のカレーが名物のお店ですが、「五稜郭タワー」の2階にカジュアルテイストのレストランを出店しています。

そして二つ目の選択肢ですが、今回はこちらをチョイス。「ラッキーピエロ」というハンバーガーショップで、函館エリアのローカルチェーンです。

五稜郭はタワーの斜め向かいに"五稜郭公園前店"を構えています。
訪れてみるとほぼ満席、客層は地元の方と観光客が半々といったところ。喫煙席と禁煙席の区分がやや曖昧な感じを受けたのは、喫煙率の高い北海道だからでしょうか。

私がオーダーしたのは人気No.3の"トンカツバーガー(380円)"、同行しているウチの社員嬢は人気No.1の"チャイニーズチキンバーガー(350円)"を注文。
さらにサイドメニューから"ラッキーフランクフルト(200円)"も選んでみましたが、どれもなかなかの美味しさ。
トンカツもフランクフルトもともにジューシーな味わいで、肉の旨味をしっかり楽しむことが出来ます。

この他にもメニューはとても豊富に揃っていますし、何よりリーズナブルなのが嬉しいところ。
ただし「THEフトッチョバーガー(780円)」だけは、迂闊に手を出してはいけません。
偶然、私たちが食事をしている間にやってきた地元の学生さんがオーダーしていましたが、地元の彼らでさえもその大きさに驚いていたのですから・・・。

 【ラッキーピエロ 五稜郭公園前店】
北海道函館市五稜郭町30-14
営業時間 10:00 ~ 24:30
駐車場 6台分完備

TEL : 0138-55-4424




■"坂の街・函館"の定番記念撮影スポット

美味しい名物でお腹を満たした後は、異国情緒にあふれる元町エリアに移動します。
函館市と聞いて誰もが真っ先に思い浮かべるのが"夜景"。函館山からの眺望は"世界三大夜景"にも数えられると言われますが、その函館山の麓が元町地区。
この界隈は坂が多く、そこに歴史的な建造物がいくつも立ち並んでいます。

そんな建造物については後ほどじっくり見学するとして、まず訪れたいのは"八幡坂"。幾多ある函館の坂の中でも、最も眺望に優れているとされており、記念撮影の定番スポットです。

この坂の上からは函館湾を望め、ちょうど正面に「摩周丸」が見えるというロケーション。
実はこの地は昼間の景色よりも夜景の美しさで定評があるのですが、折角ですから日中の眺めもしっかり確認しておきたいスポットです。



■ホテルで一息、リフレッシュ

ここで時計を見ると、時刻は15時すぎ。
朝一便で東京からやって来た身としては、早起きでやや疲れも出てきました。そこでホテルにチェックインして一息ついてリフレッシュすることにしましょう。

函館には数多くのホテルがありますが、私の一押しが「ホテル&スパリゾート ラビスタ函館ベイ」。
2008年春にオープンしたまだ新しいホテルですが、全国各地で色々なホテルを泊まり歩いてきた自分にとって、五本の指に入るレベルの素晴らしいホテルです。

立地は「金森赤レンガ倉庫」や「函館ベイ美食倶楽部」などがあるベイエリア。
煉瓦造りの倉庫があった地に建てられたホテルは、元の倉庫で使われていた煉瓦を外壁に再利用するなどして、周囲との調和がとれた落ち着いた雰囲気の建物。
それは一歩中に足を踏み入れても変わらず、シックな感じの広々としたロビー&フロントが出迎えてくれます。

全体的に照明は明るさを抑えた落ちついた雰囲気。セミダブルベッドのシングルルームは特段に広いという訳ではありませんが、大正浪漫をモチーフとしたコーディネートが居心地の良い空間を演出しています。
もちろん最新鋭のホテルですから各部屋に液晶テレビやブロードバンド、ウォシュレットトイレなどは完備。

そしてこのホテルを選ぶ決めてのひとつになるのが最上階に設けられた、源泉かけ流しの天然温泉。
茶褐色のお湯は海岸らしく塩分がやや濃いめ。ヌルヌルした感じはあまりなく、お湯に包まれるというよりは、温泉成分がどんどん身体に浸透していくようなイメージのお風呂です。
施設的にも内風呂、露天風呂、サウナと揃っています。そして何より嬉しいのは15時から翌朝10時まで好きな時間に何度でも利用出来るということ。

各部屋には2セットのフェイスタオル&バスタオルが用意されており、部屋用と温泉用で使い分けられます。しかも温泉用は洒落た手提げバッグに入れられているので、洗面用具や着替えを持ってスマートにお風呂を楽しめます。

そこでお薦めは、日暮れ前にチェックインしてまずは部屋で一息つきましょう。荷物もこのタイミングで部屋に持ち込んでしまうのが吉。
そして贅沢に夕暮れ前の天然温泉を満喫して、ここまでの旅の疲れも洗い流してしまいましょう。
ついでに温泉に向かう前にはデジタルカメラの電池残量をチェック。まだまだ写真撮影の機会はありますから、心配なようでしたらお風呂の間に充電しておくのも良いでしょう。

 【ホテル&スパリゾート ラビスタ函館ベイ】
北海道函館市豊川町12-6
チェックイン 15:00
チェックアウト 11:00

・部屋設備
有線方式高速インターネット、CS放送(液晶テレビ)
ミニバー、湯沸ポット&ティーセット、冷蔵庫
ドライヤー、ウォシュレットトイレ、シャワーブース

・館内設備
天然温泉大浴場
レストラン(スペイン料理/海鮮ダイニング/カフェ)
バーラウンジ、エステサロン

・駐車場
171台(平地・ミニバン等OK)
先着順 500円/1泊

TEL : 0138-23-6111


●ルートマップ|函館空港 → トラピスチヌ修道院 → 五稜郭タワー → 八幡坂 → ホテルラビスタ函館ベイ
 
Posted at 2009/03/05 10:59:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・観光ガイド | 旅行/地域

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