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九州道・吉志パーキングエリアで仮眠に入ったのは既に夜明けを迎えた時間帯。

ひと眠りして目覚めたのはお昼前、スッキリしたところで再び車を走らせます。

北九州JCTで左方向に針路を取り、北九州空港にほど近い「苅田北九州空港IC」で一般道へ。

ここからは国道10号を南下、道沿いに航空自衛隊・築城基地などを見ながら走って到着したのは、大分県の中津市。

予約しておいたホテルルートイン中津駅前のチェックインタイムは15時、ちょっと時間の余裕があったので市内を観光してみることに。

写真は「中津城」。
比較的こぢんまりとしたお城ですが、1621年に完成した中津藩の中心であり、堀に海水が引き込まれている「水城」として有名です。
ちなみにこのお城は、1717年から城主となった奥平家の子孫の方の個人所有(実際には子孫の方が経営する会社の所有)だそうです。

次に訪れたのは、お城にほど近い「福沢諭吉旧居」。
福沢諭吉が19歳まで住んだ家だそうで、幼少期から青年期という人生の中でも重要な時期を過ごした地となります。

これらの名所を見学した後、ホテルに向かう前に立ち寄ったのが「チキンハウス」。
中津市の皆さんは鶏のから揚げが大好物という話は何度かこのブログでも紹介してきましたが、以前立ち寄って買い求めたから揚げの美味しさを忘れられずに向かった次第。

中津市に宿泊を決めたのも、から揚げを食べるためと言っても過言ではありません。

今回は夕食用に多めに購入。ちょっとリッチに「はかた地鶏」を買い求め、コンビニエンスストアで白飯を買ってからホテルにチェックイン。

部屋では早速パソコンを開いてお仕事。
もちろん夕食は部屋でゆっくりと、から揚げを堪能したのでした。
　
中津市｜チキンハウス
　

前日中にまとめておいた撮影機材や身の回り品を社用車1号機(日産フーガ 350XV)に積み込んで、午後2時頃に事務所を出発。

出張に旅立ち前に向かった先は幕張方面、先日スリランカから帰国したその日にメンテナンスのために預けておいたカメラ本体を引き取り。

無事に修復されたカメラを受け取ったあとは、混雑前の首都高速で東京都心を横断。
その先は東名→伊勢湾岸→新名神→名神→京滋バイパス→名神→中国道→山陽道と、ほんの2週間前に走った道を、またまた西へとひた走ります。

折しも西から発達中の低気圧が接近しており、天気図を見るとまさに双子のような低気圧に突進していく格好に。
遅めの夕食を摂った西宮名塩サービスエリアでは雨の気配も無かったものの、どんどん西に移動して広島県の西部あたりから雨がフロントガラスに打ちつけるようになります。

そして山口県に入ると、シャワーを全開にしたような豪雨。
大型連休が始まろうという金曜深夜(土曜未明)、高速道路上には割安な料金設定の影響で各地のナンバープレートをつけた乗用車やミニバンが多数。
中には高速道路に不慣れなのか、はたまた悪条件の影響もあってか、見ているコチラが怖くなるほどフラフラ走っていたり、追突されかねないスローペースで走っているような車も見受けられます。
一方ではトラックもまだまだ多く、撥ね上げるウォータースプラッシュが視界を狭める危険な状況。

慎重なドライビングを実践するのはもちろんですが、こんなときはクルマの雨対策が効いてきます。
まずは拭き取り能力がきちんと確保されているワイパー。高速走行に備えて運転席側はフィン付のブレードとしているため、浮き上がりも防止されて確実にフロントウィンドゥの視界を保ってくれています。

次にイエローバルブ化したフォグランプ。正確にはゴールド系の色合いですが、雨や雪の中ではホワイトバルブよりもイエロー色の方が視認性はもちろん、被視認性にも優れていると言えるでしょう。

そして何より重要なのはタイヤ。
どんなに高性能なクルマでも地面とは唯一タイヤでしか接していません。ということは、例え4WDであっても、ABSやトラクションコントロールといった電子デバイスが満載であっても、タイヤの性能が劣っていれば全く意味を成しません。

社用車1号機に装着しているのは、YOKOHAMAの「DNA dB EURO」。
既に最新の商品ラインナップからは落とされてしまいましたが、非常に優れた性能の持ち主です。

私の場合、装着して2シーズン目ですが残溝はもちろん問題無いレベル。
レースならばセーフティカーランになりそうなヘビーウェット路面でも、ハイドロプレーニングを起こす気配すら見せず、コーナーリングもとても安定して不安を感じることはありません。
慎重な運転をすることが大前提ですが、ABSやトラクションコントロールが介入するようなこともなく、無事に関門橋を通過して九州道へ。

九州に入って吉志パーキングエリアでストップ、メールチェックなどをした後に仮眠に突入。

世の中では格安・激安タイヤが一部でもてはやされていますが、改めてタイヤ性能の大切さを痛感した1,000kmの大移動。
少なからずクルマ好きを自認していたり、クルマに興味のある人はもちろん、サンデードライバーのような皆さんにも、タイヤ選択やメンテナンスには一層気をつかっていただきたいと思った次第です。

安いものには必ずそれなりの理由があることを、もっと知っていただきたいですね。
　

政府の緊急経済対策により、主に乗用車を対象とした土日祝日の高速道路料金改定がスタートして、およそ1ヶ月が過ぎました。

前例のない事態に当初はどうなることかと心配する声も多く聞こえましたが、取り敢えずこれまでのところは大きな混乱もなく推移しているようです。
当初は渋滞の激化を懸念する意見もありましたが、それもある意味"肩透かし"をくらったような感じ。

しかし、いよいよカレンダーは五月の大型連休に突入します。
赤文字で記された日付が並ぶこの時期は、帰省や行楽客がこぞって車を使うことが予想されます。
なにしろ、特に家族連れなど大人数での外出では、鉄道や航空機、フェリーなどを使うよりも車で走った方が圧倒的に割安。

大型連休期間中は、お父さんが運転する家族連れを乗せたミニバンが高速道路を占拠する事態になるかもしれません。

ちなみにJARTIC (日本道路交通情報センター)は、この大型連休中に昨年比でピーク時に10km以上の渋滞が1.7倍、30km以上という長い渋滞も倍増するという予測を発表しています。

大型連休期間中、モータースポーツ界では富士スピードウェイで5月4日にSUPER GTが開催されます。
気になるのはレース終了後の東京方面への帰路。
予測を見ると、4日の東名高速上り線は大和トンネル付近を先頭に昼過ぎから未明まで渋滞、ピーク時には30km以上つながる模様。
中央道の上りも小仏トンネル付近や調布インター付近を先頭に激しい渋滞が予想されています。

大型連休についてはこのように予測が発表されるので、まだ事前に策を講じられます。
しかし普通の週末や小さな連休では、なかなかそうもいきません。

そこで社用車1号機(日産フーガ 350XV)がエンジンオイル交換のタイミングを迎えたため、ディーラーへの入庫ついでにディーラーオプションの「VICS(ビーコン)対応キット」を装着。

実は社用車2号機(三菱ランサーエボリューションVII GT-A)には既に装着しており、乗る毎に便利さは実感していました。

ゆえにこの機会に装着を決断した次第。
装着作業後は、ディーラーから事務所までしか走っていないので、まだ恩恵にあずかるには至っていません。
しかし、この週末にも早速重宝することになるだろうとおもっています。
　

整備手帳｜VICS(ビーコン)対応キット装着、ほか
　

今日は午後から都内のクライアント先を訪問。

出かける用意を午前中に整え、一息ついたところでニュースサイトをあちこち覗いていたら･･･。

●懐かしの歌番組「ザ・ベストテン」CDに
－asahi.com (朝日新聞)　 2009年4月21日

こんな記事を発見。

「ザ・ベストテン」といえば、木曜夜9時から毎週ほぼ欠かさず見ていた時期もある音楽番組。
1978年から1989年まで放送された同番組ですが、今回リリースされるのは6枚のCD。

・1978年～1979年 (Sony Music)
・1980年～1981年 (UNIVERSAL MUSIC)
・1982年～1983年 (VICTOR ENTERTAINMENT)
・1984年～1985年 (PONY CANYON)
・歌謡曲編 1978年～1985年 (Columbia Music)
・スポットライト編 1978年～1985年 (Sony Music)

年代でまとめたものが4種類、"企画モノ"的なものが2種類の計6枚が5社からリリースされました。
これらはセット物ではなく、それぞれ単独で売られており、各2,500円です。

放送時期から見ると前期～中期のヒット曲をまとめた内容となりますが、見方によってはまさに"ベストテン黄金期"を凝縮していると言えるのかもしれません。

そこで、早速クライアント先を訪問する前にTSUTAYAを訪れて6枚全てを購入。

中には「それを選ぶか～！」という"ツウ"なセレクトもあったりして、なかなか楽しめました。
もっとも収録曲の半数以上は、既に私のMDなどに収めてられていた曲でもありますが(^^;。

6枚のうち、面白かったのは"スポットライト編"。
なかなか興味深い選曲であり、長距離ドライブのお供にしばらく使えそうな感じです。
　

駆け足での短い滞在ではあったものの、初めて訪れたスリランカ。
出会った方々には大変お世話になり、どなたとも大変温かみのあるコミュニケーションをとることが出来ました。

食事はやはりカレー系が主体ですが、個人的には特に違和感を覚えることも無く、大変美味しく毎食いただけました。
もっとも最初の時点で現地の方に「余り辛いのは得意ではありません･･･」とは伝えておいたのですが(^^;。

しかし残念ながらスリランカは、政情が不安定な状態にあるのも事実です。
北部を拠点とする反政府勢力と政府軍の対峙が続いており、ここにきて急速に政府軍が反政府勢力に対する攻撃を強めているという局面にあります。

●スリランカ反政府武装組織、降伏せず　解放の市民は約5万人に
－MSN産経ニュース (産経新聞)　 2009年4月21日　20時59分

帰国して早々に、このようなニュースも聞こえてきました。
外務省の海外安全情報においても、同国については北部は"渡航延期勧告"が出されていますし、中心都市コロンボですら注意喚起がなされています。

もっとも、確かにコロンボ市内は警戒する兵士の姿も目立ち、空港から市内に向かう道では何度もセキュリティチェックを受けることがありました。
さらに外国人が多く宿泊するホテルがある一帯は、夜間になると軍によって封鎖されて自由な出入りを禁じられます。これはもちろん安全確保のためです。

こうした状況を目の当たりにすると政情不安定な現実を感じさせられますが、昼間のコロンボは至って平穏な雰囲気でした。
ただし決して気を弛められないのも事実。

●スリランカで自爆テロ 閣僚ら13人死傷
－MSN産経ニュース (産経新聞)　 2009年3月10日　17時09分

比較的安全とされる南部でも、このような事件が起きています。


今の状況ではスリランカ旅行を気軽に薦めるわけにはいかないですが、人々は大変親日的で、居心地のよい国という印象を持ちました。
ぜひ多くの日本人にも訪れてほしいと思いますので、一刻も早く政情が安定化することを望んでやみません。