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遠いところに取材に行ってきます！

世間ではボチボチ五月の大型連休の話題も出るようになってきました。
高速道路の混雑は必至と見られており、モータースポーツ関係者の中には富士スピードウェイで開催されるSUPER GTにおける帰り道を心配している方も少なくないようです。

さて、そんな大型連休前ではありますが、去る週末で全日本ラリー選手権も開幕したことから、2009年のモータースポーツシーズンに本格突入。

私は今年もSUPER GTに足を運ぶ予定はありませんが、それ以外の多彩なカテゴリーの現場を訪れる週末が続くことになりそうです。

ということで次の週末に向けての出張準備。
しかし今回ばかりは･･･、少々準備にアタマを使うことになってしまっています。

そして写真は、今回の出張における"重要なアイテムのひとつ"であるPSP(PlayStation Portable)。
ウチの社員嬢から借りっぱなしになっているアイテムですが、オフシーズンは暇潰しの道具として重宝しました。
まさかこれがオンシーズンになってからも重宝することになるとは･･･。
　

昨夜東京に帰って来た全日本ラリー選手権開幕戦の取材出張。
昨年までは「飛行機＋レンタカー」の組み合わせで往復していた出張ですが、今年は政府の緊急経済対策による高速道路料金の改定もあったので、"モノは試しに"と自走往復をしてみた次第。

九州自走往復そのものは私にとってここ最近は年末年始の恒例行事。
そのため、それほど大袈裟に構えることもなく、いつもの出張と変わらないノリで出かけてきたのです。

9日(木)の昼過ぎから13日(月)の夜までの出張期間中で走った距離は2,570km。
実はもっと多めの距離を予想していたのですが、ラリー期間中の取材移動を相乗りでさせていただいたことから、この程度の走行距離に終わりました。全ての取材移動をしていたなら、更に200km程度は増えていたことでしょう。

なお燃費は206.5Literのハイオクガソリンを消費したので、12.44km/Literという値。往路では区間ベストを更新しており、なかなかの好燃費でした。
今回は途中2回の給油が高速道路上となったのですが、燃料の単価は市中とほぼ変わらず。そのため、燃料代は25,613円。

単純に往復にかかった費用(高速代＋ガソリン代)の合計は38,963円。
飛行機＋レンタカーよりも一人での往復だったのにも関わらず、安く済んでしまいました。
これが一年ほど前に「(ガソリンの)暫定税率がなくなれば、みんながガソリンをジャブジャブ使って、CO2を排出し、環境を重視したサミットの開催国として恥ずかしい」という談話を発表した政府の施策による結果です(もっとも首相や内閣は交代しましたが)。

ところで往復に使った社用車1号機(日産フーガ 350XV)ですが、カーナビゲーション機能の一部としてメンテナンス時期を知らせてくれるというものがあります。

私はエンジンオイル＆フィルターの交換インターバルを4,000kmに設定しているのですが、東京に帰って来るとモニター上には交換時期を知らせるメッセージが表示されるようになりました。

前回交換したのはほんの三週間前のこと、その間に4,000kmを走行したということですね･･･。

今年はこの先も走行距離が昨年以上に伸びることになるかもしれません。
もっとも逆に、残念ながら行く予定がなくなってしまうことになる取材先もあるのですが･･･。
　

日付が月曜日になってからの丑三つ時に滑り込んだのは、山陽自動車道の「吉備サービスエリア」。

クルマを停めて少しばかりパソコンを開いてメールチェックや仕事を片づけ、午前4時すぎに仮眠を開始。
次に目覚めたのは午前9時頃、比較的規模の大きなサービスエリアゆえに既に辺りは人で賑わっていました。

そこで燃料を満タンにするとお隣の「瀬戸パーキングエリア」へ移動、ここで再びパソコンを開いて本格的なお仕事モード。

15時すぎに仕事も一段落してまたまた移動を開始、山陽道→中国道→名神→京滋BP→名神→新名神→東名阪と順調に移動。
久しぶりに東名阪道の「御在所サービスエリア」で夕食を摂ると、あとは慣れた道で東名阪→伊勢湾岸道→東名高速と走破。

そして22時すぎに厚木インターチェンジでおよそ27時間ぶりに高速道路を下りて一般道へ。
気になるのは厚木料金所を通過する際のETCの利用額表示ですが･･･。

ご覧の通り、車載ETCの利用履歴にも「長崎道・多久→東名・厚木　2,100円」と表示されています。
同区間(1,108.1km)の乗用車通常料金は22,500円。
往路は0時～4時間の走行に適用される深夜割引により11,250円。

往路は通常料金の半額、復路は10分の1という高速道路料金明細となった今回の出張。
もちろん私がこうした選択をした結果、航空会社とレンタカー会社を利用することは無かったのでした。
　

早朝5時に起床、チェックアウトの用意や身支度をしていると徐々に窓の外は夜が明けていき、今日も朝から眩しい太陽が照りつける好天となりました。

午前6時に福岡市内のホテルをチェックアウト、一時間ほどの"通勤"で向かった先は「ツール・ド・九州 2009 in 唐津」の舞台となっている唐津市。

今日は朝からSSが設けられている山に入り、まずは午前中一本を撮影。

一旦サービスパークに戻って作業風景を撮影したり、選手や関係者諸氏のコメントを集めたり。

午後は再びSSの撮影に赴きますが、その場所はギャラリーステージでもある最終2つのSS。
SS7、SS8の「HIZEN」はダムサイトの1.36kmを駆け抜けるショートステージですが、ギャラリーを前にして優勝の行方が最終的に決まる重要なポイントです。

天気に恵まれた中、ある意味"恵まれすぎて"強い逆光との戦いもあった中、撮影は無事に終了。
なんとなく腕や首に日焼け直後のヒリヒリ感を覚えながら、サービスパークへと戻ります。

あとは戦い終えた選手や関係者の声を聞きつつ、表彰式＆閉会式。
競技は若干スケジュールが遅れ気味となったため、帰りの飛行機や新幹線の時間に間に合わせるために泣く泣く表彰式を中座したメディア関係者もいらっしゃいました。

その点、東京から自走でやってきた身としては時間の自由がありまくり。
全ての撮影を終え、片づけも終えて、最終便などで東京へ帰るメディア関係者も見送って。
サービスパークに居残った"自走組メディア"は私ともうお一方、なんとなく世間話をしていたら、ついつい長く話し込んでしまうことに。

すっかり辺りも暗くなり参加者も撤収を終えた頃にようやく移動を開始、長崎自動車道の多久インターチェンジから高速道路へ。
日曜日中に高速道路に入ったので、これで先日から始まった週末限定料金が適用になるはず･･･。

道は混雑も無く、淡々と東へ。
どこまで行こうか考えながら九州道→関門橋→中国道→山陽道と順調に走行、気がつけば岡山県に入っていました。

日付は既に月曜日、ガソリンの残量警告灯も点灯したので「吉備サービスエリア」に入って一休みすることとしたのでした。