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NorthStarのブログ一覧

2009年12月16日 イイね!

年末恒例作業

年末恒例作業いろいろな方のブログを拝見しても、忘年会など年の瀬にまつわる話題が多くなってきました。
カレンダーも既に12月の折り返しを過ぎ、今年も残すところあと2週間ほどとなりました。

●手書きがうれしい 年賀状の受け付けスタート
TOKYO Web (東京新聞)  2009年12月15日

昨日からは年賀状の投函受け付けもスタート。例年通り、25日までに投函すれば、元日配達として対応されるようです。

もっとも近年では電子メールの普及に伴い、年賀状の取り扱い量も減少傾向。販売枚数は5年連続で減少傾向が続いている一方、民営化以降の変化としては金券ショップなどに大量に年賀状が持ち込まれるケースが増えているとのことです。
もちろん減少の理由としては、景気悪化によって年賀状を出し控える個人や企業が増えているというものもありそうです。

ところで私は郵便はあまり好んで使いません。最低限の封書程度は発送しますが、A4版程度の書類などでも民間宅配便をなるべく利用するようにしています。
何故なら郵便のサービス品質に大いに不満を持っているから。民営化して多少はマシになったところもありますが、やはり個人的には誤配達や配達事故の被害を圧倒的に宅配便よりも郵便の方が多く経験しています。

そんな中で、年賀状についても電子メールに切り替えようかと何度も検討しました。
しかし自分自身、妙にアナログな感覚も残っているのか、勤め人ではないからなのか、年賀状はやはり電子的なものではなく、物質的に形が残るものにしようという結論に達しています。

ということで年末らしい仕事のひとつである年賀状の準備を開始。基本的なデザインは社員嬢に任せ、私は送り先の整理確認と宛て名の印字を進めました。
発送量としては決して多い方ではないと思いますが、先日新たに調達したプリンターが大いに役立ってくれています。
 
Posted at 2009/12/18 16:36:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 取材・業務雑記 | 日記
2009年12月15日 イイね!

ちょっと気になる宿泊プラン

ちょっと気になる宿泊プラン仕事の合間などを見計らっては、徐々に進めている年末年始の長距離ツーリング計画。
前半のメインである四国周遊についてはプランを完成させられたのですが、後半の動きについては未定の部分が相当残ってしまっています。

現在の予定では後半の日程中に年越しを迎えることとなるため、大晦日の夜をどこで過ごすかも重要なポイント。せっかくの年越しですから、この夜くらいは少々贅沢をしてハイクラスのホテルで新年を迎えてみようと思っています。

そうなると必然的に大晦日から正月にかけては、ある程度の規模の街にいる必要性があります。やはりどうしても、それなりのホテルは需要の関係から大きな街にしか存在していません。

そこで大阪圏と名古屋圏を中心として適当なホテルをリストアップしては、良さそうな宿泊プランが無いかを今も探しているのですが・・・。

●Luxury Cruise ~ジャガー・ランドローバー・ジャパンとのコラボレーション~

ヒルトン名古屋ジャガーとコラボレートして展開している宿泊プランを見つけました。

エグゼクティブフロア、またはスイートルームの滞在に、ホテルでのディーナーがセットされ、さらに「ジャガーXF」を滞在中は自由に利用出来るという、1日1組限定のプラン。

より詳しく見ていくと、リザーブ出来る部屋はハイグレードなもの。エグゼクティブフロアは30平米の広さで、全ての部屋から名古屋城を望めるという眺望のよさ。さらに専用ラウンジが用意されており、朝食やドリンクは無料サービス。
次に夕食は、日本料理か中国料理のお店を選ぶことが可能で、いずれの場合もハーフボトルのシャンパンがサービスされます。

そして「ジャガーXF」。
新世代のジャガー誕生を強く印象付けた2007年のワールドプレミアを経て、翌年には日本市場にも導入されたサルーン。

それまでの古典的なスタイリングを一新、伝統の薫りを残しつつも次の時代に向けたチャレンジを感じさせるスタイリング、室内はJaguar Driveセレクターを核とした先進性と従来のウッドに加えてアルミパネルを効果的に配した上質なものとなっています。

この宿泊プランはハイグレードなホテルのサービスと食事、そしてジャガーXFを思う存分堪能出来るという興味深い嗜好です。

料金は一人あたり32,500円~。
額面だけを見ると決して安くはありませんが、例えばジャガーXFクラスの車をレンタカーで調達すると24時間で35,000円以上は必要になります。それを思えば、豪華な部屋のチャージ料金や食事までを含んだこのプランは、なかなかお得感もあるものだと言えるのではないでしょうか。

なお、年末までの限定で人数も限られているがゆえ、既にヒルトン名古屋では予約を締め切ってしまったようです。
今年のはじめにはヒルトン東京でも同様のプランが販売されていたようですが、こうしたユニークなプランは是非また企画していただきたいですね。
 
Posted at 2009/12/18 12:49:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・観光ガイド | 日記
2009年12月14日 イイね!

久しぶりのノンパワー

久しぶりのノンパワー週明け月曜日は、例によって制作・納品日。ですか、富山ツアーの実施を前に色々な制作作業を前倒し進行させていた甲斐があって、午前中のうちに納品までを無事完了。

そしてお昼ごはんをはさんで午後イチでお出かけ、向かった先はトヨタレンタリース
社用車2号機(フォルクスワーゲン・パサート 2.0)を近くのコインパーキングに預け、予約しておいたレンタカーを借り受けて再び事務所へと戻ります。

今回借りた車というのは、トヨタタウンエース・バン
市中の小口配送から、長距離移動を伴う広域営業まで、マルチにこなす1BOXタイプの商用バンであるタウンエース・バン。"タウンエース"の名前は1976年に誕生、既に30年以上の歴史を持つ同社の中でも伝統のあるブランドです。

コンパクトなボディですが、最大積載量は750kgという実力の持ち主。スクエアなボディは予想以上に多くの荷物を飲み込んでくれますし、使いやすい荷室形状から積載効率も高いプロユースのコマーシャルビークルです。

このような車を借り出したのは、年末らしい理由から。今日は、先週来少しずつ進めてきた事務所の大掃除の区切りとして、粗大ゴミや不用品を処分することにしたからです。
私が住む町では、清掃工場で一般のゴミ持ち込みも受け付けてくれます。以前も一度利用したことがあるのですが、今回は相当な量を処分することになったので、積載力のあるタウンエース・バンを調達した次第です。

清掃工場ではまず入口で車ごと重量を計測します。次に場内で係員の方の指示に従ってゴミを廃棄して、帰りに再び出口で車ごと重量を計測。この2回の計測における重量差が処分したゴミの量と見なされ、重さに応じて処分費用を出口で精算するという流れです。
今回感じたのは、工場の皆さんの親切さ。もちろん市役所の部局に属する方々ですが、接客業の方も見習いたいと思わせるほどの素晴らしい応対をして下さいました。市民でもなかなか足を運ぶ機会の無い施設だけに、こうした対応をしてもらえると安心して持ち込みも出来るというものです。この対応ぶり、庁舎の窓口でも見習ってほしいと思うところがあるほどです。
無事に処分を終えましたが、持ち込んだ総量は150kgになりました。処分費用は3,750円、まずは大掃除の一区切りがついて事務所もちょっとスッキリしました。

ところで今回借りたタウンエース・バンは、商用車らしいベーシックグレード。ミッションが4速オートマチックで後付けETCが備わっていました。そのほかではさすがに最新の商用車らしくエアコン(もちろんマニュアル)とAM/FMラジオも装備されていましたが、集中ドアロックやパワーウィンドゥは未装備。

久しぶりにレギュレーターを手動でクルクル回して窓を開け、ドアのロック時にはドアハンドルを引きながら閉めるという体験をしたのでした。
そうそう、ドアハンドルを引きながら閉めてのロック、これってインロックの大きな要因なんですよね。もちろん今回はかなり気をつけていたのでインロックするようなことはありませんでしたが(^^;。
 
Posted at 2009/12/17 19:29:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 取材・業務雑記 | 日記
2009年12月13日 イイね!

冬の北陸日本海・海の幸を食べ尽くす!(2)

冬の北陸日本海・海の幸を食べ尽くす!(2)昨夜は富山市内で日本海の海の幸を満喫。お腹いっぱいになってホテルの部屋に戻ってからは、気持ちよい快眠で朝までを過ごしました。

一夜明けて日曜日、残念ながら土・日曜を使った一泊二日という短い行程の旅ゆえ、じっくりと観光をする予定はありません。あくまでも今回は「北陸の海の幸を食べる」という目的に的を絞っての新潟・富山訪問です。

また、あまりノンビリしていると帰路の渋滞が心配。ETC休日特別割引によって高速道路の通行料金は僅かに1,000円で東京まで帰ることが出来ますが、特に関越自動車道では夕刻以降に激しい渋滞が発生しても不思議ではありません。
楽しい休日も、疲れが月曜日に残っては台無し。無理をせずに今回は、今日のお昼御飯を"食べ尽くし"の締めくくりとするスケジュールで一日がスタートです。


■快眠が約束されたホテルですっきりした目覚めを!

今回の旅で選んだ宿は「ダイワロイネットホテル富山」。全国に20のホテルを有するチェーンですが、私にとってはツインリンクもてぎへの出張時に水戸でいつも常宿としているお馴染みの施設です。

各ホテルに共通する特徴は、何といっても"ゆとりと高い使い勝手"。部屋は一般的なビジネスホテルのシングルルームよりも確実に広く、明るい調度品と清潔感あふれる室内がとても居心地のよいものです。ビジネスユースはもちろん観光でも、荷物が多めだとしても狭苦しさを感じることは無いでしょう。
そしてデスクが広く、かつディレクターズチェアが用意されている点もポイント。もちろん各部屋には高速インターネット回線が備わるので、パソコンを開いたとしても机まわりに手狭な感じはありません。
ベッドも基本は余裕のダブルサイズ、加湿器や空気清浄機も用意されており、本当に居心地の良いお薦めのホテルです。

ちなみに立地は富山を代表する歓楽街に近いもの。富山駅からは少し離れていますが、富山地方鉄道の路面電車がすぐ脇を走っており、荒町電停まで徒歩1分もかかりません。またコンビニエンスストアも道路をはさんだ目の前にありますし、駐車場も敷地内/提携としっかり完備されています。

 【ダイワロイネットホテル富山】
富山県富山市荒町6-1
電話番号  076-420-0055
チェックイン  14:00 / チェックアウト  11:00 (プランにより異なる場合有)
付帯施設  自動販売機、コインランドリー、ファミリーレストラン(サイゼリヤ)



■寒鰤の本場・氷見でお土産を

富山県の中でも寒鰤の本場として全国にその名を知られているのが氷見市
富山市内からは車で小一時間ほどの道のり、走りやすい片側2車線の国道が主なルートとなります。

やって来たのは「氷見フィッシャーマンズワーフ海鮮館」。海沿いに立地するこの施設には市場のように数多くの水産物販売店が入っているほか、海産物を供するレストランや、もうひとつの名物である"氷見うどん"の店も軒を連ねています。

館内の店には、蟹を中心に新鮮な魚介類が並んでいます。獲れたての生魚まるまる一尾を買うもよし、刺身用などにパックされたものを買って夕食のおかずにするもよし。もちろん干物や加工品の類も売られているので、富山の豊富な海の幸をお土産にしようという方には打って付けの施設です。
持ち帰りには保冷効果の高い発泡スチロールの箱も用意されており、氷を詰めれば数時間は大丈夫。そしてこんなお土産を買う時には車でやって来たことの恩恵も大きいでしょう。数箱にもなるほど多めに買い求めても、鉄道や飛行機と違って楽々持ち帰れます。また、周囲に気遣いを要することも無いので、思う存分買い物を楽しめます。


さて、ここで私が購入したものをご紹介。
富山の郷土料理に「ますの寿司」があります。押し寿司のひとつで、桜鱒を用いて酢で味付けしたものですが、もちろん「氷見フィッシャーマンズワーフ海鮮館」でも専門店が入っており購入することが出来ます。

しかしお店を訪ねてみると、「ますの寿司」と同様に木桶に入った「ぶり寿司」なるものも売られています。
酢飯の上に鰤の切り身を敷きつめ、その上に歯ごたえの良い大根が載せられ、さらに昆布・人参の千切りが散らされています。これを笹の葉で包んでいるものですが、見た目から食欲をそそります。
せっかくの"鰤メインのツアー"ですから、ここはひとつ「ぶり寿司」を購入することに。お値段は1,300円、3日は日持ちするそうですが、2日目が食べごろだとか。つまり購入翌日が食べごろということで、お土産としてはなかなか重宝する存在です。

 【氷見フィッシャーマンズワーフ海鮮館】
富山県氷見市中央町7-1
電話番号  0766-74-7100
営業時間  8:00 ~ 18:00 (12月~2月は17:00まで)
定 休 日  年末年始(2010年1月1日~1月3日は休館))
駐 車 場  専用駐車場有り(施設は「道の駅氷見」としても登録)



■旅を締めくくる海の幸は氷見の地で

いよいよこの旅で最後の食事。もちろん富山の海の幸をお昼ごはんにいただきます。

訪れたのは「氷見フィッシャーマンズワーフ海鮮館」から2~3分走ったところにある、氷見市場内の食堂「海寶」。漁港市場の建物内にある食堂ということで、否が応にも期待が高まります。
市場の2階にある店を訪れてみると、時間はまだ11時をすぎたばかりというのに、既に順番待ち状態。決して広々とした食堂ではないので、ここもお昼の混雑時間帯を如何に避けて訪れるかが重要なポイントとなりそうです。

10分ほど待って席に案内され、メニューを決めます。メニューは刺身定食、刺身と焼魚がつく中船定食の二つがメイン。もしかすると市場が開いている平日は、単品料理を含めてもっとメニューが多いかもしれません。
私は1,800円の中船定食をオーダー。しばし待って運ばれてきたお膳は、期待通りに新鮮かつボリューム豊かなものでした。

刺身、焼魚は文句無しの美味しさであるのに加え、アラ汁も身がたっぷり残っている贅沢なもの。ややご飯の量がおかずに対して少なめでしたが、どうやらお代わり自由だったようです。
富山で最後の食事も大満足、朝御飯を我慢してここまでやって来た甲斐がありました。

 【氷見市場食堂 海寶】
富山県氷見市比美町435
電話番号  0766-74-0733
営業時間  5:30 ~ 15:00 (市場休日・日曜日は10:00 ~ 15:00)
駐 車 場  有り



■もうひとつ、歴史を重ねてきたお菓子をお土産に

いよいよ一泊二日の小旅行もフィナーレ。そこで最後に富山を離れる前に、ちょっと珍しいお菓子をお土産に買い求めることにしました。

そのお菓子とは「きんつば」。これだけを聞くと「何が珍しいんだろう?」と思う方がほとんどでしょう。
では、皆さんは「きんつば」と聞いてどのような姿形を思い浮かべますか?少なくとも写真のような見た目の物を想像した方は少ないのではないでしょうか。

今や一般的に「きんつば」といえば、その形は四角形。つぶ餡を四角く固め、各面を焼いたものが全国各地で売られています。
しかし、元々は今とは全くことなる形態のお菓子だったそうです。京都が発祥らしいのですが、餡を使うのは同じとしても、これを上新粉の生地で包んで焼いたものが「きんつば」の原型なのだとか。さらに名称も元々は「ぎんつば」だったそうで、"つば"とは刀の鍔を模した形から来たものだそうです。

そうなると刀の鍔は四角ではありません。丸形で文様が入っていることは、時代劇などを見れば一目瞭然です。
そして、この「きんつば」の原型が今も守られているのが高岡市の戸出地区。この地区にある和菓子屋さんでは、丸形で文様の入った「きんつば」が売られているというのです。

そこで向かったのは「天谷菓子舗」。国道156号から少し入った住宅街にあるお店は、外観からも観光客向けのお土産店ではなく、長年に渡って地元に愛されてきた店であることが理解できます。店内のショーケースには進物用の菓子などと一緒に、お目当ての「きんつば」も並べられていました。1個110円とのことなので11個を購入。10個は土産、1個はその場での味見用です。
慶応元年創業という歴史の有るお店ですが、お店の方に聞いたところやはり丸形で文様の入った「きんつば」は富山県でもここ高岡市の戸出地区だけに残っているのだとか。

早速1つ味見してみることに。
ちょっと開けにくい個別包装ではありますが、手作り風味は満点。しっとりした生地で上質な餡が包まれていますが、この餡はこし餡でした。甘さも控えめで、お茶うけにはとても合いそうです。1個を食べて、これは余程甘いものが嫌いという人でない限りは、どなたにでも喜ばれるお土産になると確信を持ちました。
美味しさもさることながら、ご紹介したちょっとした蘊蓄と、意外性が面白いと思います。

 【天谷菓子舗】
富山県高岡市戸出町3丁目10-12
電話番号  0766-63-0159
営業時間  7:00 ~ 20:00
定 休 日  毎週火曜日
駐 車 場  有り



こうして日本海の海の幸を満喫し、ちょっと面白い和菓子の歴史にも触れることができた一泊二日の新潟・富山小旅行。
東京から富山までは約430km、その距離は"ひこにゃん"で有名になった彦根市までとほぼ同じ。
氷見まで足を伸ばした今回は、往復でちょうど1,000kmほどを走ることになりました。週末ということで高速道路の通行料金は安価ですし、何よりもこの時期ならではの美味しい海の幸を思う存分満喫できたので、大満足の旅になりました。


●ルートマップ|ダイワロイネットホテル富山 → 氷見フィッシャーマンズワーフ海鮮館 → 氷見市場食堂 海寶 → 天谷菓子舗 → 八王子駅
Posted at 2009/12/15 18:02:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・観光ガイド | 日記
2009年12月12日 イイね!

冬の北陸日本海・海の幸を食べ尽くす!(1)

冬の北陸日本海・海の幸を食べ尽くす!(1)カレンダーも12月に入り、北国からは雪や寒さの便りが届くようになってきました。
本格的な冬になると、特に車で雪国へと出かけるのは少々ためらいも感じるようになってしまいますが、冬ならではの味わいも数多くあるのでこれは見逃せません。

特に北陸地方は"寒ぶり"に代表される冬の旬が美味しい地域。寒さも厳しい日本海の荒波にもまれて脂がのって身が締まった魚を味わいたいのであれば、今出かけるしかありません。

そこで一年の締めくくりを兼ねて、日頃の取材活動で何かとお世話になっている方々をお誘いして、一泊二日の忘年会旅行に出かけてみました。

目的地は富山県。
お題はズバリ「冬の北陸日本海・海の幸を食べ尽くす!」として、とにかく魚を食べることだけを目的とした旅のはじまります。


■まずは上越市で手軽に海の幸を堪能!

今回の旅、出発地はJR八王子駅前。電車でやってきたお二人と駅前で合流、午前8時30分すぎに出発。
駅から10分ほど走れば中央自動車道の八王子IC、週末の旅行ですがタイムロスの無い動きで移動スタート。八王子JCTから圏央道、鶴ヶ島JCTからは関越道。そして高崎JCTから上信越道と北上して、最後は上越JCから北陸道へ。
懸念していた渋滞も皆無、出発から3時間30分ほどしたちょうど昼時にやってきたのは新潟県上越市

ここで一旦高速道路を離れて上越市内に入り、昼食を摂ることに。
向かったのは「廻鮮 富寿し上越みなと店」。

この店には夏にもやってきましたが、回転寿司ながら職人さんが手握りした寿司を供してくれます。おしなべて北陸、特に富山や新潟は回転寿司もレベルが高いのですが、もちろんこの店もネタ、シャリともに一般的な回転寿司とは一味も二味も上のクオリティ。
特に個人的にはネタの中で、もっとも安い値段の皿に載せられている"たこ"の味が本当に美味しいことが、この店を評価する大きな理由のひとつです。

美味しい寿司ではありましたが、あまりここでお腹いっぱいにすると夕食を食べるのが難しくなりそう。そこで"腹六分"程度に抑えて、引き続き最終目的地を目指します。

 【廻鮮 富寿し・上越みなと店】
新潟県上越市下源入277-7
電話番号  025-531-3737
営業時間  (平日) 11:00 ~ 14:30/16:30 ~ 22:00、(土日祝) 10:00 ~ 22:00
定 休 日  年中無休



■懐かしさ満点の富山みやげ

再び上越ICから北陸道に入り、日本海を右手に見ながら約120kmを走って到着したのは富山市
人口およそ44万人の県庁所在地であり、"とやまの薬売り"で広く知られる製薬業や、モータースポーツファンにはF1のアルミホイールを生産している地としてもおなじみであるように各種の製造業などが盛んな工業都市でもあります。もちろん一方では富山湾の豊富な水産資源による漁業、そして新潟に並ぶ米どころとしての農業なども盛ん。

そこでまずは富山といえば全国の人が知るところである"薬"をテーマに、ちょっとしたお土産を調達することに。
この夏に富山を訪れた際は(2009年8月9日付のエントリ)、薬屋さんに足を運んで懐かしいイラストが描かれた袋入りの薬を買い求めました。

しかし今回は嗜好を変えて、富山駅前の「CiC」内にある物産センター富山」を訪れました。
ここにはお菓子や水産加工品、伝統細工など富山の代表的なお土産が揃っています。薬売りや製薬にまつわる部分では展示コーナーもありますので、手軽に富山を知ることが出来るスペース。

そしてお目当ては、そんな中にコーナーを設けられている「ケロリングッズ」を調達することです。
今も市内に本社を置く内外薬品株式会社の代表的な商品が「ケロリン」。非ピリン系の鎮痛薬ですが、薬そのものは見たことが無いという人でも、黄色地に赤文字でケロリンと書かれた風呂桶はご存じではないでしょうか。

詳しくは「ケロリン桶の由来」という同社のサイトで説明されていますが、銭湯などお風呂屋さんの桶といえばケロリンでした。私も子供の頃などに銭湯に行ったときに見たからでしょう、自然とケロリンの名称はアタマに刷り込まれていました。
思えばかなり秀逸なセールスプロモーションだったわけですが、「CiC」内にある物産センター富山」では各種グッズを売っているので買い求めることに。

懐かしの風呂桶、バスマット、タオル、そしてミニチュア桶がついたキーホルダーを購入。もっともキーホルダーは、ミニチュアと言っても少々大きめの桶がついていますが(^^;。

 物産センター富山
富山県富山市新富町1丁目2番3号 CiCビル5F
電話番号  076-444-7137
営業時間  (平日) 10:00 ~ 20:00
定 休 日  CiCビル・ウェブサイトを参照



■海の幸づくしの夕食に舌鼓!

荒町交差点の角にあるダイワロイネットホテル富山にチェックインしたのは16時少し前。
部屋に入って一息ついて、17時30分にいよいよ今回の旅のメインイベントである"冬の北陸・海の幸づくしの夕食"へと出かけます。

何日にも渡って店をリサーチ、口コミの評判などを吟味して最終的に選んだ店は「魚処やつはし」。ホテルからは徒歩5分ほど、大通りを一本入ったところにある料理屋さんです。

ホテルの部屋に入って念のために予約の電話を入れておいたのですが、鰤は食べられるのかを確認すると「今日はあがってるので大丈夫」という返事をもらいました。この返答が期待を高める結果に。なぜなら「今日は」とあえて断っているのですから、不漁だったり主が気に入ったものが市場に無い日は入荷していない可能性もあるということ。観光客向けの店ではこの時期の富山で鰤の欠品は許されないでしょうが、地元のお客さんを中心とした店であれば欠品もあり得る話。それだけに"店のこだわり"を感じたのです。

訪れてみるとカウンター10席弱、奥に座敷が4~6人×4卓程度のこぢんまりとしたお店。しかし店内は清潔感もあり、なかなか良い雰囲気です。
開店まもなくの訪問だったのでこの日の一組目が私たち。座敷の一卓をあてがって貰い、お品書きに目を通します。すると一部のメニュー以外は値段が記されていません。少々ドキドキしますが、事前の口コミでも「質の良い魚料理がリーズナブルに食べられる」とあったので、ここは好み通りの注文をすることに。


最初にやってきたのは「白エビの揚げ物」。
私は白エビは初めて口にしたのですが、カラッとした最初の口当たり、その次にはてっきりエビの甲羅の硬さが感じられるのかとおもっていたら・・・。驚くほどの柔らかさ。ほのかな甘みが美味しく、塩や醤油なしで味わうことがベストと思われる一品です。
なお、この前に"つきだし"として小鉢が2つ供されました。ひとつはバイ貝、もうひとつは魚のすり身団子。前者は新鮮さが美味しく、後者は熱々の作りたてで、非常に上質な"つきだし"だったので料理にも大いに期待したのですが、一品目で十分に期待に応える内容となりました。


次に出されたのは「刺身盛り合わせ」。これはお値段が最初に明記されており、一人前1,800円でした(写真は3人前)。しかし、今回は「鰤を多めに」という独自のオーダーを受けてもらったので、もう少し高めの価格になったかもしれません。
お皿に並んでいたのは鰤トロ、ハマチ、ヒラメ、アジ、タコ、エビ、バイ貝、バイ貝の肝といったところ。
鰤トロは肉厚ですが口に入れるととろける美味しさ。その上で脂っこさは無く、個人的には大トロよりも数段上の上品な脂がのっている鰤トロに軍配を上げたい気持ち。
また面白かったのはバイ貝の肝。これも初めて食べましたが、生臭さなどは皆無でトロッとした食感が面白い珍味です。
もう一つ見逃せないのがタコ。これは昼御飯の回転寿司でもそうだったのですが、東京で食べる一般的なタコとは全く別物です。寿司でも刺身でも"安物ネタ"の代表格という感じのタコは、酷い店ではボリュームアップの為の位置づけだったりもします。しかしこのタコは本当に甘みがあり適度な歯ごたえが癖になる一品。ゴムのような安物のタコとは違う、本当のタコの美味しさを楽しめます。

ここでもう一品の揚げ物として「いかゲソ揚げ」を注文。
この品だけ写真を撮り忘れてしまったのですが、まぁその名の通り一般的なゲソの揚げ物です。しかしやはり元のイカが新鮮なだけに美味しさは格別。東京の居酒屋などで頼む感覚で"とりあえず"的な注文でもあったのですが、こうしたベーシックな一品でも十分に冬の北陸で恵まれた海の幸を食べていることを実感させられました。


揚げ物、刺身ときたら、次は焼き物。今日は高級魚として知られるノドグロをお願いしました。
注文の際にノドグロは今日入荷しているかを女将さんに聞くと、とても立派な一尾を実際に見せてくれました。体長30cm近い見事なノドグロ、その半身を焼いていただきました。
頭付きでやってきたノドグロは大人三人にとっても食べ応え満点。こちらも焼魚に対する固定概念を覆す、ジューシーでとても美味しい一品でした。脂ののった厚い白身は口の中でスーッととろけるような感じ。一般的な焼魚とは全く異なる趣の美味しさです。また、私は遠慮しましたが目玉も美味しい部分なのだとか。
この日の入荷は私たちが半身をいただいた一尾のみだったようで、早めの来店が功を奏しました。


次は旬の寒鰤が再び卓上に。ただし先の刺身とは趣を変えて、今度はしゃぶしゃぶでいただくことにしました。
"鰤しゃぶ"は本場の氷見などでも新しい食べ方として普及に力を入れているもの。昆布でとる出し汁が入った土鍋を、卓上に用意されたコンロで熱します。そして供されたのは、刺身とは打って変わって薄めに切られた寒鰤。しかし厚みこそ3mm程度に抑えられているものの、大振りな身は食べ応えがありそうです。
これをまさに肉のしゃぶしゃぶと同様に出し汁にくぐらせます。1往復させるくらいでレアな感じ、ちょっと趣を変えて2往復させるとウェルダンといった雰囲気の熱の入り方になります。
実はこの時点で大人三人全員がお腹いっぱいの状態。そこで二人前を注文したのですが、それでも1人前が10切れもあるので相当なボリュームです。
最初は「残してしまうかも・・・」と心配したのですが、いざ食べ始めてみると食が進む。先に記したように、出し汁のくぐらせ方で変化を楽しめますし、何より朝獲れの新鮮な旬の寒鰤であるだけに、絶品の美味しさが次々に口へと運ばせてくれるのです。
新鮮さと身が締まった美味しさは、出し汁にくぐらせる段階で想像がつきます。何故なら薄く切られているのに、熱を加えても身がシャキッとしていて箸で掴んでいても崩れる気配が全くしないからです。


ここまでご飯ものやめん類を一切口にせず、ひたすらに魚を食べてきましたが、もう三人ともお腹いっぱいの状態。
しかし、ふと気がついてみると、鰤料理ではもっともメジャーな存在とも言える「ぶり大根」を食べていませんでした。ところがお品書きを見ても、その名前がありません。ぶり大根が無いというのも珍しいものだと思っていたのですが・・・。
ちなみに"鰤しゃぶ"を食べ終わったのは午後8時ころ。7時を回ったころから店は次々にお客さんがやってきて大賑わい、そのためか私たちの注文したものが出てくるのに少々時間を要することもありました。
特にそれで困るようなことも無く、十分に我慢出来る範囲ではあったのですが、ここで女将さんがやってきて「お待たせしちゃったから、お詫びの印ね」といって、ぶり大根の小鉢をサービスしてくれました!
これはもう口でどうこう言えないくらいの美味しさ。鰤のうま味が染みた大根は絶品ですし、もちろん鰤も味わい深いもの。汁も最後の一滴まで美味しくいただいたのでした。


以上で夕食のメニューはすべて。とにかく次々と出される美味しい海の幸に私を含めた全員が大満足。
しかし、これでビックリするような値段だったら美味しい嬉しさも半減してしまったかもしれません。では、御会計の方はどうだったかというと・・・。
会計の紙を見て、一同より満足感がプラスされました。お酒の分の料金を含めて東京ならば1人1万円超え確実な内容ですが、支払ったのは一人当たりにすると、ちょっと高めのビジネスホテル一泊分といった感じの金額だったのですから(^^)。

●ルートマップ|八王子 → 廻鮮 富寿し・上越みなと店 → 物産センター富山 → 魚処やつはし

魚処やつはし
Posted at 2009/12/14 11:57:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・観光ガイド | 日記

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