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2010年06月30日 イイね!

自由に立ててはイケマセン

自由に立ててはイケマセン今日の気になるニュースは北海道からの話題。
今月初めに第一報が伝わってきていた内容ですが、こうなるのではないかと想像していた通りの展開になっているようです。

●函館の「女神像」 市が撤去指導 都市景観条例違反で
Doshin web(北海道新聞)  2010年6月30日 14時04分

観光都市としても全国的に人気の高い函館市
神戸や長崎などにも通じる異国情緒あふれる港町は、"100万ドル"と称される函館山からの夜景や、ハリストス正教会や五稜郭などの歴史的建造物といった美しい街並みが訪れるものを惹きつけます。さらに美味しい海鮮があるのですから、観光地としての満足度が高くないはずがありません。

ブランド総合研究所が毎年発表している「地域ブランド調査」によると、2009年は函館市がエントリーした日本中の市町村の中で"最も魅力的な町"に選ばれました。
もちろん現実的には中心街の空洞化や高齢化など、他の町でも抱えている課題があることでしょうが、官民の積極的な取り組みによって観光誘致という面では大いに人気を集めています。

そんな函館市の中でも、特に観光スポットとして人気の高い元町の二十間坂。テレビコマーシャルのロケーションも行われたことが有名ですが、函館山から海へと続くまっすぐな坂道は景観が良く、周辺の味わい深い建物群と併せて、散策すると色々な出会いや発見があるエリアです。
もちろんカメラを片手にした観光客の姿も多く、この町を代表する風景であると言っても過言ではないでしょう。

しかし、そんな街並みに突如として現れたのが"自由の女神"。

●函館・元町「自由の女神」!? 高さ6メートル 市など「景観乱す」
Doshin web(北海道新聞)  2010年6月10日 6時45分

高さは6メートル、リンク先記事の写真を見ればお分かりいただけるように、想像するよりも巨大さを感じるボリュームがあるようです。
目と鼻の先には「カトリック元町教会」もあり、周辺の景観と調和がとれていないと思った方も多いのではないかと思います。設置者は通信販売でも有名な地元の水産会社ということですが、さすがに地元でもすぐにこの"自由の女神"に対しては異を唱える人が続出。

市役所も検討の結果、周辺の景観を損ねると判断して7月12日を期限として撤去指導を行いました。

このいきさつがリンクした2つの記事に記されているのですが、気になるのは設置した水産会社側の対応。10日の時点では新聞の取材に対して「地域の人たちと話し合いをした上で、市が決めたことには従う」としていたものが、30日には「(撤去について)今後話し合っていきたい」と答えています。
当初の内容からすれば、市が決めたことには従うというのですから、指導には素直に応じるのかと思われました。しかし、いざ指導がなされると、すぐには従うつもりが無さそうな反応を見せています。

"景観"は数字などで図れるものではなく、個人の感覚に訴える面が強いものなので、条例などを振りかざして役所が一方的に動くことには納得しかねるケースがあることも事実。しかし、少なくとも今回の"自由の女神"については、地元住民のみならず、観光客から見てもその存在を無条件に受け入れられるものではないかと思います。
正直、あの場所にあのような造作物を置く、そのセンスには大いに疑問を感じざるを得ません。
もしかすると、最初からこうなることを見越した上で、全国的に会社の名前をニュースを通じて売るための戦略だったのでは? なんていう邪推までしてしまいたくなります。

おそらく撤去期限までには"自由の女神"は姿を消し、その時は再びニュースとして報じられることでしょう。
ところで気になったのは某テレビ局が全国ニュースの中でこの話題を採り上げたときのこと。東京・お台場にある"自由の女神像"を引き合いにだし、「東京のものは公な事業の一環で設置されたことがきっかけで、その後フランス政府の許可を得て造ったレプリカである」ということをわざわざ説明していました。

インターネット上でも"函館の女神"に関する話題の中では、「東京にも"自由の女神"があるではないか」という意見が散見されたのですが、まるでそうした意見に対して東京のものの正当性を主張するのが目的のようにも見えた報道姿勢に、若干の違和感を覚えたりもしたのでした。
 
Posted at 2010/07/03 19:40:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2010年06月29日 イイね!

梅雨の暑気払い

梅雨の暑気払い関東地方も既に梅雨に入り、ジメジメとした蒸し暑い日が続いています。梅雨の無い北海道育ちの身ゆえに高い湿度には何年住んでも慣れることがありません。

もっとも私も場合は、事実上"通勤"とは無縁の生活スタイルなので、まだ恵まれている方でしょう。東京にやって来てからのサラリーマン時代を思い起こしても、この時期の通勤は本当に苦痛でした。例え早朝にシャワーを浴びてサッパリしても、家から駅まで10分ほど歩いているうちに全身が汗まみれ。そして電車に乗ると冷房で急速に身体は冷やされ、再び駅を出て歩くと灼熱地獄。
この時期は、体調管理にいつも以上に気をつけたいものです。

さて、そんな梅雨の蒸し暑さが続く中、この日はクライアントさんと"暑気払い"をしてみることに。別件で都心に出かけていたので、そのままクライアントさんと合流して中華料理の卓を囲むことにしました。
こぢんまりとした大衆的な雰囲気もある中華料理店でしたが、出されるメニューはどれも本格的で美味。私はいつものようにノンアルコールでしたが、他の方はビールや紹興酒を美味しく召し上がっていたようです。

宴はおよそ3時間でお開き。モータースポーツ談義を中心に色々な話題で盛り上がりましたが、この夜にはサッカー・ワールドカップの日本戦が行われるということで、いつもに比べて早めに切り上げることになりました。

私はサッカーには特に興味も無いので、それほど焦ることもなく都心から社用車2号機(フォルクスワーゲン・パサート 2.0)で帰途につきます。

芝公園ランプから首都高速環状1号線に入りますが、入り口の情報板には「警備のため一時通行止めあり」という表示が。果たして谷町ジャンクションまでいくと、環状線はパトロールカーによって封鎖された状態になっており右車線は一時的な渋滞が始まったところでした。
私はそのまま規制がされていない3号渋谷線方面へ。しかし途中から対向車の数が激減、非常駐車帯には警察車両の姿が。そして高樹町ランプの西側では、やはりパトロールカーによって通行規制が始められており、都心方向の上り線は渋滞が始まっていました。
高樹町から、どのようなVIPの車列がやってくるのかまでは確認出来ませんでしたが、警備体制からするに皇族関係だったのかな、と思っていたりします。

取り敢えず当方が走っている下り線はスムーズな流れ。
それどころか首都高3号→東名高速とリレーして横浜青葉インターで流出、国道246号に入ると信じられないくらいに道が空いていました。いつもなら交差点を先頭に渋滞しているポイントも、見通す先には数台の先行車がある程度で、まだ午後10時くらいだと言うのに丑三つ時レベルの交通量の少なさ。

果たしてこれもサッカー・ワールドカップの影響なのでしょうか?
 
Posted at 2010/07/03 18:52:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 取材・業務雑記 | 日記
2010年06月28日 イイね!

"無料化"という表現は使いたくない

"無料化"という表現は使いたくない6月も残すところあと僅か。
2010年もこれで半分が終わるわけですが、この半年間で日本にとって色々なモノが"失われた"ように感じてしまいます。

それは社会全体としてのことなのですが、例えば政治への信頼はそれまで以上に失われたモノのひとつではないでしょうか。結果的には政権交代も実質的には表面的なものに過ぎず、旧政権党の主導権争いを経て別の看板を掲げただけの集団が権力を握っただけのことのような感じもします。その象徴的な問題が現与党の「政治とカネ」の問題であり、これは
数十年前から何も根本的な体質に変化が無かったことの裏付けではないでしょうか。

また対外的な日本の信頼、特に欧米諸国との関係は僅かな時間で急速に悪化してしまいました。さらに言えば基地問題で国内的にも内閣への信頼はガタ落ち。結果的に8ヶ月という短い在任期間での首相交代劇となりましたが、政権交代から今までの間に果たして何をしてきたというのでしょうか。
とにかく最近になって思うのは、叩き上げとか世襲とか出自の問題ではなく、政治家の人材不足は甚だ深刻ではないかということ。ここに来て政治家の言葉から"重み"というものは全くなくなったというのが正直な感想です。

さて、28日の午前0時、政権交代によってひとつの社会実験が始まりました。

●高速無料化:社会実験スタート 神奈川・西湘バイパス、通行量1.5倍に
毎日jp(毎日新聞)  2010年6月28日 東京夕刊

国内の37区間・50路線で、高速道路の無料化実験がスタート。
自動車に関する政策において、現政権の公約として国民の多くが認識しているものが「高速道路無料化」と「ガソリンの暫定税率廃止」でした。
ともに賛否両論ある政策ですが、確かに昨年夏の選挙では声高に訴えられていたと思います。後者については「ガソリン値下げ隊」などという国会議員によるPR組織もありましたが、見事にその活動は尻すぼみになりました。

今回の実験も、無料化のための無料化という誹りを拭えないでしょう。
まずは社会的な影響の少ないところから実験を開始するというお題目ですが、果たして実験の結果はどのようにまとめられ、政策に反映されるのでしょうか。高速道路と平行一般道路の交通量の増減、沿線自治体の動態変化、観光地の入り込みの変化、各地の消費動向の変化など、影響を与えると思われる範囲はとても広いものです。これらの様々な項目に対して、縦割り行政の弊害を排除して、しっかりとした実験結果をまとめられるのでしょうか。

さらに言えば官庁は数値資料のとりまとめにおいて、まず結果ありきで動くケースも珍しくありません。それは地方空港の需要予測などでも明らかなように、政官が望んでいる結果を無理にでも出してしまうことがあるということ。
しかし、少なくとも現状においては高速道路のみならず、これから高齢化社会がますます進行する国家の交通体系というグランドデザインすら描ききれていないように思えますので、果たして実験そのものの意義すら不透明な感じがします。

簡単に言えば、大衆迎合政治的な政策に過ぎないとしか思えない高速道路の無料化実験。単に選挙でブチ上げてしまった公約を、形だけ実現させて「嘘はついていません」という言い訳が欲しいだけのようにさえ思えてしまうのです。
なぜ、パフォーマンス的な事業仕分けなど、とにかく上っ面のことしか出来ないのでしょうか。本気で高速道路の無料化や料金引き下げを進めたいのであれば、小泉改革によって賛否両論の激論が繰り広げられた公団民営化を経て、更なる構造改革が必要とされるはずです。

今回の実験も「無料化」という表現は間違っています。これは旧政権で実施に移されたETC休日特別割引も同様ですが、あくまでも「高速道路料金の税金による補てん」に過ぎず、結果的には将来へのツケまわしであったり、高速道路を使わない人たちへの負担押しつけに過ぎないのですから。
 
Posted at 2010/07/03 18:02:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車全般 | 日記
2010年06月27日 イイね!

スーパー耐久 第4戦・4 (富士スピードウェイ → 東京)

スーパー耐久 第4戦・4 (富士スピードウェイ → 東京)今季のスーパー耐久シリーズは全7戦のカレンダー。その折り返しとなる富士ラウンドはシリーズ最長となる4時間の決勝レース。もっとも、十勝24時間レースが開催休止となっている現在、シリーズ最長の座にあるレースが開幕戦が終盤2戦、特に最終戦のオーバルレースよりも与えられるシリーズポイントが低いというのは摩訶不思議な話です。

さて、空模様は残念ながら天気予報の通り、朝から雨が降っていました。しかも雨足は一定ではなく、さらに霧も出たりで撮影条件としては最悪のコンディション。
スタートは第1コーナーで撮影しましたが、風がおさまると霧が溜まってコントロールタワーすら見えなくなってしまいます。ところが風がちょっとでも吹けば1~2分で視界がクリアになるという、なんとも厄介極まりない天気となってしまいました。

そんな中、決勝の前半はコースサイドでの撮影に従事。
パドックまで戻りピット周りの撮影をしたり、それまでのレースの流れを整理したり。そうこうしているうちに霧による視界不良でセーフティカーが導入され、最後は3つのクラスで30分ほどの"スプリントバトル"で優勝が決するという展開になったのでした。

レース終了後は、なんとなく恒例となっている御殿場市内のとんかつ「かつ栄」で晩御飯。朝、昼と何も食べず、飲み物だけでここまで来ていたのでお腹もペコペコ。ということでロースカツの"大"をオーダー、ちっかりお代わり自由のご飯も1回お代わりした次第。

食後は某チームスタッフさんを東京都内まで送っていきましたが、なんとまぁ驚いたことに都心の赤坂まで渋滞が皆無。確かにレースの決勝も写真でお分かりの通り客席は閑散としていたのですが、まぁこれはスーパー耐久ではそれほど珍しい光景でも無く。それよりも朝からの悪天候ゆえに、箱根や富士山、伊豆方面への観光客がかなり少なかったということなのでしょう。

かえって時間を持て余し気味になってしまったことから、お送りしてきたチームスタッフさんお二人は一度ホテルにチェックイン手続きをして荷物だけ部屋に入れると、再び車で出かけてみることに。特に何かがあるというわけではないのですが、夜の東京観光ドライブということで、霞が関や永田町周辺、渋谷・六本木方面、東京タワー方面と1時間ちょっとのドライブ。
ただ車窓から国会議事堂や東京タワー、渋谷のスクランブル交差点を眺めただけではありましたが、なんとなく楽しんでいただけたようで何よりでした。
Posted at 2010/06/30 21:23:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | モータースポーツ | 日記
2010年06月26日 イイね!

スーパー耐久 第4戦・3

スーパー耐久 第4戦・3前戦に続いて土曜日に公式予選、日曜日に決勝レースが開催されるスーパー耐久シリーズの第4戦。
土曜日は公式予選が行われますが、パドックはタイムスケジュールにも余裕があるためにノンビリしたムードが漂っています。効率やコストの面で言えば1Day開催スタイルが有利だとは思いますが、参加チームにとってはトラブル発生時のリスクが少なくて済み、なにより精神的な面や実作業面で時間の余裕があるため事故防止にも2Dayスタイルはつながっているのではないかと思っています。

実は私たち取材陣にとっても時間の余裕がある分だけインタビューや車両細部の撮影などをし易いですし、ちょっとした企画取材をしようとすると1Dayレースでは厳しい面もあります。
2Dayレースと1Dayレースのメリット/デメリットについてはこれまでも多々議論されてきたところですが、実は冷静で論理的な検証作業というのはなされていないかと思います。さらに言えば時間の余裕があるのなら、有効な活用方法をしっかり話し合うべきですが、それとて具体的な議論になったことはありません。
例えば予選前や終了後にドライバーの記者会見など開いても良さそうなものですが、これまで決勝後ですら公式記者会見を開いたことの無いスーパー耐久、残念ながらプロモーションの強化を誰も実行しようとは思っていないようですし、出来そうな人材もいないようです。

2日連続でボヤキ調の内容になりましたが、それだけ20周年を迎えたシリーズが置かれている立場の厳しさを理解する必要が、関係者にとって急務であるということを伝えたいのですが・・・。

そんなつまらない話題はこの辺にして、今日は北海道からチームを手伝いに来ているスタッフの方から、嬉しいお土産をいただきました。
それは洞爺湖町の銘菓「わかさいも」です。焼きいもをモチーフとしたお菓子ですが、何と原材料に"いも"は一切使われていません。中身は大福豆白あん、外皮は卵黄醤油をこんがり焼いています。そして中の白あんには、いもの繊維質を再現するために昆布が入れられていますが、この食感もなかなかの絶品。

北海道ではとてもメジャーなお土産なのですが、本州に来て「意外と知っている人は少ない」ということが判りました。
サミット開催で全国的に注目を集めた洞爺湖町ですが、これからの季節は北海道観光に最適なシーズン。町内をはじめ空港などの有名お土産店でも売られていますので、ぜひ一度お試しください。
 
Posted at 2010/06/29 23:47:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | モータースポーツ | 日記

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