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2011年02月08日 イイね!

打合せと“鳥かつ重”

打合せと“鳥かつ重”本日は都内のクライアント先に出向いての打合せ日。
打合せは午前11時から、せっかくなので隣接した建物にある関連会社にも久しぶりにご挨拶に伺うことにしました。こちらのアポイントは午前10時。ということで、私にとっては朝の早いうちから事務所を出発して、先方へと向かって車を走らせます。

もっとも通勤渋滞の真っ只中にはならなかったものの、首都高速道路3号渋谷線は半分以上が渋滞中。あまり利用しない時間帯に走ると、混雑具合をいまひとつ予測出来ません。一時は最初の訪問先に間に合わないのではないかとヒヤヒヤしましたが、なんとか最小限の遅れで到着。
頻繁にメールでのやりとりはさせていただいているのですが、直接お会いするのは実に3~4年ぶり(?)という方、さらに昨年秋から着任されている担当者の女性とも初対面を果たし、ご挨拶や簡単な打合せをすることが叶いました。業務面ではメールでのやり取りだけで大きな問題は起こっていませんが、やはり直接お会いしてお話しすることで心理的に通じる部分が出てくるので、こうした機会はとても大切なものですね。

続いて隣の建物に移って、クライアントさんとの本打合せ。こちらも意義ある内容となり、今後の仕事がスムーズかつ高いクオリティで進むことになるだろうと期待出来るものでした。

本打合せが終わると、時刻は既に13時。
ちょっと遅いお昼ごはんをクライアントさんと私、そして同行していただいた方の3人で食べることに。訪れたのはクライアントさんお薦めの鶏料理屋さん。ランチメニューの中から「鶏かつ重(670円)」をチョイス。女性にも食べやすいサイズのお重と、味噌汁&香の物付。鶏かつはジューシーな旨みがしっかり閉じ込められている感じで、なかなかの美味でありました。
今回の昼食は新橋という“ランチ激戦区”だったこともあり、周辺には安くて美味しい店がたくさん軒を連ねています。もっともこちらはランチに限らず、夜の方も激戦区でありますが。

私自身のこれまでを振り返ると、昼食を食べに近くの店に出かける、というスタイルの職場に勤めた経験がありません。
流通関係にいた頃の昼食は自分の店で売っている弁当などでしたし、サーキット時代は周辺に昼食を食べるような店が皆無。東京に移ってからは周辺に店こそありましたが、非常に小規模な会社だったので一人で食べにいくのも面倒で、近所のコンビニエンスストアやお肉屋さんで買った弁当が主食という感じ。
更に振り返って高校時代。今でこそ周辺にはコンビニエンスストアなどが多い立地となった母校ですが、私が現役の頃は商業施設など皆無。通学途中で何か買っていくか、学食や校内の売店を利用していたという記憶があります。

それにしても不思議なもので、「同じ釜の飯を食う」ではありませんが、一緒に食事をすると人間同士は互いの理解が一層深まるような気がします。さすがにミエミエの“ご接待”などは別でしょうが、より気軽な感じのランチタイムを一緒に過ごして、仕事の話を離れて世間話などに華を咲かせることは、業務遂行のための良い潤滑剤にもなっているような気がします。
 
Posted at 2011/02/11 20:32:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 取材・業務雑記 | 日記
2011年02月07日 イイね!

ハンズフリー

ハンズフリー今や日常生活に欠かせない存在となっている携帯電話。

日本に初めて登場したのが1985(昭和60)年9月。それまでにも自動車電話の一般向けサービスは行なわれていましたが、自由に持ち運び出来る電話器として「100型・ショルダーホン」が登場したことは、画期的な出来事でした。もっとも当時は契約料や保証金、通話料金がとても高額で、限られた商用ユーザーのみが用いているという感じでした。

その後、1987(昭和62)年4月に「TZ型・携帯電話」が登場。最新の携帯電話と比べればまだまだ巨大なサイズでしたが、これでようやく実用的に“持ち歩き”が出来るようになりました。料金制度は加入時の工事負担金が72,800円、保証金が100,000円、毎月の基本料金も23,000円と高額でした。しかし、空前のバブル景気到来に比例して携帯電話への需要も高まり、街中では地方でも「100型・ショルダーホン」よりは見かける機会が増えました。

そして1991(平成3)年4月に「mova(アナログ)」が登場。電話器は一気にポケットサイズに小型化され、1993(平成5)年の保証金制度廃止、さらに1994(平成6)年からの電話器買い取り制度スタートにより、携帯電話は爆発的に普及することになったのです。
私もこの買い取り制度発足とほぼ同時に携帯電話ユーザーになりました。当時はシェア獲得のために北海道地区では本体の熾烈な安売り競争が演じられており、私が最初に購入した電話器も新規契約で本体価格は10円だったと記憶しています。

今でも公私両面で携帯電話は手放せない存在になりましたが、自動車との関係で言えば運転中の携帯電話使用が法律で禁止されているのは、皆さんもご承知のところでしょう。歴史を遡ってみrと、法律で明確に禁止されたのは1999(平成11)年11月に施行された改正道路交通法から。ただし、この時は運転中の使用禁止を謳っているものの罰則規定は無く、事故発生時に3ヶ月以下の懲役か50,000円以下の罰金に処せられるというものでした。

これが2004(平成16)年に罰則を伴う内容に改正されました。道路交通法(運転者の遵守事項) 第71条 5-5では、「自動車または原動機付自転車を運転する場合、停止しているときを除いて、携帯電話用装置、自動車電話用装置、その他の無線通話装置(その全部または一部を手で保持しなければ送信および受信のいずれもを行なうことができないもの)を、通話のために使用しないこと」、さらに「画像表示装置に表示された画像を注視しないこと」を規定しています。
前者は携帯電話やトランシーバーなどの無線機(車載型機器のマイクスピーカー等は除く)を手に持って通話や通信することを禁じており、後者は携帯電話やテレビ、カーナビゲーション等の画面を注視することを禁じています。
違反した場合は3ヶ月以下の懲役、または50,000円以下の罰金という罰則規定が設けられているのは従来通り。なお、この違反については交通反則通告制度が適用され、反則金が大型車で7,000円、普通車と自動二輪車で6,000円、原動機付自転車では5,000円が設定されており、反則点数は1点となっています。ただし物損事故を起こすなどした場合は、より高額な反則金と、反則点数2点の適用となります。

既に改正施行から7年目を迎える内容なのですが、未だに道行く車の中には携帯電話を片手に運転しているドライバーが多いことに、驚くとともに呆れます。個人的にはライトバンなどの営業車やトラック、あとは車高を下げた旧型の大型セダン、同じく旧型の輸入大型セダンあたりに多く見られるという印象があります。
今では自動車そのものにハンズフリー機能を有するカーナビゲーションが備わっているケースも多いですし、コード接続型の安価なものから、ワイヤレス接続のものまで、多種多様なハンズフリー通話装置が自動車用品量販店や電器店、コンビニエンスストアなどで広く売られています。
それなのに相変わらず電話器を手に持って使っているドライバーの多いこと。こんなことすら守れないような遵法意識の低いドライバーがいることには憤りを感じざるを得ません。

ちなみに私の場合、社用車1号機(日産フーガ 350XV)では純正装着されているBluetooth方式のハンズフリーを使用。社用車2号機(フォルクスワーゲン・パサート 2.0)や、レンタカー、取材で乗る機会のある広報車などの場合は、市販のBluetooth方式ハンズフリーキットを持ち込んで使っています。
ともに通話品質、使い勝手ともに良好。市販品は数千円で購入したものですが、充電が必要になるものの、連続使用可能な時間は充分以上の余裕があります。さらにワイヤード方式のハンズフリーキットも併せて持ち歩いているので、まずまず万全と言える体制を構築しています。
 
Posted at 2011/02/11 19:50:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車全般 | 日記
2011年02月06日 イイね!

トミカの変化

トミカの変化私にとって唯一の“趣味”とも言えるミニチュアカーの収集。インターネットでの通販が普及した昨今では新製品の予約や注文も手軽なので、毎月必ず宅配便がいくつかのミニチュアカーを届けてくれています。

そして私にとって、ミニチュアカー趣味の原点ともいえる存在が「トミカ」。2005年9月に発足した株式会社タカラトミーの主力商品のひとつ。歴史を紐解くと株式会社トミーが1970(昭和45)年9月に発売を開始、以来今日まで40年以上に渡って国内外の名車から“働く車”、さらには鉄道や船舶まで様々なモデルをリリースしてきました。

子供の頃には親に買ってもらうことで集まっていった「トミカ」。特徴は縮尺スケールが統一されていないことで、玩具店などの店頭で販売するための陳列ケースに、基本的にどの車種もおさまるようにミニカーそのものの実寸がほぼ統一されています。

また、あくまでも基本はコレクターズアイテムというよりも子ども向けの遊具なので、何らかのアクションが備わっていることも特徴でした。
乗用車系の車種ならば、必ず備わっているのが“サスペンション機能”。シャーシ面の内側に板バネ状のものが仕込まれていて、前後車軸がこの板バネとシャーシの間を通っていてサスペンション的な動きをするようになっています。
さらにフロントのドアに開閉機能を有しているモデルも多くありました。フロントのタイヤフェンダーとドアの間にヒンジ部が仕込まれていて、指でドアを簡単に開閉することが出来るというもの。ちなみに近年になって発売された「クラウンコンフォート」では、タクシー需要が多い車ならではの後部左ドア開閉機能が備えられています。

しかし最近の「トミカ」を見ていて気づくことが。このアクションのうち、フロントドア開閉機能を有するモデルが激減しているのです。逆に増えているのがリアハッチゲート開閉アクションや、スライドサイドドア開閉機能。これらは実車の世界で、ハッチバック型やミニバン型の車種が人気を集めていることの証でもあるように思いますが、個人的にはもうひとつの理由が潜んでいるようにも思えます。

それは実車のボディデザインが大きく近年になって変化を遂げているということ。
具体的にはキャビンフォワード、つまり居室空間をなるべく最大限に拡げようというコンセプトの車が大半となっており、その為にAピラーを限りなく前に出すかたちのデザインを採用する車が増えているということにあります。
Aピラーが前に出ると、必然的にフロントドア前端とフロントタイヤアーチの後端の間隔が狭まります。この結果、おおむね1/60~1/70程度の縮尺となる「トミカ」の乗用車モデルでは、ドア開閉機構を収納するためのスペースがとりにくくなっているのではないでしょうか。

もう一つ、現実的な理由としてはコストダウンというものもあるでしょう。近年は生産がベトナムで行なわれているようですが、やはり開閉機能を有すると生産工程が複雑化しますし、部品点数も増える結果となります。
さらに実車のデザインが多様化してオーガニックな曲面を持つものが増えてくると、これを小さいスケールで再現するのは困難になります。最近は乗用車系のモデルでもサスペンション以外の機能を一切持たないものが増えてきているのは、このような理由があるからではないでしょうか。

ここ10年ほどは毎月2車種ずつの新商品をリリースしたり、新車メーカーとの連携が深化したことで実車発売とほぼ同時にミニチュアカーが発売されることも多くなってきた「トミカ」。
なかなか興味深い車種選択も見られ、子供だけではなく私のような大人のコレクターも満足させてくれる内容だけに、今後もますます発展に期待したいところです。
 
Posted at 2011/02/11 17:01:18 | コメント(2) | トラックバック(0) | ミニチュアカー | 日記
2011年02月05日 イイね!

タイムマシン×タケコプター

タイムマシン×タケコプターインターネットの普及・発達は、日常生活においても何かと便利さを感じる場面が少なくありません。
そのうちのひとつが「地図サービス」。私の場合は出張などのルート検討をはじめ、目的地周辺の情報を得たりするのにルート検索機能はもちろん、単純な地図閲覧も頻繁に利用する機会があります。

代表格と言える「Google Map」に至っては、航空写真で目的地周辺の状況をより詳しく把握することが出来てとても便利。もっとも一方では2005年から日本でもサービスが開始された「ストリートビュー」について、プライバシー侵害の恐れを指摘されているなど、問題点も見受けられます。

しかし仕事抜きでもバーチャルな旅行を楽しめたりしますし、衛星写真を家庭から簡単に閲覧出来るというのは単純に技術の進化に驚かされます。それこそ子供の頃に「ドラえもん」を見ていて、ひみつ道具のひとつである「タケコプター」を使って空から街を眺めてみたいと思っていたことが、実際に出来てしまうのですから。さしずめ世界のどこでも簡単に上空からの風景を見られるのは、「どこでもドア」で目的地を訪れて「タケコプター」で空の散歩を楽しんでいるようなものです。

そして最近、私が頻繁に閲覧して楽しんでいるサイトが国土交通省国土計画局によって提供されている「国土情報ウェブマッピングシステム」。この中にある「国土画像情報(カラー空中写真)閲覧機能」では、ちょっと懐かしい空中写真を見ることが出来ます。

掲載した写真は、この機能で提供されている写真を当方で一部抽出&リサイズしたもの。私が育った北海道帯広市を1977(昭和52)年に撮影したもので、中央に写っているのが当時の国鉄・帯広駅です。
帯広市札幌市京都市と同様、碁盤の目に整備された区画が特徴。この写真でもその様子がはっきりと見て取れます。

駅を挟んで南北に伸びるのが西二条通り。写真では判りにくいかもしれませんが「藤丸百貨店」は現在の北洋銀行・帯広支店になっている建物だった旧店舗の時代です。また写真が撮影された2年前の1975(昭和50)年に開店したイトーヨーカドー・帯広店も近くにその建物を確認することが出来ます。

また上空から見るとその特徴的なスタイルが目立っている建物がふたつ。帯広駅の北西、地図で言う左上の方にあるドーナツ状の建物と、隣接した赤い屋根の建物。これらは前者が1955(昭和30)年に移転新築した帯広厚生病院。現在は1980(昭和55)年に新築された建物になっています。また後者は帯広市役所の本庁舎。こちらは1958(昭和33)年に移転新築されたもので、1992(平成4)年に現在の庁舎が完成するまで使用されていました。
さらに掲載した写真ではカットしてしまいましたが、市役所の北側には帯広市民会館がこの当時はありました。個人的には何度かここで開催されたコンサートを見に行った思い出があります。

このように、眺めているだけでいろいろな思い出もよみがえってくる往年の航空写真。
さしずめ「ドラえもん」のひみつ道具で言えば、「タイムマシン」に乗って過去へと移動して、「タケコプター」で大空の散歩を楽しんでいるというところでしょうか。
 
Posted at 2011/02/08 23:27:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2011年02月04日 イイね!

“でんでん虫”と“お宮”

“でんでん虫”と“お宮”最近、東京都内などを走っているタクシーを見て、ちょっとした変化が生じていることに皆さんはお気づきでしょうか?
その変化とは、タクシーの象徴とも言えるルーフの「行灯(あんどん)」と呼ばれる防犯灯にあります。

例えば白いボディに青いラインでお馴染みの東京都個人タクシー協同組合。こちらの加盟車両は、全てが“でんでん虫”と呼ばれる黄色い防犯灯(社名標示灯)を装着しています。この“でんでん虫”は協会設立の2年後、1965(昭和40)年から制定された歴史のあるもので、今では個人タクシーそのものの象徴とも言える存在になっています。

この装備は遠目からでもタクシーであることを客にアピールするための効果がありますが、名称として“防犯灯”と呼ばれることもあるように本来の目的はこちらにあります。タクシー強盗などが発生した場合、運転手が車内でスイッチ操作をすることにより、この防犯灯が赤く点滅します。これによって周囲に緊急事態の発生を知らせ、仲間のタクシーなどが警察に素早く通報することが出来るという仕組みになっています。

さて、この“でんでん虫”が最近になってどう変化したのか。
その大きさが従来のものに比べて高さ方向で3分の2程度に小型化されました。そして台座部分が完全に一体化されたり、角の部分が丸められていたりと、全体のイメージはこれまでと変わらないものの細かく変更されています。
2009年12月よりこの新しい防犯灯への変更が始まり、今では加盟全車の交換が終了していると思われます。

変更された理由は、2010年3月6日付のエントリにも記した「外部突起要件対応」にあります。国際基準に日本の保安基準も準拠する流れが進められていますが、今回はその一環として歩行者保護のために車体全体の形状はもちろん、バンパーやエアロパーツ、ドアミラー、アンテナ、灯火類などの突起を規制することとなり、道路運送車両法の保安基準第18条が改正されて2001(平成13)年に公布されています。

その対象車種は3、5、7ナンバーの乗用車(乗用車ベースで改造された8ナンバーを含む)で、2009(平成21)年1月1日以降の新車登録車に適用されます。業界全体として規定以前の登録車についても対応させようという流れの一環なのでしょうが、一方で全国に多数あるタクシー事業者の中には対応するための費用的な問題もあり、適用の猶予を願い出る声も大きかったようです。
そこで現在の流れとしては、タクシー(一般乗用旅客自動車運送事業用自動車)と霊柩車について、2017(平成29)年3月31日まで適用を猶予する方向となったようです。

やはり前回のエントリにも記したように、タクシーよりも規制対応が困難と思われるのが霊柩車。特に日本古来の伝統的スタイルである宮型霊柩車については、その大半が乗用車ベースでの改造車ゆえに規制対象車両となります。しかしご承知の通り、職人の手によって作られた柩をおさめる“お宮”の部分は、自動車というよりは建築物に近いデザインのため、突起規制に対応出来ない箇所が多数存在しています。
参考までに全国に霊柩車がどれくらいあるのかを見てみましょう。社団法人全国霊柩自動車協会の会員1,426社で見ると、その数は2010年初頭の時点で5,821台。そのうち宮型と洋型がそれぞれ約23%ずつ、バン型が47%、バス型が7%という内訳になっています。

そしてこの“お宮”は一品ものの製作ゆえに大変高価で、そう簡単に規制対応したものへの入れ替えを出来るというものではありません。昨今は宮型霊柩車が数を減らしてきていますが、6年先の猶予期間終了までに全国の事業者が新しいものに対応出来るかには疑問も残ります。場合によっては宮型霊柩車が完全に姿を消してしまう地域も生じるかもしれません。
もちろんその代役は洋型霊柩車などで実務的には事足りるのかもしれませんが、前回のエントリでも訴えたように宮型霊柩車は単なる自動車の枠を超えて日本の伝統文化的な存在であることも忘れられません。

今回の突起物規制の前には、補助制動灯(ハイマウント・ストップランプ)の義務化でも霊柩車業界は頭を悩ませました。地上0.85m以上の高さという規定にあたる位置がちょうど柩を出し入れする扉にあたるためです。これについては最新の車両はしっかり対策がされていますが、追突事故防止のためになるべく旧来の既存車両にも早急に追加装着してほしいところです。
一方で突起物規制については若干の疑問が残ります。もちろん公道を走行する自動車である以上は交通事故の当事者になる可能性がゼロではありませんが、では果たして霊柩車の事故率というのはどの程度のものなのでしょうか。基準の統一化、平等・公平という観点で言えば宮型霊柩車だけを特別扱いすることは難しいでしょうが、大正の時代に大阪で考案された霊柩車は時代とともに装飾や材質などに芸術的な進化も見られ、また関西・北陸・中京などでは地域色の濃いものも根付くなど、大衆文化の一端にも位置づけられる存在です。
無理を承知でひとつ提案するとしたら、「自動車の用途等の区分について(依命通達)」の用途区分通達4-1-2によって分類される車体形状“霊柩車”については適用除外としても良いのではないかと思っています。
Posted at 2011/02/08 21:11:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車全般 | 日記

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各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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