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2011年03月18日 イイね!

いろいろな支援方法

東北太平洋沖地震の甚大な被害状況は、今日もさまざまなメディアを通じて伝えられてきています。原子力発電所の被災についても、被害の拡大を食い止めるためにまさしく“命懸け”で大勢の方々が作業にあたられていることには、ただただ感謝するしかありません。

被害の大きさが伝えられるのに比例して、さまざまな支援活動が民間レベルでも活発に行われるようになってきています。
最も大きな動きは義援金を募る活動で、日本赤十字社を中心として全国各地で善意が集められています。その影響もあるのか、みずほ銀行では大規模なシステム障害が発生しており、こちらは経済活動全般への影響が懸念されるところ。しかし、義援金の振り込みが集中したことも要因のひとつと伝えられているように、本当に多くの方々が被災地の一日も早い復興を願っていることは間違いありません。

●東北関東大震災義援金を受け付けます|日本赤十字社

日本赤十字社では様々なかたちで義援金を受け付けています。郵便局の窓口をはじめ、銀行振込やクレジットカード、コンビニエンスストアでの寄付も可能。さまざまな個人や団体、企業が義援金活動を展開していますが、最も確実なのは日本赤十字社への寄付ではないかと思います。インターネットからショッピング同様にクレジットカードで寄付を出来るのも、手軽で便利です。


ところでもうひとつの被災地支援として、「ふるさと納税」も有効ではないかと思います。
現時点では被災地の行政機能が手一杯の状況なので、これは一定の期間を置いてから行うのがベストかと思いますが、市町村道や上下水道、学校や役場施設、消防など、生活する上で欠かせないインフラの復旧には多額のお金が必要であり、財政事情の厳しい地方自治体にとっては相当な負担になることも容易に想像出来ます。

国や県などからの支援は時間もかかるでしょうし、決して潤沢ではありません。そこで地域に縁のある人はもちろん、例えば観光で訪れたことがあるとか、一度行ってみたいと思っていたとか、どんな理由でも良いので、行政機能がある程度復旧した段階で被災地の自治体に「ふるさと納税」をしてみることをおすすめします。

ポータル的なサイトである「ふるさと納税」を見ると、今回の震災で甚大な被害を受けている自治体の名前も見受けられます。
今回の災害については長期的な全国からの支援が必要になることは間違いないので、決して“今だけ”ではなく、半年後や一年後、二年後といった先でも、復興支援をいろいろなかたちで考えていかなければならないと思っています。
 
Posted at 2011/03/18 20:56:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2011年03月16日 イイね!

Twitterの功罪

首都圏での“買い占め”行為がなかなかおさまりません。
原子力発電所の状況が好転しないことや、東京湾や静岡県を震源とした地震の発生がさらに不安要素となっており、ガソリンや食品、一部日用品の品薄状態は当面続きそうな気配です。

そんな中で、主にTwitterを通じてタレ流されているデマや噂も、個々の心理的不安を煽る大きな要素になっていると思います。

地震発生以降これまでで

・千葉県の精油所火災に伴い、有害物質が雨に混じって降る
・NTTは災害地からの電話は全て非通知扱いで発信されるようになっている
・放射線による健康被害を防ぐには、うがい薬や海藻に効果がある
・日本では物資の空中投下を行うことは認められていない

こんな内容を目にしてきました。


どれもが根拠や情報源の明確でない内容ばかり、もちろん全てがデマです。

最初に書き込んだ人が何を思って、何を根拠に書いたのかは知りません。
しかし問題なのは、口伝えとは比べ物にならない早さで、このデマが拡散していくことなのです。

1973年には、女子学生が電車内でしていた雑談が口伝えに広がっていき、最終的には信用金庫の取りつけ騒ぎに発展した事例もあります。

社会全体を不安要素が覆っている状況下では、本当にささいなデマや噂の流布がとんでもない事態を引き起こしかねません。
今の状況であれば、これ以上に社会生活に混乱を巻き起こしたり、企業倒産などにもつながりかねないのです。


Twitterを見ている限り、テレビなどにもコメンテイターとして出演しているような人や、芸能人、スポーツ選手、いわゆる“識者層”といった、フォロワーも多い発言に影響力のある人が、容易にリツイートをしていることが大きな問題だと思います。

情報を発信すること、それを拡げること。
ともに例え個人のレベルであっても大きな責任を背負うことを認識すべきです。その上で情報の受け手になる場合は短絡的に判断せず、内容を精査し、広い視野で事実か否かを判断することが求められています。


一方、Twitterならではのメリットももちろんあります。
要は、どんなに便利な道具も使う人次第、という当たり前の状況にあると思います。
Posted at 2011/03/16 09:27:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2011年03月14日 イイね!

手信号を再確認

手信号を再確認本日、3月14日(月)以降、東京電力の管轄内では「輪番停電」が実施される予定です。

この停電中は、市中の交通信号機も消灯することになると思われます。
その場合、主要な交差点においては警察官や交通巡視員による手信号での交通整理が行われることになるでしょう。

事故防止などのために、一般市民として出来そうなこととしては、

(1) なるべく自動車での外出を控える

(2) 外出した場合は、普段にも増して安全運転を心がける

(3) 緊急車両の緊急走行は最優先。

(4) 特に交差点への進入時には安全確認を徹底し、“譲り合い”を心がける

といったところでしょうか。


その上で、手信号の意味を改めてしっかり確認しておきましょう。

掲載する画像は、以前に石川県警察がウェブサイト上で公開していたものを転載するものです。
地震発生直後にも北関東などで手信号の意味を理解していないドライバーが多くいたために、交通整理のために警察官が配置されていたのにも関わらず、混乱を生じた箇所もあったという話もあります。

全てのドライバーは初心にかえって、今一度“手信号”の意味をしっかり理解しておくことが必要です。
Posted at 2011/03/14 00:29:51 | コメント(2) | トラックバック(1) | 自動車全般 | 日記
2011年03月11日 イイね!

平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震

平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震まずは今回の「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」において被災された皆さまに、お見舞いを申し上げます。

発生の瞬間、私は東京港の晴海客船ターミナルに停泊していた、太平洋フェリーの新造大型カーフェリー「ニューいしかり」の船内におりました。この日は見学内覧会が催されており、これから利用する機会もある新しいフェリーの中をいろいろと見て回っていました。

突然、時化の中を航海しているかのような大きな揺れが襲ってきました。立っていられないという程ではありませんでしたが、港湾内としては明らかに異常な揺れ方。数分後、携帯電話のワンセグなどで大地震の発生を知るところとなり、そのうちに退避命令が発せられて参加者は下船。その時はまだどの程度の被害が発生しているのか知る由も無かったのですが、海の向こうに見える台場で黒い煙が立ち上がっているのが視界に入ってきて、「これはただごとでは無いな」と感じ始めました。

もちろん見学内覧会は途中で中止となり、私は同行していた相棒さんと一緒に社用車2号機(フォルクスワーゲン・パサート 2.0)で帰宅することに。
お台場では火災現場の脇を通りましたが、既に多くの消防車がやって来ていて火災は鎮圧されていたようでした。また海上コンテナターミナルは敷地の外に作業員らしき方々が集まっており、数台の警察車両も周辺整理と警戒にあたっていました。積み上げられたコンテナに崩落などが見られませんでした。

首都高速道路は早々に全面通行止となったので、一般道路で都心から西へと移動していきますが、徐々に道路は激しい混雑を見せてきます。
環状7号付近まで来ると交通は麻痺状態に陥っており、第一京浜に入ると数百メートルを進むのに30分近くを要する展開に。

そこで何とか電話が繋がった友人の元に緊急退避。電気や水道が止まっていなかったので、不自由することはほとんど無かったのでとても助かりました。友人の元でテレビを見ましたが、想像を遥かに超える甚大な災害であることに愕然。道路の状況はますます混雑が悪化、全く身動きがとれない状況になってしまったので、そのままご好意に甘えて一夜を過ごすことになりました。
 
結果的に私は寝ることはありませんでしたが、早々に国内はもちろん海外も含めて多くの友人・知人からご心配をいただき、メールなどをお送りいただいたことに御礼申し上げます。深夜のうちには東北・北海道の友人・知人についても多くの無事を確認出来ました。ただ、やはり仙台方面を中心に、安否が不明の方もいらっしゃるのですが無事を祈るしかありません。
こうした安否確認おいては、電話やメールの受発信が混雑などから難しい中で、SNSサイトなどのログイン情報が重宝しました。無事を知らせるためのひとつの手段としては有効に活用出来るという大きなメリットがあることを、改めて知らされた感じがしています。
 
Posted at 2011/03/15 09:29:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2011年03月08日 イイね!

フェンダーマーカー

フェンダーマーカー2011年3月7日付のエントリでフェンダーミラーについて記しましたが、もうひとつ“フェンダー”にまつわる装備で最近すっかり見かけなくなったものを思い出しました。

それは「フェンダーマーカー」です。

掲載した写真は先々代にあたる170系のトヨタ・クラウン。1999(平成11)年の9月にデビュー、2003(平成15)年12月までのモデルライフで、走りを訴求するアスリート・シリーズを初めて展開しましたが、このクラウンではアスリート・シリーズを含めてフェンダーマーカーが装備品としてラインナップされていました。

フェンダーマーカーとはフロント左右フェンダーの前端に備わっている装備。夜間は車幅灯に連動して光るものがほとんどで、装着の目的は運転席からのボディ前端の位置関係を把握しやすくするためのものです。
同様の装備としてはポール状のものがあり、こちらは今でもオプションとして用意されていることが多いもの。ただし、ポールの場合は一般的にバンパーの左前端に装着するものであるのに対して、フェンダーマーカーは左右に備わっているという違いがあります。またポールでは格納式のものもありますが、マーカーは完全な常設装備になります。

この装備は特に小柄な女性などには便利なものかと思います。比較的サイズの大きな車の場合は車体の前端を感覚的に把握しにくい面があり、駐車場などの狭い場所での切り返しといった日常の運転シーンにおいて難儀してしまうケースも少なくありません。そのような場面で、このフェンダーマーカーを巧く活用すれば、車両感覚を適切に把握することが出来るというわけです。

近年は日本車でも5ナンバー枠が有名無実化している状態になり、車の肥大化が進んでいます。特に全幅はポピュラーカーやコンパクトカーの部類に属する車種でも、5ナンバー枠の1,700mmを超えているものも珍しくありません。これは衝突安全性の強化といった社会的な要求に寄る部分も背景としては大きいですが、やや無尽蔵にも思える肥大化はユーザービリティという面において問題も抱えつつあるように思えてなりません。

またデザイン的にも曲面を多用するなど個性的な車が増えました。一方では感覚的に車体サイズを掴みにくい車が増えているのも事実。
フェンダーマーカーが衰退した要因もこの“デザインの進化”に因るものが大きく、確かにどんなに流麗だったり質感の高いデザインを採用しても、あの小さなマーカーがちょこんとフードの前端に鎮座しているだけで、全体の雰囲気を大きく損なってしまう嫌いは拭うことが出来ません。
過去、例えば9代目の170系トヨタ・コロナでは、ツノのように大ぶりなフェンダーマーカーが装備されていました。これはノーズを低くデザインしたために小柄な運転者ではボディの前端を把握しにくかったことへの対応でしたが、これもマイナーチェンジで廃止されてしまいました。

近年ではコーナーセンサーなども普及しており、古典的なフェンダーマーカーは出る幕が無くなりつつあり、現在販売されている国産車でフェンダーマーカーを備えているものは事実上皆無。日本車のデザインが進化するのと比例するように、フェンダーマーカーはその姿を消していきました。
ただ、日産自動車ではノートや旧型マーチでヘッドライトユニットの形状を工夫して、フェンダーマーカー的な要素を持たせるという工夫も凝らしています。

私自身は「シトロエンBX」を購入した際に、当時は自動車用品店で売られていた後付けタイプのフェンダーマーカーを購入して装着したことがあります。
これも新車装備品と同様に車幅灯に連動して点灯させることが出来たのですが、初めての左ハンドル車ということで安全性向上を期して装着しました。

今では前述のセンサーや、カメラとモニターの組み合わせも一般的に普及しつつあります。
この先、フェンダーマーカーが復活することはまずありえないでしょうが、自動車メーカーには無尽蔵な車体の拡大や取りまわし性能を無視したようなデザインの増長にだけは、どこかで歯止めをかけてほしいと思っています。
 
Posted at 2011/03/10 23:06:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車全般 | 日記

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各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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