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2011年07月31日 イイね!

2011 夏の北陸、街並み散策&食紀行 (3日目・1)

2011 夏の北陸、街並み散策&食紀行 (3日目・1)長いようで短い2泊3日の北陸紀行も、今日でいよいよ最終日。2泊した「金沢スカイホテル」をチェックアウトしたら、昨日は丸一日駐車場の番をしていた車のエンジンに火を入れて、能登半島横断から東京まで一気に走る一日がスタートします。

今日の予定は金沢市を後にしたら、能登半島をかほく市まで北上。ここでお昼ごはんを食べてから、半島を横断して東側へと移動、ちょっと気になるスポットに立ち寄ってから、富山県で夕食をいただき、その後は一気に東京への帰路につくという流れです。

ということでまずは金沢市に別れを告げて、国道159号を北上します。



■信じられない激安ランチ!

金沢スカイホテル」をチェックアウトしたのは午前10時。一般的な観光客であれば時間を惜しんでもっと早くホテルを出るのでしょうが、東京への帰路も控えている身としてはノンビリと朝を過ごしていました。
そして車を走らせること小一時間ほどでやって来たのが、かほく市。人口およそ3.5万人で、特産品として長芋やブドウ、スイカと、意外にも海の幸は筆頭として紹介されていないのです。それというのも、この地は砂丘など独特の地形を活かした農業も盛んで、これは北陸でも独自性の強いもの。ゆえにもちろん海にも面しているので日本海の豊富な海の幸にも恵まれていますが、あえて特産品の筆頭としては魚介が挙がらないということなのでしょう。

そんな街を訪れたお目当ては、安くてボリュームたっぷりに美味しい海の幸を味わえる店があるという情報を仕入れたから。
国道沿いにあったそのお店は「やまじゅう」。ウェブサイトをご覧いただければ分かりますが、民宿も営んでおられる、というか民宿や会合の場というのがメインで、いわゆる食堂然とした店構えではありません。

宿のフロントに足を運ぶと、ちょっとした広間に通されます。こちらがお食事処となるようで、まずはお茶で一服。
メニューを一通り眺めてみますが、やはりここは「やまじゅう定食 (1,050円)」で決まり。オーダーしてしばし待っていると、まずは小鉢などが運ばれてきます。その後は矢継ぎ早に刺身盛り合わせ、焼き魚、ご飯に味噌汁に香の物と、テーブルの上はあっと言う間にスペースの空きが無くなりました。

これだけ揃って1,050円。激安としか言いようがありません。もちろんどれも新鮮で美味しいことは言うまでもありませんが、どうやら噂では宿泊すると夕食はもっと凄いことになるのだとか・・・。北陸の魚を思いっきり食べたいという方は、ぜひ宿泊を検討されてみてはいかがでしょうか。

 魚料理・民宿 やまじゅう
石川県かほく市浜北ハ20-1
電話番号  076-283-3455
駐 車 場  専用無料駐車場あり




■初夏の石川を彩る和菓子

美味しい魚でお腹を満たした後ですが・・・、なぜかやって来たのは市内の和菓子屋さん。
「中田菓子舗」は幹線道路から外れた住宅街の中にあるお菓子やさん、失礼ながらまず観光客が足を運ぶ機会は少ないのではないかと思われます。しかし逆に言えばこうした地域に根付いたお店にこそ、その土地に伝わる美味しいものがあるはず。ということで暖簾をくぐってみると・・・。

ショーケースには色とりどりの和菓子が。その中で目を惹いたのは、鮮やかなグリーンやピンク、ブルーのお饅頭。それらは爽やかな色合いで、およそ一般的な和菓子の“お饅頭”には似つかわしくない感じです。あえて色付きの饅頭といえば慶事に見かける“紅白饅頭”がありますが、これとも違う。たしかに涼を呼ぶ感じの爽やかな色合いですが、なんとも違和感のある存在です。

これは石川県に古くから伝わる「氷室饅頭 (写真・左)」。こし餡の入った酒饅頭ですが、7月1日に食べるのが金沢を中心とした石川県の風習となっているそうで、6月末に訪れたことから店頭に並べられていたのでした。
古来、旧暦の6月1日(現在の7月1日)には、加賀藩では「氷室開き」という催しが執り行われていました。冬の間に雪を保存しておいた「氷室」を開いて取り出す日で、加賀藩では自ら使うのみならず、江戸幕府へも氷を献上していたそうです。この時に、無病息災を願って食べていた麦饅頭が「氷室饅頭」。今では酒饅頭になり、やはりこの時期に市民の皆さんは暑い夏を元気に乗り切れるようにとの願いを込めて食べるのだそうです。

 中田菓子舗
石川県かほく市高松流川ツ2
電話番号  076-281-0780
営業時間  8:00 ~ 20:00
定 休 日  日曜日
駐 車 場  専用無料駐車場あり




■日本で唯一のビーチサイド・ロード!

おやつを買いだしたら、車を海沿いへと進めます。

目的地は日本で唯一、砂浜を走ることができる「千里浜なぎさドライブウェイ」。宝達志水町から羽咋市にかけて約8km続く砂浜は、目の細かい砂が締まっているために乗用車はもちろん観光バスなどの大型車でも走行することが可能。
あまりに波打ち際まで行くと埋まってしまう危険性はありますが、多くの車が行き交っているワダチのあるあたりを走っている分には何の心配もなく普通の道と同様に走行することが出来ます。

私自身はここを走るのは2007年8月16日以来の2回目。以前は真夏の好天下でしたが、その時は海水浴客で賑わっていた為に沿道は駐車車両であふれ、道も渋滞気味だったりしました。しかし今回は交通量も非常に少なく、空模様がやや曇っていたことは残念でしたが、写真撮影などを気兼ねなくすることが出来ました。

この道、通行は無料。走った感覚は一般的な舗装路面よりはグリップ感が希薄ですが、砂利道よりはよほど安定感を覚えます。また砂の吸音効果もあるのか、なんとも静かなところが印象的。ただしところどころに段差があり、これは目視で見つけにくい箇所もあるので、スピードは控えめに走ることをお忘れなく。またドライブウェイの出入り口には段差が大きい箇所もあるので、地上高の低い車やリップスポイラーなどを備えている車は要注意です。
 
 千里浜なぎさドライブウェイ
通行料金  無料
営業時間  24時間走行可能
注意事項  高波・強風時などは通行規制あり

 
 
●ルートマップ|金沢スカイホテル → やまじゅう → 中田菓子舗 → 千里浜なぎさドライブウェイ
Posted at 2011/08/11 19:10:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・観光ガイド | 日記
2011年07月30日 イイね!

2011 夏の北陸、街並み散策&食紀行 (城下まち金沢周遊バス)

2011 夏の北陸、街並み散策&食紀行 (城下まち金沢周遊バス)2泊3日の北陸紀行、金沢市の市内散策に費やした2日目は、東京から乗ってきた社用車1号機(日産フーガ 350XV)は終日駐車場でお留守番となりました。
それというのも金沢市内は路線バス網が発達している上に、国際的な観光都市でもあるからでしょう、観光客需要に対応した市内巡りに便利なバス路線や料金の設定があるため、これを使ったほうが安価かつ効率的に市内観光を楽しめるのです。

もちろん自家用車での市内巡りも、その手軽さや利便性から否定はしません。しかし金沢市のように便利に公共交通機関が整備されているのであれば、初めての土地を運転することのリスクや、駐車場を探す手間などを考えれば、バス利用の方が遥かに便利でしょう。かつ金銭的にも駐車場代などと比べて、バスの方が安く済んでしまうでしょうから。

今回利用したのは、北陸鉄道株式会社が運行している「城下まち金沢周遊バス」。これは金沢駅を起点に市内を一方向の環状線として走っているもので、沿線には「ひがし茶屋街」や「金沢城・兼六園」、「香林坊・長町武家屋敷跡」といった主要スポットが点在しています。

車両はレトロ調なので一目でわかりますし、12分間隔での運行ゆえに待ち時間もほとんど気になりません。さらに主要停留所にはバスの現在地が表示される「ビジュアル・バスロケーション」が導入されていますので、利用にあたってストレスを感じるようなことは皆無でした。

このバスを利用するのであれば、「城下まち金沢周遊バス1日フリー乗車券」を購入するのがお薦め。大人は1人500円で「城下まち金沢周遊バス」はもちろん、金沢市内地帯制200円区間の一般路線バスにも当日限りで乗り放題になりますので、まずお目当ての場所の至近までバスで楽に移動することが可能ですし、いちいち乗降の度に財布を取り出す必要もありません。さらに詳しいパンフレットには市内の路線図や時刻なども掲載されていますので、市内巡りにはお薦めのアイテムです。
なお、この乗車券は駅前などにある北陸鉄道株式会社のサービスセンターで購入できます。ちなみに今回宿泊した「金沢スカイホテル」は、同じ建物の1階に同社の武蔵サービスセンターがあるので、朝の出発時に立ち寄れるので利便性は最高と言えるでしょう。

ところでこの「城下まち金沢周遊バス」ですが、青い車体の「犀星号」、緑色の「秋声号」、そして赤い「鏡花号」の3種類が存在しています。車両はボンネットタイプの三菱ふそうローザと、キャブオーバータイプの日野ポンチョを採用。小回りの効く小型の車体ゆえに狭い道でもスイスイではありますが、観光ハイシーズンになると車内は相当な混雑も予想されるような気がします。

そして、これらのバスを走らせている運転士さん、その主役は女性運転士さんでした。
私が市内を巡った時は、ホテルを出て帰ってくるまでに路線をちょうど1周するかたちになり、トータルで4回乗車しました。そして、そのうち実に3回までも同じ運転士さんにあたったのですが、この方が実に“美人すぎるバス運転士”さんだったのです。
それは単にルックスがというだけではなく、運転もスムーズで丁寧、かつ観光スポットまでの道を降車時に尋ねた親子連れに親切に案内している様子なども含めてのこと。唯一あたった男性運転士さんは、客の問いかけに対してとてもぶっきら棒な応え方だったので、なおさら女性運転士さんの“美人”さが目立ったのでした。
 
Posted at 2011/08/11 17:23:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・観光ガイド | 日記
2011年07月29日 イイね!

2011 夏の北陸、街並み散策&食紀行 (2日目・2)

2011 夏の北陸、街並み散策&食紀行 (2日目・2)午前中からお昼にかけてを過ごした「ひがし茶屋街」。風情ある粋な空気を感じながらの街並み散策、伝統工芸の金箔にも触れ、さらに郷土の味である治部煮でランチと、充実した時間を楽しむことができました。

そんな「ひがし茶屋街」に後ろ髪をひかれながらも、再びバスに揺られて市内を移動。

茶屋街に近い「橋場町④ (交番前)」という停留所から3つ先の「兼六園下① (石川門向い)」までは、時間にして僅か6分ほどの短いバスの旅。この沿道には美術館や文芸館などもありますので、春や秋の過ごしやすい季節であれば、歩いて散策というのも悪く無さそうです。
ただし、次の目的地である兼六園は敷地が広大ゆえ、じっくり見て回ろうと思ったらかなりの距離を歩くことにもなるので、ここは体力温存を図ってバスでの移動がお薦めのように思えます。



■金沢定番のスポットは、計画的にまわりたい!

金沢と聞いて、ここを真っ先に思い浮かべる方も多いことでしょう。
兼六園」。水戸の偕楽園、岡山の後楽園と並んで“日本三名園”に数えられている、広さおよそ3万坪という広大な日本庭園です。

1676年に5代目の加賀藩主・綱紀公が別荘のまわりに庭を造ったことが「兼六園」の原型と言われ、その後は代々の藩主によって拡大・整備されてきました。
ただし、それはあくまでも“お殿様のお庭”であって、決して庶民が見ることはできないものでした。この素晴らしい庭園が庶民の目に触れるようになったのは文明開化以降、1871(明治3)年から日時を限っての公開がはじまり、1874(明治7)年になってようやく全面的に一般公開をされて現在に至っています。

園内は四季折々の風景にそれぞれ見どころがありますが、夏の時期ならば鮮やかな緑と涼しげな水の組み合わせが景色として映えるのではないでしょうか。
写真は瓢池のようすで、左奥にみえるのが、第11代藩主・治脩公によって、1774(安永3年)に整備された翠滝(みどりたき)。 高さ6.6m、幅1.6mという決して小さくないスケールで、流れ落ちる水の勢いは涼とともに、荘厳さも感じさせるものです。
そして右手に見えるのは海石塔。高さ4.1mで六重構造になっており、これは3代藩主の利常公が作らせたものだそうです。

 兼六園
石川県金沢市丸の内1番1号
電話番号  076-234-3800
開園時間  7:30 ~ 18:00 (10/16~2/末は 8:00~17:00)
入 園 料  300円(18歳以上)、100円(6歳~18歳未満)
駐 車 場  石川県兼六駐車場を利用 (普通車、最初の1時間 350円、以降30分毎150円)




■お土産選びは、まずここを基本に!

観光旅行につきものなのが“お土産選び”。親しい友人から職場の同僚まで、お土産を買い求める必要があるという方にお薦めなのが「石川県観光物産館」です。

ここは金沢の銘菓や名産・特産品、伝統工芸品などを売っている店が一同に揃っています。比較的安価なものから、お土産としては相当に高価な工芸品までいろいろとまとめて見られますので、便利なことこの上ありません。建物内は広々としており、余程のハイシーズンで観光客が立て込んでいない限りは、ゆっくりと品定めをすることができるでしょう。

立地としては兼六園下交差点の一角にあり、桂坂口の近くになります。「兼六園下」バス停留所からも近いので、書く順序が逆になってしまいましたが、まずはこちらに立ち寄ってみてから「兼六園」へ向かってみてはいかがでしょうか。
あくまでも「兼六園」を散策して再びこの周辺に戻ってくるルートの場合に限りますが、兼六園周辺にはいくつものお土産屋さんが軒を連ねています。

そこでまずは「石川県観光物産館」を一通り覗いてみて、それから園内散策とお土産屋さん巡りをします。先に物産館でいろいろと見ておけば、それらと比べて気に入ったものがあれば買えば良いですし、物産館にあったものでより魅力的なものがあればもう一度帰りに立ち寄って購入するのがお薦めです。
先に一度、物産館をリサーチがてら覗いておけば、衝動買いをしてしまう可能性も低くなりますし、なにより体力も使う園内巡りはとにかく手ぶらでまわり、最後にお土産を集中的に購入することも可能だからです。

 石川県観光物産館
石川県金沢市兼六町2-20
電話番号  076-222-7788
営業時間  9:00 ~ 18:00 (時期によって変更の場合あり)
休 館 日  8月、9月は無休
駐 車 場  石川県兼六駐車場を利用 (普通車、最初の1時間 350円、以降30分毎150円)





■金沢特産の麸でティータイム!

兼六園散策とお土産の購入が終わったら、再びバスに揺られての移動。

今度の移動は「兼六園下① (石川門向い)」から周遊バスで「香林坊⑥(東横イン前)」まで、およそ12分の“長旅”です。ちなみに時間を節約したいのであれば、通常の路線バスで金沢駅行きに乗車するともう少し早く赴くことが出来ますが、ここはあえてちょっと遠回りして市内の様子を車窓から眺めてみるというのも悪くありません。

そしてやって来たのが香林坊。比叡山の僧侶の名前に由来する地名で、今では百貨店などが立ち並ぶ商業地区として発展しています。さらに表通りから一歩奥へと入ると、そこには「長町武家屋敷跡」が拡がっており、江戸時代の加賀藩士たちの営みを感じることが出来るのです。

そんな街並みを散策してみるわけですが、その前にちょっとティータイム。
立ち寄ったのは「加賀生麸処 茶庵」というお店で、こちらは当地の特産品である麸の専門店。低カロリー・高タンパクの健康食品でもある生麸は、お寺が多い金沢では古来から親しまれてきた食材のひとつ。
こちらでは生麸や加工品などのお土産を購入できるほか、ちょっとしたティータイムを楽しめるイートインコーナーもあるので、一休みするには最適な場所という感じです。

いただいたのは「生麸ぜんざい (640円)」。もっちりした生麸と餡の上品な甘さが良くマッチしていて、ホッとする美味しさの一品。抹茶やコーヒーのほか、今の時期ならばソフトクリームやかき氷も用意されていますので、ちょっと立ち寄ってみたくなるスポットです。

 加賀生麸処 茶庵
石川県金沢市長町2-4-34
電話番号  076-263-4128
営業時間  9:00 ~ 17:30
定 休 日  無休
駐 車 場  無し(周辺の有料駐車場を利用)




■古の藩士たちの営みに思いを馳せる

一服したら「長町武家屋敷跡」を見学してみます。
屋敷を公開している「野村家」は、加賀藩主の利家公が金沢に入場した際に直臣として従った野村伝兵衛信貞家が家長。十一代にわたって藩の要職を歴任した、まさに加賀藩の中枢にいた由緒正しい家柄です。

そのことは屋敷の隅々で感じることが出来ます。例えば写真の“上段の間”は殿様がお越しになった際に使っていただいた部屋だそうで、総檜造りの格天井にはじまり、贅の極みを尽くしたと言える装飾や調度品の数々は加賀百万石の隆盛を今に伝えています。

さらに手入れの行き届いた庭園や茶室も素晴らしいものですし、展示品にも九谷の鉢や見事な蒔絵細工を施された硯箱に重箱と、日本人が持つ繊細さによって生みだされた工芸品の数々は、見ていてため息が出る美しさです。

かと思えば入口には伝兵衛が実際の戦で着用したという鎧兜も展示されており、こちらでは戦国の世の厳しさも思い起こさせてくれます。

 長町武家屋敷跡 野村家
石川県金沢市長町1-3-32
電話番号  076-221-3553
開館時間  8:30 ~ 17:30 (10月~3月は8:30~16:30)
入 館 料  大人 500円、高校生 400円、小中学生 250円
休 館 日  12月26日・27日
駐 車 場  無し(周辺の有料駐車場利用)




こうして市内を一巡して散策は終了。
このあとは夕食となりますが、香林坊周辺には多くの飲食店が軒を連ねていますし、宿泊している「金沢スカイホテル」の真正面には「近江町市場」がありますので、地元の美味しいものはなんでも選び放題です。
どんなメニューを夕食に選ぶかは、あえてここでは私の事例は書かないでおきますので、ぜひじっくり情報を集めて吟味してみてください!
 
 
●ルートマップ|ひがし茶屋街 → 兼六園 → 香林坊(長町武家屋敷跡) → 金沢スカイホテル
 
Posted at 2011/08/11 16:41:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・観光ガイド | 日記
2011年07月28日 イイね!

2011 夏の北陸、街並み散策&食紀行 (2日目・1)

2011 夏の北陸、街並み散策&食紀行 (2日目・1)北陸紀行の2日目は、金沢市内の定番観光スポットを巡ってみます。私自身、石川県は初めてではないのですが金沢市内に宿泊して市内を歩いた経験は皆無。ゆえに期待も高まる一日が始まります。

そして今回の市内巡りでは、東京から乗ってきた自分の車はホテルの駐車場でお留守番。詳細は後述しますが、金沢市内には縦横無尽に路線バス網が構築されていますし、観光客向けに便利な周遊バスも設定されています。さらに安価なチケットの設定もありますので、これを使わない手はありません。

ということで、金沢スカイホテルを出たら目の前にある「武蔵ヶ辻 (めいてつエムザ前)」という停留所から、バスに揺られての移動がスタートします。



■城下町の“粋”を感じる街

金沢駅前を経由するバスに揺られておよそ20分、やって来たのは「ひがし茶屋街」。最寄りのバス停留所は「橋場町④ (交番前)」となり、浅野川にかかる大橋のたもとでバスを降りるとちょうど茶屋街の入口近くになります。

現在では国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されている街並みは、百万石の栄華を誇る金沢の華やかさと“粋”を感じられるもの。茶屋というと京都が真っ先に思い浮かびますが、こちら金沢も地元の名士らの社交場として大いに栄えたと言う話。今も芸者さんがいらっしゃって、時にはどこからともなく三味線の音色が聞こえてくることも珍しくないそうです。

一角はそれほど範囲が広いわけでもなく、ゆっくり歩いても15分から20分でまわることが出来ます。もっとも、沿道には江戸時代そのままに残る建物も多く、内部を公開しているものもあります。また、伝統工芸品やお土産品を扱っているお店や、ちょっと一服したくなるお店も多いので、最低1時間くらいの滞在を予定しておくのがベターでしょう。

なお、自家用車やレンタカーでやって来た場合は、街の入口付近などにいくつかコインパーキングもありました。ただ、特に週末などは観光客で賑わいますので、やはりバスやタクシーを巧く活用することをお薦めします。



■黄金色に輝く蔵は必見!

ひがし茶屋街で、まず最初に訪れたのが「箔座ひかり藏」。「箔座」は金沢の伝統工芸として広く知られる金箔の製造・販売をしている企業で、神社やお寺、仏具関連企業への箔素材販売や、日光東照宮など国の重要建造物修復プロジェクトにも協力しているそうです。

そんな箔を知り尽くしている会社ですが、5店舗の直営店で金箔やプラチナ箔を用いて装飾品などのさまざまアイテムも販売しています。
面白いのは5つの店舗が全て、別々のコンセプトに基づいて運営されている点。その中で「箔座ひかり藏は“箔のさまざまな表情にふれる”というコンセプトを掲げており、ショップでは多彩なアイテムが所狭しと並んでいます。

さらに中庭にあるのが「ひかり藏」。外壁を純金プラチナ箔、内壁は24K純金箔で仕上げられている蔵は圧巻の一言。思っていたよりもギラギラした感じはなく、艶やかな金本来の“黄金色”を見ることが出来たという印象です。蔵以外では小さい中庭の雰囲気も落ち着いたものがありましたが、そこに何気なく置かれていた石も金箔をまとっていたことが面白い点でした。

こちらのお店では箔押しの体験も出来るとのことですが、観光客需要が多いであろう日曜と祝日、そして月曜がお休みというのは、唯一とても残念なところです。

 箔座ひかり藏
石川県金沢市東山1-13-18
電話番号  076-251-8930
営業時間  9:30 ~ 18:00(冬季は18:00まで)
定 休 日  無休
駐 車 場  近隣の有料駐車場を利用




■郷土料理で街並みを眺めながらのランチ

それほど広範囲ではないとはいえ、街を散策して歩くとお腹も空いてくるものです。訪問した時は9時にホテルを出たのですが、特に朝御飯をしっかり食べていなかったので、茶屋街を散策し終えたタイミングで早めのランチをいただいていくことにしました。

一角には飲食出来るお店も多くありますが、その中で選んだのは「久連波 (くれは)」というお店。こちらは加賀友禅グッズを揃えているショップが1階にあり、奥のカウンターと2階が茶房として営業しています。メニューは飲み物と甘味が主役ですが、カレーライスやホットサンドといった軽食も提供しています。そしてもうひとつ、私がこのお店に入った決め手になったのが「治部煮セット(900円)」でした。

金沢の郷土料理である「治部煮」。小麦粉をまぶした鶏肉と、醤油や砂糖をあわせたダシ汁で煮込んだもので、特徴的な名前の由来については諸説あるようです。
江戸のころから町人や武士、大名に至るまで身分を問わず愛されてきたという郷土料理。これはぜひ食べてみたいと思っていたのですが、このお店ではリーズナブルかつ手軽に本格的な美味しさを楽しむことが出来ます。

さらに古風な建物の2階席からは、街並みの眺めも良好。窓際で風鈴の音を聴きながら過ごす時間は、ゆっくりとした流れでとても気持ちの良いものでした。もちろん肝心の「治部煮」もなかなかの美味しさ。薄味なのかと思っていたら、しっかりダシが効いていますし、鶏肉のジューシーな旨みも堪能させてもらいました。

 久連波
石川県金沢市東山1-24-3
電話番号  076-253-9080
営業時間  10:00 ~ 17:30
定 休 日  水曜日
駐 車 場  近隣の有料駐車場を利用




■ひがし茶屋街で風情豊かな風景を撮ろう!

正直に言ってしまうと、行く前は私自身「ひがし茶屋街」については、もっと観光地化した商売っ気の強い空気が流れているのかと思っていました。このように集客効果の高い古い街並みでは、時にせっかくの雰囲気をぶち壊すような商売っ気たっぷりの看板や出店、売り子の掛け声が煩いところもあるものです。

しかし、ひがし茶屋街について、その心配は杞憂でした。もちろん多くの店が商売をしているのですが、街の雰囲気や粋な香りを壊すような場面には一度も出くわすことがありませんでした。逆に「もっと店をPRしても良いのでは?」と余計なお節介を言いたくなるほど、看板にしても店構えにしても、外から見る限りは江戸時代から受け継がれている雰囲気を保っているのです。

さらに何気なく軒先にかけられている風鈴とか、咲いている花などが良いアクセントにもなっていました。こうした点からも、地域の方々がこの街を大切にしている思いが伝わってきたような気がします。
そこで、ぜひこの街にはカメラを持っていくことをお薦めします。歩いていると見落としてしまいそうな、というか自然に目に入っている小さなことも、ひとつひとつが絵になります。もちろん携帯電話のカメラで手軽に撮って友人にメールしてみたり、ポケットにおさまるコンパクトカメラで旅の思い出を記録するもよし。その上で一眼レフがあれば、より街の表情を印象的にとらえることが出来るのではないかと思います。
 


●ルートマップ|金沢スカイホテル -(金沢周遊バス)→ ひがし茶屋街
 
Posted at 2011/08/08 21:02:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・観光ガイド | 日記
2011年07月27日 イイね!

2011 夏の北陸、街並み散策&食紀行 (1日目・2)

2011 夏の北陸、街並み散策&食紀行 (1日目・2)小浜市敦賀市を巡って、それぞれの名物をいただいてきた北陸紀行の初日。

“ソースかつ丼”でお腹を満たした後は、北陸自動車道に敦賀ICから入って北上。今回の旅でメインとなる目的地が石川県。今年はゴールデンウィーク前に久しぶりに仕事で訪れましたし、それ以前にも何回かは足を運んでいます。
ただ、全国的に観光地としても知られている県都・金沢市は、ほとんど足を踏み入れたことがありません。もちろん移動中の通過点として行政区内を通ったことはありますが、特に観光などをじっくりした経験は皆無。なにしろ未だに駅を見たことはなく、市の中心街には一度として行ったことがないのですから。

そこで今回は、石川県の中でも金沢市を重点的に攻略することが大きな目的。
2泊3日のスケジュール、宿泊は市内に連泊してじっくり腰を落ち着けて名所・旧跡を巡ってみることにします。



■クルマ好きではない方にもお薦めの博物館!

石川県に入ってまずやって来たのは、小松市にある「日本自動車博物館」。北陸道の小松ICから25分ほどのところにあるこの施設は、セメント販売で財を成した初代館長の個人的なコレクションを中心に、約500台を常設展示しています。

入館料は高校生以上が1,000円、小中学生が500円。公営の博物館などよりは若干高いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、なにより前述のように展示台数は500台というボリュームなので、1時間程度ではサラリと見て回るにも時間が足りないほどの充実度。
さらにこの博物館の大きな特徴は、この手の自動車展示施設にありがちな“誰もが認める名車”や“憧れのスポーツカー”に偏っていない展示内容。いや、これらももちろん抑えるべきところはしっかり展示されていますが、それよりもこちらの主役となっているのは“街中で見かけた懐かし車たち”。国産車の黎明期はもとより、高度経済成長からバブル経済期に至る、庶民へのモータリゼーションの普及において人気を博した市販車が大量に展示されています。

それも、高級車やスポーツカーに限らず、ごく普通の大衆車やコンパクトカーが多数。「昔、家でお父さんが乗っていた」とか「近所のオジサンが買って自慢していた」という感じで、見学に訪れた一人一人の記憶に刻まれている思い出を蘇らせてくれる懐かしい車たちがズラリ。ゆえに車にそんなに詳しくないという方でも充分に楽しめ、若かりし頃や子供の頃の思い出話にも華を咲かせられることは間違いありません。

せっかくですからこの場でも、私が個人的に気になった展示車両をいくつかご紹介していきましょう。

 日本自動車博物館
石川県小松市二ツ梨町一貫山40番地
電話番号  0761-43-4343
営業時間  9:00 ~ 17:00(最終入館 16:30)
定 休 日  祝祭日を除く水曜日、12月26日~31日
入 館 料  大人 1,000円、小中学生 500円、65歳以上 700円
駐 車 場  専用駐車場あり




◆日本自動車博物館|歴代の三菱車
 
展示はメーカーごとや年代ごとなど、ある程度のテーマに沿ってエリアがまとめられています。
写真は三菱車のコーナー。手前(左)からデボネア、ギャラン、ギャランGTO、FTO、ランサーと、昭和40年代の街中で多く見かけた車たちが勢ぞろいしています。このほかにも管内にはコルトやミニカ、ギャランΛなど、いろいろな車種が揃っていますので、懐かしい再開を果たせるという方もいらっしゃることでしょう。

個人的には三菱車の人気が高く、実際にシェアも大きい北海道の十勝地方で育ちましたので、特に懐かしさを感じるコーナーです。
中でも左から2番目の初代ギャランは、十勝地方ではタクシーとして多く使われていましたし、もちろん自家用車としての需要も高かった一台。なにより、私の家ではこのモデルの4ドアセダンを所有していましたので、懐かしさもひとしおです。

ちなみに初代は1969年に登場して4年間のモデルライフを過ごしました。ボディタイプは4ドアセダンと2ドアハードトップの2種類、1,500ccと1,300ccのエンジンをラインナップしていました(後に1,600ccを追加)。カローラやサニーと並び、まさに“ニッポンのファミリーカー”の王道を行く存在だったのです。
私の家にあったのは前期型の1,500ccエンジン搭載車で、ボディカラーはブラウンだったと記憶しています。



◆日本自動車博物館|トヨタ・クレスタ

1980年にデビューした、初代トヨタ・クレスタです。
1978年のイラン革命に端を発する石油価格の上昇、いわゆる“石油ショック”は日本経済にも大きな影響を与えましたが、実はこの間もGDP(国内総生産)は5%を超える順調な成長を見せていました。そして1980年代に入り、急激なドル高の進行による貿易収支の拡大もあり、経済的には大幅な反映を見せるという世相でした。

そんな中で自動車市場では高級志向が強まりました。それまで、一般的には1,300cc~1,500ccクラスの4ドアセダンが常道だったファミリーカーの世界でも、より上級な1,800cc~2,000cc車への需要が高まったのです。ボディサイズは5ナンバーのほぼ上限、これらは当時の3ナンバー車と5ナンバー車の税額が大きく異なっていたという背景も存在しています。

こうした5ナンバー上級車嗜好の高まりは、誰が名付けたか“ハイソカー・ブーム”などと称されました。
その筆頭格になったのがトヨタのマークII/チェイサー/クレスタという三兄弟。これらはスタイリッシュで高級感にある4ドアハードトップボディを販売の中心に据え、中でも初代クレスタはハードトップボディ一本に絞ることでパーソナル感を高めていたのです。
また、この初代が登場すると同時に、トヨタは新たな販売系列としてビスタ店を設立。FF上級サルーンのビスタとクレスタを両輪として、若々しいファミリーユーザー層の取り込みを計っていきました。

私にとっては、かなり好きだった一台です。特にリアの造形はなかなか秀逸なものであると思っている次第。
ちなみにグレード展開は豪華装備の「スーパールーセント」が中心。同型のマークIIでは「グランデ」、チェイサーでは「アバンテ」と、上級仕様には個性的なグレード名称が展開されましたが、こうした消費者心理を巧くくすぐるトヨタの販売戦略は見事なものだったと思います。



◆日本自動車博物館|いすゞ・フローリアン アスカ

今では乗用車の生産から撤退している“いすゞ”ですが、当時はGM(ゼネラル・モーターズ)との提携関係が強かった同社。長年に渡って生産・販売していた上級セダン「フローリアン」の後継モデルとして、1983年にGMの世界戦略“Jカー・プロジェクト”の一員となるニューモデルを誕生させました。

ボクシーな4ドアセダンボディのみを展開、質実剛健なドイツ車にも通じる雰囲気が通好みな一台でした。また、ディーゼルエンジンを得意としていた“いすゞ”らしくデビューの段階で1,800ccと2,000ccのガソリンエンジンに加えて、2,000ccのノンターボ・ディーゼルもラインナップ。少し遅れて2,000ccのターボ・ディーゼルが追加ラインナップされましたが、これはターボディーゼル車の世界速度記録を樹立するという偉業を成し遂げています。

存在そのものは地味でしたが、ガソリンエンジンもターボ仕様が追加されたり、ドイツのイルムシャーと提携して個性的なエアロパーツや専用の足回りを奢られた「irmscher」をラインナップするなど、多彩なユーザー層にアピールする商品力を持ち合わせていました。さらに後期型では世界初の乾式クラッチ式オートマチックである「NAVi-5」を搭載。昨今では普及が進んでいるこの方式のオートマチック、その先駆けとなったのがアスカなのです。

なお、私の手元にはこのアスカのカタログがいくつか保管されていますが、デビュー当時のものはイメージキャラクターが千昌夫さん/ジョーン・シェパードさんご夫妻でした。表紙を開くと折り畳まれたページがあり、これを開くと横長のページにアスカのサイドビュー、そして笑顔を見せるご夫妻の写真という構成になっています。
この御夫婦がその後どうなるかはご承知の通りですが、アスカの歩みは“いすゞ”の独自モデルとして製造・販売されたのはこの初代だけ。二代目は初代スバル・レガシィのセダン、三代目と四代目はホンダ・アコードをOEM供給されて、それぞれアスカを名乗って販売されていました。
先の乾式オートマチックと同様に、OEM供給という点でも昨今は世界的に事例の多いもの。いま振り返ってみると、色々な意味で先駆者だったのがアスカなのかもしれません。



◆日本自動車博物館|コンパクト・ホット・ハッチ

館内の一角で、興味深い展示を見かけました。
並べられた白いボディをまとう3台のコンパクトカー。左から初代の日産・マーチ、3代目のトヨタ・スターレット、そして2代目のダイハツ・シャレードです。これらは軽自動車からのステップアップユーザーなど、特に女性を中心に人気を博したコンパクト・ハッチバックモデル。ただ、ここに展示された3台は、その中でもハイパワーなエンジンを搭載してスポーツドライビング性を高めた、いわゆる“ホット・ハッチ”と呼ばれるグレードの車たちです。

マーチは一般公募でその名前が決まり、近藤真彦さんが初代のイメージキャラクターをつとめて1982年にデビュー。約10年という日本車としては異例に長いモデルスパンとなった初代ですが、1988年には競技専用車として「マーチR」をリリース。この市販仕様が翌年に登場した「マーチ・スーパーターボ」です。その名の通りスーパーチャージャーとターボチャージャー、ふたつの過給器を組み合わせた排気量930ccのエンジンを搭載。これにより低回転から高回転まで全ての領域でレスポンスの良いパフォーマンスを実現していたのです。
今ではフォルクスワーゲンが両機構を組み合わせたエンジンを主力にしつつありますが、こちらはあくまでも燃費性能を向上させることが主な目的。対してマーチはスポーツ性能を高めるためという、根本的な違いがあるのです。

スターレットのターボは若い男性から高い支持を集めていたモデル。展示車両は後期型で、その証拠にフォグランプがグリル内蔵タイプとされています。
スターレットは2代目のKP61G型で、日本初となる単一車種のみで競い合う「ワンメイクレース」が発足。モータースポーツ史にも大きな1ページを刻んだブランドですが、駆動方式がFF(前輪駆動)となった3代目もスピード行事を含めて高い戦闘力が人気を集め、モータースポーツをこのスターレットから始めた、という方も少なくないかと思います。
ターボモデルは排気量1,300ccで最高出力は105ps、小さいながらもキビキビした走りが特徴でした。

シャレードは世界で初めて3気筒・1,000ccという小排気量エンジンにターボを組み合わせたもので、CB-50型エンジンは最高出力80ps。展示車両は後期型で、名門と提携して生まれた「デ・トマソ」というグレードです。小気味よい走りを楽しめるこのモデルは、“猫科のターボ”というキャッチフレーズで人気を博しました。
シャレードと言えばディーゼルターボの存在が有名ですが、ガソリンエンジンにもしっかり“ホット・ハッチ”が用意されていたのです。



■北陸の海の幸を回転寿司で味わう!

夕方になって金沢市に到着。市内中心部にあるホテルにチェックインする前に食事を済ませて、ホテルではのんびりと過ごすことにしました。
そこで夕食のメニューとして選んだのは回転寿司。北陸は豊富な海の幸に恵まれていることは誰もがしるところですが、コストパフォーマンスが高く気兼ねなくこれらを楽しめる回転寿司も、北陸が発祥のスタイルです。

暖簾をくぐったのは市内に数店舗を展開している地場チェーンの「もりもり寿司・藤江店」。国道8号・金沢バイパス沿いという立地は、北陸自動車道・金沢西ICからもほど近く、車でのアクセスにとても便利です。

ネーミングこそ少々ファニーな感じですが、お店はちょっと高級な感じの回転寿司。いわゆる“100円寿司”とは異なり、レーンを流れてくる寿司をひとつひとつ見ても、ネタの良さがわかるクオリティです。
こちらでお薦めなのは「三点盛り」の各シリーズ。色々な味を試してみたいという方には打って付け、中でも「北陸エビ三点盛り」「日本海三点盛り」「イカ三点盛り」などは、地元の美味しさを色々なかたちで堪能出来るお得なメニューです。

単品でも北陸を代表する味のひとつである「ぶり」はいろいろな種類がありますし、高級魚として知られる「のどぐろ」もぜひ食べておきたいところ。あとは北陸名物で外せないアイテムの軍艦巻きとして「白えび」と「ほたるいか」も忘れられません。ちなみに「白えび」については、サイドメニューで唐揚げも用意されていますので、こちらもお薦めです。

 もりもり寿司・藤江店
石川県金沢市藤江南3-106
電話番号  076-268-6843
営業時間  11:00 ~ 22:00(L.O. 9:45)
定 休 日  年中無休
駐 車 場  専用駐車場あり




■市内観光に便利、車でのアクセスも良好な老舗ホテル!

豊かな海の幸でお腹もいっぱいになったことから、市内中心部へと車を走らせて予約しておいたホテルにチェックイン。今回2泊するのは、金沢駅から徒歩10分、車ならは金沢西ICから約15分のところにある「金沢スカイホテル」です。

このホテルはレストランや宴会場、婚礼営業なども展開しているシティホテル。地元では老舗として知られているようで、建物などのハードウェアには古さを隠しきれない部分があるものの、スタッフの応対やサービス、部屋の清掃などは高いレベルにある施設です。
立地は目の前が“金沢の台所”として親しまれ、定番の観光スポットにもなっている「近江町市場」。市内の観光で外すことの出来ない「ひがし茶屋街」や「香林坊」、「兼六園」などに足を運ぶにしても、バスやタクシーの便も良いのでなにかと重宝するロケーションです。

さらに面白いのは、このホテルは百貨店の「めいてつ・エムザ」と建物は一体化しており、ちょっとした買い物や食事はデパートでほとんど済ませられるので便利なことこの上ありません。銘菓などお土産の購入はもとより、食べ物や飲み物、お酒やおつまみも、デパートがとなりにあるのですから本格的なものを調達することも難しくありません。

なお市街地中心部ということで駐車場事情も気になるところですが、路地をはさんだところにある750台収容の「名鉄スカイパーキング」をデパートと共用しています。この駐車場は建物と回廊でつながっているので雨や雪でも安心、さらに自走式立体駐車場なので背の高いミニバンなどでも入庫可能です。
ただ、規格が古いためか駐車スペースのサイズは小さめ。特に横方向が狭いので、車幅のあるモデルでは難儀してしまうかもしれません。駐車場の4階フロアはゆったりした駐車枠が設けられているのですが、ここは競争率も高め。地元の買い物客と思われる軽自動車が広いスペースに停めているのを見てガッカリもしたのですが、出来れば回廊で建物と直結していることもあって4階に駐車できればベストです。

部屋の設備は調度品に古さを感じるものの、高速インターネットも有線LAN方式で文句なし。高層階は見晴らしも良く、屋外の喧騒とも無縁なので、なかなか居心地のよいホテルです。

 金沢スカイホテル
石川県金沢市武蔵町15-1
電話番号  076-233-2233
チェックイン 13:00  チェックアウト 11:00
駐車場  750台収容、宿泊者は1泊500円



●ルートマップ|敦賀ヨーロッパ軒・本店 → 日本自動車博物館 → もりもり寿司・藤江店 → 金沢スカイホテル
 
Posted at 2011/08/05 20:35:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・観光ガイド | 日記

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