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NorthStarのブログ一覧

2012年02月29日 イイね!

3年ぶりの函館・冬紀行 (3)

3年ぶりの函館・冬紀行 (3)函館滞在最終日となる三日目。この冬は全国で記録的な豪雪となっていますが、それはここ函館も例外ではありません。街中のいたるところに大きな雪山が存在し、道路も路肩は高い雪壁が連なっているような状態。ところによっては本来片側2車線の幹線道路でも、1車線分が雪山で覆われてしまっているような有り様です。
さらに自治体の予算的な問題からか、それとも震災復興などの影響でダンプカーや建設機械が不足しているからなのか、市内の除雪は不完全な箇所が多め。特に幹線を一本はずれた生活道路は単純に降り続いた雪が踏み固められただけのような状態であり、いつも以上に慎重なドライビングが求められる状況となっていました。

そんな大雪明けの函館ですが、今回はレンタカーを借りているので最終日はちょっとドライブに出かけてみることに。
二泊した「ホテル&スパリゾート ラビスタ函館ベイ」で日本一の栄誉を受けた朝食を美味しくいただき、快適な部屋でノンビリと過ごしてから、チェックアウト規定時刻の11時にホテルを出発します。



■高速道の延伸で利便性向上、お昼は穴場で“かにめし”を!

全国的に高速道路網の整備が進んでいますが、道南地方については道央自動車道が札幌方面から延伸されており、2011年11月26日には落部ICと森ICの間(約20km)が開通。函館市内からは国道5号を北上、無料通行が可能な函館新道で市街地を抜けて大沼を過ぎたら森ICというルートで高速道路にアクセスできます。

函館市内の道路状況は厳しいものがありましたが、さすがに大動脈の国道5号や函館新道、そして道央自動車道は除雪が行き届いており、ほぼ全ての区間で舗装路面が顔を出している状態。快適なドライブで車を進め、やって来たのは函館市から120kmほど離れた長万部町
交通の要所として知られ、鉄道では函館本線と室蘭本線が交差する駅として重要な位置にあります。また、かつてはこの地から国鉄・瀬棚線が分岐していましたし、自動車交通の面でも道南方面を目指す時にはちょうど良い休憩スポットという感じのロケーションにあたります。

そのためか、国道沿いには大型のガソリンスタンドやドライブインが郊外に軒を連ねています。そんな長万部町の名物と言えば“かにめし”。この名物が生まれた背景には前述した交通の要所というロケーションが深く関わっており、戦後に駅弁として誕生したのが人気を博して全国にその名を知られるに至ったのです。

そんな“かにめし”を手軽に味わえる穴場とも言えるのが、国道5号沿いにある「長万部物産センター」。
正直なところ初めて訪れると、特に閑散とした冬の平日では店内に入ることを躊躇してしまう方もいらっしゃるかもしれません。観光シーズンには広い駐車場に何台もの観光バスが停まり、大勢の観光客が食事や休憩をしたり、地元の特産品を買い求める姿で賑わいますが、昭和ノスタルジーな雰囲気も漂うこの施設は閑散期となると寂しい空気も感じてしまうところなのです。

しかし、こちらに立ち寄るのであればランチの時間帯が絶対にお薦め。毎日11時から15時までは「かにめしランチバイキング」の営業を行っており、大人980円で炊きたての美味しい“かにめし”をはじめ、鉄砲汁や魚のフライ、ザンギと称される鳥のから揚げ、カレーライスにサラダやフルーツなどが食べ放題となっているのです。さらに季節によっては帆立て料理がメニューに加わることもあり、とにかくコストパフォーマンスの高いランチを楽しむことができるのです。

もっとも、客足の少ない平日はややノンビリしたムード。この日は13時ころに到着しましたが、席について食事をしていると離れたところに店員のおばちゃん達も陣取ってお食事タイムに入りました。併設の土産店の店員さんもあわせて交代で食事ということらしいのですが、話に華が咲いている様子はまるで地元の食堂そのもの。
東京などでこんなことをされると商売としてどうかと眉をひそめたくもなりますが、そこは温かい地元のおばちゃん達だけあって、こちらも楽しそうな話し声をBGM代わりに美味しい昼食をいただいてきたのでした。

 【長万部物産センター】
山越郡長万部町大浜30-1
レストラン営業時間  10:00 ~ 20:00 (ランチバイキング 11:00 ~ 15:00)
土産物売店営業時間  8:00 ~ 20:00
定休日  無し
駐車場  あり

TEL : 01377-2-4100


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■北の大地、その息吹を感じる!

“かにめし”を堪能したら、再び来た道を戻るかたちで道央自動車道を函館方面へ。森ICで一般道へ流出したら、国道5号との交差点をそのまま直進して海沿いの国道278号を走ります。
車窓の左手に内浦湾(噴火湾)、右手には駒ヶ岳を望みながら走り、やって来たのは鹿部町。人口およそ5千人の漁業を中心とした町で、タコ、カレイ、ホッケ、スケソウダラ、ホタテなどが多く水揚げされています。

さらにこの町は駒ヶ岳の麓ということで温泉に恵まれており、町内には30ヶ所以上の源泉が存在しており、それぞれの泉質が異なるという特徴があります。
そんな温泉の町を象徴しているスポットが「しかべ間歇泉公園」。間欠泉(間歇泉)とは皆さんご承知の通り、定期的に地中から熱湯や水蒸気を噴出する温泉のこと。
日本国内にも何カ所か存在してはいますが、中には噴出量が減少して人工的に噴出させているところも少なくないようです。

その点、こちらの間欠泉は天然のままであり、今もおよそ10分置きに高さ15mほどまで温泉が噴き出しています。
実は個人的な話ですが、今から20年ほど前にこの地を訪れたことがあります。その際は周辺が簡単な公園風に整備されているだけで、それこそ見学は自由にいつでもできるようになっていた記憶があります。しかしこの貴重な観光資源を活用するべく、町では1999(平成11)年4月に「しかべ間歇泉公園」を整備してオープンさせました。

残念ながら間欠泉の周囲は高い壁に囲まれており、道路から簡単に全貌を眺めることは出来なくなりました。しかし足湯などの施設も整備された公園に、大人300円という安価な入場料を支払うことで快適に間近から見学することが可能になっています。
間欠泉は良く観察していると、噴射孔から出ている水蒸気が徐々に色濃くなってきます。これが噴出の予兆であり、いよいよはっきりと水蒸気が立ち上り始めたと思った次の瞬間に、勢い良く天高く温泉が噴き上げてきます。
そしておよそ1~2分の噴出が終わると、まるで何事もなかったかのように静けさが戻ってきます。こうして一旦は水蒸気もおさまっていくのですが、また10分ほどすると水蒸気が色濃くなって……、というサイクルが繰り返されていきます。

その噴出の様子は一見の価値があるでしょう。ある意味で事象としては想像以上でも以下でもありませんが、天空に立ち上がる温泉の柱を眺めていると、大地の鼓動を感じられるのではないでしょうか。さらに公園として整備されたおかげで、寒い冬でも雨の日でも、ガラス越しではありますが室内から快適にその様子を見られる様になったことは、観光で訪れる多くの人にとって朗報であることに間違いありません。

 【しかべ間歇泉公園】
茅部郡鹿部町字鹿部18-1
開園時間  (4月~10月) 8:30 ~ 18:00、(11月~3月) 9:00 ~ 17:00
入園料  大人 300円、小中学生 200円
休園日  (11月~3月) 毎月第4月曜日(月曜祝日の場合は翌々日)、12月31日から1月5日
駐車場  あり

TEL : 01372-7-5655


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■長年親しまれている名物の団子!

貴重な間欠泉の見学を終えたら、道道43号で大沼公園方面へ。大沼周辺は全国でも最も古い自然公園のひとつで、明治時代から道立公園として自然保護が行われてきました。大正時代には静岡県の「三保の松原」、大分県の「耶馬渓」とともに“新日本三景”に選ばれ、1958(昭和33)年には13番目の国定公園に指定されて現在に至っています。

駒ヶ岳の噴火活動によって生まれた大沼は表面積5.12平方キロメートル。さらに3.8平方キロメートルの小沼、0.75平方キロメートルの蓴菜沼という3つの沼があり、豊かな自然は道南を代表するリゾート地として古くから親しまれてきました。
冬にはワカサギ釣りやスノーモビル、クロスカントリースキーなどのウィンターレジャー、夏にはゴルフやカヌー、サイクリングなどのスポーツを楽しめ、「函館大沼プリンスホテル」をはじめ大小多くのホテルやペンションなども営業しています。

そんな大沼を代表する銘菓が“大沼だんご”。1905(明治38)年創業の「沼の家」は、大沼公園駅の真ん前に店を構える老舗中の老舗です。
こちらの団子は昔ながらの製法を今も受け継いでおり、味は餡、胡麻のいずれかと醤油をセットにしたものが用意されています。

ユニークなのは団子といえば真っ先に思い浮かぶ“串団子”ではないということ。団子は折りに入れられていますが、これは団子のひとつひとつを湖面の浮島に見立てているため。なるほど確かに、醤油などは茶褐色の湖に浮かぶ島にも見えてきます。
肝心の味ですが、これがお世辞抜きに美味しい。当日売る分だけを朝に作っているようで、その日のうちに食べるように購入の際には伝えられます。やや小ぶりな一口サイズの団子は、柔らかさの中に良い意味の“芯”があり、醤油、餡、胡麻のどれとも相性が抜群です。

お茶請けとしても最適な大沼だんご。昔ながらの製法を守っているがゆえに賞味期限が短く、本州からの観光客にとっては手土産に適さないのも事実。しかし、だからこそ足を運んだ者だけが味わえる美味しさ、ぜひ道南観光の際は訪れたい名店です。

 【沼の家】
亀田郡七飯町字大沼町145
営業時間  8:00 ~ 18:00 (売り切れ次第閉店)
定休日  無休
駐車場  あり

TEL : 0138-67-2104


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■函館の締めくくりは、激戦区の回転寿司!

3日間の函館滞在もいよいよフィナーレ。
函館発東京行きのJAL(日本航空)・最終便は19時40分が定刻、ゆえにレンタカーの返却を含めて18時30分には函館空港に到着しておきたいところです。
こんな場面でも、函館観光が道内他地域に対してメリットを有していることを実感できます。なぜなら函館空港は函館の市街地に近く、駅からタクシーやバスで20分もあれば到着できるのです。道内にある他の空港は市街地中心部から離れているところも多いので、函館は限られた時間を有効に活用できるというわけです。

そこで、空港への道のりで寄り道をして、夕食を済ませることにしました。とは言っても、時間的は少々早めの夕食。そこでボリュームを自在に調整できる上に、函館ならではの美味しい海鮮もいただけるということで回転寿司をチョイスしてみました。
函館は全国でも屈指の回転寿司激戦区。新鮮な魚介に恵まれている地であるということは、同時に地元の方々の舌がとても肥えているということでもあり、そう簡単には支持を集められません。

そんな中で地元の友人も薦める人気の店が「函太郎(かんたろう)」。
弁当店を起源に、1998(平成10)年から回転寿司に進出。新鮮で大きいネタが好評を博し、今では函館のみならず津軽海峡を超えて青森や秋田、山形、新潟にも出店をしています。さらにこの4月には初の関東進出として、木更津アウトレットパークにも店を構えるそうです。

この日に訪れたのは美原店。広くて明るい店内は清潔感にあふれており、やや早めの時間だったがゆえに事実上の“お好み注文”でメニューからチョイスするかたちになりました。
オーダーしたいろいろなネタは、どれも大きめで新鮮。何種類かを食べた中で特に印象深かったのは“ホタテ”と“活タコ”で、これらはそう簡単に味や鮮度の誤魔化しが効かないネタのひとつ。だからこそその新鮮さが嬉しく、醤油だけではなく塩でも美味しくいただけたのでした。

 【函太郎 美原店】
函館市中道2丁目52-1
営業時間  11:00 ~ 22:00
定休日  無休
駐車場  あり

TEL : 0138-83-8431


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こうして2泊3日の函館・道南冬紀行も無事に終了。
余談ですが帰りの29日は東京が朝から大雪に見舞われ、北海道でニュースを見ながら「東京行きの飛行機、まさか羽田空港が雪のため欠航とか、函館に引き返す、なんていうことはないだろうな……」と心配することになったのは意外な展開でありました。

さて、今は雪も多い函館ですが、春の足音は確実に近づいてきています。そして4月も下旬になると桜前線は津軽海峡を渡り、五稜郭公園や松前城などでは桜が見ごろを迎えることになります。全国的に桜の名所として知られるこれらのスポットを中心に巡るも良し、あえて桜の季節より前に足を運んでコストパフォーマンスの高い旅をしてみるも良し。
この春、北海道への旅行を計画されるのであれば、函館・道南方面を訪れてみるのがお薦めです。
 
Posted at 2012/03/06 04:14:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・観光ガイド | 日記
2012年02月28日 イイね!

3年ぶりの函館・冬紀行 (2)

3年ぶりの函館・冬紀行 (2)今回の函館紀行で二泊するのが、ベイエリアに建つ「ホテル&スパリゾート ラビスタ函館ベイ」。2008年4月1日に開業、赤レンガ倉庫群に隣接する好立地で周辺環境にマッチする煉瓦風のシックな外観が特徴のホテルです。

私自身、開業から間もないころに初めて利用して、その施設とサービスの充実ぶりからすっかり気に入ったホテル。年間に100泊ほどシティホテルからビジネスホテルまでを全国各地で利用していますが、今のところ私の中では総合的に満足度日本一のホテルであると自信を持ってお薦めできます。
同じようなことを感じた人は決して少なくないようで、ホテルや旅行に関する口コミ情報サイトの「トリップアドバイザー」によると、日本国内のホテル総合ランキングで堂々の6位、朝食の美味しいホテルランキングでは見事に全国1位に選ばれたとのこと。

最近は“ステマ”なる言葉も耳にする機会が増え、口コミサイトの情報に対する信頼性に疑問符が生じるようになってきてもいますが、少なくとも私自身が何度か気に入って利用している経験からして「ホテル&スパリゾート ラビスタ函館ベイ」の満足度の高さは自信を持って事実であると言えるところ。

そこで、函館地域に多々ある観光スポットの紹介については、前回の2009年に掲載した「函館・冬の味わい紀行」に譲り、今回は「ホテル&スパリゾート ラビスタ函館ベイ」でのホテルライフを中心とした二日目の模様をお届けします。



■これが日本一の朝食だ!

日本一に選ばれた「ホテル&スパリゾート ラビスタ函館ベイ」の朝食。ホテル2階にある「北の番屋」という食事処が会場になりますが、大きな窓から朝日が差し込む明るい会場には、とても多くの食材がズラリと並んでいます。
こちらはブッフェスタイルなので、もちろん好きなものを取り放題。和洋それぞれが用意されていますが、やはりメインは和食。

入口からすぐのところでは函館名物のイカにはじまり、ジャガイモ、鮭、シシャモなどが炭火で焼かれており、早速食欲を刺激してきます。そして次に待っているのが、人気の海鮮勝手丼。この日はイカ、マグロ、エビ、イクラなどが用意され、お碗に盛ったご飯の上にたっぷりと載せていただけます。

このほかには、人気の駅弁としても有名なイカ飯のミニサイズ、道南の特産品である松前漬、漁師料理のひとつである三平汁などなど、焼き物、煮物、いろいろなメニューが用意されており、正直なところ一度の朝食では全種類を食べきることは難しいほどです。
また、食後のデザートには白玉あずきやミルクプリンなどがスタンバイ。ドリンクは一般的なメニューに加えて、大沼地区で育てられるジャージー牛からとれる山川牛乳や、道民に長年親しまれている乳酸菌飲料・カツゲンもラインナップされています。

ホテル&スパリゾート ラビスタ函館ベイ」を利用するなら絶対に欠かせない朝食。予約の際は、よほど早朝に出発しなければならない事情が無い限りは、朝食付のプランを選ぶことをお薦めします。



■居心地の良い部屋で、名物を昼食に

朝食が終わって、もう昼食の話題というのも少々気が早すぎるような気がしますが……。
前述の通り、ホテルは観光名所も多いベイサイドという立地。「金森赤レンガ倉庫」や「はこだて明治館」など見どころも多くありますので、天気が良ければ散策に出かけてみてはいかがでしょうか。

その散策で、ぜひ立ち寄りたいお店がふたつ。
まず最初にご紹介するのは、地元密着型のコンビニエンスストア「ハセガワストア」です。“ハセスト”の愛称で親しまれているこのお店、市内や近郊に14店舗を展開していますが、ホテルからはベイエリア店が至近です。

予備知識なしに入店すると、ちょっと驚かれることでしょう。なにしろ店内では休むことなく肉の刺さった串が焼かれているのですから。
これこそが当地出身の人気アーティスト、「GLAY」の影響もあって全国的に知られるところとなった「やきとり弁当」を作っているところなのです。

白いご飯の上に、焼きたての“やきとり”を載せたお弁当。ただし“やきとり”と銘打ってはいますが、その正体は豚ロース肉。北海道では函館や室蘭などで、豚肉を使った“やきとり”が一般的に食べられています。
購入する場合は、カウンターに備えられている注文票にある希望の商品欄に数量を書き込んで店員さんに渡せばOK。あとは焼き上がるのを数分待つだけです。なお、味はタレと塩、塩ダレ、うま辛ダレの4種類があるので、そこはお好みで選んでみてください。さらに単品の購入も可能なので、巧く組み合わせてお気に入りの“マイ・やきとり弁当”を生み出すことも可能です。

 【ハセガワストア ベイエリア店】
函館市末広町23-5
営業時間  7:00 ~ 23:00
定休日  無休
駐車場  あり

TEL : 0138-24-0024


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■昼食後のおやつには、老舗の和菓子を

ハセガワストア」に加えてもう一軒、ぜひ立ち寄りたいお店が「栄餅本店」です。ホテルから700mほど歩いた旧電車通り沿いにあるお店は、創業1900年という老舗の餅屋さん。
店内のショーケースには道明寺の桜餅や草餅、大福、串団子などが並べられており、店の奥でひとつひとつが手作りされている様子も見て取ることが出来ます。

この店の特徴は素材へのこだわり。添加物は一切使用しておらず、自ら炊きあげた自家製の餡や、昆布ダシからしっかり取って作られる醤油だれなど、手作りならではの美味しさへのこだわりを強く感じられるものです。

いくつか購入して昼食後に食べてみましたが、やはり何といっても餅が美味しい!
また、道明寺の桜餅は桜の葉の香りが心地よく、上質な餅とちょうど良い塩梅の餡とのマッチングが絶品です。なお、桜餅というと関東以北では長命寺が一般的ですが、北海道の主流は道明寺。特に函館は歴史的に北前舟の交易で栄えたという背景もあり、北陸を経由して関西方面の食文化も多く伝えられていることから、道明寺が親しまれています。
ただし、こちらの「栄餅本店」には長命寺も用意されていますので、食べ比べをしてみるのも一興。美味しい桜餅で一足早い春を楽しむことが出来ました。

 【栄餅本店】
函館市栄町5-13
営業時間  8:00 ~ 19:00 (日曜・祝祭日は18:00まで)
定休日  毎週水曜日
駐車場  あり

TEL : 0138-22-5482


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■函館山を望む、絶景の露天風呂!

散策と買い出しが終わったら、再び「ホテル&スパリゾート ラビスタ函館ベイ」に戻ってノンビリとホテルライフを楽しみましょう。

そして15時になったらぜひ足を運びたいのが、最上階に用意されている天然温泉。施設名称に“ホテル&スパリゾート”とあるように、この施設は温泉も人気の秘密なのです。
“空中楼閣”を称しているこちらの温泉は、茶褐色のお湯で塩分が強め。試しに舐めてみると、明確に塩味が舌先に伝わってきます。そして浴槽は函館山に向かって全面ガラス張りの内風呂に加え、屋外にも広い岩風呂と一人でノンビリと楽しめる源泉掛け流しの樽風呂・陶器風呂・檜風呂が用意されています。

2月末ということで風はキリリと冷たいものの、だからこそ露天風呂の温かさが心地よいリラックスタイム。湿式・乾式両方のサウナも備わっていますので、まさに施設名称に冠されているように“スパリゾート”を満喫することが出来ます。

さらに湯上がりには“涼み処そら”でノンビリした時間を過ごせます。こちらにはサービスでアイスキャンデーが用意されていますので、部屋に戻るのを急がずに火照った身体をクールダウンしていくのがベスト。
また、“夢語”と名付けられたスペースでは上質なエステも体験できます。主に女性が対象になるかと思いますが、手軽なハンドトリートメントから本格的なリンパドレナージュまでメニューも多彩。たまの休日、疲れた身体をリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

なお、各客室には部屋着と館内着がそれぞれ用意されています。館内着はお風呂やエステ、朝食会場にそのまま着て行ってもOK。
そしてお風呂に行く際には、これまた各部屋に用意されているバスケットと大浴場用タオルが重宝します。前述の通り天然温泉は茶褐色の湯なので、大浴場用として茶色のタオルが部屋での洗顔やシャワー用とは別に備わっています。このタオルに加えて、ちょっとした風呂道具や着替えを持っていくのに便利な手提げカゴも用意されてあたりに、嬉しい心配りを感じることができます。



■風呂上がりのひとときを、美味しいコーヒーと過ごす

お風呂をあがり、涼み処で火照った身体も落ち着いたら、部屋に戻って夕食までリラックスタイム。そこで先に買い求めた老舗の餅をおやつにいただこうかと思いますが、このホテルではこんな場面で嬉しい備品が全ての客室に備えつけられています。

それがコーヒーセット。一般的にビジネスホテルであっても部屋にコーヒーが用意されていること自体は珍しくありません。もっとも、その内容には単なるスティックコーヒーがサービスとして備わっていたり、簡易ドリップタイプが有料サービスとして用意されていたりと様々ですが、「ホテル&スパリゾート ラビスタ函館ベイ」ではワンランク上のサービスが待っています。

それがコーヒーミルを初めとしたセット一式。手回し式のミルで用意されている豆を挽き、本格的なドリップコーヒーを客室で思い思いに楽しむことが叶います。
豆は函館の老舗「函館 美鈴」のもの。1932年に創業した北海道で最も古いコーヒー専門店であり、本物の味と香りを今日まで守り、伝え続けてきている名店です。

そんな老舗の選んだコーヒーを自ら挽き、淹れたコーヒーの味はまた格別。
今回はさらにオリジナルアレンジとして、朝食会場でも供されていた山川牛乳を「ハセガワストア」で調達してきて、カフェオレに仕立ててみました。香り高いコーヒーと北海道らしい濃厚な牛乳のハーモーニーは、これまた絶品。ゆったりと落ち着いた時間を過ごすホテルライフを、こうした様々なサービスや備品で充実させることができました。



■夕食は賑やかな横町で楽しもう!

ゆっくりと流れる時間を過ごしていたら、あっと言う間に日は暮れて夕食の頃合いとなってきました。
そこで出かけたのが、函館駅からもほど近い「函館ひかりの屋台・大門横町」です。大門とは明治から昭和初期にかけて函館で賑わいを見せていた大森遊廓の入り口にあった巨大な門のこと。昭和の函館大火で焼け落ちてしまいましたが、函館の中心街を表す名称として今にその名が伝わっています。

横町は元々、駅に近い繁華街として賑わっていましたが、全国各地で見られるドーナツ化現象などの影響もあって、一時は寂れた雰囲気が色濃くなってしまっていました。しかし近年になって賑わいは戻りつつあり、その中心的な存在ともなっているのが、小ぎれいな飲食店が軒を連ねる「函館ひかりの屋台・大門横町」なのです。

こちらには現在、26店舗が軒を連ねています。お店はどれも個性的で、小さいながらも専門店色の濃いものばかり。気軽にハシゴもできますので、函館ならではの海鮮や寿司はもちろん、焼き肉やホルモン、中華やおでん、さらにはシメのラーメンまで、いろいろな美味しさを楽しむことができます。

そんな中で私が気に入って何度も足を運んでいるのが、横町の案内所前にある「焼きとん&ちょいのみ 箱館バル」というお店。こちらは函館から車で一時間ほどの距離にある森町の特産品、“森町SPF豚”を美味しくいただけるのが特徴です。

つくねやウインナーにはじまり、各部位の“焼きとん”や串カツなど、レパートリーは幅広いものがあります。写真はそのうちのひとつですが、ケチケチしないで大きめにカットされた上質の豚肉が炭火で美味しく焼き上げられ、秘伝のタレの香ばしさも食欲をそそります。
また、ラム肉も臭みが無く美味しいものを提供しており、ハーブ焼きはそのまま食べても良いですし、白いご飯との相性も抜群です。

美味しい豚を堪能して、スポーツカー好きなオーナーとの会話も弾み、最後にはデザートとして駒ヶ岳牧場の濃厚なアイスクリームをいただいて、この日の夕食も充実したものとなりました。

 【焼きとん&ちょいのみ 箱館バル】
函館市松風町7 大門横町内
営業時間  17:00 ~ 25:00
定休日  無休

TEL : 0138-23-3203


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■ゆったり過ごした一日の締めくくりは、夜景と美味しいカクテルで

夕食を終えて「ホテル&スパリゾート ラビスタ函館ベイ」に戻ったのは22時すぎ。なんとなくまだ床につくにはちょっと早い感じもする時刻なので、一日の締めくくりとしてホテル12階にある「シェリーズバー」に足を運んでみます。

このバー、もちろん高層階にありますから、函館の夜景も堪能することができます。控えめな照明の店内には大きな窓に向かって眺望の良い席が並んでいます。もちろんボックス席も用意されていますし、バーテンダーさんとの語らいを楽しむのであればカウンター席というチョイスも悪くないでしょう。その時の気分や同伴者によって、いろいろなスタイルで楽しむことができるお店です。

この夜は数日続いた雪によって、函館の街並みは真っ白な新雪に覆われているという感じ。雪の夜は街も静かで、お隣の「金森赤レンガ倉庫」のライトアップも楽しみながらのバー・タイムを過ごします。

メニューはスタンダードなものからオリジナルまで多彩なカクテルを中心に、40種類のスコッチウイスキーなど豊富なラインナップ。もちろんカクテルといえばバーテンダーさんのセンスに任せて、オリジナルをリクエストしてみるという楽しみもあります。また、お酒がちょっと苦手という方にはノンアルコールドリンクが用意されていますし、ノンアルコールカクテルも希望に沿って作ってもらえますので安心です。

この日のオーダー、写真の左はフレッシュオレンジジュースとマンゴージュースなどを組み合わせたノンアルコールカクテル。そして右は冬期限定のオリジナルカクテル三種のうちのひとつで、紅茶リキュールをベースとした「シフトオブウィンター」。紅茶の香りが心地良く、スッキリと飲みやすいカクテルで寝る前に傾けるグラスとしては最適な感じでした。
なお、冬期限定カクテルはこのほかにも、ラムベースの「冬物語」と、日本酒ベースの「ダブルベリーミスト」がラインナップされており、いずれも3月いっぱいの期間限定販売。お値段も各1,000円と手頃なので、函館を訪れた際にはぜひこちらで夜景と美味しいカクテルをお楽しみいただきたいと思います。
 
 【ホテル&スパリゾート ラビスタ函館ベイ】
函館市豊川町12-6
チェックイン 15:00 / チェックアウト 11:00
部屋設備 : 高速有線LAN、シャワー、冷暖房、冷蔵庫、テレビ、ほか
建物設備 : 天然温泉大浴場、マッサージコーナー、バーラウンジ、レストラン

駐車場 : 70台収容・平地 (500円/泊)
TEL : 0138-31-4301


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Posted at 2012/03/06 01:37:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・観光ガイド | 日記
2012年02月27日 イイね!

3年ぶりの函館・冬紀行 (1)

3年ぶりの函館・冬紀行 (1)北海道・函館。異国情緒あふれるこの街は全国的に有名な観光スポットも多く、一年を通じて多くの観光客が足を運ぶ地。
しかし、そんな函館も2月の下旬から3月にかけてはややオフシーズン的な様相が強く、逆に言えば飛行機や宿泊の料金も比較的リーズナブルで、意外なお薦めシーズンであるようにも思います。

私自身、夏冬問わず何度か足を運んでいる函館。今回は当ブログでも「函館・冬の味わい紀行」としてご紹介した2009年の冬以来、3年ぶりに冬の函館を訪れてみました。

折しもこの冬は記録的な豪雪のニュースが全国から聞こえてきていますが、函館方面も例外ではなく。幸いに滞在した3日間は好天に恵まれましたが、市内にはおよそ20年ぶりという大雪の影響により、あちこちに高く積み上げられた雪の山が見受けられました。道路も除雪がやや遅れ気味のようでコンディションは良くありませんでしたが、函館の場合は市内をバスに加えて路面電車が網羅しているので、車が無くても観光しやすいという点が大きな特徴になっています。



■まずは欠かせない地元の味でランチ!

東京国際空港を定刻の7時35分に離陸したJAL(日本航空)の朝一便・JL1161便は、当初は条件付きのフライトとなっていましたが、無事に函館空港に定刻通りの8時55分に到着。前夜の便は悪天候によりフライトがキャンセルされたものもあったため、機材は当初予定のボーイング737-800からキャパシティの大きいボーイング767-300へと変更されていました。

無事に到着してレンタカーを受け取った後は、早朝便ゆえに朝食がまだだったことから、昼食も兼ねた“ブランチ”を摂ることに。ということで向かったのは五稜郭公園を一望できる五稜郭タワーの斜め向かいにある「ラッキーピエロ」の五稜郭公園前店。
こちらは地元で親しまれているハンバーガーチェーン、地産地消を掲げて独創的なメニューでも人気を集めている有名店です。作り置きはせず、冷凍物は使わず。
いつでも出来立ての美味しさを楽しめますが、今回もメニューの中から人気No.3のトンカツバーガーをチョイス。柔らかでゴマの風味も効いたパンズには、二段のカツがはさまれています。カツのハンバーガーと言うと、時に噛み切るのに苦労するものもありますが、「ラッキーピエロ」でそんな心配は無用。サクッと揚げられたカツは、噛むとジューシーな美味しさが口の中いっぱいに拡がります。これで380円は、食べずに函館を後にするのがもったいない一品です。

 【ラッキーピエロ 五稜郭公園前店】
函館市五稜郭町30-14 (五稜郭タワー斜め向い)
営業時間  10:00 ~ 24:30
駐車場  6台分完備

TEL : 0138-55-4424


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■食後は正当派のフランス菓子でティータイム!

食事を終えて時間があれば、五稜郭公園がお薦めです。幕末から明治維新の史跡である「箱館奉行所」は復元工事も完了し、五稜郭が単なる戦争遺産ではなく、本格的な西洋式城郭として函館の地を治める重要な役割を担っていたことを学べます。

さて、歴史の一端に触れた後は、午後のひとときを本格的なフランス菓子とともにティータイムで過ごすのがお薦め。
ペシェ・ミニョン」は五稜郭地区にあるデパートにサロンを出店していますが、ここは乃木町にある本店の方に足を運んでみてはいかがでしょうか。そのロケーション、実際に足を運ばれると驚かれるかもしれません。ごく普通の住宅街、その中に民家と軒を連ねて瀟洒な店舗が佇んでいます。

店内に足を踏み入れると、ショーケースには色とりどりのケーキ、そして焼き菓子などが並べられています。そのどれもが正当派のフランス菓子。初代オーナーは大学を卒業して23歳でケーキ職人としての道を歩み始め、そこで出会ったフランス菓子に感銘を受けてパリへと修行に出たのです。そして1992年に生まれ故郷の函館で「ペシェ・ミニョン」をオープン。
ちなみに店名はフランス語で「小さな罪」という意味で、併せて「甘いもの好き」という意味も持っている言葉なのだそうです。

店の奥にはサロンがあり、こちらで紅茶やコーヒーと一緒にフランス菓子を味わうことが出来ます。ケーキはもちろんショーケースから自由に選べ、ケーキ2個とドリンクのセット(1,260円)がお薦め。サロンには暖炉も用意されており、窓の外の雪と赤々と暖炉で燃える炎の対比が冬の北海道ならではの雰囲気。静かでリラックスした空気に包まれてのティータイムを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 【ペシェ・ミニョン】
函館市乃木町1-2
営業時間  10:00 ~ 19:00 (サロン 11:00 ~ 19:00/L.O.18:30)
定休日  水曜日 (祝日の場合は営業)
駐車場  無料専用駐車場あり

TEL : 0138-31-4301


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■居心地のよいホテルに早めのチェックイン!

今回宿泊するのは、金森赤レンガ倉庫に隣接するベイエリアに建つ「ホテル&スパリゾート ラビスタ函館ベイ」。このホテル、個人的には2008年の開業直後にたまたま宿泊して以来、すっかり気に入って何度も利用している施設です。年間に100泊近く全国でホテルを利用していますが、そんな自分にとって今のところ国内ベストワンと自信を持ってお薦めできるホテル。

その証拠に、というわけではありませんが、旅行・ホテルの口コミサイト「トリップアドバイザー」では、この「ホテル&スパリゾート ラビスタ函館ベイ」が日本のホテルランキングで総合6位、朝食のおいしいホテル・国内1位という高評価を得ています。
近年は“ステマ”という言葉が流行っているように口コミサイトの信憑性にも疑問が生じるケースがありますが、少なくとも「ホテル&スパリゾート ラビスタ函館ベイ」については自信を持ってお薦めできるクオリティが今もしっかり保たれています。

そんな施設での“ホテル・ライフ”を楽しんでみるのが、今回の旅のテーマ。そこで規定の15時に早々とチェックイン、今回はホテル側の計らいで部屋をツインルームのシングルユースにアップグレードしていただいたので、広々とした空間を独り占めすることも叶い、夕食までの時間をゆったりと過ごすことにします。

 【ホテル&スパリゾート ラビスタ函館ベイ】
函館市豊川町12-6
チェックイン 15:00 / チェックアウト 11:00
部屋設備 : 高速有線LAN、シャワー、冷暖房、冷蔵庫、テレビ、ほか
建物設備 : 天然温泉大浴場、マッサージコーナー、バーラウンジ、レストラン

駐車場 : 70台収容・平地 (500円/泊)
TEL : 0138-31-4301


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■百万ドルのディナー!

函館と聞いて、まず真っ先に“夜景”を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
イタリアのナポリ、中国の香港と並んで、“世界三大夜景”のひとつにも数えられる函館の夜景。その美しさは、しばしば“百万ドルの夜景”という表現でも伝えられますが、確かに何度見てもその美しさは息を呑むものがあります。

そんな夜景を観るには、函館山ロープウェイを利用するのがベスト。特に標高334mの函館山は夏期の夕方から夜間にかけてはマイカーの通行が禁止されていますし、冬期は降雪や路面凍結があるので終日通行止めとなっています。
ロープウェイのゴンドラはオーストリア製の125人乗りで、麓から山頂までを約3分間で結びます。運転間隔は10分が基本なので、それほど待たずして乗車することが可能。麓駅には駐車場も用意されていますし、往復の乗車料金は大人1,160円と決して高額でもありません。

そして、山頂駅には「レストラン ジェノバ」が用意されています。このレストラン、本格的なコース料理からお手軽なアラカルトまでメニューも豊富。もちろん眺望の良さは文句無し、全面ガラス張りゆえに食事をしながら“百万ドルの夜景”を思いっきり楽しむことが出来るのです。
食事のみならず、女性に人気のスイーツや、各種アルコールも用意されているので、カップルでも家族連れでも楽しめるスペース。また、山頂駅にはさらにイベントスペースも併設されており、こちらでは結婚式を行ったりすることも可能とのこと、函館で夜景をバックに結婚式というプランも面白いかもしれません。

 【函館山ロープウェイ】
函館市函館山 (山頂駅、レストラン)

ロープウェイ営業時間
 夏期 (4/25-10/15) 始発 10:00、上り最終 21:50、下り最終 22:00
 冬期 (10/16-4/24) 始発 10:00、上り最終 20:50、下り最終 21:00

ロープウェイ乗車料金
 普通運賃 大人(中学生以上) 往復 1,160円、片道 640円

レストラン・ジェノバ 営業時間
 夏期 (4/25-10/15) 10:00 ~ 21:45 (平日は11:00オープン/L.O. 21:00)
 冬期 (10/16-4/24) 11:00 ~ 20:45 (L.O. 20:00)


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■冬の静かな夜を過ごす“隠れ家”

素晴らしい夜景を眺めながらのディーナーを楽しみましたが、「レストラン ジェノバ」は冬期については営業終了が21時と少々早めの時刻。
そこで、車で来ていたノンアルコール派の友人に甘えるかたちで、函館駅からちょっと離れたところにある“隠れ家”へのお誘いをありがたく受けることにしました。

向かったのは万代町。函館駅前から国道5号を数分走ったところにある万代こ線橋交差点の近くに、その“隠れ家”はありました。地図で言えば函館駅と五稜郭駅のちょうど間、というロケーションでしょうか。残念ながら市電は近くを走っていないので、駅周辺からはタクシーでの利用が便利かと思います。

店の名は「CAFE・BAR QUATTRO」。
マスターとして店に立つオーナーは、過去に筑波サーキットでワンメイクレースにも出場したことのあるクルマ好き。空間の余裕のある店内はL字型のカウンターに10人程度が座れ、さらにテーブル席や個室も用意されている充実ぶりです。

メニューは、アルコールはウィスキーやブランデー、ワインなどの洋酒にはじまり、日本酒やビールなど幅広く取り揃えられています。もちろんアルコールに弱いという方や、食事を楽しみたいという方でも、ノンアルコールドリンクや、ノンアルコールカクテルの用意があるので心配はいりません。
そしてこの店は“CAFE・BAR”と謳っているように、単にお酒を提供するだけではありません。パスタをはじめ、季節の食材も活かした色々なフードメニューが充実しており、レギュラーメニューに加えてその日のお薦めがボードに掲示されています。食材、特に魚介類については期待を寄せたくなる函館の地、特に地元の舌が肥えた皆さんに満足してもらえるメニューを用意しているのですから、味は折り紙付きと言えるでしょう。

また、カウンターの一角にあった“生ハム”は絶品。これは自家製とのことで、ちょうど良い塩加減と熟成した奥の深い味わいが、この夜にオーダーしたカルヴァドスと良く合いました。
もちろんアルコールを楽しむのであれば、帰り道はタクシーや運転代行を使うのがルール。もっとも、オーナーとは車やモータースポーツの話題で大いに盛り上がれること間違いなしですから、車が無くても楽しい夜を過ごすことが出来るでしょう。
 
 【CAFE・BAR QUATTRO】
函館市万代町9-25

営業時間  17:00 ~ 23:00


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Posted at 2012/03/04 02:21:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・観光ガイド | 日記
2012年02月26日 イイね!

冷却性能向上策。

冷却性能向上策。昨日の夕方、なんとなく覗いてみたのがヨドバシカメラのウェブサイト。この時は、特に何かを買おうというわけではなく、いつもの“定期巡回”という感じで開いてみたのでした。

しかし、データ記録用のDVD-ROMを購入しなければならないことを思い出したのが運の尽き。
元々、ヨドバシカメラのウェブサイト通販では1万円以上の購入で送料が無料となっていましたが、最近はキャンペーン中ということで一律で送料が無料となっています。ゆえに必要と思ったDVD-ROMだけを注文しても良かったのですが、ついつい気になる商品を次から次へとチェックし始めてしまいました……。

結果、購入総額は1万円を超えることとなり、キャンペーンだろうがなんだろうが関係なく、送料は無料となったのでした。

そして翌日の日曜日。速いもので、午後イチで注文した品々が届けられたのでした。いくつか購入した中での“大もの”が写真のアイテム。エレコム株式会社の「ノートパソコン用冷却台 冷え冷えクーラー SX-CL06SV」です。

パソコンは特に昨今、高性能化が進んだことから処理にあたって多くの発熱を伴うケースも珍しくありません。もちろんノートパソコンであっても本体には冷却用のファンが内蔵されていることがほとんどですが、作動中に排熱に手を当ててみると思った以上に温度の高い風が出ていることに驚かれるかもしれません。
熱は自動車でもそうですが、決して機械にとって優しいものではありません。車であればエンジンなどを痛め、最後はオーバーヒートして動かすことが出来なくなってしまいますが、パソコンもCPUやメモリーなどに大きな負荷をかけ、熱暴走と言われる状況になりコントロール出来なくなってしまう事態も懸念されます。

私が現在メインで使っているのはLet'snoteのCF-W8。冷却ファンも装備されていますが、やや使い方がヘビーなこともあってか、冷却ファンの稼働率も高め。時に熱暴走気味になってしまうこともあり、冷却性能の向上が急務でした。
これまでもファンを内蔵する冷却台は持っていましたが、どうも性能的に気休め程度という感じが強いものでした。しかも長年の使用によってファン作動時に異音が出るようになってしまったことから、新たに購入する運びとなりました。

さて、「ノートパソコン用冷却台 冷え冷えクーラー SX-CL06SV」ですが、アルミボディということで早速放熱性の高さを実感することに。
従来使っていたものより1つ少ない2つのファンが備わっていますが、動画データなどを扱う負荷の大きい作業をしても、本体底面を触ってみても熱さをそれほど感じることがありません。ファンはUSBより給電されて、スイッチでON/OFFが可能。ただし、常時ONにしていても音は静かなので、それほど気になることもありません。

同様のアイテムの中では少々高価な設定の一品でしたが、やはりこういうアイテムは性能第一なので、満足度の高い買い物が出来たと思っています。
 
Posted at 2012/03/02 12:34:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 取材・業務雑記 | 日記
2012年02月25日 イイね!

オイル交換と“主治医”

オイル交換と“主治医”自動車のメンテナンスにおいて、基本中の基本とも言えるメニューがエンジンオイルの交換。ディーラーはもとより、量販店からメンテナンスガレージ、修理・整備工場、ガソリンスタンドと、ほぼ全ての自動車関連店舗が作業メニューとして掲げていますし、自宅ガレージでオーナー自ら作業を行うというケースも珍しくありません。
私の場合、今のところは2台の所有車についてともにディーラー整備を基本としていますので、この基本的かつ最も簡単とも言える作業についても、ディーラー店舗に足を運んで行っています。

ということで週末の土曜日は、社用車1号機(日産フーガ 350XV)のエンジンオイルとフィルターの交換作業を行うために、いつもの東京日産自動車販売の店舗を訪れました。前日に電話で作業予約を入れた上での訪問でしたが、やはり週末ということもありお店は混雑気味。思えば年度末も近づいている上に月末でもあるので、作業待ちの間にも車検入庫の話が多く聞こえてきたように思います。

当ブログにも何度か記していますが、1号機の場合は4,000kmを交換の目安としています。その上でオイルとフィルターは必ず同時に交換。出張が少ない冬の時期は時間的なインターバルも開き気味ですが、九州や四国、北海道という遠距離出張も増えるモータースポーツシーズン中ともなると、毎月1回は交換作業を行うのが常になっています。
一方で社用車2号機(フォルクスワーゲン・パサート 2.0)はメーカーによる推奨交換時期が15,000kmまたは1年間。こちらは走行距離が少なめで月に1,000km程度ゆえ、年に一度の定期点検と併せての交換というのがパターンです。

今回の1号機の交換は、前回から4,533kmを走行したタイミング。自分で決めている交換基準よりは500kmオーバーしましたが、この程度は全く機械的に支障の無いレベル。ただ、車体に備わっているメンテナンス管理機能にオイル交換のインターバルを4,000kmと入力してあるので、4,000kmを超えるとエンジン始動の度にインパネのモニター上に「エンジンオイルを交換してください」と表示されるので、余りに長く放っておくのは精神衛生面で宜しくありませんが……。

ところで皆さん、エンジンオイルの交換はどのくらいのインターバルで行っているでしょうか。
スポーツ走行を好む人やハイパワーなターボエンジン車のオーナーさんは必然的に短いサイクルでの交換となり、特にサーキット走行をされるような場合は走行前に交換作業が必須と言えるでしょう。
一方で車に詳しくない人の中には信じられないほど無頓着な人もいるもので、実際に私が見た中では4年もの長きに渡って交換をしていなかったという例がありました。もちろんその間には継続検査(車検)もあるわけですが、どうやら格安車検業者に「オイルもそのままでいい」とオーダーすると、業者も本当に一切の作業をせずに問題がなければ検査だけを通してしまうことがあるようです。

近年は環境面への配慮や技術的な進歩などにより、エンジンオイルの交換インターバルは長くなる傾向が強まっています。
前述のようにフォルクスワーゲンなどのヨーロッパ車では、メーカーの推奨指定値が15,000km程度に伸びており、年に一度の交換で維持出来てしまうようになりました。日本車もこの傾向にはあるようですが、対して出光興産のサイトを見ると交換は3,000~5,000km毎を推奨しています。さらにこのサイトでは自動車メーカーの推奨値は上限として考えるべきで、その2分の1程度の距離がひとつの目安になると謳っています。
しかし、個人的には某油脂メーカーの技術者さんから、ごく一般的な使い方であれば15,000kmは無交換で全く問題がないという話も聞いたことがあり、なんとも最近のエンジンオイル交換事情というのは画一的ではなくなってきた感がしています。

私自身はどんなに一般的な使い方であっても、5,000km~6,000kmもしくは6ヶ月くらいを目安にしておくのが良いのかな、と思っています。その上でなるべくならば、簡単な作業ではありますがディーラー店舗や整備工場、ガソリンスタンドなど、とにかく“馴染みの店”で作業をするのが良いのではないでしょうか。
何故なら、エンジンオイルとフィルターの交換というのは、最初に記したようにメンテナンスの基本中の基本であると同時に、とても安価に行える作業だからです。その上で馴染みの店、つまり“愛車の主治医”を作っておけば、作業に加えて目についた不具合を教えてくれるなど、予防整備効果も期待できるからです。

もちろんこれは、まず最初に信頼できる“愛車の主治医”を作っておくことが必要になります。
なんでも「安いが一番!」という風潮が強い昨今、通信販売など顔の見えない商売も幅を利かせつつありますが、自動車という高価な買い物を長持ちさせるためには適切なメンテナンスが欠かせません。もちろん経済的なメリット以前に、事故やトラブルの防止もユーザーに課せられている義務であるとも言えるのですから。
 

日産フーガ 350XV|エンジンオイル交換
Posted at 2012/02/28 17:44:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日産フーガ (Y50) | 日記

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