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2012年04月20日 イイね!

またまた西を目指して (東京 → 広島・安芸高田)

またまた西を目指して (東京 → 広島・安芸高田)思えば昨年も大型連休前に“春の長期ロード”を実行していました。私の中で“長期ロード”とは、全国各地で開催されるモータースポーツ競技会の取材において、二週にわたって連続出張として東京に戻らず掛け持ちするパターンのことを指しています。

ということで、今年もこの週末に広島県TSタカタサーキットで開催される全日本ジムカーナ選手権・第2戦を取材し、そのまま東京に戻らずに瀬戸内海をわたって、翌週に愛媛県久万高原町で開催される全日本ラリー選手権・第2戦に赴くというスケジュールを実行に移すこととなりました。

つい二週間前には九州を往復したばかりの社用車1号機(日産フーガ 350XV)ですが、今度は中国地方と四国地方を駆け回ります。しかし、なんともドタバタしてしまってなかなか出張準備を整えられず、この夜の出発は当初予定していた時刻よりも4時間も遅れてしまう結果に。もっとも、それでも業務的には大きな支障が生じるわけではないので、慌てることなく撮影機材や身の回り品を積み込んだら東名高速道路をまずは西へと向かいます。

もちろん今回も往復ともにクルーズコントロール機能は最大限に活用。やや大型トラックの交通量が多かった東名高速ですが、走行車線上の適当な1台をペースメーカーにして、適度な車間距離を保ったらクルーズコントロールをオン。本線合流から僅か3kmほどで、95km/hペースの定速走行へと移ります。

そして一時間ほど走って静岡県に入ったら、ひとつの決断を下してみます。
去る4月14日は新東名高速道路の御殿場JCTから三ヶ日JCTまでの間が開通、私にとっては今回が初走行のチャンス。そこで夜間ではありましたが、やはり興味を惹かれたので車を新東名高速道路へと進めます。

やはり、事前の情報通りに道幅は広く、アップダウンも少なめ、かつコーナーの半径も大きいので、走りやすさという点では従来の東名高速道路よりもツーランクは上という印象。大型トラックも多く走っていましたが、横方向の車間距離にも余裕があるので、高速道路に不慣れな方でも走りやすそうな印象です。
ただ、やはり開通間もないことから多くのドライバーがこのルートを選んでいるのでしょう、夜間にも関わらず主要なサービスエリアにはほぼ全てで「混雑」や「満車」という表示が出されていました。

また、一部の最新機種を除いてはカーナビゲーションに新東名高速道路のデータが入っていないでしょうから、その点には注意が必要です。
私の車もカーナビゲーション上では道なき道を延々と走ることになり、リ・ルートの嵐が吹き荒れました。もちろん高速道路ですからそうそう道に迷うことはないでしょうが、分岐や三ヶ日JCTでの東名高速への合流もアナウンスはされませんので、漫然と走ることのないように注意が必要。

こうして新東名高速道路を淡々と走っているうちに、日付は金曜日から土曜日へと変わっていきました。
 
Posted at 2012/04/27 14:18:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 取材・業務雑記 | 日記
2012年04月19日 イイね!

新たなるコラボレーション

新たなるコラボレーション昨今、世界的にますます競争が激化している自動車業界。一時期は「400万台クラブ」などという言葉も飛び交い、年間生産台数が400万台に満たない規模のメーカーは生き残りが難しいとさえも言われていました。
さすがにこの言葉は鳴りを潜めましたが、それでも経営や生産の効率化に血の滲むような努力を払い、新興市場での覇権争いや成熟した先進国市場での強固なブランド力形成などは、量産メーカーの全てに対する大きなテーマとなっています。

そんな中、効率化を図るためのひとつの手法として、OEMというものがあります。今では自動車に限らず頻繁に耳にするようになった言葉ですが、要するに他社製品を製造して先方に納入することで、日本国内のメーカー同士が行うことも珍しくなくなってきました。
このOEMにはメリットも多く、生産側の企業にとっては生産設備の稼働力を維持出来ることや、自社製品をベースとして意匠を変えた他社ブランド品を製造することにより、自社製品についても開発コストなどを抑制することが可能ですし、他社に対して一定の販売台数を確保出来るので生産計画も立てやすいという点が挙げられます。一方で供給を受ける側の企業にとっては、莫大な開発コストをかけずとも自社の製品ラインナップを拡充することがかなう訳で、それほどの販売台数が見込めないものの商品展開の戦略上欠かせないような車種をOEM供給で調達するというのが常になっています。

今では乗用車でも珍しくなくなってきたOEMですが、商用車の世界では比較的早い段階から積極的に展開されてきました。例えばライトバンは、昔ならステーションワゴンと共通のボディで商用版も展開していたものですが、ステーションワゴン市場が縮小傾向にある中で、ラインナップを持ち続けることが難しいメーカーにとってはOEM供給を受けることが好都合です。ライトバンのような商用車は一定の需要が見込める上に、各地の販売店が持つ法人顧客向けにラインナップを欠かせない面もありますから、是非とも抑えておきたいカテゴリー。
その上で商用車の場合はそれほどオリジナルのデザイン性などが求められませんので、極端に言えばベース車両に対してエンブレム類だけを自社のものに差し替える程度でも大きな問題にはなりません。生産メーカー側にとってもOEM供給をすることで生産台数を増やせれば、コスト削減効果は大きいのでパートナーシップを他社と組みやすいジャンルであると言えるでしょう。

そんな中、海外からはこんなニュースが。

●カングーのメルセデス版がお披露目!
asahi.com(朝日新聞)  2012年4月18日 11時43分

日本ではおしゃれなスペースギアとして人気の高いルノーカングーですが、メルセデス・ベンツCitanとして供給されることになりました。

ベースは2007年に発表された現行モデルで、リンク先の記事に掲載された写真の通りフロントフェイスには大型のスリーポインテッドスターも配され、堂々たる“メルセデス顔”に改められています。
日本では乗用車的に使われているカングーですが、その基本は商用車。フランスでは郵便車として活躍するなど、実用的なタフ・ギアとして重宝されており、今回のメルセデス版にしても顔つきこそ大きく変えられましたが積載能力に優れるボディそのものは共通で、Aピラーから後ろのシルエットはカングーそのままといった感じです。

メルセデス・ベンツというと日本では高級乗用車のイメージがとても強いですが、その実態は大型トラックや商用車もラインナップしており、商用車の部門でも高い存在感を見せています。しかし、やはり効率化と経営資源の集中は割けられなかったようで、その結果が今回のコラボレーションということのようです。

今回発表されたCitan、さすがに日本市場には営業戦略的に導入されることはほぼあり得ないでしょう。
もっとも、私自身はカングーについては、初代はもちろんそれ以前の前身にあたるエキスプレスの頃から気になり続けている存在です。写真はショートホイールベースのカングー・ビポップ、こちらは既に国内での販売は終了していますが、これもファニーなイメージながら高い実用性とファッション性を誇ることから魅力的な存在と認識していました。

一方でCitanは、少々顔つきとボディ全体のシルエットにアンバランスな感じを覚えてしまいます。この姿を見て、なんとなくその昔に一部で流行った「セルティマ」を思い出してしまいました。そうです、初代エスティマに二代目セルシオのヘッドライトやグリルを移植して強面な面構えを持たせたカスタマイズカーの「セルティマ」を……。
 
Posted at 2012/04/27 13:55:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車全般 | 日記
2012年04月18日 イイね!

東京 → 群馬 → 東京

東京 → 群馬 → 東京この日は早朝から社用車1号機(日産フーガ 350XV)を出動させて、日帰りの取材出張をこなした一日。

向かうは群馬サイクルスポーツセンター、最寄りのインターは関越道の月夜野となるので、まずは八王子方向を目指します。通勤時間帯にかかったことで若干の混雑もありましたが、ほぼ予想通りの所要時間で圏央道のあきる野ICに到着。ここから鶴ヶ島JCTまで圏央道を走り、その先は関越道を順調に移動して、予定通りの時刻に現地到着。

群馬サイクルスポーツセンターで行われたのは、STI(スバルテクニカインターナショナル)富士重工業による、IRC(インターコンチネンタル・ラリー・チャレンジ)への参戦体制発表会。
IRC(インターコンチネンタル・ラリー・チャレンジ)は欧州を中心に転戦している国際ラリー・シリーズであり、EUROSPORTによってテレビ放送はもちろん、インターネットなども活用して積極的な情報発信が展開されています。

このシリーズに昨年からWRX STIで出場しているのが、日本を代表するラリードライバーの一人である新井敏弘選手。これまでにP-WRC(FIAプロダクションカー世界ラリー選手権)で2回のチャンピオンに輝いている新井選手は、昨年のIRCでもR4規定の車両を駆ってプロダクションカップのタイトルを手中におさめています。
そんな新井選手は、今年もWRX STIのR4仕様車でシリーズに参戦。昨年に引き続きディール・モスキャット選手をコ・ドライバーとしたコンビで、全13戦のシリーズ中4戦、具体的には5月のツール・ド・コルス(フランス)、7月のラリー・サンマリノ、10月のラリー・サンレモ(イタリア)、そして11月に行われる最終戦のキプロス・ラリーへの参戦を予定しています。

発表会の席上、新井選手はプロダクションカップ二連覇を目指すと力強く宣言。今年はトミ・マキネンレーシングでメンテナンスされるマシンについてはもちろん、走りを支える横浜ゴムADVANラリータイヤについても性能の進化について、大きな信頼を寄せている旨が語られました。

当日は新井選手の記者会見に加え、取材陣がその走りをサイドシートに同乗して体感できるメニューも用意されていました。私はこの同乗は体験しませんでしたが、多くの取材陣が世界を戦ってきたその卓越したドライビングテクニックに舌を巻いていましたので、色々なメディアを通じてレポートされることでしょう。

まずは日本でゴールデンウィークが明けたら、フランスで開催される伝統の一戦、ツール・ド・コルスに臨む新井選手。その走りには大いに期待が集まるところです。
 
Posted at 2012/04/27 12:50:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 取材・業務雑記 | 日記
2012年04月17日 イイね!

花と競技車両

花と競技車両先に取材した全日本ラリー選手権の開幕戦、「ツール・ド・九州 2012 in 唐津」。大会は地元・唐津市の強力なバックアップもあって、成功のうちに幕を閉じています。

さて、この取材では2012年4月7日付のエントリでも記したように、本格的な競技区間であるSS(スペシャルステージ)での走行シーンに加えて、SS間やサービスパークとの移動区間であるリエゾンについても多くの写真を撮影してきました。

リエゾンは公道を一般車に混じってラリー競技車両が走行する区間のことで、ここは専有されているSSとは異なり、あくまでも混合交通の一員として交通法規を遵守した走行になります。競技中の車両が一般車と一緒に走る、これこそラリーという競技ならではの場面であると言えるでしょう。

ならばこそ、このリエゾン区間にも撮影すべき見どころはあるわけです。例えば沿道から手を振って声援を送る市民と、これに手を振り返して応える出場選手たち。声援を送っているのはコアなラリーファンに限らず、それこそお祭りの山車を見送るかのように子供やお年寄りが笑顔でラリー競技車両を見送っている様子は、他のモータースポーツでは見ることの出来ない微笑ましい光景です。

また、山中のSSとは異なり市街地や幹線道路を走ることにもなるため、開催地の土地柄を反映した風景の中を移動する場面にも出くわします。例えば今回の唐津でも、日曜の早朝には唐津城の前を通る道がリエゾンとして指定されていたため、何人かの取材陣は唐津城をバックに走る競技車両の様子を撮影に出向いていました。

そんな中で私は、7日の土曜日に季節感のある写真をリエゾン区間で撮影する機会に恵まれました。
ちょうどこの時期は桜や菜の花が沿道に咲き誇っており、春の訪れ、すなわちモータースポーツシーズンの開幕を強く感じさせる風景に出会えたのです。そこで、こうした花々を絡めた写真を撮影することにもチャレンジしてみました。

最近は仕事でIRC(インターコンチネンタル・ラリー・チャレンジ)や、サーキットレースではWTCC(FIA世界ツーリングカー選手権)といった海外競技会に触れる機会も多いのですが、これらのカテゴリーではたとえサーキットレースのWTCCであっても、コースサイドに咲く花などを絡めた写真が公式ギャラリーには頻繁に掲載されています。

この辺りは日本人とは違った感性を撮影した外国人カメラマンに見いだせるような気もするのですが、今回はこれらに倣って桜や菜の花を強調したカットをおさめることに専念してみました。
もっとも、まだまだ思ったように撮影できたというわけではありませんが、ちょっとした精進としてこれからも機会があればこういった写真にもチャレンジしてみたいと思っています。
 
Posted at 2012/04/27 10:20:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 取材・業務雑記 | 日記
2012年04月16日 イイね!

新機材、急遽購入。

新機材、急遽購入。それは、先日の全日本ラリー選手権・開幕戦を取材していたときのことでした。
いつものように撮影していて、なんとなく違和感が。選手の表情を撮影する際にはストロボ(スピードライト)を使用することも多いのですが、その反応がいま一つ芳しくない感じだったのです。実際に発光状態を確認しながらシャッターを切ってみると、反応せずに光らないケースが多々あることがわかりました。

そしてラリー取材の後に立ち寄った、某所での撮影。やはり反応は鈍く、しかもどんどん悪化していることが明白な状態に。最後には5回シャッターを切って1回ようやく発光する程度にまで症状は悪化、これは完全なトラブルなので要修理という状態になってしまいました。

ここで問題なのは、修理に要する時間です。
当方が使っているのは、ドイツ製の「Metz(メッツ)・ストロボ」。そのラインナップの中から、「MECABLITZ 58AF-1 digital」というアイテムを2009年の8月末から愛用しています。

ドイツ製ではありますが、日本にはカメラ機材の大手であるケンコー・トキナーが輸入しており、アフターメンテナンスの体制も決して悪くはありません。以前にもトラブルで発光しなくなったことがあるのですが、ヨドバシカメラを受け付け窓口として修理を依頼、一週間ほどでしっかりメンテナンスされて手元に戻ってきました。

しかし今回は大型連休の直前というタイミング。しかも、週末には広島県のTSタカタサーキットで開催される全日本ジムカーナ選手権の第2戦、さらに続けてその翌週には愛媛県で開催される全日本ラリー選手権の第2戦を取材する予定であり、どう頑張っても修理が間に合うタイミングではありません。

ゆえに、去る14日に外出した際にはヨドバシカメラへと足を運び、修理依頼をするとともに、新しいストロボ(スピードライト)を緊急購入することになってしまいました。

新たに購入したのはキヤノンの「600EX-RT」。たまたま、ではありますが3月下旬に新製品として発売されたばかりのタイミングだったので、これをチョイスすることとなりました。

ガイドナンバーは従来品よりも大きい、最大60というスペック。防塵・防滴性能も高く、屋外でのモータースポーツ撮影がほとんどの自分にとっては、安心出来る機種です。
もっとも、性能的にはやや高機能すぎて、自分のレベルにとっては“宝の持ち腐れ”になりそうな感じも否めないのですが、やはり大は小を兼ねるではありませんが、大きな光量を有する機種を持っていると何かと安心です。

思いがけない出費になってしまいましたが、以前からストロボ(スピードライト)の買い増しを検討していた面もあるので、これもひとつの機会と思って活用していくことになりました。
 
Posted at 2012/04/27 01:43:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 取材・業務雑記 | 日記

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