• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

NorthStarのブログ一覧

2012年06月05日 イイね!

安積PA → 東京

安積PA → 東京安積PAで仮眠に入ったのは、日付が日曜日に変わってからしばらく経った午前4時ころ。なんだかんだでPAに入ってから、DVDでドラマを3話も観た後のことでした。そして目が覚めたのは……、8時ころだったでしょうか。当然ですが周囲はすっかり明るくなっており、平日ということでビジネスユースのライトバンなども多く見かけるようになっていました。

起き抜けの運転はさすがに不安もあるので一息ついて頭をスッキリさせたら、東京へ向かって再スタート。
往路同様に空いた東北自動車道はクルーズコントロール機能を活用しやすい環境ですから、95km/hリミッターのあたりで定速走行している大型トラックをペースメーカーに仕立て、適度な車間距離を空けての追従走行。社用車1号機(日産フーガ 350XV)が搭載するV型6気筒のVQ35DEエンジン、3,500ccの排気量と5速オートマチックという組み合わせになりますが、回転数にして2,300rpmあたりのロックアップ走行という感じ。
このペースで淡々と走れば、クルーズコントロールを活用することで苦もなく燃費は13km/Liter台を記録することが出来るのは、最近の経験上理解しているところ。

燃費にもやさしいクルージングで東北道を南下、ぼちぼちお昼ご飯の頃合いというタイミングで入ったのが佐野SA。東京と青森を結ぶ東北道において屈指の規模を誇るサービスエリア、ここではやはり名物のラーメンをいただくことにします。
スナックコーナーは賑わいを見せていましたが、あたりを見回してみると7割方はラーメンを食べているお客さんという感じ。「佐野ラーメン」は青竹打ちの麺が特徴、サービスエリアでも期待を裏切らない美味しさが供されていました。
ちなみに今回は上り線の利用ですが、下り線の佐野SAでは青竹打ちの実演も行われており、より食欲をそそる演出がなされています。

お腹もいっぱいになったら、引き続き安定したクルージングで東京に向かい一人旅。東北道から首都高速、そして東名高速といつものルートで帰着、到着後は出張に持参した撮影機材や身の回り品を片づけた後、撮影した写真データの整理とサーバへの格納といった作業を行って、福島出張は無事に終了しました。
 
Posted at 2012/06/18 21:46:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 取材・業務雑記 | 日記
2012年06月04日 イイね!

郡山 → 安積PA

郡山 → 安積PA日曜日、ホテルアルファーワン郡山東口にチェックインしたのは19時頃のこと。それから部屋でおもむろにラップトップパソコンをはじめとした仕事のツールを広げて“店開き”をしたら、つい先ほどまで取材していた全日本ラリー選手権をはじめとした諸々の関係モータスポーツカテゴリーに関する制作作業をスタート。

当初からチェックアウトを延長して滞在時間を伸ばし、その間に可能な限り制作作業を完了させるつもりでおりました。そこでチェックイン時に延長について尋ねてみると、最大で月曜の15時まで滞在が可能とのこと。一般的なビジネスホテルの滞在時間延長としては、かなり余裕のある時間設定が嬉しいところです。しかも、今回は日曜チェックインということもあってかなりリーズナブルなパック料金が適用されていたのですが、この金額をベースに延長料金も決まってくるため、なんと1泊して15時まで滞在を延ばしても5千円でお釣りが来るという料金の安さ!

ということで、15時の規定時間いっぱいまで部屋に滞在して制作作業を進行、ほぼ完了させた状態でホテルを後にすることが叶いました。あとはオンラインでの納品作業を待つばかり、必要に応じた微修正が生じることもありますが、仕事全体としては山を越えた感じです。

そこで、相棒の“しろぶぅさん”のリクエストに応えて、ウチではお馴染みとなっている福島銘菓をお土産として調達することに。向かったのは老舗の「三万石」というお菓子屋さん、陸上競技場の近くにある開成山店を訪れました。こちらは広く高級感も溢れる店内、駐車場も広々としていて、とても立ち寄りやすい感じです。しかもカフェが併設されていて、こちらもかなりお洒落な感じ。今回は断念しましたが、時間の余裕があればぜひ一息ついていきたいと思わせる店の雰囲気です。

ここで調達したのは、高速道路のお土産コーナーでも人気の「ままどおる」と、消費期限が短いので地元に足を運ばなければ買うことが出来ない「ほまち饅頭」、そして上品な感じのネーミングも印象的な「若紫」という3種類のお菓子です。
「ままどおる」は、バターを使った生地でミルク味のあんを包み込んだ焼き菓子。どこか懐かしい味わいで、お茶請けには最適です。「ほまち饅頭」は中は白あんですが、皮も甘い醤油風味のみたらし味。こちらは上品でしっとりした甘さで、どなたにでもお薦めできる逸品。最後に「若紫」、薄紫色の小豆も見える餡を四角に整え、外側を砂糖で固めてあるお菓子です。これは渋い日本茶が似合いそうな雰囲気で、実際に茶会の場などでも使われているのだとか。

こうして福島銘菓を調達、さらに仕事の方もオンライン納品作業を完了したら、市内にお住まいのスーパー耐久ドライバーさんを表敬訪問。営まれている会社にお邪魔させていただき、さらにその後は地元で評判という魚介を中心としたお店に案内していただきましたが、刺身も天ぷらもさすが納得の美味しさ。また、ついついモータースポーツ談義で盛り上がり、長話にお付き合いしていただきました。
スーパー耐久は全6戦のカレンダー、今はちょっと長めの夏休み。残念ながら次戦・岡山ラウンドに私はスケジュールの関係で足を運べない予定ですが、さらなるご活躍に期待大というところです。

ドライバーさんと別れたのは23時頃。タイヤも2本を新品に交換した社用車1号機(日産フーガ 350XV)をいよいよ東京へと向かって走らせるべく、郡山ICから東北自動車道へ。しかし、なんとなく疲れが出てきてしまったことと、震災復旧工事の影響で渋滞も見られたので、流入して間もない安積PAに早々のピットイン。車内でDVDを見たりしてダラダラ過ごしている内に眠気をもよおして仮眠に入り、日曜日は過ぎていきました……。
 
Posted at 2012/06/18 21:21:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 取材・業務雑記 | 日記
2012年06月03日 イイね!

全日本ラリー選手権 第3戦・3 (白河・棚倉 → 郡山)

全日本ラリー選手権 第3戦・3 (白河・棚倉 → 郡山)3泊4日の福島出張、2泊目で利用したのは国道4号沿いに立つプレミアイン白河。ここは近年、福島でのラリー取材における常宿としている施設で、小さいながらも独立した湯船を持つバスルームが各部屋に備わっていることが大きなポイント。特に全身土埃まみれ、雨が降ればビショ濡れになってしまうラリー取材・撮影において、ホテルに帰ってから自由気ままに湯船に浸かることが出来るというのは、とても大きなメリットになります。

このホテルを早朝にチェックアウト、同じ宿を利用した取材陣がコンボイを組んで林道のSS(スペシャルステージ)へと移動。幸いに、この時に向かったSSは競技に使う林道をスタート地点からオンコースで入ってメディアポイントに向かうかたちではなく、脇道からアクセス出来るタイプの設定となっていたので、少しだけ朝の時間に余裕があったのは幸いでした。天気予報では雨の心配もありましたが、無事に1本のステージを雨に降られることもなく撮影。ただし、アクシデントにより道を塞いだ車両が現れたことから後半ゼッケンはスルーとなってしまったのは残念でした。

1本を撮り終えたら、サービスパークへと戻ります。頑張ればもう1本を撮影することも可能でしたが、フィニッシュした選手の表情を抑えるには時間的に厳しい感じ。そこでほとんどのメディアはサービスパークに帰り、おのおの競技を終えて戻ってくるクルーを待ち構えたり、サービスパークに隣接しているショートのギャラリーステージで走行シーンを撮影したり。
このように、ラリー取材は行程の組み立てについての自由度がとても高く、一方で厳しく定められているステージ進入時刻や、広範囲に渡る移動距離を勘案して、取材者が個々にプランニングして行動しなければなりません。ここがサーキットレース取材と大きく違うところで、まず最初に取材の目的や必要とする写真の内容をしっかり決めておいた上で、あとは競技の状況に応じてアレンジしていくという取材手法が求められます。もちろんサーキットレースでも同じように動くのですが、前述のように行動範囲の広さと時間の制約が、ラリーではより高度な取材プランニングを求めてくるのです。

さて、競技の方は終盤、激しいスバル・WRX STI同士の戦いとなりました。
写真の「CUSCO ADVAN GRB」、柳澤宏至選手/中原祥雅選手組が怒濤の猛追撃を展開、勝負は最終SSで決着することに。結果、惜しくも0.8秒届かず優勝にはあと一歩届かなかったものの、CUSCOがプロデュースするWRX STIの戦闘力が参戦を重ねる毎に飛躍的に向上していることを改めて実証しました。
また、Day1でトラブルからデイ離脱してしまったものの、Day2では復活した鎌田卓麻選手/竹下紀子選手組のWRX STIも、驚異的な速さを披露。Day2に7本設けられたSS、そのうちの実に5本でステージベストをマークする韋駄天ぶりで、きっちりとデイポイントを獲得してきました。こちらは次戦、6月29日から7月1日にかけて北海道で開催される「2012 ARKラリー洞爺」での走りにも期待が高まる結果でした。

表彰式なども終わって、無事に取材を全て完了させたら、郡山市へと移動。急な依頼となってしまいましたが、パンクのトラブルシューティングとして2本を新品に交換するためにタイヤショップを訪問。プロフェッショナルなメカニックさんの手によって手際よくタイヤ交換を行い、その後はホテルアルファーワン郡山東口にチェックイン。
1階にあるコンビニエンスストアで飲食物を調達したら、明日の昼間で部屋に引き籠もっての制作作業をスタートさせます。
 
Posted at 2012/06/18 20:57:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | モータースポーツ | 日記
2012年06月02日 イイね!

全日本ラリー選手権 第3戦・2 (いわき・棚倉・白河)

全日本ラリー選手権 第3戦・2 (いわき・棚倉・白河)運転免許を取得してからこれまで、自分の車はもちろんレンタカーや仕事で乗った取材用車両などで、軽く月を往復する以上の距離を運転してきました。しかし、そんな中で人生初の経験となったパンクに翻弄された金曜日でしたが、周りの皆さんにも助けられて仕事に支障が生じることもなく終了。メディア受付やブリーフィングを終えた後、関係者のお一人からお借りしたクルマで、いわき市の「ホテルアルファーワンいわき」まで移動して、無事にチェックインを果たせたのでした。

さて、日が変わって土曜日。いよいよ全日本ラリー選手権の第3戦は、二日間に渡る競技本番を迎えました。
早朝、ホテルアルファーワンいわきをチェックアウト。後泊を含めて3泊4日の出張ですが、今回はとても珍しいことに3泊全ての宿が異なるというパターン。まず初日にいわき市の宿を選んだのは、Day1朝一番のSS(スペシャルステージ)が、いわき市からアクセスするのがベストというロケーションにあったからなのです。これをもし、昨年同様に白河市に宿泊して同じステージに向かおうとすると、確実に1時間は早くホテルを出発しなければなりません。

実は第3戦の「がんばろう!福島 MSCCラリー2012」は、SS距離の合計こそ63.47kmと全日本選手権としては一般的な長さですが、リエゾン区間を含めた総走行距離は441.57kmとスケールの大きなもの。第2戦が151.52km、開幕戦でも380.07kmでしたから、第3戦がいかに広範囲な舞台となっているか、お分かりいただけるのではないかと思います。

ラリー取材がサーキット取材と決定的に違うのは、取材陣も相当の距離を移動しなければならないということ。しかもステージ内のメディアポイントは、場所によっては入場締め切り時間がかなり早いタイミングに設定されている場合もあり、スケジューリングもおのおのが知恵を絞らなければなりません。長い距離を移動してステージに向かっても、道を間違えてしまったり、何かの理由で遅れて締め切り時間に間に合わなければ、取り返しのつかない事態に陥ってしまうわけです。

そんなこんなで無事に朝一番のSS1に設けられたメディアポイントに到着。早朝から気持ちよい青空が広がりましたが、撮影側としては少々天気が良すぎる感じも……。なぜならSS1の撮影ポイントは向かってくる競技車両に対してほぼ逆光という、少々厳しい条件だったので。それでも、ほぼ確実に全車がやって来るSS1は、撮影という点ではとても重要なステージ。トップ3台は2分間隔、以降1分間隔で次々にスタートする各車を待ち構え、それほど休む暇もなくシャッターを切っていきます。

SS1が終了すると、大半のカメラマンは居残ってリピートとなるSS3の撮影に臨みました。そんな中で私は一人で山を下りて、いわき市の三和地区に設けられたラリーパークに足を運んでみました。ラリーパークというのはSS間を結ぶ移動区間、ラリー用語ではリエゾンと呼ばれる道のりの途中に設けられるポイントで、観客が見やすい駐車場などに設けられ、観客のまわりをゆっくりと各車が通過したり、短い時間ですが停車して選手紹介が行われたりする場所のこと。
要するに、競技性はほとんどありませんが、地域住民の方々にラリーを身近に感じていただき、ラリーマシンや選手たちとの簡単な触れ合いの場となることが最大の目的となるのです。

今回初めて設けられた、、いわき市のラリーパーク。行ってみると近所の方々が次々と集まってこられ、0カーがやって来る頃には100人以上が集まりました。そして、そのほとんどは熱心なラリーファンではなく、近所にお住まいの皆さん。土曜日ということで親子連れや、農作業の手を休めて散歩がてらやって来たというお年寄りまで、とにかく老若男女いろいろな方々が集まってきたのです。

そこへ1台ずつやって来るラリーマシン。各車が停止して簡単な選手紹介が行われた後、ゆっくりとパーク内を周回して競技に戻っていきますが、全車のクルーに対して地元の皆さんからは熱い声援が送られました。
恐らく住民の皆さんは、誰が速いとかチャンピオン経験者だとか、そういうことは余り関係無かったように思います。ただ純粋に、「派手で格好よい車が次々とやって来て、何やら命懸けに近い凄いことをやっている人たちが、全国から集まってきているんだな」というくらいの認識だったのではないでしょうか。
でも、それで良いと思います。なにより自分たちの地元で全国から選手や関係者が集まる盛大なイベントが開催されていること、そのイベントは自動車を使ったスポーツであり、こんな派手な車と選手たちが戦っているんだ、ということを認識していただければ十分なのですから。その上で興味を持っていただけたのなら、次の年は「この選手は去年も出ていた」とか、「この人は強いんだ」という感じで、競技として注目していただければ良いのです。

ラリーパーク取材後は、朝とは別の林道ステージに赴いて走行シーンを撮影。あとはサービスパークに帰還してDay1最終サービスの模様を撮影しながら、選手らのコメントを取って初日の取材は無事終了。とにかくこのDay1は三和ラリーパークの雰囲気がとても良く、主催者がFMラジオを通じて開催告知を行ったことや、きちんと地元の行政や住民にコンタクトを取り、回覧板などを通じてラリーパークの実施を伝えてきたことが、とても良いかたちでまとめられていたと思います。

取材完了後は、今宵は白河市のホテルにチェックイン。夕食は取材陣ご一行様状態でいただきましたが、一人4千円程度の支払いとは思えないボリュームと品数に圧倒され……。少々食べすぎたDay1の夜でした。
 
Posted at 2012/06/18 09:10:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | モータースポーツ | 日記
2012年06月01日 イイね!

全日本ラリー選手権 第3戦・1 (東京 → 福島・棚倉&いわき)

全日本ラリー選手権 第3戦・1 (東京 → 福島・棚倉&いわき)九州、四国と転戦してきた全日本ラリー選手権。第3戦は東北に戦いの舞台を移し、福島県棚倉町をホストタウンとして、「がんばろう!福島 MSCCラリー2012」が開催されます。

灰色の空が広がっている東京を早朝に出発、渋滞に巻き込まれることも無く順調に東北自動車道を移動。決して先を急いだわけではなく、大型トラックなどをペースメーカーに淡々と巡航を続けただけなのですが、都内を含めて全く混雑に遭遇しなかったことから、予定よりも1時間近く早着。ということで、HQ(大会本部)やサービスパークが設けられるルネサンス棚倉には、午前11時前には到着してしまいました。

特に急用もないので関係各位にご挨拶の後、情報交換やら設営のお手伝いをして時間を潰していきます。
そうこうしているうちに取材陣も次々に現着、ある程度の人数がまとまったところで簡単な打ち合わせを行い、明日以降の戦いで使われるSS(スペシャルステージ)の下見に行くこととしました。選手たちは公式日程のひとつとしてレッキを行っていますが、そのレッキが終了したステージにメディアも足を運んで下見を行うことは珍しくありません。撮影環境の確認や、SSまでの経路を事前にしっかり調べて把握しておかないと、当日の取材活動に支障が生じる場合もあるからです。

3台に分乗しての下見ツアー、私の社用車1号機(日産フーガ 350XV)もそのうちの一台。あとの2台はミディアムサイズのSUV、今回のラリーはグラベル(未舗装路)のステージゆえに私だけちょっと似合わない感じです。とは言え、過去にもこのラリー取材ではSSを1号機で走行した経験もありますし、なにより本気の競技終了後は路面が掘れて大変なことになっている箇所も多いのですが、レッキ程度の走行であれば路面状態はそれほど悪化しないので、天気も雨ではないことから特に心配もなく山へと向かいました。

3箇所のステージを見て回りサービスパークへと戻る段取り、その全てを順調に見終えたのが午後4時くらいのこと。もちろんSSとなる林道も走行しましたが、それほど通過困難な箇所もなく、1号機は2台のSUVとともに行程を全てクリアしました。そしてサービスパークへと戻ることになったのですが、ここで本来の競技ルートではない短絡路を使うことにしました。こちらの方が所要時間を大幅に短縮できますし、荒れているという情報はあったものの、一応は舗装路面と聞いておりましたので……。

しかし、この短絡路が曲者でした。荒れている舗装、それは荒れているなんていうレベルの話ではなく、ほぼ崩壊に近い箇所も多かったのです。ワダチの分だけなんとか道が残っていて、真ん中は30cm近く抉れているような酷い箇所も多く、慎重な運転が求められました。そしてなんとかこの過酷な道をクリアして幹線に出られたのですが、間もなくして異音が耳に届いてしまったのです。
停車して確認すると、右リアがパンクを喫していました。後続車の方に聞いてみると、「大きめの石を乗り越えたからでは?」というお答え。たしかに、抉れた舗装路に僅かに残る走行ラインを進む過程で、避けようの無い石を踏んだのは事実。どうやらこの石はやや鋭利な形状になっていたようで、タイヤに穴をあけてしまったようです。

いずれにしても完全にエアが抜けてしまったので、車載の応急用タイヤに交換することに。平地がなかなか見つからずに難儀した部分もありましたが、何とか一緒にした各位のご協力もいただいて、タイヤ交換を行った後にスローペースでサービスパークまで帰還。その後はガソリンスタンドに足を運んでパンクしたタイヤの修復を試みるも、穴がやや大きいということで修復は不可能という判断。
それでも関係各位のご協力をいただき、明日以降の取材で使う車両をお借りできることとなり、タイヤについても日曜日の取材終了後に購入・交換出来るように手配を完了。みなさまのお蔭で、仕事にはほぼ支障をきたすことなく明日以降の取材を行える運びとなりました。

今回の件は車種やタイヤ性能に起因するものではなく、なんともアンラッキーな事象でした。
ただ改めて思ったのは、応急用タイヤを車載している場合は、その空気圧もしっかり点検しておく必要があるということ。私の場合は3月末に夏タイヤを装着した際、お店でついでに確認してもらっていたことで、走行に全く支障がない十分な空気圧が確保されていました。
また、近年は燃費対応などで応急用タイヤを積まず、パンク修理キットのみとなっている車種も少なくないですが、個人的にはやはり応急用タイヤの装着が望ましいと思います。今回のレベルのパンクであっても、もしかすると修理キットでは対応出来なかったかもしれません。また、サイドカットのような破損に対しては修理キットは全く無力です。そうなるとJAF(日本自動車連盟)などに出動依頼することになりますが、いずれにしても車両は牽引などでタイヤショップに運ぶしか方法は無いでしょう。さらにそこで適合するタイヤサイズが無ければ、全く動けない状態が続くことになってしまうのですから。

私自身としては、理想はやはりオリジナルと同じサイズのスペアタイヤを搭載しているに限ると思います。事実、過去に北海道在住の頃は、冬場のパンクも考慮して中古品のスタッドレスタイヤをスペアとして組んで車載していました。冬場も段差でのリム破損や鋭利な氷塊に起因するパンク事案というのは、意外と多いものなのです。
残念ながら日産フーガ 350XVも純正サイズスペアの設定はなく、応急用でもスペアタイヤを搭載しているだけマシだったようには思います。もっとも、純正サイズスペアの装備を必須条件として車選びをしたならば、日本車ではかなり選択の幅が狭くなってしまうのも事実ですから……。しかし、それでも燃費性能やユーティリティの向上よりも、万一の備えが必要とされるのではないでしょうか?
  
Posted at 2012/06/17 21:42:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産フーガ (Y50) | 日記

プロフィール

各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

リンク・クリップ

office North-Star業務雑記帳(FC2) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2011/08/12 00:27:49
 
ADVAN Motorsports 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2011/08/12 00:27:30
 
NINJA TOOLS 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2007/09/17 19:46:48
 

愛車一覧

日産 フーガ 日産 フーガ
三菱ディアマンテ30M-SE、Y50型日産フーガ350XVに続く、三代目の“社用車1号機 ...
フォルクスワーゲン パサート セダン フォルクスワーゲン パサート セダン
マツダRX-8、三菱ランサーエボリューションVII GT-Aに続く、三代目の"社用車2号 ...
日産 フーガ 日産 フーガ
二代目となった"社用車1号機"。 日産フーガ350XV、ボディカラーはダークブルー。 ...
三菱 ランサーエボリューションVII 三菱 ランサーエボリューションVII
マツダRX-8の後継として導入した「社用車2号機」。 三菱ランサーエボリューションVII ...

過去のブログ

ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation