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2012年06月16日 イイね!

15年ぶりの再会

15年ぶりの再会雨の降る週末の土曜日でしたが、午前中から社用車1号機(日産フーガ 350XV)にて外出。
この日はたまたまレース関係者の方にお誘いいただき、歴史的に貴重なクルマを見せていただける機会に恵まれました。

その詳細については残念ですが写真も含めてインターネット上で公開することはできませんが、市販車や競技車両が多くの人の目を惹いていた中で、私にとって驚きだったのは15年ぶりに“ある車”との再会を期せずして果たすことになった事実。
その車とは市販車を改造したオープンカーなのですが、なにより完全な電気自動車であることが最大の特徴です。大相撲やプロ野球などの優勝パレードに登場するような、セダンのルーフを切り取ったオープンカーということで、使い方がとても限定される上に、最高速度の要求数値も小さく、走行距離も限られることから、試験的にコンバートEVとして電気自動車に仕立てられた一台だったのでしょう。

いまでは「i-MiEV」や「リーフ」といった本格的な電気自動車が一般市販され、誰でもオーナーになれる時代が到来しています。
しかし、今から僅かに15年前のことではありますが、私がこのオープンカーのコンバートEVに触れた当時は、まだまだ電気自動車は近くて遠い存在という印象でした。確かに研究開発は進められていましたが、まさかこんなに早く、誰もが買えるようになるとは思ってもいなかったのが本当のところです。

さて、このコンバートEVは、私が初めて自らステアリングを握った電気自動車だったことから、特に再会が嬉しいものでした。当時勤めていたサーキット場で開催された地域振興イベント、そこでは未来の自動車もテーマとしたエリアが設けられ、地元販売会社やメーカー各社の協力を得て、電気自動車の展示や試乗会を行ったのです。

そこに津軽海峡を渡ってやって来ていた電気自動車の1台が、この日再会した車そのものでした。
キャリアカーで運ばれてきた車を屋根つきのガレージに収納するためなどに運転したのですが、パレード用のオープンカーということで、ミッションは1速オートマチック状態。もちろん2ペダル、独特の発進時の大きなトルクもしっかり感じられましたが、現代の電気自動車と比べれば制御も大雑把な感じで、取り敢えず動く、という程度だったようにも思えます。

しかし、音もなく(厳密にはモーター音はありますが)、やや大柄なボディが不足無くスーッと加速したことには驚きましたし、将来の可能性も確かに五感へと伝わってきました。一方でラゲッジスペースを埋めた大量の電池と、取り扱い要項にあった航続距離に関する注意事項を読んで、果たしてこれが実用的になるには何年かかるのやら? とも思ったものです。

あれから15年、電気自動車は決して特別な存在ではなくなりつつあります。
もちろん性能的にはまだまだ進化させるべき余地が残っていますし、インフラ面の整備や充電規格統一の問題など、クリアすべき事項も多々残っています。
しかし、今ではハイブリッドカーが全く街中で違和感無く見られるようになったのと同じく、あと10年もすれば電気自動車もそんなに珍しい存在ではなくなっているのかもしれません。

私が初めて体験した電気自動車が、今もこうして世に残っていることを知って、嬉しくなった一日でありました。


※写真と本文は関係ありません。
 
Posted at 2012/07/06 15:42:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 取材・業務雑記 | 日記
2012年06月15日 イイね!

オトナの社会見学

オトナの社会見学最近は企業の工場見学など、「大人の社会見学」が人気を集めています。大手出版社からはいくつもガイドブックが発行されていたり、観光コースに組み込まれて人気を博している事例も多く、中には地元自治体などが観光資源として着目して大々的に売り出しを図っているケースも見られます。
戦後の復興と経済成長を支えてきたのは、なんといっても世界に誇れるニッポンの物作り。その最前線の現場を改めて大人になってから間近にすることは、例え畑違いの業界に勤める人であったとしても、色々と学べることが多いのではないかと思います。

また、「大人の社会見学」には民間企業を対象としたものの他に、公的なものを対象とするケースもあります。
その代表例とも言えるのが、自衛隊ではないでしょうか。誰もが知るように、日本には「陸上自衛隊」、「海上自衛隊」、「航空自衛隊」が存在しており、個々のイデオロギーに関係なく全ての国民の生命と財産、安心して暮らせる国を守るために、日々活躍を続けています。また、昨年の東日本大震災に代表されるように、災害では人命救助や生活再建にとって大きな役割を担っており、現時点では政治的な賛否両論の対象となってしまうものの、やはり国民生活に欠かせない存在であることは間違いありません。

これら三つの自衛隊は、その活動を広く国民に理解してもらうための広報施設を有しており、国内外での様々な活動の様子をわかりやすく説明しています。また、各駐屯地では年に一度程度の一般開放も行っており、地域住民との触れ合いを通じて活動への理解を深めてもらおうと積極的な展開を行っています。

そんな催しのひとつで、ちょっと気になったのが「航空自衛隊」の自衛隊記念日行事。これは10月13日(土)に北海道の千歳、埼玉県の入間、静岡県の浜松という三つの主要な基地を会場として行われるもので、目玉は配備されている航空機への体験搭乗飛行です。中でも浜松では、YS-11輸送機での体験飛行が行われます。

ご存じ、戦後初の国産旅客機として開発されたYS-11は、日本のローカル航空路を支える存在として高度経済成長を支える頼もしい存在でした。しかし、地方空港もジェット化が進み、一方でYS-11は老朽化も隠せなくなったことから2000年代に入って一気に民間定期航空路からは退役が進み、現在では日本の空に民間航空機として飛ぶ姿は見られなくなってしまいました。
私個人としては子どもの頃に地元の空港で唯一就航していた機材がYS-11だったこともあり、特別な存在として心の中に刻まれています。民間路線からの完全退役前には、九州と四国を結ぶ路線に搭乗して、懐かしいターボプロップエンジン音を聴きながらのフライトを楽しんできました。

そんなYS-11ですが、「航空自衛隊」ではまだ現役の輸送機として活躍しています。もちろんより新しいジェット機も配備されていますが、最大で13機を調達したYS-11もまだ老体にムチを打ちながら安心な国民生活を守るために奮闘を続けています。
ただ、やはり退役の日が確実に近づいてきています。だからこそ、体験搭乗飛行は貴重な機会。もっとも、抽選の倍率も相当に高いと予想されますが、それ以前に私の場合は仕事のスケジュールとバッティングしているので、応募すら出来ないのが残念でなりません……。
 
Posted at 2012/06/27 15:30:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2012年06月14日 イイね!

またまた都内でお仕事

またまた都内でお仕事前日に続いて、この日も都内でちょっとした予定が入っていました。ということで2日続けて社用車1号機(日産フーガ 350XV)とともに出動。ただし、前日は朝からの出動でしたが、この日は夕方以降の予定となっていたので、事務所を出たのもお昼ご飯をゆっくり食べ、ちょっと仕事を片づけてからという感じでした。

この日、都内では6日に亡くなされた三笠宮寛仁さまの「斂葬の儀」が行われていました。トヨタ・センチュリー・ロイヤルの寝台車が柩を運んだそうですが、都心の一部では通行止めなどの交通規制も行われていました。もっとも、私自身が都心を移動したのは「斂葬の儀」が終わってからの時間帯。ゆえに、交通規制や渋滞はありませんでしたが、警衛・警備にあたっていた警察関係車両が任務を終えて帰還する場面を多く見ることになりました。

写真はそんな中の一台。現行型のトヨタ・クラウンですが、赤色警光灯などを収納したこの状態では、普通の車と混ざっていると警察車両には見えません。もっとも、この車両はドアミラー上の補助ミラーも無いのでより普通な感じが強いのですが、もちろん関係車両の一台で間違いありません。
この他にも、機動隊のバスや白バイ、制服仕様のパトカーなどを大量に見かけることとなり、改めて実に多くの人々が「斂葬の儀」を影で支えているのかを思い知らされた次第でもあります。

さて、肝心の予定の方は、18時から21時すぎまでの会議。モータースポーツに関係する会議で、15人近い人数が集まったのですが、公共施設の一角に用意された会議の会場は珍しいことに和室でした。たまたま通常の会議室が満杯だったための措置でしたが、なにやら団体で温泉旅館にでもやって来たような雰囲気。テーブルの上に鍋やビールではなく、資料の紙だけが置かれていたのは残念なところですが……。

会議の方は色々な意見が飛び交いつつも、21時すぎに予定通り終了。個人的にはちょっと呆れることもあったりしましたが、まずまず実のある内容ではなかったかと思います。
終了後は帰宅の途についたのですが、夕食を摂らずに会議に臨んだのでお腹も空きました。そこで、一時期は気に入って頻繁に通っていたのですが、最近になってちょっとご無沙汰しているラーメン屋さんへ。味噌ラーメンが美味しいお店ですが、以前と変わらず店内にはジャズがBGMとして流されており、その音色を楽しみながらチャーシュー麺をいただいてきたのでした。
 
Posted at 2012/06/26 22:16:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 取材・業務雑記 | 日記
2012年06月13日 イイね!

都内雑務いろいろ

都内雑務いろいろこの日は急遽、都内へ所用で出かけることになりました。
いつものように社用車1号機(日産フーガ 350XV)で出動、幸いなことに首都高速道路の渋滞が皆無だったこともあって、予定よりも早めに訪問先の近所に到着。さらにラッキーなことに至近のコインパーキングも上手く空きがあるタイミング、ここまでスムーズだと逆に不気味ささえ感じてしまうほどです。

とにかく訪問するクライアントさんとの約束には少し余裕のあるタイミング。そこで近くにある郵便局に足を運んで、ちょっと用事を済ませていくことにしました。
その用事というのは“納税”。6月に入ると住民税の納付書も手元に届いて、4期にわけての納付がスタートします。いつもは各期ごとに金融機関で納付を行っていたのですが、今年は全期分をまとめて納付してしまうことにしました。どちらにしても支払うものですし、払えるうちにまとめて納めてしまえば気も楽になるというもの。
窓口での納付手続きもそれほど待つこと無く、まずはひとつめの所用を無事にクリアしました。

そうこうしていると、時刻はまもなく正午。
この日はある方と昼食をご一緒する約束をしていたので、少し早いかと思いつつも連絡してみると、いますぐにOKという返答が。そこで合流して5分ほど歩き、お目当てのお店の暖簾をくぐってみました。こちらは夜は居酒屋さんのようですが、お昼もランチ営業を行っているお店。さすが“サラリーマンの町”だけあって昼食戦争も激しいようで、コストパフォーマンスと味に優れたお店も多々存在しています。

名物は鳥のから揚げ。ご飯と味噌汁をつけた定食にして850円だったのですが、驚いたのは鳥から揚げのボリューム!
お皿に載せられて運ばれてきたのは、とても一口や二口では食べきれない大きさのから揚げ、それが5個くらい載せられていました。居酒屋で注文したとしても、2~3人で行ったとしたら「ちょっと、から揚げ多すぎたかな?」という感想も口に出そうなほどのボリュームです。
対して、以外にもご飯は少なめ。もちろん大盛りも注文出来るようですが、食べていくうちにわかりました。ランチとして考えたら、あれ以上ご飯のボリュームが多いと、ギブアップ間違いなしという感じです。しかし、から揚げはサクッと揚がっており、中の鶏肉もしっかりジューシーで味わいが深く、思っていたほど後味もくどいものではありませんでした。とても美味しくいただき、お店のことも大変気に入りましたが、次回も行くとなればお腹をしっかり空かせた状態で臨まなければならないでしょう。

昼食を終えて、ようやく今日の用向きの本題に突入。
クライアントさんを訪れて、写真データの受け渡し。最近では受け渡しのボリュームもGB単位が当たり前、ポータブルのハードディスクやDVDを活用してのやりとりになります。写真をやりとりしつつ、いくつかの打ち合わせもこなして、無事に訪問は終了。

あとはコインパーキングの車に戻って、パソコンを開いて簡単な作業をこなしたら、帰り道もスムーズに移動して夕方には事務所へ戻ることが出来た一日でした。
  
Posted at 2012/06/26 21:53:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 取材・業務雑記 | 日記
2012年06月12日 イイね!

営業的センス

営業的センス写真のクルマは、みなさんご存じの「マツダCX-5」。エンジンを中心にボディやシャシー、ミッションなど車の基本構造全体を見直し、最新技術で煮詰めていったSLYACTIVE(スカイアクティブ)が注目を集め、特に近年の日本市場ではなかなか市民権を得られなかった乗用車用ディーゼルエンジンを強くアピールするラインナップも支持を集め、2月の発表以降は売れ行きも好調であると伝えられています。

クルマとしてのキャラクターは、SUV色の濃いクロスオーバー。スタイリングはマツダの他車種とも共通性を感じられるもので、「流れ」をテーマにしたグラフィックスは好き嫌いも別れるところでしょうが、街中でも景色に埋没することなく、遠くからでもその個性をしっかり感じ取ることができるものです。

サイズは全長こそ4,54mmとそれほど大きくありませんが、全幅は1,840mmとラージセダンに匹敵するもの。これは海外市場を中心として考えればそれほど大きくないと言えますが、こと日本市場で見るとやや幅の広さは気になるところ。首都圏のみならず、地方都市でもスーパーマーケットの駐車場などでは、その幅の広さを感じさせられる日常的な場面も多くなってしまいそうです。
その上、幅方向の数値の多くはデザインのために使われている要素も多く、室内は決してサイズから見ると広々しているとは言えないのが惜しいところ。
205万円から319万円という価格帯のラインナップになりますが、特に室内の造り込みという面から見ると、まだまだ物足りなさを覚えてしまうのが、ある意味ではマツダらしいところなのかもしれません。

もっとも、前述のように売れ行きは好調に推移。
2012年3月の実績で生産台数は16,234台、中核車種であったデミオの10,831台を抜いて、アクセラ(29,345台)にこそ及ばなかったものの、早々に会社を支える屋台骨の一台になっています。2月16日に発売、1ヶ月を過ぎた3月14日の時点で月間販売計画の8倍となる約8,000台を受注、特にそのうちの73%がディーゼルエンジン搭載車という点が話題を集め、ニュースでも大きく報じられたのは記憶に新しいところかと思います。

しかし私個人としては、マツダの営業的なセンスに疑問を抱く部分も存在しています。
同社の系列には「マツダレンタカー」がありますが、なぜか発売開始から4ヶ月が経った今でも、配車されている様子がないのです。同車を一週間無料で貸し出すキャンペーンこそ展開しているので、厳密には配車はされていると言った方が良いのかもしれません。しかし、一般貸出対象となるラインナップには記されておらず、あくまでもモニターキャンペーン用の車両のみが用意されている状況のようです。

こうしたキャンペーンの展開も理解できますが、どちらかというと短時間、短期間の貸出キャンペーンを展開して、より多くの方々が気軽に乗れる機会を設けた方が得策ではないでしょうか。この手法はトヨタや日産でも見かけるのですが、レンタカーはユーザー予備軍にとって、ディーラーでの試乗よりも煩わしさや気兼ねが無く、逆に言えばより購入を真剣に考えている層の利用も多く見込まれるところです。
一週間じっくり試せるのも魅力ですが、限られた当選者数であることも確か。ならば、より多くの人に最先端技術を体感してもらえる機会を設けるのがベターではないかと思えるのです。

マツダという会社は昔から、営業的なセンスに欠けるという印象があります。例えば地方ディーラーでは、まるでスーパーマーケットの特売を彷彿とさせるよう新聞広告を展開したり、営業マンやアフターサービスのレベルが決して高いとは言えないケースも多かったように思えます。私自身もマツダ車は所有した経験がありますが、特にディーラーの質については明らかにトヨタや日産に劣るという評価を持っています。

自動車は、基本的に買ったところからお店とのお付き合いが始まる商品です。下取り価格が安いこともマツダ車の特徴的な部分ですが、こうしたブランド価値を支えるべき存在である販売店のしっかりした教育と、全国的なレベルアップが、経営的には決して安泰とは言えない会社の将来にとって重要なことではないかと思っています。
 

プロフィール

各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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