MiniCar|RAI'S日産スカイラインGT-R(R34)2002埼玉県警察高速道路交通警察隊車両
投稿日 : 2008年08月31日
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RAI'SのR34型日産スカイラインGT-Rシリーズは、埼玉県警察に配備された制服仕様の導入年次違いを2台モデル化しました。
先にご紹介した2000年導入仕様と合わせてリリースされたのが、こちらでご紹介する2002年導入仕様。
2000年のものが"V Spec"であったのに対して、2002年の車両はベースとなっているR34型スカイラインGT-Rのマイナーチェンジに伴って"V Spec II"とされています。
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"V Spec"と"V Spec II"では外観で差異を見いだすことが出来ますが、もっとも特徴的なのは"V Spec II"で採用された「NACAダクト付カーボンボンネット」でしょうか。
もっとも制服仕様の警察車両になると、ダクトに被るかたちで「バグガード」が装着される結果になりましたが・・・。
あとはフロントバンパーやフェンダーに備わるターンシグナルランプのレンズがクリア化されたこと。
もちろんこれらはミニチュアでもしっかり再現されており、ランプの色変更は"V Spec"ではオレンジの色挿しがされていたのに対して、"V Spec II"ではシルバーの色挿しに変更されています。
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正面から見た姿では、バンパー内のターンシグナルレンズ色の違いで"V Spec II"であることが一目瞭然。
ちなみにヘッドライトはベース車両が純正装備しているHID式となるので、緊急走行時にはヘッドライトから青白い光を放ち、さらに前面警光灯とルーフの赤色警光灯を点灯して走行するので、相当な存在感を見せつけます。
ちなみに埼玉県警察が所有するR33型ではグリル内の「GT-Rエンブレム」が残されていましたが、R34型ではエンブレムは取り外されて警察の紋章である"旭日章"が装着されています。
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後ろ姿もワイドなサイズのタイヤや大型のリアスポイラー装着によって迫力あるR34型・日産スカイラインGT-R。
ちなみに埼玉県警察にはこれの覆面仕様もありますが、一般的にはこのような車両の覆面パトロールカーが存在するという認識は低いでしょうから、速度違反などで検挙された人は相当驚くというケースも多かったのではないでしょうか。
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このR34型・日産スカイラインGT-Rのようなスポーツモデルのパトロールカーは、警察庁予算で全国配備される場合もありますが、都道府県警察が独自の予算で導入したり、地元の企業や団体などからの寄贈で導入されるケースもあります。
警察の広報活動におけるシンボル的な存在ともなるわけですが、実際の運用面では4ドアの高性能セダンに分があるのも事実。
他の2ドア車種では、検挙して違反告知を行なう際に、違反者を後席に乗せると助手席はウォークイン状態(最も前にスライド+背もたれ前倒し)のままで運転席の勤務員が告知処理。
助手席の勤務員はその間、車の外で待っている(名目上は後方警戒活動)という苦肉の策で運用していたケースもありました。
要するに車内が狭すぎた、ということなんですね・・・。
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