MiniCar|三菱ランサーエボリューションⅩ 新城ラリー2008
投稿日 : 2009年10月08日
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ポルトガルのミニチュアカーメーカー「ビテス」から、2006年のP-WRC(FIAプロダクションカーラリー選手権)モンテカルロ優勝車両に続いて発売されたADVANカラーのラリーマシン。
今度は最新のランサーエボリューションⅩがモデル化され、2008年の全日本ラリー選手権・新城ラリー優勝仕様がリリースされました。
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2008年にモータースポーツへの実戦デビューを果たしたランサーエボリューションⅩ。
ベースモデルの大型化や車両重量増に加え、エンジンまでもを一新したことからデビュー当初は各カテゴリーで苦戦が予想されていました。
しかし全日本ラリーでは第2戦の久万高原ラリー(愛媛県)で早々に初優勝。
そしてこの年の最終戦となった「新城ラリー2008」でシーズン2勝目を飾りました。
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特にフロントフェイスの獰猛さが増したランサーエボリューションⅩ。
N車両なので基本はノーマルですが、RALLIART製のルーフベンチレーターとサイドミラーが競技車両らしさを見せています。
ちなみに取材で写真を撮影する身としての本音を言うと、エボリューションIXの時代に比べて写真を"撮りにくい"被写体になったという印象です。
顔つきが黒一色に近いことが理由かもしれませんが・・・。
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IXに比べてボリュームが増したエボリューションⅩのリアまわり。
空力性能の向上によりIXでルーフエンドに装着されていた"ボルテックスジェネレーター"は姿を消しました。
二本出しのマフラーが迫力を見せるリアビューですが、基本的にはノーマル車と大きな差異はありません。
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今回もなかなかの完成度を見せている「ADVAN-PIAA ランサー」。
前作同様にインテリアもしっかり造り込まれており、ロールケージやコ・ドライバーシート前のラリーコンピューターも正確に再現されています。
そして注目してほしいのはサイドブレーキレバー。
CT9A型ではセンタコンソールの右側に備わっていたレバーが、CZ4Aになると左側に変更されました。
このため「ADVAN-PIAA ランサー」では操作性向上を図るため、レバーを延長してシフトレバーの右側まで持ってきています。
この部分もしっかりと再現されている点は要注目です。
しかし一方で残念なのはタイヤ。前作からの流用でしょうか、海外向けターマックタイヤが装着された状態でした。
実際に使われたのは、ADVAN A050です。
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今回も前作同様に世界限定999個という希少なモデル。
しかし全日本選手権仕様車ということもあってか、前回のモンテカルロ仕様とは異なり、日本のミニチュアカーショップでも多く取扱いがあるようです。
また、先日開催された「新城ラリー2009」の会場でも販売されたことから、手にしたという方も多いのではないでしょうか。
ちなみに私は先行予約をかけていたのですが、新城ラリー2009の現場でも1つ購入。
そしてこの車のコ・ドライバーをつとめた小田切順之選手にサインをいただきました。後日、奴田原文雄選手のサインを入れていただければ、クルーお二人のサイン入りモデルが完成です。
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