MiniCar|RAI'S スバルインプレッサWRX STi 栃木県警察高速道路交通警察隊車両
投稿日 : 2012年02月10日
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近年、警察車両としての導入数が急増しているスバル車。
2012年の1月にRAI'Sからモデル化されたのは、2004年の春に栃木県警察の高速道路交通警察隊に導入された、二代目インプレッサWRX STiの制服仕様パトロールカーです。
この車両は2003年と2004年に合わせて10台が国費導入されたうちの1台。ちなみに二代目インプレッサ・交通取締車の県費導入分としては、埼玉県警察に制服仕様と覆面仕様、さらに千葉県警察にもSTiではありませんがWRXの覆面仕様が導入されています。
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二代目インプレッサと言えばモデルライフ中に2度の大がかりなスキンチェンジを受けて顔つきが変化していることが知られるところ。
交通取締用車として導入されたものは国費・県費いずれの車両もいわゆる“涙目”と称される顔つきのモデル。
フロントフェイスではグリル前に電球式の前面警光灯を備え、さらに大きなエアインテークのあるボンネット上にはバグガードも装備されています。
以前は高速隊車両の定番装備だったバグガードですが、アルミボンネット採用車の増加や突起物規制との兼ね合いから、現在ではすっかり見なくなりました。このインプレッサが最後のバグガード装着車と言えるタイミングの導入車両になりそうです。
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ベースはWRX STi、ゆえに巨大なリアウィングとゴールドのアルミホイールはともに新車純正装備品。
なお、2003年と2004年にわけて納入された国費導入車ですが、この間にインプレッサはD型からE型へと進化しています。具体的な変更点の一例として、WRX STiではハブが新しくされました。PCDがそれまでの100mmから114.3mmへと拡大され、耐久性の向上が図られています。
なお、真横から見るとリアウィングに負けず劣らずの存在感を見せているのが、ボンネット上のエアインテーク。しかしこの車両はバグガードも装備されているので、少々“息苦しそう”に見えなくもありません。
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とにかく巨大なリアウィングが目を惹くリアスタイル。
車体後部の所属本部表記は、埼玉県警察の県費導入車ではリアウィング上部への漢字表記に加え、テールランプの間には小さめの文字で「POLICE」の英文表記も入れられています。
一方の国費導入車は意外なことに表記方法が統一されておらず、この栃木県警察車両では埼玉同様にリアウィングの上面に漢字表示。
しかし奈良県警察の配備車両はリアウィング上面に加えて、トランクリッドのテールランプ間にも大きく「奈良県警察」と入れられていました。恐らくこれは、配備後に県警で追加したものではないかと思われます。
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インプレッサというブランドが警察車両として採用されたのは、初代からのことでした。もっとも初代は4輪駆動であることが重宝がられ、北海道警察などで1,500ccエンジン搭載車が小型警ら車として導入されたものです。
その後、二代目で今回ミニチュア化されたように交通取締用が導入され、さらに“鷹の目”となった後期型は大量に捜査用車両として全国配備をされました。
この辺りからスバル車の警察導入実績は右肩上がりに増え、三代目もセダンボディのアネシスが捜査用車両として数多く採用されています。
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