MiniCar|RAI'S日産スカイラインGT-R (1991) 神奈川県警察高速道路交通警察隊
投稿日 : 2008年01月16日
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RAI'Sのパトロールカー・ミニチュア、今回はR32型・日産スカイラインGT-Rが登場です。
1989年5月にデビューした8代目となるR32型スカイライン。やや遅れた8月に4WDモデルが追加されましたが、この時に伝統の「GT-R」が復活を遂げ、大きな話題となりました。
デビュー当初からモータースポーツの世界をはじめとしたサーキットで圧倒的なポテンシャルを見せていたGT-Rですが、なんと高速道路上にパトロールカーとしても配備されるようになりました。
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神奈川県警察に配備された実車をモチーフとしたこのモデルは、その姿を余すところなく再現しています。
まだこの当時はパトロールカーといえばフェンダーミラーが当たり前。ということで実車同様に黒一色のやや大ぶりなフェンダーミラーも再現されています。
そして助手席ドアには相勤員用のナビミラーも装備。
ルーフには空気抵抗の低減を図った断面が楕円形の赤色警光灯を備えています。
またルーフ中央とトランクリッドの二カ所に無線アンテナを装備しています。
足回りはアルミホイールは市販車の純正5本スポークで引き締まった外観とされていました。
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ややフェンダーミラーの存在感が大きいのは実車も同じ。
迫力あるフロントフェイス、グリル中央には旭日章が燦然と輝いています。
悪天候下でも緊急走行を強いられる高速道路交通警察隊、ゆえに高速走行安定性に優れる高性能4輪駆動モデルは実用面で大変重宝したことでしょう。
もちろん誰もが知っている高性能車であるだけに、その姿を高速道路上で見せることは交通違反抑止効果も他のパトロールカーより高いものがあったことと思います。
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リアにはGT-Rエンブレムが装着されています。
今では特に気に留めるほどでもありませんが、当時は圧倒的に大きさを感じさせたリアスポイラーも純正そのままに装着。
所属本部名は神奈川の場合、リアスポイラー上ではなくトランクリッド上に記載されています。
R32型スカイラインの場合、白黒の塗りわけにおいてテールランプユニットの形状を残した塗装が施されているので、リアビューは独特の個性を見せています。
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フロントまわりのアップ。
先行車に存在を強く訴求し、速度違反検挙時には測定中に警告の意味で点灯させる前面警光灯もしっかり再現されています。
また高速道路交通警察隊車両の特徴でもある、走行中にフロントガラスへの虫の付着を防ぐ透明の「バグガード」も実物を忠実に再現しています。
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インテリアでは縦にふたつ配置されたルームミラーを再現。
実車は警察を特集したテレビ番組などでも頻繁に登場し、神奈川県警察を代表するパトロールカーとして知られていました。
通常のパトロールカーよりも長い年数にわたって、近年まで最前線で活躍していた姿をテレビなどを通じてご覧になった方も少なくないでしょう。
ちなみに神奈川県警察にはZ32型・日産フェアレディZも配備されていましたが、こちらは使い勝手が悪かったのか余り目立たない存在のままに一線を退きました。
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