MiniCar|RAI'S日産スカイライン300GT 大阪府警交通機動隊
投稿日 : 2008年03月01日
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「RAI'S」シリーズ、2008年2月の新作はV35型日産スカイラインの交通取締用覆面パトカー。
大阪府警察交通機動隊の車両をモチーフとしていますが、基本的には全国配備車両なので見かける機会も多かった車両です。
グレードは排気量3000ccのエンジンを搭載した300GT。
後輪駆動でミッションは5速オートマチックを組み合わせていました。
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V35型スカイラインは交通取締用のほか、いわゆる"刑事さん"が乗る捜査用覆面車両としても多く採用されています。
さらに一部にはVIPのボディガードを担う警護車両としての採用例もあったようです。
この時代になると無線アンテナは自動車電話のアンテナを模した「TL型」ではなく、自動車用テレビアンテナを模した「TA型」が完全に主流となっています。
ミニチュアでも実車同様にリアウィンドゥ上部に「TA型アンテナ」が装備されています。
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フロント部については、R34型スカイラインではナンバー両脇に目立ち気味の前面警光灯が一対装備されていました。
対してV35型ではバンパースリットの内側に装備するタイプを採用した車両が多く、パッと見では覆面車両と判断しにくくなりました。
さすがにミニチュアではバンパースリットは開口していないので、警光灯は赤いペイントで再現されています。
またこのミニチュアのモチーフとなった車両は助手席の相勤員用サブミラーを備えていません。ルームミラーこそ日産警察車両らしく縦二段配置のものですが、外見から一般的にこの車を警察車両と見分けるのは難しくなったと言えるでしょう。
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リアビューを見ると、導入時期がわかります。
トランクリッドの中央にオープナーハンドルが備わり「SKYLINE」のエンブレムが小さいことから、この車両は初期型であるということになります。
そして気になるのがリアスポイラーの存在。
R34型でもリアスポイラーを装着した覆面車両が多数あったのですが、最近の警察車両も「おしゃれ」になったものです・・・。
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R34型、V35型と続いた日産の交通取締用覆面車両。
導入時期的にV35型も退役が始まっていますが、その後継はGSR180型トヨタクラウン(通称:ゼロクラウン)というケースが多いようです。
このため、最近では目にする警察車両の多くがゼロクラウンという有り様。
一部にはティアナやV36型スカイラインの交通取締用覆面車両導入事例もありますが、なかなか多数派とはならないようです。
そして個人的に気になるのは数週間前に某筋から聞いた情報。信憑性としては70%程度の話ですが、遂にあの車が警察車両として登場することになったとか、ならないとか・・・。
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