ホンダ(純正) 間欠ワイパースイッチASSY  

ホンダ純正の車速感応バリアブル間欠機能付きワイパースイッチASSYです。

前期では魅力的な装備のひとつだったにも関わらず、マイナーチェンジで廃止となってしまった車速感応バリアブル間欠ワイパーですが、私的にはロストしてもらいたくなかった装備だったこともあり、納車から約1年半が経過しても諦めがつかず、先達からお知恵を拝借して装着しました。

流用可能なスイッチASSYの品番を調べていたところ、同型に施工なさった先達の情報から「35256-T5A-T01」（本品）と判明しましたが、固定部の形状が異なる「35256-T0A-J11」や「35256-T6A-Q01」も存在するようですので、新品調達のみならず、特にオークション等でUSEDを入手の際はご注意ください。

なお、JH3/4の場合はスイッチを交換するだけでは機能せず、BCM（ボディ・コントロール・モジュール）と本品（ワイパーASSY）間に配線（速度信号線）の追加が必要となります。
特にBCM側コネクタへの配線追加は位置的な問題で難易度は少々高めでしたが、先達各位の情報や整備手帳を熟読した上で作業に臨み、途中苦戦しながらも何とか自らの手で施工できました。
※施工にあたっては、本品の他に追加配線のコード（0.2～0.3sq）が1m前後と端子（025型TS用メス）が2個必要です。

あらためまして有用な情報を提供してくださっている先達の皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。

基本動作は間欠モード中に車速が上がると動作間隔が停止時より数秒短縮となります。
停車時はINTモードで調整リングを「－」側（少雨）に最大で約15秒間隔、同「＋」側（多雨）に最大で約5秒間隔で動作し、走行中は速度によって作動間隔が変わって「＋」側（多雨）に最大だと60km/hあたりで通常のLoモードと同じ間欠なしになります。

部品代は、以前は約7千円で調達可能だったようですが、今は税込み9900円とご多分に漏れず値上がりしていました。
これは昨今の情勢を鑑みると仕方のないことですし、費用対効果の面でみると配線類の出費を加えても、個人的には十分に価値あるものだと思います。

それにしても便利な機能なのに、なぜホンダはわざわざロストさせたのか・・・
コストダウンが理由にしても、その反面結構な値上げもしてるわけですし、ここは標準装備が無理でも照明付きドアミラースイッチのようにオプションで選択肢があれば、メーカーとして稼ぎにもなって必要とするユーザーのためにもなると思うんですけどね。
いずれにせよ改良なら大歓迎ですが、値上げまでしてさらに追い打ちの改悪は願い下げです。

〈参考〉
　■整備手帳「ワイパーの車速感応バリアブル間欠化（前編）」のURL
　https://minkara.carview.co.jp/userid/2411982/car/3536741/8259120/note.aspx
　■整備手帳「ワイパーの車速感応バリアブル間欠化（後編）」のURL
　https://minkara.carview.co.jp/userid/2411982/car/3536741/8259197/note.aspx

【仕様等】
　品番：35256-T5A-T01
　品名：SWITCH ASSY,WIPER