フェラーリ自ら
アパレル等のマーク入り関連製品を展開する
「フェラーリストア」
F1カーが店内にデンと置かれ、
ときおりフェラーリ特有の
甲高いエギゾーストノートがこだまする・・
まさしく「フェラーリワールド」だ。
フェラーリの控えめなロゴ入りの
高級アパレルや、
気の利いた高級雑貨、ステーショナリーは
オーナーならずとも
手に取りたくなるものが多い。
ストア内にはライセンス商品を展開する
高級時計のウブロや高級靴トッズ、
高級モデルカー アマルガム、
プーマ製フェラーリウェアなども置かれ
日本国内では入手困難なキャラクター商品も多く
正規フェラーリオーナーだと20%オフの特典があるので、
海外に出たフェラリスタのチェックポイントとなっている。
日本国内からでも
フェラーリの公式ホームページのWebストアで
手に入るものもあるが一部のみで、
やはり店で実際に手にとって試着して買うのとはまるで違う。
上質な皮革製のブルゾンやジャケット。
カシミヤのニットやストール。
あえてメーカーロゴを入れず、または、
同色で馴染ませていたりするものが多い。
マラネロ本社前にフラッグシップ店があり、
最寄りのボローニァ空港内にもある。

昨年訪れたマラネロ本社前

ボローニァ空港内の店
ミラノ店は
観光名所「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア」内
(通称:ガレリア)角の一等地に店を構えてる。
しかしながら、
ヴェネチア店、フィレンツェ店は
どちらもすでに閉店している。
どちらも最高立地の場所に店を構えていたのであるが、
やはり、フェラーリに特化した店はイタリア国内といえども
経営的に難しいのであろうか・・。
イタリアのお土産物屋で売られているフェラーリグッズの多くは
非公認、いわゆる「偽物=パチモン」だ。
イタリアの市内で「普通の人」が着ている
フェラーリのジャンパー(ブルゾン)は大体が偽物と思っていい。
最近は特に、
国際的にブランドコントロールが厳しいことで有名な
フェラーリ社であるが、自国イタリア国内では
昔からフェラーリのロゴ入りアパレルで「食べている」
非公式の中小の業者も多く
一気に自国の市場から一掃するのは難しいと思われる。
まあ、観光地に売っているお土産のTシャツ類は
フェラーリのみならず、サッカーチームのものもすべて
Made In Chinaの粗悪な「パチもん」だ。
そういう環境で
良質だが高額なオフィシャルライセンスものの
「フェラーリストア」は現地の人から見れば
立派な高級ブランドショップなのだろう。
ローマ店も観光名所「スペイン広場」前で
エルメスやルイヴィトンなどハイエンドブランドが立ち並ぶ
コンドッティ通りそばに立派な店がある。
結局、いくつかお土産代わりに購入したのは
ローマ「レオナルドダヴィンチ(フィウミチーノ)空港」第3ターミナル内
免税エリアの「フェラーリ ストア」だった。
フェラーリオーナーにとって
「マーク入りウェア」は着用のT.P.O.が特に難しい。
イベントやフェスティバルの時には良いが
(イベントによってはマークやロゴ入りのウェア着用がドレスコードの時もある)
日常や他車とのツーリングなどの時の着用は
そのロゴやマークの配置や大きさ、色味・・など考えて選んでも
着て行くのが躊躇される場合がほとんど。
個人的にはその手のロゴ入りウエアは
「ホームウェア」いわゆる「部屋着」として
自己満足で消化している。
それでも、
フェラーリ本国であるイタリアに出向き、
フェラーリストアに吸い込まれるように入っていくと
「フェラーリワールド」の魔法にかかり
いくつになっても「男の子」が顔を出し、
ついつい着ないであろう高級アパレルや
持たないであろうバッグを買ってしまうのである・・・。
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Posted at
2017/02/09 17:02:03