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2016年02月28日 イイね!

南九州 百名道をめぐる旅 後編


新・日本百名道「やまなみハイウェイ」(大分県・熊本県)
http://grand-touring-japan.travel.coocan.jp/roadofjapan/kyushu/yamanami/yamanamihighway.htm


「やまなみハイウェイ」は
中学の修学旅行で来て景色に感動し
高校生になればランドナー輪行車で(今ではレトロだ)
自転車ツーリングで行きたいと切望したが叶わず、
大学での山岳の合宿「九重連山縦走」を待たなければならなかった。


昨年にもツーリングクラブ「平日倶楽部」で
訪れて「鉄板の快走ルート」となっている。


今回は「やまなみハイウェイ」へは
「ミルクロード」東端から登り合流を目指すことにした。


新・日本百名道「ミルクロード」(熊本県)
http://grand-touring-japan.travel.coocan.jp/roadofjapan/kyushu/asomilk/index.htm
初版 旧版では「阿蘇ミルクロード」となっている。

既に何度も通っているので、
今回は未走破部分の補完走行をした。


「ミルクロード西起点」は
熊本市街地外れ国道57号線「ミルクロード入口」交差点。

「東起点」は
JR阿蘇駅より東に進み、
国道57号線「滝室坂」の長い急坂を東に抜けた
「広域農道 ミルクロード」の道標のある交差点。

「ミルクロード」は「やまなみハイウェイ」交差地点より
東側部分が観光客少なくお勧め・・と初版には記載されていた。

「東起点」まで足を延ばし
牧場の中を登ってゆく。



「エルパティオ牧場」から「やまなみハイウェイ」に合流後、
クランク状に西の大観峰方面に「ミルクロード」は続いてゆくが
今日は「やまなみハイウェイ」をひたすら湯布院、別府へと走る事にする。




気温は再びグングン下がり、
阿蘇山麓より厳しい降雪で
「牧ノ戸峠」付近では完全に雪の世界。




完全に冬装備のクルマでないと走行不可能だった。





「長者原」付近の気温は遂にマイナス6℃!




スタッドレスタイヤ装備のマカンは余裕で
無事「湯布院」に到着。

フェリー乗船までの時間調整も兼ねて休憩。


湯布院御三家「亀の井別荘」経営「湯の岳庵」で食事



湯布院からは県道11号線で別府へ。

旧版 日本百名道「湯布院日田往還」(大分県)
http://toyota-86.jp/86society/touge/detail.html?touge_id=108

初版では「湯布院~別府 湯けむりの道」
「絶景ドライブ100選」(学研)では
No.97「県道11号・狭霧台」で掲載されている。


雪に煙る湯布院を見下ろす(朝霧の名所 狭霧台から)


「狭霧台」から雪のツインピークス「由布岳」を望む







「団体旅行ブーム」の高度成長期、
各地に出来た観光ホテルやレストハウス・・
その時代に整備された観光道路が
軒並みその使命を終えようとしている。

レジャーや休日の使い方の多様化が
かつての観光旅行を「様変わり」させたのである。

廃墟化した「都井岬観光ホテル」
http://miyazaki.daa.jp/news/log/eid13.html




観光用だった寂れた山岳道路は、
夜な夜な走り屋に占拠され、荒らされた結果、
コーナーというコーナーに
快適な走行を阻害する「減速帯」が
当局の手によって敷き詰められている。

劣化した路面の保全費用も
道路の無料化で出ず、
伸び放題の草木、雑草が
古い設計規格の狭い道をさらに狭めている。

そのうえ、
センターライン上には鋭利な「キャッツアイ」が
地雷のようにビッシリと埋め込まれていることも多く
多くの善良なモータリストは安心して「走り」を楽しめない。

現代のクルマは押しなべてタイヤの扁平率が下がり、
特にスポーツモデルではタイヤのハイトがより低く
ひとたびキャッツアイを踏めば
ホイールリムに深刻なダメージを与え、
タイヤのバーストさえ誘発することになる。

現状を承知で
この様な「旧 百名道」に登ってきているのは
二輪車の他なら、
コペンやロードスターなど
必然的に車幅の狭いライトウェイトスポーツが多い。

車幅が広くなった現代のスポーツ車や欧州車は
日本の古い規格の山岳道には向かず、
思い切って走らせるのは難しい。

コンパクトな日本製スポーツカーが
生い茂った夏草がボディに擦れるのもお構いなしで
インコーナーぎりぎりをかすめて
走り去って行く姿を見るのはむしろ清々しい。





「自動車ツーリング」を総合的に考えて、
ポルシェマカンのような
大きすぎないサイズのスポーツSUVは
現代の百名道巡りの旅には打って付けだと思う。

フェリー乗船時のアプローチアングルの確保。

甲板上にある「鉄製の大きな鋲(びょう)」を踏もうが
かすめようが心配ない充分なタイヤハイト。

やむを得ず「キャッツアイ」を低速で踏むことがあっても安心だ。

見通しが利く「アップライトな着座位置」は
日本の狭いワインディングロードで有利。

むしろ一日の大半を占める「延々と長い距離を移動する時間」の
肉体的、精神的負担をかなり軽減してくれる。

しかしながら、
ある程度コース状況が読めて
安全な駐車場所も確保できそうなら
フェラーリのようなピュアスポーツでの
ツーリングも楽しいだろう。

やはり、
一台だけで自動車趣味の
全ての夢や理想を叶えることは難しい。



メーカー自ら「SUVの形をしたスポーツカー」と称し、
PDKトランスミッションを奢り(カイエンは旧来のAT)
フロントより幅広のリアタイヤを履かせる(カイエンは前後同サイズ)

程良い「スポーティーさ」と「車内環境の快適性」の高いバランス。

6気筒搭載モデルより
ノーズが60㎏も軽い4気筒ターボエンジンは
コーナーでの軽快感も冴え、
パワー、トルクも充分。

今回の旅の友も
クルマツーリングを趣味とする私を充分満足させてくれた。



無事に別府にゴールし
「野焼き」で有名な大平山(通称 扇山)を望む



18時45分別府観光港発
大阪南港ATC行きのフェリーに乗船。


初日5か所、二日目6か所の
「名道系」11か所を巡ったツーリングの
心地よい疲れと余韻に浸りながら帰路についた。


Posted at 2016/02/28 01:43:45 | トラックバック(0) | 日記
2016年02月27日 イイね!

南九州 百名道をめぐる旅 中編


南九州の旅二日目は
八代市内のホテルを朝7時に出発。

今日の最初の目的地は
旧版 日本百名道 番外編「石橋街道」(熊本県)だ。
http://onpara.jp/share/contents/k_history/vol01/


八代市内から北上しつつ、
内陸側へと進路を取る。

熊本市と延岡市を「高千穂」を経由して結ぶ国道218号線に入る。

周辺には昔から石橋の名工が多く
肥後の名工は遠く東京に呼ばれ、浅草橋、万世橋などを手がけた。

その石橋群を通るルートで「石橋街道」と呼ばれる。

霊台橋(美里町)







放水で有名な通潤橋(山都町)
http://www.town.kumamoto-yamato.lg.jp/map/pub/Detail.aspx?c_id=56&id=395




国道218号線からその後
国道265号線に入り北上、
次に阿蘇山近辺の「百名道」を目指す。

初版のみ掲載 日本百名道「県道28号線 俵山峠」(熊本県)
http://find-travel.jp/article/6512

「絶景ドライブ100選」(学研)にも同名でNo.92で復活掲載されている。

南阿蘇の高森町から熊本市内を結ぶ県道28号線の旧道で、
現在は峠の下をトンネルが通っている。

旧道の「俵山峠」が百名道のメインである。

南から高森峠で南阿蘇に入り、
県道28号線に乗り、熊本方面へ。

新しいトンネル手前から左に折れ、旧道を登る。

狭い急坂が続くと、展望のよい「俵山峠」に到着する。


「俵山展望所」の名称なのだが、
あいにくこの日は冬型の気圧配置が強く、
雪曇りで満足な展望は望めなかった。


風力発電プロペラ多し!



熊本側眺望


熊本寄りに下山し、無事新道に合流する。

熊本空港近くで、国道57号線に移ると、
踵を返し、再び、阿蘇方面に戻る。


新・日本百名道「阿蘇パノラマライン」(熊本県)
http://grand-touring-japan.travel.coocan.jp/roadofjapan/kyushu/asotozanroad/asotozanroad.htm
初版、旧版の名称は「阿蘇登山道路」となっている。

大きく3本の道からなり、
北側からの「坊中線」
西から登る「赤水線」(西登山道)
そして今回未走破だった南から登る「吉田線」(南登山道)だ。

そのほか、阿蘇噴火口直近まで行ける
「阿蘇山公園道路」の有料道路がある。

「やまなみハイウェイ」同様、
古くから何度も訪れている道だが、
阿蘇「南登山道」(吉田線)だけが未走破だったので、
わざわざ登山道取り付きまで戻って登る。

高度が上がるにつれ、
雪が積もる天気だった。



阿蘇山麓はこの日は気温マイナス4℃。



四輪駆動でスタッドレスタイヤのマカンで来て本当に助かった。



観光客もほとんど上がってこず、
幽玄な景色が見られて良かったと思う。



「草千里」の池も凍って雪が覆う



南から登り、西の赤水方面へ下山した。


米塚



JR阿蘇駅前 道の駅「阿蘇」




別府観光港18時45分発 大阪南港ATC行きフェリーに乗船予定なので、
今回のソロツーリング最終ルートとなる
「やまなみハイウェイ」で
これから湯布院~別府を目指す。

Posted at 2016/02/27 19:48:17 | トラックバック(0) | 日記
2016年02月26日 イイね!

南九州 百名道めぐり旅 前編


まだ冬の寒さの残る2月下旬、
ポルシェマカン単騎で旅に出る。

神戸港を夜に出ると翌朝宮崎港に着くフェリーに乗船。

朝8時40分 定刻通りに宮崎港到着。
下船待ちで上陸は9時。

一ッ葉有料道で国道220号線へ合流後ひたすら南下する。

新・日本百名道「日南海岸路ロードパーク」(宮崎県)
旧版では「日南フェニックスロード」の名称。
http://www.natsuzora.com/iris/guide/phoenixroad.html


日向灘沿い快走路



宮崎新婚旅行ブームの昭和40年代、
必ず皆が立ち寄った観光ポイントの
「青島」「鵜戸神宮」などもフェニックスロード沿いにある。

道の駅「なんごう」







途中サーフポイントでも有名な「恋ヶ浦」も通過。


旧版 日本百名道 番外編「都井岬」(宮崎県)到着
http://kushima-city.jp/toi/


ここは野生の馬が放牧されている


都井岬灯台







灯台からの眺望





次に目指すは
初版 日本百名道にのみ掲載「佐田岬ロードパーク」(鹿児島県)へ
http://www.town.minamiosumi.lg.jp/minami04/minami06.asp


都井岬からはかつての特攻基地「鹿屋航空基地」で有名な
鹿屋(かのや)を通過する。
錦江湾に出ると、ひたすら南下。

道の駅「錦江にしきの里」



かつての有料観光道路を通り、
今や寂びれた最果て感漂う本土最南端佐多岬に到着。








旅愁に浸る間もなく、
今度は桜島へと取って返す。

来た道を鹿屋まで再び戻る。

鹿屋を過ぎて錦江湾沿いを北上するにつれ
噴煙を上げる桜島の雄姿が段々と大きくなってきた。



垂水市から桜島へ渡り
新・日本百名道「桜島展望道路」(鹿児島県)
http://grand-touring-japan.travel.coocan.jp/roadofjapan/kyushu/sakurajima/index.htm


桜島の四合目「湯之平展望所」まで行ける観光道路


シーズンオフの平日はどこも空いている。




再び錦江湾を見ながらの北上で
旧版 日本百名道 番外編「人吉ループ橋」(熊本県)を目指す。



東九州道「国分IC」から九州道へ。
いったん「えびのIC」で下車し、
国道221号線に入る。

熊本、宮崎の県境に加久藤(かくとう)峠があり
昔から交通の難所で、
ここに掛けられた巨大な二つのループ橋が
「人吉ループ橋」と「えびのループ橋」である。
http://www.yado.co.jp/hasi/kumamoto/hitoyosi/hitoyosi.htm



「ループ橋」の常で
写真や、外から見るのは豪快で興味深くとも、
いざ通ると深いカーブがしばらく続いている間に終わってしまう・・という
「走破感」に乏しく何ともあっけないものである。

この日も冬の短い日が落ちた直後の走行で
写真におさめる暇もない状況であった。

「えびのループ橋」通過中


「人吉ループ橋」通過中



今回のソロツーリングの第一日目は
新旧番外含め「日本百名道」5本走破で終了。


「人吉IC」から再び九州道に乗り
「八代IC」下車。
八代市内のホテルに投宿。

Posted at 2016/02/26 22:24:22 | トラックバック(0) | 日記
2016年02月13日 イイね!

ホンダS660 ナラシ ドライブ1500km 後編


エスロクの燃料タンクは25L
今回のナラシドライブ1500kmの平均燃費は
オンボードコンピューター表示で19.8km/L

満タンで約500km走れる計算だ。
残り5Lで燃料警告灯が点灯する。

門司港レトロエリア「旧大阪商船(出光美術館)」



フェラーリのような
エキゾチック高性能スポーツカーに乗っていると
「クルマ離れ」の昨今
「騒々しい大そうなクルマ乗り回して・・」と
冷たい視線で一瞥されることが多い。

エスロクなら
何となく暖かく好意的な視線を感じることが多いのも好ましい。

高性能車は
その高いパフォーマンスゆえに
日常域でスロットルを半分も踏み込めないことが多い。

その点、エスロクなら
マニュアルトランスミッションを駆使して
非力なエンジンの「オイシイところ」を
ぶん回して引き出す楽しみがある。

総じて全開にする時間が多く
その全性能を使い切っている(そう感じさせる)
制御感、征服感は数値化できない悦びだ。

反対に
高性能エンジンでありながら
その性能の何パーセントも使えないドライブばかり続けるのは
ストレスになることも事実。




ナラシドライブ2日目は
門司港ホテルから自宅まで
山陽道で帰還の予定だが、
途中下車し、絶景ドライブ100選道を楽しむ行程。

ナラシ運転も後半になると
ある程度決まった回転数をキープする高速道より
全域回転数でのアタリを付けるべく
レヴの上げ下げを頻繁に行う
山岳ワインディングで仕上げよう。

門司ICで乗車し
九州道をさらに南下。

小倉南IC下車。

絶景ドライブ100選No.95
「平尾台ドライブウェイ」(福岡県)へ。

ここは
山口県の秋吉台と並ぶ日本有数の
カルスト台地で、ハイカーも多い。




平尾台
http://www.hiraodai.jp/sato/nature/


よほど二輪やクルマの走り屋が「荒らした」のか、
低速でしか走れないよう
コーナーというコーナーに
ハイトの高い厳重な減速帯が敷かれている。




平尾台の風景を堪能し下山、
東九州道「行橋IC」から本州方面に。


九州道~関門海峡を再び渡り
山陽道まで戻り、東へ東へ・・・。

「広島東IC」から「広島高速道」へ分岐する。

そのまま「広島呉道路」を南下。

大和ミュージアムで有名な
終点「呉」で一般道に下りたら
国道185号線を東進。

「安芸灘大橋」を渡り
絶景ドライブ100選No.82
「安芸灘とびしま海道」(広島/愛媛県)へ。




島々は美しい橋でつながり
最近は地域振興の一環で
自転車のライドイベントやマラソン、
ウォーキングイベントなどが頻繁に行われている景勝地だ。





御手洗地区は
「重要伝統的建造物群保存地区」となっていて
江戸時代より風待ち、潮待ちの天然の良港とされ、
人と情報が集まる要衝地として十八世紀に発展。




現在も江戸時代の家並みと史跡が残っている。




安芸灘とびしま海道
http://www.tobishima-kaido.net/







今回のナラシ1500kmドライブの
最終章は
新・日本百名道No.77
「さざなみスカイライン」=「野呂山ドライブウェイ」(広島県)
http://www.kankou.pref.hiroshima.jp/sys/data?page-id=3758

約10kmの長い登りを
S660にムチを入れ
全開に次ぐ全開で快活に走らせた。

ハイグリップなタイヤにも助けられ、
鋭いキャッツアイで制限された狭い山道を
コンパクトな低重心ボディはグイグイ登ってゆく。

日本の狭くタイトなワインディングロードで
うってつけのマイクロコンパクトサイズ。

絶対的な速度とは関係なく最高に楽しい。




ちなみに
エスロクのタイヤサイズは前後異径で
F) 165/55R15 5J×15
R) 195/45R16 6.5J×16
「ADVAN NEOVA AD08R」というハイグリップ
本格スポーツタイヤを見事に履きこなしている。

麓と山上を何度も往復して走りを楽しむ
ライダーやスポーツドライバーも多く
地元モータリストの聖地の様相であった。

長い下りでは
瀬戸内海に浮かぶ島々の絶景を望め、
今回最後の「名道系」を堪能できた。




「東広島呉道路」で「山陽道 高屋JCT」まで戻り
帰路につく。

長い高速クルージングで自宅を目指す車内で
エスロクが望外に「使えるスポーツカー」である事を再確認。

「BEAT」時代とは違い
ターボ付き660ccエンジンは3000rpmも回っていれば
日本の高速道路での流れについていくには十分であり
疲労も少ない。

135km/hで作動するスピードリミッターや
軽エンジン64ps自主規制の為
6000rpm以上で敢えてパワーを絞っている問題も
解消を望むなら
ホンダ専門チューナーのショップで
ロムの書き換えを施工すれば済む。

ドライビングポジションも
思ったより自由度が多く、
シートの形状が良いのか
肉体的疲労も少ない。

オープンにしない場合、
トップの収納場所であるフロントフード内に
多少のラゲージスペースもできる上、
一人だと荷物は助手席に置けるので
宿泊を伴うツーリングもソロなら可能である。


「自動趣味の悦楽」は
単なる移動手段の道具という側面以外の
モータリングの多様性を感じることでもある

エスロクは人やモノを運ぶこと以外の
デザインやフォルムを愛でる趣味性に富み、
意のままに操っている実感、
すなわち「ドライビングの悦び」を
ダイレクトに感じさせてくれる。


クルマの事を話す(同好の士との交流・・)
クルマの書籍を読む(写真や執筆・・)
クルマを磨く(ディテーリングの喜び・・)
クルマを直す(ディスカバリーチャンネルの様なレストアも・・)
クルマを走らせる(一般道、高速道、サーキット走行・・)
クルマを写す、描く・・
クルマをファッションの一部として楽しむ・・

その中に様々な喜びや
求道者の苦悩もある。

それだからこそ
自動車趣味は深く、止められないのかも知れない。

Posted at 2016/02/13 13:30:03 | トラックバック(0) | 日記
2016年02月13日 イイね!

ホンダS660 ナラシ ドライブ1500km 前編


注文後待つこと9か月、
ガレージにやって来た人気の「ホンダS660 (6MT)」



ホンダが「S」称号を冠する事は
ホンダスポーツの正当後継車であることを意味する。

20数年前 予約注文し
待って手に入れた「BEAT」は
当時「ミッドシップ アミューズメント」を謳い
「スポーツカーではなくあくまでランナバウト」と
スポーツを名乗ることをメーカー自ら許さなかった。

「BEAT」のようにフルオープンにせず
「タルガトップ」のボディ形状で剛性確保。

ハイグリップスポーツタイヤ
「ADVANネオバ」をあっさりと履きこなす足回り。

「BEAT」とは隔世の感があり、
その実力は想像以上であった。

ナラシドライブを急いだのは
日常域で常に全開を求められる小排気量エンジンを
一刻も早く本来の回し方が出来るようにしたいから。

さらに
モータリングの悦楽「楽しいクルマ」だから。


最も好きなS660試乗記
http://www.webcg.net/articles/-/32609



ナラシ ドライブ初日は
明石大橋を淡路に渡り
神戸淡路鳴門自動車道で、さらに四国へ。

高松道を高松檀紙ICで下車、
初版の「日本百名道(須藤英一著)」にのみ選ばれていた
旧百名道「五色台スカイライン」(香川県)を目指す。

ここは地元のクルマ好きが2か月に1回集う
「おはせと(=おはよう瀬戸内海)」で有名な場所だ。

休暇村 讃岐五色台駐車場


660ccエンジンでは
流れのよい郊外の交通に乗って走るだけでも
「ナラシの初期は最高許容3000~3500rpmを守って・・・」とはいかない。

一時的には5000rpm(レッド7700rpm)近くまで許しながら、
五色台の登りのワインディングを快走する。
最初は高回転キープしなければOKだ。

五色台スカイライン北端 大崎付近


五色台
http://www.my-kagawa.jp/point/point.php?id=198



五色台を下山し次に目指すのは
絶景ドライブ100選No.80
「県道85号・吹屋街道」(岡山県)

瀬戸中央道に坂出北ICから乗り、
瀬戸大橋を岡山側へ渡る。

山陽道~岡山道を北上、
岡山道「賀陽IC」で下車。

空いたカントリーロードを
小気味良くシフトワークを楽しみながら
許容回転数を少しずつ上げてゆく。

ナラシ運転とは
組上がったばかりのエンジンを
単に低回転で労わるだけでなく
徐々にムチを入れてゆきながら
「回るエンジン」に仕上げてゆくのが重要だ。

途中突然現れる
重要伝統的建造物群保存地区「吹屋ふるさと村」



吹屋ふるさと村
http://www.okayama-kanko.jp/modules/kankouinfo/pub_kihon_detail.php?sel_id=297&sel_data_kbn=0





吹屋街道を抜け、
北上すると中国道「新見IC」だ。

再び「高速」に乗り、
中国道をひたすら西へ西へ・・・

このころになると積算計も500kmを越え
高速道の登り箇所では5000rpmをしばらくキープしつつ
高回転でのアタリを付けてゆく。


関門海峡を渡り、九州 門司港に。

門司港レトロエリアの
建築界の巨匠アルド・ロッシ設計「門司港ホテル」が
今夜の宿泊場所だ。



雰囲気のあるレトロ地区を楽しんだ。




ナラシ初日走行距離
高速道、一般道、山岳道 含め
激走750km

(後編へ続く)



Posted at 2016/02/13 03:14:56 | トラックバック(0) | 日記

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