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モートルのブログ一覧

2017年11月13日 イイね!

大山環状道路


鳥取県にある名峰「大山」。


「伯耆大山」(ほうきだいせん)とも呼ばれ、
郷土富士として「伯耆富士」の異名も。


米子市内からは美しい円錐型に見える反面、
北壁、南壁は険しい岸壁が屏風のように連なる。


その名山「大山」の広大な山域を
ぐるりと取り囲むように存在するのが、「大山環状道路」だ。


私の「ポルシェ マカン」
友人の「フェラーリ458ITALIA」「ポルシェ ケイマン」の3台でツーリング。


いくつかの県道を繋げて「環状」と呼称してはいるが、
その一部には「林道」と言うべき「1.5車線」の
暗くて狭い「狭隘路」が含まれている。


特に低車高でサイドミラーが両サイドに張り出した車には、
林道セクションでは気を張る走行となった。


「新・日本百名道」(須藤 英一著)にも「大山環状道路」はリストアップ。
http://grand-touring-japan.travel.coocan.jp/roadofjapan/chushikoku/daisen/daisenkanjo.htm



関西からアプローチは、
中国道~米子道で「蒜山IC」で下車。


「蒜山IC」から「蒜山スカイライン」を、
「鬼女台展望台」を経由し「鏡ヶ成休暇村」までのぼる。



愛車マカンと同行のフェラーリ
蒜山スカイライン 鬼女台にて



同行ポルシェ ケイマン 鬼女台にて


「鏡ヶ成休暇村」から「大山環状道路」に入る。


大山環状道路
http://web.sanin.jp/p/daisenking/daisendrive/course/



けい@kye氏撮影


本日の午前中パートは、
大山随一の絶景スポット「鍵掛峠」や
日本の森林の原風景である
日差しが差し込む涼しげな「ブナ林」の中の走行。



けい@kye氏撮影


鍵掛峠の展望所からは、
幾分雲があったものの、天気には恵まれ、
大山の険しい南壁の威容を間近で望むことが出来た。



鍵掛峠から大山南壁を望む


大山寺から「大山レークホテル」に立ち寄り、ランチタイム。
https://daisen.com/





宿泊や食事で何度か訪れたことのある「大山レークホテル」だが、
京阪電鉄が創業経営していたこともあり、
この地の中では洗礼度が高い施設で、
ホテル隣接「大野池」に映る裏山の紅葉も素晴らしかった。





その「大山レークホテル」も現在、経営が変わっており、
日曜日の訪問にも関わらず往時より閑散としており、
せっかくのお洒落なホテルなのに「もったいない」と思うばかりだ。





ヨーロッパのロッジ風の、暖炉を囲むレストランで、
真っ盛りの紅葉を映す水面を眺めながらのランチタイムを過ごす。


ゆっくりと昼食をとり、
いつもながらのクルマ談議にひとしきり花を咲かせた後は、
午後のルートに出発だ。



雲にかくれた険しい大山北壁


山域の北側を巡るコースは、狭くて過酷な林道も含み、
ある意味「大山環状道路」の醍醐味の部分といえる。


日曜日ということで、登山者のクルマやバイカーなどの、
迫りくる対向車との「林道での交換」も結構あり、
ちょっとした「アドベンチャー気分」を味わいながらの走行。



けい@kye氏撮影


狭いワインディングロードをいくつも抜け、
時折、雄大な日本海の見える箇所を通過すると、
環状道路出発点の「鏡ヶ成休暇村」に無事一周して
巡り着くことが出来た。



環状道路から見えた日本海


「休暇村」のカフェでは、
今しがた走破したばかりで、興奮冷めやらぬ3人の
いつものクルマ談議となる。


高い山域では紅葉もピークを過ぎ、葉が落ちた木々も多かったが、
低山域では、まだまだ紅葉が楽しめたこの日、
陽に照らされて輝く美しい山々の自然を堪能できたことは
大自然の神様に感謝する気持ちになった。


尽きないクルマ談議のなか、3人はやっと腰を上げ、
行楽渋滞の待つ高速道を関西方面にクルマを向けた。



帰路の米子道 蒜山高原SAから見返す大山南壁の景観
けい@kye氏撮影



Posted at 2017/11/13 20:10:06 | 日記
2017年11月11日 イイね!

川根路


静岡県の山深い渓谷、寸又峡や接阻峡(せっそきょう)を擁する
「川根本町」に分け入る「川根路」を走ってきた。


SLと並走するクルマのTVコマーシャル等で有名な、
「大井川鐡道」と付かず離れず辿るルートだ。


明治時代から東海地方の電力を賄うべく、
ここ大井川の上流には、いくつものダムが建設されてきた。


その建設資材を運ぶためにつくられた鉄道が
「大井川鐡道」のルーツとなる。


大井川鐡道
http://oigawa-railway.co.jp/wayside



新東名道「島田金谷IC」から国道473線を北上。


「川根路」を辿り、
終点ともいうべき井川湖「井川ダム」を目指す。


天気に恵まれた紅葉が美しいこの季節、
渓谷沿いの快走路を走るのは最高の気分だ。


観光スポット「夢の吊り橋」のある
「寸又峡」との分岐を過ぎ、「接阻峡」方面に。



放水中の長島ダム
http://www.surugawan.net/guide/37.html



奥大井湖上駅
http://oigawa-railway.co.jp/okuohi2017


接岨湖の真ん中にある無人駅で、
井川線(南アルプスあぷとライン)に乗らないと行くことができない秘境駅だ。
http://oigawa-railway.co.jp/abt


「接阻峡温泉」から先は道がぐっと狭くなり、
対向車との交換が困難になる林道となる。


狭い無数のブラインドコーナーを
冷や冷やしながら抜けてゆくと、
道の真ん中を歩いているカモシカに遭遇した。


アドベンチャー気分を味わいながら、
井川線終着駅「井川駅」に到着。


秘境の雰囲気が漂う、井川ダム、
そのダム湖である井川湖を散策する。



井川ダムの威容



先日来の台風で湖水は灰色に濁っている。


ひとしきり「秘境感」を堪能した後は、
またあの狭隘路を引き返し、
今度は「夢の吊り橋」で有名になった「寸又峡」を目指す。
https://www.travel.co.jp/guide/article/27306/




寸又峡では、
小さな温泉街「寸又峡温泉郷」内に駐車、
そこからは徒歩で「夢の吊り橋」に向かう。



寸又峡温泉郷のひなびた風情











「夢の吊り橋」を渡るのは
一度に10人までと決められていて、
平日のこの日、私は待たずに渡れたが、
シーズンの休日ともなると「2時間待ち」になる。





「夢の吊り橋」は紅葉シーズンで一方通行となっており、
渡ったが最後、対岸の崖の急登を登り、
展望台から大きく「飛龍橋」経由の周回路で戻る必要がある。









江戸時代から幕府直轄の木材の供給地の伝統があり、
近年まで活躍したトロッコが誇らしげに展示されている。



周遊路の「飛龍橋」からは「夢の吊り橋」が遠くに見下ろすことが出来る。


この日は秋の穏やかな日で、
約1時間半の大変気持ちの良いハイキングを楽しんだ。


名店さとうの「わさびそば」を楽しみ、
ゆっくりと駐車場に戻ると、あとは川根路を引き返す。
https://tabelog.com/shizuoka/A2203/A220304/22004043/



SLの発着駅である「千頭駅」



現行の大井川鐡道車両


「トーマス号」まで走らせている「大井川鐡道」は
観光鉄道として再生、
鉄道マニアや秘境マニアのみならず、
数多くの観光客を迎えており、
廃線危機から脱却してゆく「ビジネスモデル」となっている。
http://oigawa-railway.co.jp/thomas


秋晴れの中、
紅葉に染まる渓谷を辿ったこの日のツーリングルートは、
旅情深く、心に刻み込まれることになるだろう。





Posted at 2017/11/11 21:17:22 | 日記
2017年11月10日 イイね!

Ferrari Speciale&Classiche Brunch 2017


恒例「フェラーリ スペチアーレ クラシケ ブランチ」に参加。


今年も
御殿場ヴィンテージカーズガーデン ミュゼオ御殿場
旧 松田コレクション フェラーリ美術館で開催された。





毎春、同じ場所で盛大に開催される「フェラーリ ブランチ」に並び、
フェラーリのプロダクションカー中、
特に限定生産車である「スペチアーレ系」と
生産開始後20年を経た「クラシケ」が集まる
特別な「フェラーリブランチ」が
「フェラーリ スペチアーレ クラシケ ブランチ」である。


ちなみに、フェラーリ本社では、
ルカ・ディ・モンテゼーモロ会長時代に、
クラシケ車両の生産時オリジナルに忠実にレストアし、
公式認証するシステムを構築している。


フェラーリ クラシケ 認証プログラム
http://auto.ferrari.com/ja_JP/owners/classiche-services/




車両が厳選された分、
会場内はゆったりとした雰囲気。





また、本来の「ブランチ」も
ブッフェ形式で立食になる春とは違い、
レストランとホール内のリザーブシートで
コース料理がきちんとサーブされて出されることとなる。



F12tdf揃い踏み
http://auto.ferrari.com/ja_JP/sports-cars-models/car-range/f12tdf/



秋のさわやかで穏やかな空気の中、
クルマ好き、フェラーリ好きたちは
芝生に並べらえた珠玉の名車たちの周りで
楽しい時間を過ごす。



フェラーリ70周年記念仕様車たち






松田コレクション、松田氏所有の365GTB/4(通称デイトナ)



松田芳穂氏250GTでミッレミリア出場写真



松田芳穂氏所有 エンツォ フェラーリ(2004年)



松田コレクション ガレージグッズ


オーナー同士の交流やイベントを通じて
自動車趣味の見識が広がり、
文化的な共有共感の悦びを味わうことが出来る事を
身をもってさらに再認識する機会となった。




Posted at 2017/11/11 00:11:20 | 日記
2017年11月09日 イイね!

旧 天城峠


絶景ドライブ100選「天城峠」の中でも
名所とされる「旧天城峠」を走破。


昨年、
舗装されていない狭隘路(きょうあいろ)の山道「旧 天城峠」の走行は、
スポーツカーには不向きとの事で、断念した場所。
https://minkara.carview.co.jp/userid/2419154/blog/37686212/


旧「天城越え」の真下を通る「新天城トンネル」を使って
快適に修善寺側(北側)から下田側(南側)に抜け、
また帰路も当然のように、快適なこのトンネルを使ったのだった。


このことが後々、
名道系制覇を目指すうえでの「走破達成感」をスポイルしていたのだ。


今回は満を持し、相応しいクルマ「ポルシェ マカン」で挑んだ。


川端康成の「伊豆の踊子」や、
松本清張の「天城越え」、はたまた、石川さゆりの代表曲「天城越え」など、
ドラマチックな舞台として登場する名所。



名勝「浄蓮の滝」駐車場にある「伊豆の踊子像」


スタジオジブリ作品「千と千尋の神隠し」の冒頭に登場する
魔界への入り口になったトンネルにも似た
「天城山隧道(ずいどう)」、通称「旧天城トンネル」。


明治時代の1904年に完成した、
日本初の道路隧道(道路のトンネル)で、
石造のトンネルとして、日本で現存最長らしい。


http://55drive.info/blog-entry-36.html



沼津から南下を続け、
国道414号線沿いの道の駅「天城越え」を過ぎると、
舗装されていない旧道に分け入って進む。


雨の後、一部深い轍(わだち)が出来ており
車高の低いクルマだと走行ラインに気を遣う必要がある。


ロードクリアランスがある四輪駆動車ポルシェ マカンは、
轍を物ともせずグイグイと狭い峠道を登ってゆく。


ほどなく名所「天城山隧道」に到着。








観光客が写真を撮る中、
対向車が来たらどちらかが引き返すことになる
狭くて暗くて長い
石造りのレトロトンネルに突入。





ヘッドライトをハイビームにして
反対側からのクルマに
こちらの存在をアピールしながら
とにかく急いで走破する。


幸運なことに対向車はなく、
あっさりと下田側に抜ける事が出来た。





ずいぶん前から走破することを夢見ていた
「旧天城トンネル」。


無事、下田側に抜けられた感慨の中、
トンネルと一緒に愛車を写真に収める。


「相棒と呼べる愛車」を駆って果てしなく走る楽しさ、
自動車を趣味とする悦びに満たされる時間を過ごす事が出来た。





永年、来たかった場所に来ることが出来た「達成感」そのままに
峠道を進み、下田側の国道414号線に合流。


目的を達成した後は、
今しがた越えた天城峠の真下を貫く
広くて快適な快走路「新天城トンネル」で沼津方面に引き返すだけだ。


途中、名物の「わさび丼」を食し、本日の宿を目指した。

Posted at 2017/11/09 02:29:25 | 日記
2017年11月08日 イイね!

薩埵(さった)峠


絶景ドライブ100選(ル・ボラン編集)の
「薩埵(さった)峠」を踏破。

http://55drive.info/satta-touge.html



関西から、東名道 清水ICを下車してアプローチ。



薩埵(さった)峠 展望台からの絶景








ここは、旧東海道の有名スポットであるが、
ドライブコースかというと、いささか疑問が残る。


アプローチ道が狭く、もはや軽いハイキングコースだ。





峠から宿場町風情の残る由比駅方面に抜ける道が特に狭く、
峠踏破後、愛車ポルシェ マカンで向かおうとすると、
工事中のガードマンに「この車じゃ傷だらけになっちゃうよ・・」と
進行を止められ、抜けるのを断念。


来た道を再び戻るルートをとらざるを得なくなった。


薩埵(さった)峠 展望台からの景色は、
何度も写真で見た有名なものだが、
それと「寸分たがわない絵図」は、やはり感慨深いものがあった。


秋が深まったこの日、雪化粧する直前の
黒々とした山肌を見せる富士山の雄姿を拝むこともでき
峠訪問の甲斐があった。


古(いにしえ)の旅人たちは、それぞれの旅の事由によって、
この景色を様々な思いで眺めたことであろう・・。



富士山を見ながら新東名道を進む

Posted at 2017/11/08 12:39:33 | 日記

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