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モートルのブログ一覧

2017年09月25日 イイね!

ジェノバ街歩き


ジェノバといえば、
1994-95年に、三浦知良選手が
イタリア・セリエAでの初の日本人選手ということで
ジェノア(Genoa)に所属したことで記憶にある人が多い。


https://latte.la/column/31826910



ジェノバにあるもう一方のチームである
サンプドリア(Sampdoria)には、
2003-04年には、柳沢敦選手が所属していたことも。





自分の足で歩き回って
その町の人々の日常生活に思いを馳せるのは
私の楽しみの一つでもある。





かつて海洋国家として栄えた都市にふさわしく
今も港には大きな船が行き来する。





地方都市の路地裏を歩くと
「ここにも人生や生活があるのだな・・」と
違う人生を一瞬体験するような気持になるから不思議だ。





テレビでの旅紀行や映画では、
そうはならないのだが、
実際に自分の足で歩くことで、
その街の「匂い」や「すれ違う生身の人々」を肌で感じられ、
街に埋没して感情移入できるからかも知れない。









海洋国家として繁栄したジェノバは
あの世界的に有名な探検家コロンブスの出身地だ。



ジェノバ・ピアッツァ・プリンチペ駅(Genova P.Principe)の前に建つ
ジェノバが誇る探検家、クリストファー・コロンブス像


通称「ジェノバ王宮」=パラッツォ・レアーレは、
サヴォイア王家のみならず、
バルビBarbi家とドゥラッツォDurazzo家という
ジェノバの二大門閥によって建設され、
時代とともに増築され、
豪華に装飾された壮大な貴族の館である。









ベルサイユ宮殿「鏡の間」をコンパクトにしたような広間



謁見の間の豪華な玉座



王宮からはかつて港が一望できた



ベイサイドエリア



イタリア最大のジェノバ水族館(Acquario di Genova)






ジェラートで一服



白と黒の美しい外観をもつ教会である、
サン・ロレンツォ教会(Cattedrale di San Lorenzo)が見える。




サンティッシマ・アヌンツィアータ聖堂
(Basilica della Santissima Annunziata del Vastato)


















Posted at 2017/09/25 22:34:57 | 日記
2017年09月15日 イイね!

旧聞「オステリア・エノテカ・ダ・サスィーノ」


「私のメモワール」


私の「自動車趣味の変遷」をお知り頂きたい・・・との
個人的な「承認欲求」で始めた
過去の記述を再掲載するヴァージョンです。


今回は、
今から9年前の(2017年9月15日現在)
2008年11月13日のmixi日記に書いた
「オステリア・エノテカ・ダ・サスィーノ」


青森県弘前市にある、この名店のシェフ、
笹森 通彰(ささもり みちあき)氏は、
最近では豪華列車「TRAIN SUITE四季島」の料理監修でも
話題に上がりました。


一軒のウマイ店のために
クルマを飛ばして駆けつける・・という
ドライビングスタイルに憧れ、励行してきましたが、
関西からツーリングしながら
青森県弘前市までの、このときの長い行程は
今でもひときわ思い出深いものとなっています。




「オステリア・エノテカ・ダ・サスィーノ」


料理人「笹森 通彰(ささもり みちあき)」氏のイタリア料理店
「オステリア・エノテカ・ダ・サスィーノ(http://www.dasasino.com/」」を
「最終目的地」とする
関西から6日間全行程3000kmに及ぶ
「東北グランドツーリング2008」を「BMW320i」で敢行した。



目立たない外観(路地裏ビル2階が店舗)


今年夏、テレビ番組「情熱大陸」で、
彼の料理への執念とも言うべき
「究極の自給自足のイタリアン」を知り、行ってみたくなったのだ。


氏は、イタリア、東京、仙台の有名店で修業の後、
故郷の「青森県弘前市」の土地で、
究極の「地産地消」を実行。


作れるものなら何でも自分の手で作る。


野菜、果実、ハーブ、そして自宅で飼っている烏骨鶏の卵。


パンやパスタはもちろん、
チーズや生ハムも全て自家製に拘り、
誰にも真似することのできない笹森流イタリアンは、
いずれ自家製ワインの製造も見据え、葡萄も自宅の畑で栽培している。


豊かな食材が身近な地方ならではの
理想の「自給自足、地産地消レストラン」は、
東京のような都会にあっては決して出来ない事。


テレビで放映され、雑誌で取材されてから
「全国からお客を呼び寄せる地方の人気店」となり、
予約が取れにくい状況となっている。


私たちも、平日にも関わらず2ヶ月以上前から予約をして訪れた。


関西からクルマで1500kmの道程を巡りつつ北上、
この日は秋田を出発、日本海側を青森「鯵ヶ沢」まで走り、
晩秋の早い日暮れの中、夕闇迫る「岩木山」の山麓を巻くように、
今回の旅の最終目的地「青森県弘前市」に到着。


道路状況を考え、念のため安全策を取り、遅めに設定していた
「食事の予約時間20時」の1時間半前の事であった。


旅をしてきた「高揚感」もあり、
期待して食べた料理は、野菜も肉も全て「力強く」、生命力に溢れていた。


プレ前菜から、スパークリングワインで始め、
軽い赤ワインからフルボディのものに変えながら、
笹森シェフ自慢の自家製食材と地元食材で丹精込めてプロデュースされた
「食の饗宴」を堪能する。



多種類の自家製生ハムは「前菜」の一皿


「寡黙な笹森氏」に代わり、プレートに盛られた「彼の作品たち」が、
何よりもその「情熱」や「メッセージ」を伝え、
彼の持つ「姿勢」や「矜持」を強く感じさせられた。


あっという間に感じた「食のエンターテイメント」も、
楽しいドルチェが運ばれ、エスプレッソを飲み干す頃には、
入店してから2時間半を越えていた。


笹森氏と、その周りの顔の見える人の作った「確かな食材たち」の協演も
名残惜しく終わりを告げ、
「まだ食していたい感じ」を持ったままホテルに帰りついたものである。


地方の名店らしく、
店の外観やインテリアよりも「中身勝負」の姿勢も好感が持て、
内容を考えると、東京や大阪では考えられない値段設定も地方ならでは。


機会があれば再度訪れたい店である。



20人も入ればいっぱいのシンプルな店内



初出「2008年11月13日のmixi日記」

原文まま




Posted at 2017/09/15 21:36:38 | トラックバック(0) | 日記
2017年09月14日 イイね!

マラネロ ウイークエンド 2


フェラーリ創立70周年記念イベント
「Driven By Emotion」の2日目。





フェラーリ本社工場近くのホテル「Maranello Palace」から
マラネロの街中を散歩よろしく、歩いて会場に向かう。



ホテル「Maranello Palace」



ホテル駐車場に並ぶ自走参加車両たち


マラネロの街の人たちの何よりの誇り、
それはここが「フェラーリの町」であることだ。





街中いたるところに「跳ね馬」のオブジェが立ち、
近隣のホテルにはフェラーリ関連の写真やグッズが
飾られている。



最初のレーシングフェラーリ125Sの雄姿(1947年)






156F1(1961年)


ましてや、
70周年記念イベントが行われている、この週末は
周辺ホテルの駐車場には自走してきたフェラーリ車が並び、
モデルカーや書籍、記念グッズなどの関連商品のお店も賑わう。






市内ガソリンスタンド


また、フェラーリの運転体験させる店も何軒かあり、
みんな長い順番を待って
フェラーリの有料体験走行に出ていく。


フェラーリに乗ると、例外なく笑顔になって
興奮を隠しきれない大人たちが嬉々として
アクセルを踏み込んでいるのを見るのも楽しい。


タクシードライバーでも
さながらF1ドライバーになったかのように
シフトチェンジを繰り返しながら飛ばしに飛ばし、
フェラーリのイベントに来たと見るや
嬉しそうにする・・・。


イタリア人はクルマ血中濃度が高い。


旧正門前の「フェラーリ ストア」に立ち寄ったりしながら
フィオラノ トラックを目指す。






フェラーリ ストア内のF1カーディスプレイ



旧正門前の道路



旧正門
向かって左側にエンツォの執務室があり、正門を出るテストカーを常にチェックしていたという・・



エンツォが通ったRistorante Cavallino (リストランテ・カバリーノ)も旧正門前




2日目のプログラムは
昨日来広い会場に並べられたヒストリック フェラーリの
「コンクールデレガンス」の審査発表が中心となる。


http://70.ferrari.com/en/calendar/ferrari-celebrates-70-years-of-history-at-fiorano




珠玉の名車が次々と壇上に登場し、表彰を受ける。





















現役時代からテンガロンハットがトレードマークの
伝説のピロータ アルトゥーロ・メルツァリオも祝福に登壇
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%83%84%E3%82%A1%E3%83%AA%E3%82%AA



サングラス姿がエンツォに酷似してきた
フェラーリの副会長で次男ピエロ・フェラーリの姿も!
(長男で1956年他界した夭逝の長男アルフレード(愛称ディーノ)とは異母兄弟)



最優秀車が選ばれる頃には
壇上に、フェラーリCEOセルジオ・マルキオンネも






創業者エンツォ・フェラーリが確立した、
「レースで勝ち抜くために、レース車のような市販車
(昔はレース車を公道走行できるようにして払い下げたことも)
を支援者(パトロン)に高額で買ってもらう」というビジネスモデル。


強烈なレースに懸ける情熱が
現代まで後継者や支援者たちに脈々と受け継がれ
F1最多勝利数を今なお誇り、
仮に勝てない低迷期が長く続いても、
決してレースを投げないレーシングスピリット。


フェラーリに多大な貢献をした
ミハエル・シューマッハを讃えるビデオ場面最後の文言
「KEEP FIGHTING MICHAEL!」とも重なり、
フェラーリの70年の歴史は
「闘い続けてきた70年」でもある。


世界中の事業成功者は、
そのファイティング スピリット、
フェラーリの熱い血潮を自身の人生と重ね合わせ、
競ってそれを手にしようとする。


フェラーリ一色に染まる、
夢の世界に浸りきる幸福な週末は
あっという間に過ぎ、
早く日本に帰って自分の458ITALIAに乗りたくなる。


体内に流れる「血中フェラーリ濃度」が
高くなったような気がしつつ、帰国の途に就いた・・。




早朝のフェラーリファクトリー



フェラーリ ストア ボローニア空港店は早朝から営業中



ボローニア空港の誘導車は同じくお膝元のランボルギーニ車



Posted at 2017/09/14 21:48:24 | 日記
2017年09月13日 イイね!

マラネロ ウイークエンド 1


フェラーリ創立70周年記念イベントとして
本拠地 マラネロ フィオラノ サーキットで
2日間にわたって行われた「Driven By Emotion」に参加。





私のようなクルマ好きフェラリスタにとっては、夢の空間だ。

http://www.nicole-competizione.co.jp/blog/%E3%83%9E%E3%83%A9%E3%83%8D%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%89%E3%80%8Crosso70%E3%80%8D/



1947年創業のフェラーリは今年で70周年を迎える。


記念イベントが今年になって世界各地で様々な形で行われているが、
これが、創業の聖地マラネロにおいての一大イベント。


会場は最近までF1のテストコースとして使われ、
数々の名車を生み出してきた「Pista di Fiorano」





昨年も「カリフォルニアT Hadling Speciale」の
試乗走行で訪れている。
https://minkara.carview.co.jp/userid/2419154/blog/38230672/






今回は、サーキット全体をイベントスペースとして大舞台や、
数百人が観覧できる屋根付きの階段スタンド席を設営。



ヨーロッパ中から自走参加のクルマも多い






1日目は、
フェラーリ提供の限定1台の「ラ・フェラーリ アぺルタ」や、
最近日本で納屋の中から見つかった
貴重な「フェラーリ365GTB/4」通称「デイトナ」など、
珠玉の名車たち数十台のオークションがメイン。



また、サーキットのコース上を巡るように
コースサイドにはフェラーリ70年の歴史を彩る
博物館級の名車たちがずらりと並べられ、
「コンクールデレガンス」で審査され、
2日目にはその表彰式が行われることになっている。









ディーノたち



フェラーリ 340 スパイダー Vignale 1953 ミッレミリア



「栄光のルマン」でマイケル・ディレイニー(スティーブ・マックイーン)と
死闘を演じた512M同型車





敷地内に設置された巨大なダイニングルームで
飲み物や食べ物が自由にとれ、
そこはフェラーリが上客を招待する以上、
なかなかのレベルのものが提供されていた。



生産台数の少ないGTO(288GTO)がこんなに・・!





広い敷地内には「フェラーリ ストア」の
https://minkara.carview.co.jp/userid/2419154/blog/m201702/p2/
立派なガラス張りの仮設店舗も開店中で
終始、賑わっていた。






セバスチャン・ベッテルも会場に姿を見せる


ヴィンテージ フェラーリ、
歴戦のレーシング フェラーリ、
世界に数台とない限定生産フェラーリ・・
今や、イタリアの宝であり、世界の宝でもある。





午後からの「フェラーリ オークション」では、
あの「サザビー(Sotheby’s)」が運営。


参加者はオークションに参加できるので、
日本からのゲストも積極的に入札し、
落札した参加者もいた。



最近日本の納屋で見つかった希少な「デイトナ」。


http://www.mensclub.jp/car/car_feature/ferrari_daytona_17_0908/



納屋に眠っていた「デイトナ」は
埃だらけであるが、レストアのベース車両として
オリジナル性が高いと評され、結局2億円超えで落札。



数十台のフェラーリ名車オークション


数多くの出品車のなかで、
最大の呼び物は
フェラーリ自ら、チャリティーとして出品する
たった1台追加生産した
「ラ・フェラーリ アぺルタ」。



ラ・フェラーリ アぺルタはこの時点で7,250,000ユーロで
すでに10億円を超えている・・・


オークション最後の
限定1台の「ラ・フェラーリ アぺルタ」は結局
8,300,000ユーロ(10億7700万円)で落札。

https://response.jp/article/2017/09/11/299604.html



落札したのは電話で
どこかの超富裕層コレクターとやり取りしていた代理人だった。


http://70.ferrari.com/en/calendar/laferrari-aperta-sells-record-8-3-milions-euro




日没後は、
70年の歴史を振り返る舞台での実車を登場させてのショーと
ジャミロクワイのミニコンサートが行われた。
http://70.ferrari.com/en/calendar/an-unforgettable-show








イタリア人は「見せ方」が本当に上手い。


夜になって降り出した雨の中、
深夜に及ぶショーが終わってホテルに帰り着いたのは
とっくに日付が変わってからだった・・。


http://www.m-auto.co.jp/blog01/index.php?c=blog&pk=1505531682





Posted at 2017/09/14 00:17:32 | 日記
2017年09月12日 イイね!

ポルトフィーノが赤く染まった日 2


発表のショーの後は、
海沿いに設えられた会場でディナー。




陽もどっぷりと暮れ、
街は「ロッソ・ポルトフィーノ」色にライトアップされるという粋な演出。





ディナー会場にも新車ポルトフィーノが置かれ、
顧客たちは自由に運転席に腰かけ、
エンジンルームやトランクルームを開けたりしながら
それぞれの感想を述べている。











予想よりスタイリッシュだとの感想が
大多数を占め、ディーラー担当者を捕まえて
正式な価格も発表なっていないうちから
すでに商談が始まっている場面も多かった。








街を見下ろす丘の上「ブラウン城」にも
「跳ね馬」のマークが。





世界中から集まった顧客たちは、
新車を囲んで話し、食べて、飲んで・・・
祝宴は夜半まで続いた。











参加者へのお土産は1/43スケールの
新色「ロッソ・ポルトフィーノ色」に塗られた
「フェラーリ ポルトフィーノ」高級モデルカーだった。










Posted at 2017/09/12 20:26:14 | 日記

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