イタリア北部の風光明媚な港町「ポルトフィーノ」
http://guide.travel.co.jp/article/13096/
2座+2で、電動メタルルーフを持つV8エンジンのFRクーペ
「フェラーリ カリフォルニア(T)」の後継車として
その高級リゾート地の名前を冠する
「フェラーリ ポルトフィーノ」が発表された。
実車が世界で初公開される「ワールド プレミア」が
ズバリ「ポルトフィーノ」で開催され列席してきた。
http://auto.ferrari.com/ja_JP/news-events/news/ferrari-portofino-makes-society-debut/
近くのマリーナ「サンタ マルガリータ リグレ」から
船でポルトフィーノにゆっくりと入っていく・・という
フェラーリの粋な演出。

「聖マルゲリータ像」

「サンタ マルゲリータ リグレ」でのレセプション(受付)

イタリアのリビエラと云われる高級マリンリゾートが連なる

「ポルトフィーノ」に入ってきた
「ポルトフィーノ」といえば小さな入り江の街で、
最初、ワールドプレミアの会場は
ある程度の規模の近くのホテルなどで開催するのであろうか・・と思っていた。
ところが、そこは流石フェラーリ!
いつもはクルーザーが係留してある海上のスペースに
巨大な屋根付きフロートを浮かべ、
そこを会場にしてしまうという「離れ業」

海に浮かぶ巨大な「ワールドプレミア」フロート会場

世界中からぞくぞくと会場に集まる顧客たち

会場レセプション(受付)

新型車「ポルトフィーノ」搭載V8ターボエンジン(モックアップ)

この日の「ドレスコード」は「カクテル アタイア(Cocktail Attire)」

今年はちょうどフェラーリ創立70周年にあたる

開発技術者による熱いプレゼンテーションが続く
プレゼンテーションで会場中が盛り上がり、
期待も最高潮になったころ、、
セバスチャン・ベッテルの運転で登場した
新色「ロッソ・ポルトフィーノ」に塗装された
本邦初お披露目「ポルトフィーノ」。

先のイタリアGPで3位表彰台に上がった事もあり、
会場中は大盛り上がりだった

フェラーリCEOセルジオ・マルキオンネ氏も登壇しスピーチ
実車は写真で見るより数倍カッコいい。
先代車「カリフォルニア」のオーナーでもあった私だが、
先日発表なったV12エンジンのフラッグシップ車「812 Super Fast」を
凝縮したようなフォルム。
ボディ全体に「抑揚」がきいていて、
フロントエンジン車の宿命でもある
ボンネットのハイト感が随分と消化され
「カリフォルニア」とは比べ物にならないくらいシャープなイメージになった。
巨大とはいえ、海に浮かぶ「フロート」の会場は
感動のショーのあいだも微かに揺らいでいて
この地の印象をさらに鮮明にしてくれる体験だった。