世界第2位の広さを誇った「ドバイモール」のフェラーリストア。
ちなみに、第1位はアブダビのフェラーリのテーマパーク
「フェラーリワールド」内にあるストアで、
イタリア マラネロ本社前の店を両ストアは凌いでいる。
「フェラーリストア」はフェラーリの世界観で満ちた
アパレルやトイグッズなど、
フェラーリ直営の「関連グッズ」の総合ストアで、
日本未展開だ。
このたび、楽しみに訪れたところ、
すでに閉店の憂き目にあっていた。

フェラーリストア跡の加飾バリケード
華々しく賑わっていた「ランボルギーニストア」が
さらに残念さに拍車をかけることとなった・・・・。
その後の調べでは、
中東初の屋内スキー場「スキー・ドバイ」を持つ、
同じくドバイ市内の「モール オブ ジ エミレーツ」内には存在する事が分かり、
同じ地域での統合移転的な意味合いか・・・と、
ひとまずほっとするも、
閉店や移転、統合が繰り返されていることは事実。
今年になってからも
「フェラーリストア巡礼の旅」では、
フィレンツェ店、ベネチア店に訪問するも
両店ともすでに閉店していた。
フェラーリオーナーが日常的に身に着ける事を考え、
上質だが高額なストア限定商品。
ファッションブランドのように
デザインに変化がつけにくい上、
あまり「凝ったデザイン」にすると
着用に気後れする現実。
「レースに懸ける情熱」がフェラーリの身上。
F1カーの展示や、バーチャルF1ゲームコーナー施設など、
ランニングコストを考えると
規模ほどの売り上げが無かったのかもしれない・・・。
いずれにせよ、
今後はマラネロ本社の聖地巡礼客相手や
母国イタリアの大都市の店以外は、
オンラインでのストアに集約することを含め、
「フェラーリストア」の経営は曲がり角であることも事実だ。
世界最大のショッピングモール「ドバイモール」
http://dubai-walker.com/dubai-mall/
ここにはファストファッションからハイエンドブランド店まで
世界中のあらゆる店が立ち並ぶ。
施設内にはアイススケートリンクや、水族園もあり、
世界最大であった「沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館」の
水槽パネルを上回る規模で誕生した。
世界で最も高い建造物「バージュ カリファ」にも隣接。

タワーから「ドバイモール」を見下ろす
永らく石油産油国として富を謳歌したこの国、アラブ首長国連邦(UAE)。
最近は石油依存度が5%になり、
石油マネーが潤沢なうちに観光、金融、流通の中心拠点として
生まれ変わったのは為政者の功績によるところが大きい。

5つ星(自称7つ星)ホテル「バージュ アル アラブ」