
神奈川県のローカル放送局 TVKで放送開始したあぶない刑事。
30年以上前となる1986年10月放映開始当時のクルマに注目して見ています。
第7話「標的」は、カオルが港署に配属される前に関わった事件で逮捕された容疑者が逆恨みしてカオルの殺害を謀ろうとするストーリー。単にカオルを狙うのではなく、カモフラージュとして制服女性警官2人も狙撃されてしまいます。
さて、クルマの登場はというと・・・・
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番組スタートから8分30秒も経って、ようやくセドリックが登場。
ただ、このセドリック、初のトオル君運転です。
何気なく後方に停まっているクルマは430グロリア(?)ですねー
1人目の女性警官は駐車違反の取締り中でした。
今でも「レッカー移動」ってあるんでしょうけど、昔はこんなだったんですね-。
ダットサントラックに引かれて330セドリックが・・・

こんなレッカー移動だったので、栓を開けた缶ジュースを車内に置いておくと、レッカー移動されないなと言われておりましたね。
この駐車違反取締りの現場で狙撃されたという通報を受け、レパードとセドリックが急行。
ここで初めてレパードのスピンターンが披露されます。
”アクション!”でフル加速。リアの沈み込みが激しいです。
タイヤから煙を上げるほどの急ブレーキ&バックからのスピンターンです。

いよいよユウジとレパードの協奏曲開始!と思いきや、ドライバーは「ハルさん」こと秋山武史さんでした。秋山武史さんは、役どころは地味でしたが、後のシリーズまで出演されていました。残念ながら、若くしてお亡くなりになってしまいました。
一方、トオルとタカが乗るセドリックも軽いスピンターンで反転。
その後姿にはちょっと残念な点が...
トランクの鍵穴を隠しがちょっと斜めっております。

昔はこういうクルマ、走ってましたね。
この鍵穴隠し、トヨタ流の正式名称は「ラッケージドアキーカバー(71クレスタカタログより引用)」です。
あまりにも斜めのままで走るクルマが多いため、後のモデルでは、鍵穴に挿した鍵を抜くと、自動的に元の位置にもどる様になりました。ワイヤレスキーが普及した現在では、鍵穴の存在意義もなくなり、こうしたカバーも消えてしまいましたね。
そのセドリックの走る周りを見ると、憧れのSOARER 2.8GT-EXTRAが!!
当時は、停まっているSOARERを見るだけで、幸せになりました。
現場確認を終えて、トオル運転のセドリック、ユウジ運転のレパード、それぞれ聞き込みに。
まずはセドリック。相変わらずラッケージドアキーカバーは曲がってます。その前方に見えるハッチバック・・・・インテグラ(正式名称はクイントインテグラ?)です。これも売れましたよね-
プレリュードの弟分みたいな面もある一方で、ワンダーシビックの兄貴みたいな・・・
レパードは・・・こんなカットが。
横浜でこのシーンというだけでゾクッとしちゃいます。まるでカタログ写真の様。
素敵です!
さて、聞き込みの結果、第2の被害者となる女性警官が判明し、その元へ。
この女性警官、日本大通りで交通整理をしておりまして、そこへ急行!
日本大通の突き当たり、東西上屋倉庫という巨大な倉庫がありましたね。
この倉庫を含めた一帯が高島埠頭や新港埠頭で、あぶない刑事のロケではよく使われていました。
今はその東西上屋倉庫がなくなり、海が見える様になりました。
第7話でレパードのスピンターンとともに初登場したのがもう1つ。
BAR POLESTAR です。

あぶ刑事の撮影地は横浜駅より南側の地域が多いのですが、このBAR POLESTARは北側の東神奈川にあり、現在も健在ですね。
すごく大人の雰囲気な店で、わたくしにはとても行く勇気はありませんでしたね。
初登場といっても、実は第2話でトオルの監禁場所として登場しています。
MS100クラウンとともに写っていますが、昼と夜では全く印象が違いますね。

ところで、このPOLE STARですが、第7話のストーリーの中では、警官殺害未遂の容疑者が立てこもった場所となっていますが、本編とはあまり関係ない様な・・・
大人の事情での登場だったのでしょうか。
そして、いよいよカオルが狙われていると知り、休暇中のカオルを捜索。
横浜シルクセンター(シルク博物館)前よりスタート。
まずはカオルが通う歯医者へ。
このシーン、普通の住宅街の様に見えますが、実際は港の見える丘公園に通ずる道で
山手の超高級住宅街です。そばには横浜のお嬢様学校があります。

今はこんな感じ。見づらいですが、バス停の表示板もお洒落になってますね。
カオルのかかりつけの歯医者に到着。
”歯科”っていう看板とレパードの画、印象的でした。この超高級住宅街にある歯医者さん、
現在も健在です。
歯医者さんでの聞き込み結果、カオルの居場所は馬車道・・・
ということで街中を激走。今、思うと本当にこんな撮影が横浜のど真ん中でやられていたとは・・・
最後に今回の容疑者が乗るクルマを。
日産車以外の車種として選ばれたのは「マツダ ルーチェ」です。
毎度ですが、トヨタ車以外、細かい知識を持ち合わせておらず、細かい解説はできませんが、
歴史あるルーチェの3代目です。
ヘッドライトが4灯式で、左右の縦に配列する車種は、稀に登場しますね。
縦目というと、グロリアを想像される方もいるかと思いますが、私の年代だとルーチェになります。
このルーチェ、50系マークⅡ(丸目2灯)の進化系に見えてしまうのは私だけでしょうか。

リアのデザインは、当時の日本車にはない個性的というか、無駄のないデザイン。
現代にも通用しますね。
ここまで、割りにシリアスにきたあぶ刑事ですが、このルーチェでちょっとコミカル性が。
お決まりの木箱突入に加え・・・・
手前に写る足場らしきものに接触しこの足場で作業していた塗装屋さんが宙吊りに。

あぶない刑事TV版の監督は4~5人くらいおられるので、監督の違いによってこうした細かい部分の印象が違うのも1つの魅力です。
おしまいは、カオルのラストシーンで・・・・
以上 第7話 標的 でした。