プリウス試乗させてもらった

先日、プリウス Z(HEV)を試乗させてもらいました。

残念ながらPHEVの試乗車は無いとのことですが、使い勝手を確認したかっただけなので特に問題はなし。

なかなかかっこいいです。




後方からの画像はないけど、こちらもシュッとしててキライじゃないよ？

屋根が低くて乗車しようとしたとき頭をぶつけると言う人もいるけど、これは使い方だと思う。フェラーリに屋根が低いって文句言う人いないでしょうし、これもこういうもんだと思えば良いのかなと思う。

試乗は使い勝手の確認だったので、妻も一緒にご近所のコープまで買い物に行ってみました。

買い物した袋は後部座席なりトランクなりに入れればよいのですが、妻は助手席の足下に置く人なので、乗車しようとしたとき足下に袋を置こうとしてそっちばかりに注意してたら、低い屋根に頭をぶつけてましたけど。C-HRならぶつからない！と文句言ってた（笑

この車体はZというグレードで、デジタルインナーミラーと組み込み型のドラレコをオプション選択できます。しかしGというそれらをオプション選択できないグレードに社外品を装着するとどうなるかをお客さんに提示するために、そのような仕様になってます。なので助手席前のフロントガラスに社外品のドラレコが付いてます、これちょっとジャマじゃないかな。

あとメーター類がステアリングの上の向こう側に見えるようになっていて、見にくいのでは無いかとのことですが、ちゃんと着座姿勢を調整すれば私には問題はありませんでした。視線と目のピント移動量が少なくて、これはこれで良いのではと思いました。さわり心地が良い小径のステアリングもグッドかな。


この試乗車には装着されていませんでしたが、デジタルインナーミラーは目のピントをいちいち合わせるのが面倒で、私はあまり好きじゃないのだけど、これは納車されてから考えてみます。

あといちばん欲しかったサンルーフは、巻き取り式のシャッターを開けると車内が明るく開放的になって、やはり良いなぁと。




内装はちょっと品質感がイマイチかな。これ諸々込みで500万超のクルマじゃないよなぁと思う。例えばパンダにしてもトゥインゴにしても、ハードプラ内装でも楽しくなるようなデザインです。けっして『安いのだから仕方ない』じゃなくて『これって良いなぁ』と思える。どうもその辺りがちょっと残念。お金掛けなくてもやりようはあると思うのですよね。

肝心の走ってみてどうなのよ？なのですが、いままでのトヨタのHEVってブレーキを掛けて停車する寸前の挙動がイマイチでした。例えば前方の信号が赤になって、その距離で止まれるように一定の踏力で速度を下げていき、停車寸前にカックンとならないように僅かに踏力を抜いて減速Gを抜くわけです。このとき踏力を抜きすぎるとモーターがクリープさせようとして車体を進ませてしまうのです。なのでまた慌てて踏力を増やして減速することになる。どもこの辺りの制御の不連続性がちょっとした使い勝手の悪さにつながってました。

だけどこのプリウスはその辺りが全く無くなってました。このプリウスを運転して初めて自分のC-HRが減速時に回生と回生を抜く時の制御がイマイチだったことを認識しました。それくらいこのプリウスはその辺りの制御が洗練されてました。まあC-HRオーナーとして気にしないレベルだったけど、比較してみるとプリウスはその辺りが上手だなと認識しました、という程度です。

あと試乗車はドライブモードとステアリングモードがスポーツモードになってました。C-HRではスポーツモードにするとアクセルの反応が過敏過ぎてあまり好きじゃないのですが、プリウスはその辺りの反応がどうなのかな。色々と試してみて普段使いのモードを選んでみます。これらは納車されてからのお楽しみですね。