ENGルームからキュルキュル音
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
一年ほど前からカルディナST246(3S-GTE)のENGルーム右側からキュルキュルと音が鳴っていまして、これは何の音なんだろうか?と、みんカラの検索でヒットしたディーラーメカさんにメールをしてお尋ねしたりしていたのですが、このクルマ特有の不具合があるようでもなく、どうしたものか。と思案いたしておりました。
症状は
・走行時ENGに負荷がかかるような局面で音が鳴り出す。
負荷が無くなると音は消える。
(坂道でロックアップがかかったときとか、発進時の最初の一瞬)
・ENG回転が上がるとそれにともなって音も高くなる。
・ACコンプレッサーのONOFFには連動していない。
・ACGに負荷が掛かった時でもない。
といったところでして、停車時に空ぶかししたりリフトアップしてタイヤを空転させても音は鳴りません。
音の発生場所を特定できれば、異音発生原因を推定することもできるのですが、なんせ走っている時にしか音は鳴らず、なかなか特定するに至らず一年ほどそのままの状態で乗っていました。
ちなみに走行距離は65000、初年度登録は平成17年で10年経過しているクルマです。
・ベルトの音ではなく、金属音が混ざっているような気がする
ので、ベアリングなのかな?
・音の発生場所はENGルームの右側付近でしかもENGに負荷がかかったときだけ発生している
タイミングベルトのテンショナーベアリング?
ACG/ACベルトのアイドルプーリーベアリングとかACACGベアリングが原因の音ならENG負荷と関係ないやろ~
って事で、少し走行距離的には早くてもったいない気がするけど年数が10年超えてるし、ここは思い切ってタイミングベルト周り一式交換する事にしました。
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タイミングベルトの交換は
ぶっちゃければ、外す物外して
替えるべき物を替えて
元通りに戻すだけなんですが
この3Sエンジンには手こずりました・・・
PSのオイルラインやらなんやらが邪魔しくさって手がはいんね~
しかも何から何まではずさんといかんし・・・
トヨタのメカニックは苦労してるんやなーっと痛切に感じました!
←外す物外したところ
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←替える物替えました。
交換部品
・タイミングベルト(TOYOTA純正)
・ウォーターポンプ(GMB製)
・オートテンショナー
・№1テンショナー
・№2テンショナー
オートテンショナーがかかっている
№1テンショナーはEXカムプーリー下まで
ベルトをまわりこませるレイアウトになっていて、
これ見たときは、相当ベアリングに負荷がかかってそうやぞ!とキュルキュル音が直る期待感MAXになりました!
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すべて組み付けまして、ENG始動していざ試運転です。
期待通り、綺麗にキュルキュル音が消えました!
よかったよかった、原因はベアリングのグリス切れなんでしょうかねえ
ほっといて焼き付いたりするとタイミングベルト飛んじゃうし、早め交換してよかったなーと一安心致しました。
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おまけ
組み付けるときイガイと手こずったのがこの画像
上から位置決めしていかないとACGがうまく収まってくれません。
1.ACGブラケット
2.アイドルプーリーブラケット
3.ACコンプレッサーブラケット
2.の数字の横でACGとプーリーブラケットを仮止めしています。
1,2,3と締め付けていかないとブラケットの間に隙間ができてしまってうまくありませんでした。
私のやり方がおかしかったのかな~
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