ISCV清掃
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
ISCVの点検清掃をしました。
主にアイドリング時の吸入空気量を決定する重要なバルブで新品だと4万円ほどします。
インタークーラーetcを外した後、エンジンハンガー、ベンチレーションケースなどを外すと見えてきます。
2
エンジンハンガーに付いているバキュームスイッチにアイドルアップホースがつながっているのですが、これが熱でヒビ割れ状態・・・交換したかったのですが、生産中止というね・・
対策を考えねばなりません。
ここから二次空気を吸い込み出すとろくな事にならないので。
とりあえずはテープでぐるぐる巻きにしてタイラップで固定という応急処置で済ませました。
3
4
フォーミングクリーナーで綺麗にしました。ユニットを止めているボルトがいじり止めになっているのですが、写真に写っているTS20ってやつで緩められます。外す際は元の場所で固定できるよう印を付けておく必要があります。
またOリングが入っているので、もしこれが伸びたり切れたりしていたら純正では出ないので汎用品をさがして付けねばなりません。ウチのは再利用でいきましたが。
5
清掃したISCVに車両のハーネスをつないで動作点検をしておきます。
正常であれば、キーON(ENG停止)した時に、一瞬バルブが閉じて開いてという動作をして50%開度で止まります。
整備書の引用
a.スロットルボデーアイドルスピードコントロールバルブを取りはずす。
b.作動点検(イニシャルチェック)
i.ISCV単体に車両のワイヤハーネスを接続する。
ii.イグニッションスイッチON時、バルブの作動を確認する。
基準中立(50%開)→全閉→全開→中立(50%開)
□ 参 考 □0.5秒以内で作動する。
一瞬の間に動作が終わるのでわかりにくいですが、ちゃんと動いているか確認できたら車両に組み付けて終了です。
キーONの時のこの動作でススとかを振り放っているようです。
このISCVの清掃は効果てきめんで、明らかに調子よくなりましたのでおすすめしたいメンテナンスですね。
ENG始動後の動作点検は、OBDモニターがあれば、ISCデューティ比にて確認できます。
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