サウンドシャキットPA504-G 前編(シャキット本体取付)
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まず事前準備として電工ペンチとギボシ端子セットを準備しましょう。
どちらもなくても施工することは出来ますが、非常に面倒になったり不具合の元になる可能性が多くなります。
電工ペンチは安ければ数百円で売っています。
ギボシ端子はアンプ・スピーカー用端子8セットと電源用端子2セットの10セットが必要になります。安いので失敗したりすることを見越して倍ぐらい準備した方が良いでしょう。
それと、X5では手元で調整をする場合、サウンドコントローラと言うリモコンの延長用コード(LC-35)が必要になります。
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基本は事前にバッテリーの-端子を外して事故を予防します。
X5のアンプはリアトランクの左側にあります。カバーを外して見ると、CDチェンジャー下の鉄板の裏に隠れています。作業のじゃまになりますのでCDチェンジャーが付いている場合は取り外します。
3
通常ではアンプからスピーカーへと出ていく線にシャキットを割り込ませるのですが、X5ではデッキからアンプに入っていく線に割り込ませます。
これで全スピーカーにシャキットの効果を出すことが出来ます。
アンプのコネクターは、入力出力とも一つのコネクターにまとまっていますので、それを外します。コネクターにレバーが付いていますので、それを押し下げると自然に外れます。下げる前に、レバーにはツメでロックがかかっていますのでそれを押して爪を外しておかないとレバーは動きません。
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アンプのコネクターは42ピンのコネクターですが、その中に、灰色と黒色の2つのコネクターが入っています。1番から21番までは灰色のコネクターで、22番から42番までの黒色のコネクターです。
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そのままでも出来ますが、作業性の面から中の2つのコネクターははずしましょう。ツメを押さえて横にスライドすれば出てきます。
6
すでにシャキットの配線にはギボシ加工がされています。
また、配線も入力側(from AMP)か出力側(to SPEAKER)か、フロント側(F)かリア側(R)か系統立ててまとめられており、各端子も接続先が1本1本記入されています。例えば(from AMP)配線の中のF.R.-なら、フロント右スピーカーのマイナス制御配線の切断したデッキ側に接続します。(to SPEAKER)配線の中のR.L.+なら、リア左スピーカーのプラス制御配線の切断したアンプ側に接続します。
シャキット側のギボシにはオスメスがありますので、確認してギボシ加工してくださいね。
※通常はアンプ出力とスピーカーの間の配線を切断し割り込みますが、逆のデッキとアンプ間の配線に割り込みますのでご注意下さい。
7
外した灰色黒色のコネクターにも、ピンの番号が分かりやすく振ってあるので、この番号を元に配線を切断し、ギボシ加工しシャキットの配線をかませます。
5番 常時電源
8番 R.R.+
9番 F.R.+
10番 ACC電源
16番 R.R.-
17番 F.R.-
29番 R.L.-
30番 F.L.-
37番 R.L.+
38番 F.L.+
ここで注意するのは、デッキからアンプに入っていく線に割り込ませるため、from AMPの表示のある配線束は切断した配線のデッキ側に接続し、to SPEAKER表示の配線束は切断した配線のアンプ側(コネクター側)に接続します。
黒いアース線は適当に車体にアースしてください。出来れば直接バッテリーのマイナス端子に接続できればベストです。
※ E38とE39(2001以降)で、ほとんど同等の接続になるそうです。
8
シャキット本体は、DVDナビとCDチェンジャーの間にちょうど入りますのでそこに設置しますが、密着しておくと発熱が怖いので、DVDナビを一穴分上にずらしました。
本当は一番上までずらしたかったのですが、奥行きが無く少しだけの移動となりました。
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