純正ETC裏からACC電源の取り出し

CX-30の助手席足元のヒューズボックスからACC電源が取れない為、純正ETCのカプラ―からACC電源を取り出すためのカプラーを自作しました。
エレクトロタップを使えば簡単に取り出せますが、既設の配線を傷つけたくなかったので自作しました。
純正カプラーは純正フットランプのカプラーと同じ、住友電装製の060型TSの4極カプラ―です。
　060型TS/メス4極カプラ [060TS-04F]
　060型TS/メス端子 [060TS-TF]
　060型TS/オス4極カプラ [060TS-04M]
　060型TS/オス端子 [060TS-TM]
今回のターゲットはACC電源ですが純正ETCのコネクタからACC電源以外に常時電源、GNDが取り出せますので、念の為、結線しておきました。
・常時電源：黄（純正側カプラー線：青）
・ACC：赤（純正側カプラー線：白）
・GND：黒（純正側カプラー線：黒）

マスキングしてETCが取り付けられているケースを取り外します。
ハンディ―リムーバーを差し込み浮いた所で手前に引けば簡単に外れます。

ETCに接続されたケーブル類がETC裏の空間に収納されていますので、無理しない程度で引き出します。
ETC側から出ている黄色と赤の線の先が今回のターゲットのコネクタでクッションテープで巻かれています。

クッションテープを外すとカプラーが出てきます。

今回自作したカプラ―を噛ませます。
白いカプラーが今回自作したものです。

ケースを戻す前に検電テスターで通電チェックです。
・常時電源（黄色）：ACCオンにしなくても点灯

・ACC（赤）：ACCオンで点灯

取り出したケーブルは今後作業し易いようにセンターコンソールの後ろ側に一旦収納。

今回の最終目的は、助手席足元のヒューズボックスの常時電源をACC化するためのものです。
エーモンのコンパクトリレーを使って、ETC裏のACCでリレーを動作させ、リレーONの時のみ常時電源を通電させるというものです。
今後、グローブボックスやコンソール周りのLEDの電源取得用に考えています。