レガシィツーリングワゴン　ブリッツェン2001

およそ1.7tもありますから、出足は重く"あ～ハイオクがぶ飲みしてんなぁ"ってな加速感です。ターボが動き始めるとそれらしい加速が得られます。ただセカンダリに切り替わる時に息継ぎに近いどんより感を僅かに感じます。
とはいえ自分的には"速えぇなぁ～"と思います。
コーナーは…シドイです。リリース当時はビル足だっつって最先端で良かったんでしょうけど、柔らかいのにストロークが少ないのでがっつんがっつんいきます。
私が手に入れた時はすでに9万km走っていたのですっかり抜けてグネグネでしたから、TEIN BASIC WAGONとかいうエントリーモデルを入れて少し引き締めました。
足さえなんとかなればそこそこスポーティに走れます。
総合的には、とても良いと思います。

私の場合、既に足回りを社外品に換えてありますので参考程度ですが、
決して乗り心地は悪くありません。
非等長エキマニからくる独特のボクサーサウンドから想像出来ないほどアイドリング時の振動がありませんし、スバルのフラッグシップの名に恥じない静粛性を持っていると思いました。
エンジンを回すと、マフラーを換えているせいもありますが、けっこう室内に"頑張ってますぜ"的な主張が入ってきます。私は気にしませんが…
そういえば高速巡航中はオーディオの低音部分は確実に犠牲になります。
だから標準でウーファーまで付いているんでしょうけど、それでもベースラインは聞こえ辛くなります。
直進安定性は素晴らしいですよ。何も怖くありません。

私、職業柄楽器を乗せる事がありますが、エレキギターのH/C3本分、アコギのH/C1つ、ベース2本と大きめのエフェクターボードと旅行かばんも含めて後部座席を犠牲にすることなく積む事ができました。
後部座席は犠牲にしてませんが、後方視界は犠牲になりました。
ギターやベースの本数さえ減らせばJCクラスのコンボアンプも問題なく乗ると思います。とにかく積載性は問題なしです。

街乗りでおよそ7km。先日九州から関東までを往復しましたが、65リッタータンクで4回半給油。往復およそ2600kmですから10～11km/lってとこでしょうか。
良くはありません。2リッターターボで4駆なら御の字だとも言えますが、
燃料代が高騰する昨今、エコドライブのテクニックも養わないといかんなと思います。