
遅くなりましたが、みなさま明けましておめでとうございます。
今年も相変わらずのスチャラカ改造ブログになると思いますが(笑)よろしくお願いいたします。
…といっていますが、もうそろそろいじるところが無くなって来ているような。
などと毎年書いているくせに、なにかやっているんですよねぇ ははは。
前回のブログアップから数日たってしまいました。
福岡から妹夫婦が30日~元旦まで遊びに来たので、いろいろ見物につれまわったりして…
あ、毎年恒例の”行く年来る年”ブログもアップし忘れていた、はぁぁ。
とにかく、今回の冬休みは突入が28日といつもに比べて遅かったので、何事もドタバタでした。
昨日今日は家族サービス。
今日は上野の科学博物館まで”チョコレート展”を見に行ったりしていました。もちろん電車で。
内容は…うーん、期待からはちょっと、、。
年末バイクの改造話を連続アップしていましたが、結局最後まで書ききれなかったという切れの悪い終わり方だったなあ。
といことで”年始というのに…”で、残りをアップします。
もちろん、作業は昨年12月に行ったもの。
あらためて、トビラ写真はリアタイヤホイールを外した直後のバイクの姿です。
前回のブログで、”ホイールを再ポリッシュするため”タイヤを外した…と書いていましたが、もう一つの理由があったわけで。
それがこれ
これは、取り外す前のリアタイヤのアップ。
ご覧の通り、スリップサインまであとわずか…の危ない状態だったわけです。
このタイヤは元々サーキット上がりの中古セミレーシングタイヤ(車で言うとSタイヤのようなものか)で、状態のよいものを入手し、取り付けていました。
素性が素性だけに、街乗りに使っていると夏場はGoodなのですが、気温が下がるとすぐに滑って危ない危ない(汗)
残り山も少なくなったことだし、ここは普通の(笑)新品ラジアルタイヤに換えよう!と思い立ったわけです。
でも、根がケチなワタシですから(笑)タイヤはヤフオクの格安新品を購入してきて、自分で交換!とした次第で…。久しぶりに”例の工具”の登場です。
これ。
世にも珍しい、木製タイヤビード落とし工具(自家製w)です。
前回2x4材で自作していたものを取っておいていたわけですね、今回も大活躍です。
このように家の壁(笑)を使ってテコの原理でビードを落としていきます。
全周+両面のビードを完全にリム内側に落とし込んだら、今度はタイヤをリムから外していきます。
これは専用のバール3本を使ってぐいぐい頑張っていきます。
自転車のタイヤを交換したり、パンク修理した方なら分かるでしょう、あれと変わりません。
しかし、こちらはチューブレスタイヤなのでビードの硬さがハンバ無い。
しかも経年変化でさらに硬くなっていますからね…けっこうバールの突っ込み方など工夫が必要でした。
はい。苦労してやっと片方のビードがリムから外れてくれました。
ここまで1時間弱ぐらいか。
コツを飲み込んだらもっと早くできるんですけどね。
実際やってみると、ショップにあるタイヤチェンジャーのありがたみがしみじみ分かります。ははは。
さて、このあとはそれほど難しくありません
反対側のビードもリムから外します。
こちらはタイヤがかなり斜めにセットできるので簡単にスポッと外れてくれます。
気持ちがいい!
ということで、無事取れました!
リアタイヤを外すのに1時間ちょっと。
フロントはもう少し簡単にできました。
…で、外したホイールを前回のブログで紹介したように再自家ポリッシュ&コーティング(ウレタンクリア塗装)をしたわけですね。
ポリッシュ&塗装で2週間ほどタイヤ無しの状態にしていました。
さて、塗装も完全に乾燥したのを確認して、取り付け作業に入ります。
装着は新品タイヤということもあり、ビードもやわらかいので簡単でした(あくまで外すことに比べて…ですがww)
まずはタイヤ片側にホイールをはめます。
ここでよく見て下さい。
ホイール側のリムに赤い丸のシールを貼っているのが見えるでしょう。
これはタイヤと重量あわせで装着するための”最重量点”に貼り付けたものです。
ホイール単体で手持ちの手動バランサにかけて、一番下に来た部分にシールを貼るだけですけどね。
この赤シールとタイヤの黄マーク(タイヤの軽点)をあわせることで質量アンバランスを最小にするというわけです。
…詳しくは以前紹介した、
このブログを見て下さい。
結構評判がいいのか、私のブログの中で一番多くの”イイね”をもらっています。
さすがに位相あわせはしませんでした(笑)
タイヤにビードワックスを塗布するとスルッと入ってくれます
あっさり片側のビードにホイールが入ってくれました。
さて今度は反対側です。
タイヤホイールを裏返して、作業を進めます
こちらは例の専用バールを用いてビードをリムに入れ込んでいきます。
最初は簡単ですが、最後の1/4ぐらいになったあたりからが大変でした。
このようにタイヤをひざで押さえながらぐいぐいはめていきます。
最後まではめ込んだら、改めて全体を見て、変なゆがみが無いか確認します。
問題なければタイヤにエアを入れていきます、コンプレッサで3-4キロぐらいの高めのエア圧にします。
するとタイヤビードが上がってきてうまく正規位置にはまるというわけです。
…このときの”パンッ!!”という音が怖いんですよねぇ(笑)
突然大きな音が出るから心臓に悪い。
あとはこの状態でタイヤトレッド面を地面にポンポンと押し付けて(ちょうどドリブルをするような感じで全周押し付けます)なじませます。
あとで空気圧は正規の所まで落とすことを忘れずに!
写真を撮り忘れたので紹介できませんが、もちろんバランス取りも行いました。
リアはアンバランス5gだけ!という優秀なものでしたよ。フロントも重量あわせでタイヤをセットしたのですが、結構貼り付ける結果となりました。たしか40g~45gぐらいだったです。
個人的にバランス取り作業は好きなんですよね。
さて、遅くなりましたが装着したタイヤはこんなものです
色々悩みましたが、いろんなブログでの評価と最後は性能に対する値段の安さで(笑)これを選びました。ダンロップのクオリファイヤⅡという銘柄です。もちろん前後とも。
これはツーリングタイヤとレーシングタイヤの中間ぐらいの特性で、そこそこグリップもよい!というシロモノ。新型が出ているので安くなったので買いです!
ちなみに、他に考えていたのはミシェランのパイロットロードとメッツラーのスポルテックM5あたりの洋モノタイヤでした。これらも評価が高かったですが、値段で…
装着後はこんな感じ
おお、タイヤをつけるとバイクらしく見えます(笑)
銘柄ステッカーをはがしてクローズアップ
当たり前ですがバリ山です(笑)
こんなに溝が深いのね。
早速試乗しました。新品なので慣らしは慎重に。アクセルを不用意にワイドオープンにするとあっさり滑りますから(汗)
乗って分かりましたが、かなり柔らかい…というかフワフワして接地感が無い。
これは今までのタイヤがあまりに硬かったからで、このタイヤが悪いわけではありません。
乗り心地がものすごく良くなりました。
フワフワと書きましたが、グリップはものすごくあります、安心してバンクできる!
50キロほど慣らしで走ったらもうワタシのほうも慣れました。
なかなかいい感じです。
…と思ったら、思いっきり寒気が。
さすがに0度近辺の気温でツーリングはやめておきます(笑)というヘタレな結末でした。
早く暖かくならないかなあ…