けいぞおのブログ一覧

今までこういう部品が存在することを知りませんでした。
あ、足回りの部品です。

Zackから友人のMarty(例のワイドボディのG35クーペ乗りのお金持ちです）が、この部品を付けたい、と言っているので調べて欲しいと頼まれました。

部品名はROBERUTA CUP（ロベルタカップ）といいます。
純粋な日本メーカーらしいです。

エアの力で車高を”上げる”装置です。
下げるのではありません、上げるのです。

車高調のスプリングの上にこのカップを乗せて、ホースをつなぎコンプレッサー＆蓄圧タンクに接続します。
UP側のバルブ（スイッチと書いていますが、正確にはバルブでしょう）を押すとカップ内に圧力がかかり、車高が”上がる”のです。

いわゆる”エアサス”と違う点は、この部品は純粋に車高の上下のみの機能を持っており、スプリングとしては働かない点。可変スペーサーというものでしょうか。
車高調の締まったスプリングとショックの性能はそのままに、段差乗り越えなどボディやバンパー下面を擦りそうな時にだけアップさせて回避する装置です。

うーん、なるほど。

なお、これは上げた車高のままずーっと維持するのは難しい（圧力を保てないのでしょう、エアサスみたいにブワブワさせないために剛性を持たせるためにはかなりの圧力が必要なのでしょうね）らしいです。あくまで危ない時だけの機能みたいです。

おお、凄いぞ。
我がV35もフロントのなんちゃってスポイラーを擦る事があるので、自分も導入しようかと思って値段を見たらビックリ。
フロントだけで17万円以上するのね。
4つセットだと30数万円…値段も凄い。
あ、V35のようなスプリング別体のリアサススプリングにはつかないそうです。
Martyの場合はサスを大幅に改造、ショックと同軸のスプリングにしているので4輪とも装着可能です。

それにしても金持ちだなあ…と感心していたら、さらにビックリ。

ロベルタカップは廉価版で、標準はロベルタリフターという電磁スイッチをつけた車種別専用設計品があるとのこと。
対象車種はフェラーリやマクラーレンF1、ポルシェなど…なんとなくつける理由がわかりますね。
値段を見て仰天！
ご自身でHPを見て驚いてください。

中古市場にもたまに出てきますがヤフオクでフロントキットが7－8万円ぐらいで落札されているようです。
しかし、各車高調にあわせるために頭部に専用カラーを圧入しなおす必要があるらしく、1本1万円かかるそうです（ロベルタ社にキットと車高調を送る必要があります）

…うーん、降参です。

【モータースポーツ】SUPER GT　GT500仕様　NISSAN GT-R　シェイクダウン実施 – 10/30

ニッサン･モータースポーツ・インターナショナル株式会社（本社：東京都品川区南大井 社長：眞田裕一 以下、NISMO）は、10月29日、30日の2日間にわたり、2008年型SUPER GT　GT500仕様のNISSAN GT-Rのシェイクダウンを鈴鹿サーキットで行った。

2日間のテストは晴天にも恵まれ、本山哲、ミハエル・クルム、松田次生が交互にNISSAN　GT-Rのステアリングを握った。チームは順調にテストメニューを消化し、無事2日間の走行を終えた。

飯嶋嘉隆　NISMOチーム監督コメント
「鈴鹿で2日間にわたって、GT-Rのシェイクダウンを行い、テストは順調でした。ドライバーからも、いいフィードバックをもらっています。GT-Rという車はファンの皆さんの期待が高い車であることを十分感じていますので、優勝、チャンピオン目指してがんばります。皆様の声援をお願いいたします」

　以上

******************************************************************
だそうです。
やはり形はエグいですねえ。
エンジンは何を積んでいるんだろう。もちろん4WDじゃないんだろうなあ。

来年が楽しみです。

いきなり問題です。

これは何でしょう？
結構レアな部品かも。もちろんV35用です。

部品依頼者はエノコウ君。そしてこの写真はZackの自宅で撮影されたものです。

答えは日本に届くまで伏せておきましょう（笑）

来週末あたりに到着です。
エノコウ君、待っててね。

…といってもアメリカサイドの話です。

Zackがやっているrarejdm.comで表明しております。
彼自身、及び先週末に行われたG35 BBQオフ＠カリフォルニアでの反響の大きさに合わせてプロジェクトがスタートしました。

オブザーバーが私。プロデューサーがZack。
で、彼が知り合いを総動員してフルコンプリートボルトオンキットを開発しようとしています。

キットの中身は
・パドルシフター（V36純正品）
・コントロールユニット（オリジナル品）
・パドルシフト取り付けブラケット（オリジナル品）
・コラムアンダーカバー（オリジナル品、FRPで作るそうです）
・電動チルト＆テレスコスイッチ（向こうのG35にはこれがついているグレードがあるのです）移動キット
・加工済みコラムスイッチアッシー
・取り付けボルト＆ナット
・取り付け説明書

のフルコンプリートキットです。

対象車種はとりあえずG35用をリリースし、その後FX35/45用、Z33用などを出していく予定です。

残念ながら日本販売は考えていません。
というのも日本用のコラムアンダーカバーは北米用とまったく形が違うのです。
また、日本にはGT-8があるし、これを使えば値段は張りますがパドル化できますからね。希望者も少ないかも…

アメリカには現在Works/Bell製のパドルシフター（要社外ステアリング。ステアリングボスの部分にパドルレバーがついたもの。パドルはハンドルと一緒に回ります）が販売されていますが、評価がいまいちらしいです。
仕上がりがいまいち＋ハンドルと一緒に回るタイプはわかりにくい、エアバッグを取り去るのがイヤだ、というのが主な理由。

今回のキットはそれを解消するために、純正ハンドルが使えて、固定型の、見栄えのいい（純正品ですからね）パドルシフトになります。
…かなりの予約者が現れているらしい。

あとは各部品の見積もりと、販売価格決定なんですよね！

がんばれZack.

ちなみに開発状況は順次下記HPの左下のボタンからジャンプするところにアップしていくそうです。

うーむ、私のアイデアからビッグビジネスが飛び出すか？？
…まあスモール程度でしょう。
・

さらにGT-R情報です

**********************************************
【モータースポーツ】「NISSAN GT-R」が SUPER GT に参戦 – 10/25
当社及びニッサン･モータースポーツ・インターナショナル株式会社（本社：東京都品川区南大井 社長：眞田裕一）は、2008年シーズンのSUPER GT、GT500クラスに「NISSAN GT-R」で参戦することを発表した。同車によるモータースポーツへの参戦は、2003年に当時の全日本GT選手権（JGTC）でシリーズチャンピオンを獲得して以来五年ぶりのこととなる。「NISSAN GT-R」レース車両によるプライベートテストは間もなく日本国内で開始される予定。

車両の詳細およびチーム体制などは、2008年2月に計画されている日産自動車モータースポーツ体制発表会で公表される予定。

以　上

**********************************************

やはりSUPER GT参戦ですか。
NSXはずるいなあ（値段やパッケージングの点で。でも基本設計は古いけどね）、と思っていたけど、これで勝たないとまずいですね。

エンジンは4.5L V8 NAを載せるのかな？
ボディ形状はさらにエグいものになるんだろうなあ。
それにしても楽しみです。