フロントリップスポイラーをカーボン(風)に!
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
先日、ちょっとした不注意で純正フロントリップスポイラーを損傷させてしまいました(涙)
パテで修正して、塗装すれば対処できるのですが(前V35に中古のエアロバンパーを購入して取り付ける際に補修をしたので、あれに比べたら楽…なはず)、それだけでは面白くない。
…面白くない、という段階でおかしいのですが(笑)
もちろん、後期V35用の社外リップスポイラー類があるわけありません、多分。(あったとしてもFRPは破損の恐怖があるので買いませんが)
ということで、今回はちょっと指向を変えた表面処理をすることにしました。
ネットを探してみるとこのシートを見つけました。
3M製の”ダイノックシート”というビニルシートです。
シリーズの中のカーボン調のものを選びました、黒色。
カーボン風に仕上げるにはいろんな素材があります。
その中でも、これは“よく伸びて貼りやすい、見た目もかなりホンモノっぽい”と定評があります。
残念なポイントが…高額!であること。
横幅は122cmと固定されて、あとは長さを指定します。
定価は、1mあたり1万円以上!ととんでもない値段です。
残念ながらV35のリップスポイラーの長さは122cm以上あります。
1枚モノで行くと2m以上必要、半分でつなぐと繋ぎ目が汚くなる(カーボンがらなのでずれが目立つ)…。どうしよう。
でも、ここは思い切って2mちょっと、大人買いしました!
(大げさなようですが、私にとっては思い切った判断でした)
写真上:なぜか持っている純正リップスポイラーのスペア(残念ながらこれもキズもの)の表面を電動やすりで整え、洗浄&脱脂を行います。
少し大きめに切ったダイノックシートを用意して作業開始です。
あ、この作業は暖かい部屋の中でやった方がいいです。
写真下:カーボン(風)シートのアップです。
本カーボンゼロ(笑)の純ビニルシートですが、この質感はすごい。
色もそうですが、触ると凸凹している。
色合いはマットで、何となくドライカーボンの風合い。
高いだけのことはあります。
念のために小さく切り取って試しにドライヤーで温めてみると、これが伸びる伸びる…。ちょっと温めるだけでOKです。
かなり期待が持てます。
2
写真上:いきなり完成の図です。
作業途中などあまりに集中しすぎて写真を撮る余裕はありませんでした。
注意事項は
・一人ではほぼできません。手が足りない
部品を持つ人、シートを持つ&貼る人、ドライヤーを当てる人
の3人いれば万全。
うちは嫁さんと娘総動員で作業をしました。
・とにかく温めて貼ること。
温めることで表面が柔らかくなり、より貼りやすくなります。
また、シートの糊がより強化されてしっかり貼り付きます。
・慌てないこと
失敗しそうになったら、一度はがして貼り戻すぐらいの余裕で行きましょう。
・時々今から貼りつける残りのシートの向きが合っているかチェックし、早いうちから方向修正すること
お金があれば大きめにシートを切って作業すればいいのですが、それほど大きく余裕を持たずにシートをカットしたので、ちょくちょく方向修正しながらやりました。ここでも温めると伸びのいいダイノックシートは何とかうまくやれます。
御覧の通り、みた感じはかなりきれいにできました。
曲面は大変でした。
ちなみに通常見えない底面は…伸ばしたシートの帳尻を合わしたりしたので、しわが結構出ています。
見えないので問題なし。
あとは必ず端部は裏側に巻き込んで終了させることですね。
表面に端部があると、そこから剥げやすいです。
写真下:それでは取り付けです。
いつものように車両を持ち上げ、フロントバンパーをはずします。
…なんかここのところ毎週この姿になっているような(笑)
3
はい、はずしたバンパーです。
赤丸の部分、これがリップの損傷部です。
ぱっと見はそれほどでもありませんが、完全に亀裂となっています。
実はオイル交換をした後に車をスロープから降ろすために前進したのですが、このときにオイル缶をよけるのを忘れていて乗り上げて損傷…となったわけです。はああ。
何事も慌てて作業すると良いことはありません。
4
写真上:バンパーさえはずせばリップスポイラー交換は簡単です。
固定しているナット4か所、プラリベット4か所、ビス2か所をはずせばポコッと取れます、ちょっとひねることが必要ですが。
取り付ける際は、バンパーとの隙間埋めのシーリングテープ(純正)をリップスポイラーに取り付けることを忘れずに。
これでより純正っぽく見えます。
写真下:今回とは関係ありませんが、前回あわてて取り付けたミツバアルファⅡホーンの写真も撮影しました。
ちょっと大きくなりましたが、音量+音質かなりお気に入りです。
色も目立たなくてGOOD
5
あとはバンパーを元に戻せば完了!
バンパー取り外しは15分ぐらいでできるようになりました(笑)
やりすぎですね。
取り付けた感じはこんな調子です。
うーん、微妙?
ボディ同色の方が一体感があって、より低く見えるかもしれません。
スポーティなんですけどねえ。
嫁さんは”あごひげが生えたみたい”と笑っています。
6
ということで、完成写真です。
うーん、やっぱりまだ悩んでいます。
はずした亀裂スポイラーをパテ修正して、ボディ同色に塗ってそうちゃくするか???
ダイノックシート高かったしなあ…
悩みます。
話戻りますが、このダイノックシートは前評判通り、伸びがよくてとても貼りやすいです。
落ち着いてやれば、初めてでもこれぐらいの仕上がりにはできますよ!
さあ、自分でやろうぜ!
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク